二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- テニスの王子様〜適当に妄想したのを書く編w〜
- 日時: 2010/10/08 20:36
- 名前: 白石空樹 (ID: xr1in99g)
こんなクッソくだらねぇ小説に来てくださりありがとうございます^^
ここは、そこらへんで妄想したのを、適当にまとめるところですw
きまぐれで書くから来なくなったりめっちゃ来たりw
最初らへんは、「○●が○○みたいになったらwwwキャーキャー////」みたいなwww
ま、大目に見てやってな☆
全然似てない可能性88㌫なんでwそこんとこは…w
じゃ。最後はエクスタシーで終わりますw
主に、四天宝寺、立海、氷帝、青学、かなwww
四天宝寺と立海しかやんない可能性も0じゃないww
コメントを頂いたお客様♪
じゅりあ様 全6回
折原様(赤也) 全1回
目次
第一話「白石の…財前家に泊まろう!」
>>1 >>2 >>3 >>6
第二話「ハロウウィン企画(早い早いw)仁王が吸血鬼だったら」
>>7 >>8
第三話「片思い」
>>11-15
第四話「修羅場」
>>16-17
第五話「白石のお話2」
>>18
第六話「忘れ物」
>>21
第七話「電話」
>>22
第八話「俺のプリン」
>>29
第九話「財前光、中学2年」
>>32-33
オリキャラは、今んトコロ「由梨」って名前なんで
募集はしてないッス。
- Re: テニスの王子様〜適当に妄想したのを書く編w〜 ( No.18 )
- 日時: 2010/09/24 18:58
- 名前: 白石空樹 (ID: xr1in99g)
新しい話。これはこれで好き。結構ね。
「…蔵ノ介?」
部活中。
なかなか白石が見当たらない、と謙也が心配そうに言っていた。
それで部室に行くついで探すことにしたのだが。
部室に小さな子供が座り込んでいるのが見えた。
見た目的には3歳、4歳あたり。
……白石蔵ノ介にみえなくもないが、
わたしの声に振り返ると、子供はすくっと立ち上がって私のそばにやってきた。
そしてわたしのスカートの裾をつかんだ。
ぱっちりな子供の目がわたしを見る。
「……えっと、…君は…」
「ここどこ?」
「え、」
「ままは?ぱぱは?おねーちゃんだれ?」
「あ、わたしは…由梨っていうんだー。君、お名前と歳教えてくれるかなぁ」
少年は一生懸命指を数えてる。
か、可愛いいいいいいい!
子供と視線を合わせるためにしゃがむ。
…色素の薄いぴょこぴょこしたやわらかい髪はどこかの誰かさんに見える。
と、
「くらのすけ!3さい!」
あががががががが
わたしは少年(くらのすけくん)を抱きかかえて部室を出る。
そして大声で叫ぶ
「白石蔵ノ介が子供になってしまったーーー!!!」
すると練習中だった数人のレギュラーが駆け寄ってくる。
千歳と金ちゃんに小春とが興味津津に3さいのくらのすけくんを見ている中、謙也とユウジの絶叫が耳を通り過ぎる。
「ほ、ホンマにくらのすけなん?」
そう聞いてきたユウジに私は頷く。
「この髪と顔つきが白石蔵ノ介だ!ありえない!なんで!」
するとボーっと見ていた千歳がしゃがみ、くらのすけくんの頭を撫でた。
くらのすけくんはくすぐったそうに目を細めて千歳を見上げた。
「…名前ば教えてくれっちゃ」
「しらいし くらのすけですッ」
にか
とくらのすけくんは笑った。
その無邪気な笑顔に小春とユウジと謙也の絶叫が再び耳を通過する。
「確かに白石たいね」
千歳はすくっと立ち上がって言った。
「ばってん、どぎゃんしてこんなこつに?」
「わかんない…部室行ったらこの子がいて…」
くらのすけくんは金ちゃんとじゃれてる。
いつのまにか見に来た財前が写メを撮っているし、小春はユウジとキャッキャッしてる。
謙也はその場に座り込んでいるし、銀さんは「ほー」と見ている。
「なにがあったかわからんたいね」
「うん」
すると金ちゃんとじゃれるのに飽きたのかこっちにやってきたくらのすけくん。
くらのすけくんはわたしのスカートの裾を右手でつかみ、左手で千歳のズボンのジャージをつかんだ。
「「え」」
で終わりっていうww好評だったら続き書きます。
- Re: テニスの王子様〜適当に妄想したのを書く編w〜 ( No.19 )
- 日時: 2010/09/25 10:50
- 名前: じゅりあ (ID: y7bFYsAW)
とっても白石君が優しかったのでまたほれてしまいました!!私続き読みたいです!!
