二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FloWer-凍り付く花たち- テニプリ
- 日時: 2010/09/13 18:04
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 今年の目標は、志望校に受かることとツンデレをマスターすることです。
はい、こんにちは!!
または、初めましてですね^^
亮、と申しますv
新作!!、というより、2回目の立て直しですねvv
まだ構想段階で、色々これから決めるんですが・・・・・・
あまり此処に来られないので、今日立てちゃいます^^
目標は、ツンデレ主人公!!コレ1番です。
と、出来れば複雑でハラハラする、人間関係w
えへへ、頑張りますb
——————
【CAST】
海神芙美 >>001
海神隼人 >>002
織原リサ >>003
神野ヒロ >>004
黒鳥扉 >> 後々出てきます^^
日向葵 >> そのうち出てきます^^;
竹下離那 >>007
【もくじ】
読む前の注意事項 >>010
000 prologue >>
バトテニ−サヨナラ、−番外編執筆中^^
【ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=15471】
いろんな愛のカタチ−スキだからだからこそ−
【ht☆tp://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=16853】
↑ 亮の他小説たちです!!
☆を抜かして、検索してください^^
- Re: FloWer-凍り付く花たち- テニプリ ( No.15 )
- 日時: 2010/09/15 14:56
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
>唖柚季
さっそく、呼びタメでw
妖モノ・・・!!
そういうの、すっごくスキvv
登場人物たちが魅力的だよぅ^^
お話、楽しみにしてるねb
- Re: FloWer-凍り付く花たち- テニプリ ( No.16 )
- 日時: 2010/09/15 15:10
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: ————FloWer
いつも気がつけば、地面を見る。
そこにはいつも、
何もなくて。
だから、何もないそこに座って、
1人ぼっちで涙を流した。
だけど。
涙で歪んだ、世界に。
花が咲いた。
彼らは雨に降られても、雪が積もっても、風に倒されても、誰かに踏まれても。
強く逞しく、それでいて美しく優しく、
いつでもちゃんと、そこに咲いてる。
そんな、彼らのように、強く生きたいよ。
彼らのように、自分を信じて生きたいよ。
誰かを愛することを知っている花たちは、今日も咲いている。
きっと、とっても澄んだ青空を見上げて。
私は、愛することを知らない。
The sky that would be blue reflected in the gray on my eyes.
——————青いはずの空は、私の目には灰色に映った。
- Re: FloWer-凍り付く花たち- テニプリ ( No.17 )
- 日時: 2010/09/16 17:39
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
いつでも笑顔だね、誰かが私にそう言った。
001
カーテンを開けると、今日も空が広がっていた。
自転車で一気に坂を下る。
ちょこん、とリボンで括った髪が、風に揺れる。
彼女が向かう、その先には———、
「しっしどー!!」
長い髪を1つに結った少年が。
「うわ、芙美?!」
「おはようございまーす!!」
芙美と呼ばれた少女は、そのまま少年の横を自転車で走る。
少年は、若干不機嫌そうにいった。
「突っ込んできたら危ねぇだろーがよ、運動音痴」
「それ禁句だよー 良いじゃん、1人の登校は寂しいモノだよ」
「ったく、よぉ」
納得いかない、という表情をしてみせながら、宍戸は芙美の自転車の籠に自分のテニスバックを乗せた。
「ちょ、おい!!宍戸、前見えないんですが」
「良いだろー、ちょっとくらいな」
