二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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戦国BASARA{月下光臨}
日時: 2010/10/02 14:03
名前: 美輪 (ID: p./2qFOd)

こんにちわ!美輪です!浅井軍を、舞台としたBASARA小説を書かせていただきます!
ではでは、主人公からご紹介・・・↓

名前「氏原 舞」
年齢「19」
武器「刀・召喚獣(体力を消耗して召喚)」
性格「素直。軽蔑しなく誰にでもやさしい。だが、怒ると怖い。主人のためならば、相手も無残に殺す。」
容姿「わけあっておかっぱ。浅井の巫女の中で一番の美人。」
過去「伊達軍の巫女として育った。伊達政宗の母が主人。わけあって浅井に。」
ボイス
「浅井軍一番の巫女、氏原舞!こよい、あなたを三途の川までお送りいたす!!」
「姫様は1人じゃありませんよ。」
「そうですねぇ〜、あなた、殺していいかしら?」
「え・・・、ま、政宗・・・なんでここに・・・?!」
「長政様!この人たちと同盟組むの嫌です!」
「転んでもいいや。また立ち上がればいい。」




>>0 ごあいさつ&登場人物
>>3 第1話「氏原舞」
>>4 第2話「今川軍倒します!」
>>7 第3話「金色の者」
>>10 第4話「初めまして!」
>>11 第5話「敵襲!」
>>12 第6話「気づかなければ」
>>13 第7話「いるものじゃない者」
>>14 第8話「大丈夫です」
>>21 第9話「千乃冬を越えて」




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Re: 戦国BASARA{月下光臨} ( No.11 )
日時: 2010/09/27 17:50
名前: 美輪 (ID: OZxqQ4OG)

第3話「敵襲!」



パタン・・・。
ふすまを閉め、フゥと一息つく。
「・・・姫様・・・。」
なぜか、切ない。
「・・・ゆっくり、寝てくださいね・・・。」
ふすまの向こうにゆっくり語りかけた。
と、同時に。
「敵襲!!!!!!!!!!!!!!」
悲鳴か、絶叫かわからなかったけど、叫んでいるのはたしか。
「え・・・!?」








「はぁ〜、眠〜。誰だよぉ、相手。」
亜樹が半目で言う。その隣にいた巫女が言う。
「なんかぁ〜、結構大物じゃないかって話だよ。」
「げぇっ、マジでぇ?長政様、悪だと機嫌悪くなるし〜。」
「・・・・・・」
舞の顔が強張った。
「舞?どした?」
「・・・なんでもない・・・」
「そういや舞って」
その時、大声で
「こらぁ!そこ!来たわよ!早く準備しなさぁい!」
と恐ろしい声が聞こえた。
「ああ〜、あの人怒るとこわいんだよなぁ。」
「あの人」というのは、巫女の代表者、白夜だ。
「行くよぉ。」



「市・・・怖いっ・・・。」
「大丈夫ですよ。舞がお守りいたします。」
その優しい声と笑顔に、市の不安と恐怖は少し収まった。
その舞を見て、長政が深閨な顔で言う。
「・・・舞、市を頼むぞ。」
「御意!!」
市を、守る自信はあった。
と、ダダダダダダダダッと、馬が森の奥から走ってくる。
戦の始まりの合図だった。




しかし、その敵に、舞・その敵も息を飲んだ。



Re: 戦国BASARA{月下光臨} ( No.12 )
日時: 2010/09/27 18:06
名前: 美輪 (ID: OZxqQ4OG)

第6話「気づかなければ」


「おのれ!伊達政宗め!貴様、夜な夜な悪党どもと暴走しておるな!悪だ!削除すべきぃ!」
「ハッ、今時こんな奴いるんだな、小十郎。・・・まぁ、いい。パーリィの始まりだぁぁぁ!」
伊達軍の兵たちの声が、大地を揺るがせる。
「・・・チッ、」
舞は短くしたうちをした。この軍にはなんとしても、正体を隠さなければいけない。
「いでよ!我が名は舞!金色の者!出番は月乃状!!」
舞の右手から、白馬に角がはえた妖怪が出た。
「さぁ・・・いっておいで・・・」
静かに月乃状の耳元でささやくと、月乃状はさっそく、斬り始めた。
だが、ここで、相手の大将、伊達政宗は気づいてしまった。



          気づかなければいいものの・・・。



「おい、小十郎、あの女いったい誰だ?」
「ああ、織田の妹とか・・・嫁いてきたのか?」
「違う。その横の。」
「あの・・・、巫女服の??・・・あ、あれは浅井で一番の巫女とか・・・。」
「名前は?」
「・・・ええと、舞・・・だったようなきがします・・・。」
「!」
「・・・何か?」
「・・・・・・・・・いや。」



         ・・・舞!!!!