「転けます、転けます、芙美ちゃん転けますー」
巫山戯たことを良いながら、本当にグラグラし始める芙美。
宍戸は呆れながら笑う。
他愛のない会話を続けていると、向こうから見覚えのある姿が目に映る。
「お!!宍戸、芙美ー」
ピンクのおかっぱ頭を飛び跳ねて揺らしながら、近づいてくる。
「お前ら今日も一緒なのなーっ」
なんて、からかいの言葉を飛ばしながら。
「岳人。・・・・・・今日もってか、今日は、なんだけどな」
「何よぅ、私と2人は嫌ってか」
売り言葉に買い言葉な2人を、「してやったり」、という顔で笑って見ている岳人。
岳人に気を取られていたが、後ろには忍足侑士の姿も。
「自分ら、よう飽きんなぁ」
と、低音関西弁で呟いた。
「芙美!!俺のも乗せろよ」
「え、」
「宍戸の背負ってー、俺の籠に入れれば大丈夫だろ??」
岳人の提案で、芙美は宍戸のバックを背負い、岳人と侑士のを籠に乗せた。
これが、朝練がない日の登校スタイルだ。
学校前の坂道で合流、自転車通学の芙美が皆の荷物を持つ、そして———
「おいてめぇら。女に荷物を持たせるとは、男の風上にも置けねぇな」
王様[キング]のご登場。
「「跡部!!」」
彼はリムジンの窓から顔を出し、偉そうに皆に声を掛ける。
そもそも荷物を自分で持ったりしないのだ。
「あとべぇ〜、お前にそっから言われても説得力ねぇっての」
岳人が笑いながら言う。
本当に、賑やかな人だ。
「あぁ、悪かった。第一、女といえるヤツでもなかったな」
「分かってくれりゃぁいいんだよ、ははは」
「3人分くらい、たいしたことないやろ。芙美には」
跡部の辛辣な一言に合わせるように、宍戸と侑士が笑いながら言う。
「キミたちさぁ、少しはマネージャーに敬意を示そう??」
こうなったら、芙美のそんな一言も届かないワケで。
そんな彼らに呆れながらも、若干楽しさを覚えるようになった。
——2年前から、随分変わったんだよなぁ
楽しそうな仲間を見て、芙美はふと、自分の氷帝での2年間を思い空を見上げた。
——あの頃は真っ黒、だったな、空。
雨の日はもちろん、晴れの日だって。
この空は何処までも曇っていて、重たくて、今にも押しつぶされそうだった。
全ては、自分の弱さのせい、だけれど。
——今は・・・・・・??
——今は、何色??ちゃんと、青色なのかな??
——そんな、すぐに晴れる雲じゃないか。
今は空が暗くても、此の地面には、明るい花が咲いている。
「芙美、跡部が乗せていってやるってよ」
宍戸が芙美の籠から、バックを1つ取る。
「遠回しに言わずに、最初から素直に言ってくれりゃぁいいのによ」
宍戸はため息混じりに笑った。
その後ろでは、岳人と侑士と、跡部の車の中で既に眠っていたジローが、楽しそうに話している。
跡部も、今日も機嫌が良さそうだ。
——私の周りが、こんなにも色づいているなら。
——空は関係ない、かな。
「おい、早くしろ」
跡部の声が聞こえる。
相変わらずの命令口調。
「うん、今行く」
それでも良い、と思える自分がいるのが、少しだけ負けた気がして情けないけれど。
芙美は自分の自転車と、跡部の車に乗り込んだ。
——私は、今が気に入っている。
賑やかな声と、明るい笑顔。
これがあれば、充分だ。
彼らと出会って、私は変わった。
- Re: FloWer-凍り付く花たち- テニプリ ( No.18 )
- 日時: 2010/09/15 18:04
- 名前: 唖柚李 (ID: 8hgpVngW)
楽しみにしてて^^
コメもしてくれると嬉すぃ^^
跡部w
女だよ、芙美ちゃんは女だよ。
私は一個も持てませんよw orz
でもでも、跡部は結構優しいよね^^
保留取り待ってまーす^^*
>>亮っち(笑)
- Re: FloWer-凍り付く花たち- テニプリ ( No.19 )
- 日時: 2010/09/16 17:42
- 名前: 亮 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
>唖柚季
コメしときまーす^^
芙美ちゃん、完全になめられているのですww
そうだよね!!
跡部は絶対に優しいと願ってるー^^
>皆様
保留取りましたーv
修正たくさんしたので、全部読み返していただけると助かります^^
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