『このものは、私の主人の血を引いているものです!私の主人も同じです!!』
頭から血が出てる、15,14らへんの少女だろうか。
『じゃあ、お前の命をわたしてもらおうか。』
『いいえ!私はまだ主人の命令が残っています!この命を預けることはできません!!』
『じゃあ、その坊やをくれるか?』
坊やとは、右目に包帯を巻いている。同じく・・・いや、もうちょっと年上だろうか。
『・・・!』
決意の目で、相手をにらむ。そして、腰までの長い髪を手で一つにし、刀で切った。
黒い綺麗な髪は、首までになってしまった。
それを見て、少年の眼は黒くなる。そんなのには目もくれず、髪の毛を広いながら少女は言った。
『・・・巫女にとって、髪を切ることは、霊力を切ることだといわれています。だが、これは私の命に代わるもの・・・。どうかこれで、お許しください。』
そういい、少女は土下座した。
それに参ったのか、髪を受け取り、相手は帰っていった。
ボロボロになった体でも、優しい笑顔で少女は少年に向かい、
『帰りましょうか、政宗様。』
と微笑んだ。


Re: 戦国BASARA{月下光臨} ( No.13 )
日時: 2010/09/28 16:49
名前: 美輪 (ID: Gceb0fQF)

第7話「いるものじゃない者」



「あ、ばれちゃいました。」
「・・・?何に?」
「いえ、姫様には何もありません。」
にこっと舞は微笑んだ。
「よし、舞は順調だな・・・。!!」
「おお、順調ですねぇ・・・浅井長政さん・・・。」
「明智、光秀!!!!」
「ああ、誤解なされずに・・・。護衛ですよ・・・。」
「あ、兄者か・・・。」
「ええ・・・。」

「光秀・・・。兄様・・・。」
ホットした目で市は長政たちを見ている。
「・・・。」
明智光秀は、織田軍ならではの、鉄砲軍を率いている。
「これで、簡単に」
舞の顔が緩んだとき、バンッ!と物凄い音が響いた。
銃の音だ。
「長政様ぁ!」「長政様!」
銃を打ったのは、明智軍の1人だ。
浅井軍も伊達軍も、戦をやめ、明智光秀に注目がいった。
「なぜ・・・?」
舞は、倒れている長政の前に立ち、光秀をにらむ。
「あらら・・・当たってしまいましたか?これは、失礼・・・。」
「!!!おのれ!裏切ったな!」
「フフフ・・・、誰がそんな下衆と手を組みます?」
「・・・」
舞は光秀を睨んだ。
「浅井軍一番の巫女、氏原舞!こよい、あなたを三途の川までお送りいたす!!」



「ああ・・・、ああ・・・。」
市が低くうめき声をあげる。
「長政様・・・!!」
長政はもう手遅れだった。胸を中心に打たれてしまった。
「・・・舞・・・!!」
ボロボロと涙が落ちながら、光秀と戦っている舞に目を向けた。
その近くにいた巫女数人が言う。
「すごい・・・。どんだけの体力・・・?」
「かれこれ、20分は戦ってる・・・わよね?」
「さすが・・・。」
舞は少し息が切れたようだった。光秀はそれではすまない。
体力が無くなる前に、月乃状は戻し、刀で戦っている。
{ダメだ・・・。このままじゃっ・・・!}
舞の体は限界に来ていた。月乃状を長時間だしていたせいか。
「・・・っ・・・」
目の前がゆがんだ。視界が効かなくなる。
{あれ・・・?}
「「「「舞!!!」」」」
その声で、意識が元に戻った。時には、遅かった。
「グハッッ・・・!」
舞の口から血がでた。銃で撃たれたのだ。
舞の体は、もう限界だった。



それでも、舞はまだあきらめなかった。



Re: 戦国BASARA{月下光臨} ( No.14 )
日時: 2010/09/28 16:55
名前: 美輪 (ID: Gceb0fQF)

第7話「大丈夫です」



「舞・・・!」
市の目が涙目になる。
「・・・お市を喰らわせなさい。」
「「「承知」」」
光秀が、部下数人に、指示をだした。
「「「キャアッ!!」」」
お市の周りに銃がとんだ。
巫女はすぐさま、その場所から離れた。
「あと・・・、一発・・・ですかね?」
「あっ・・・!!」
お市に、銃が向けられる。



        バンッ!!


ほんの何秒かの出来事だった。
血が飛び散った。でも、それはお市のモノじゃない。

舞のものだった。

「ハァ・・・ハァ・・・」
お市を抱いて、庇ったのだ。
「っ・・・・!!!」
舞の生命力に負けたのか、明智軍は去っていった。
「ま、舞!!」
舞の背中は血で染まっている。
頭からも血が出ている。
「ひ、姫様・・・、大丈夫・・・です・・・・。」
そういって、舞は倒れこんだ。


「舞ぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


Re: 戦国BASARA{月下光臨} ( No.15 )
日時: 2010/09/28 21:49
名前: 淡幸 (ID: 3sIbxPMr)

お久しぶりです
パソコンおかしくて物凄くキー打ちにくいです
コメントあんまりできません
すみません


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