- Re: テニスの王子様〜適当に妄想したのを書く編w〜 ( No.20 )
- 日時: 2010/09/25 19:59
- 名前: 白石空樹 (ID: xr1in99g)
じゅりあ様≫ひぇ〜三回目のコメントありがとうございます!
今んトコロ、じゅりあ様しか、コメントくれないんで、
めちゃめちゃ励みになります!これからも、
頑張っていきます!俺のお嬢様♪
- Re: テニスの王子様〜適当に妄想したのを書く編w〜 ( No.21 )
- 日時: 2010/09/26 09:42
- 名前: 白石空樹 (ID: xr1in99g)
忘れ物♪忘れ物ったら忘れ物♪
忘れ物。
私はそう友達に告げて教室へ戻った。
扉をあけると、机に突っ伏す男子がいる。
よく見るとそれはイケメンエクスタシー男白石蔵ノ介。
かっこいい、と四天宝寺中で有名な彼に好意を寄せる友人は少なくない。
でも、彼に彼女ができたという噂はない。
……まあ、興味ないけど。
机に手を突っ込んで忘れ物の携帯を取った。
それを制服のポケットに入れて教室を出ようとしたとき、静かな教室にかすれた声が聞こえた。
「……待って」
「?」
その声は白石からだった。
白石はムクリ、と起き上がると机に頬杖をついて、こっちを見た。
「お願いがあるんやけど…」
「なに?」
「このお菓子全部食べてほしいねん」
「…」
彼のカバンからあふれんばかりのお菓子が出てきた。
なんだそりゃ。
バレンタインでもポッキーの日でもないけど。
「…なんかいっぱい貰たんや。」
なるほど、モテる男はつらいですね。
私はそんな白石を見る。
……まあ、お菓子貰えるのならいただこう。
私はゆっくりと彼の机のそばに寄る。
「サンキューな」
そう言ってお菓子を机にばらまく。
そこには飴やガムはもちろん、ポテチやチョコレートに酢昆布など、たくさんのお菓子があった。
わたしはチョコレートを手に取り、口に入れた。
一口サイズだから食べやすい。
しっかりチョコレートを食べ終わると酢昆布に手を伸ばす。
「……食べないの?」
さっきから私が食べてるところを見る白石に聞く。
白石は相変わらず頬杖をついたまま笑みをこぼす。
「食べへん」
なんでだ。
こんなにおいしいのに。
「…なんで?」
「ああ、…ちょっとな」
今度は困った笑顔を浮かべた。
にしても、頬杖似合う男だ。
「ふーん、」
酢昆布を食べ終えて次にマーブルチョコに手を伸ばす。
なんか手が止まんなくなってきた。
ふと時計に目をやると教室に忘れ物を取りに行って10分立っていた。
わたしは食べながら携帯を取り出し、先に帰っててとメールを打つ。
もう少し食べていたい。
だって食べないんでしょ?
メールを打ってから今度はポテチの袋に手を伸ばした。
………いつまで見るのだ?
白石はじーっと私を見つめてる。
そんなに楽しいか?
何かを食べてる人間見るの。
「……」
「……」
ポテチの「パリパリ、」という音が教室に響く中、ポツンと白石が口を開いた。
「リスみたいやな、自分」
は?
ポテチを食べながら彼を見ると口の端をやんわりと釣り上げて笑っている。
「ほっぺた膨らまして食っとるし。」
ほー…
めちゃめちゃ綺麗な笑顔を浮かべて白石は言う。
「そう?」
「そや」
「ふーん」
空になったポテチの袋を綺麗にたたみ、次のおせんべいに手を伸ばす。
白石はやっぱり頬杖をついて私を見てる。
「……」
「……」
「ね、なんで食べないの?」
まさかダイエットしてんの?
と聞くと白石が吹き出した。
「ちゃうちゃう。」
「じゃ、なんで?」
「虫歯」
「へー、虫歯か……って、え?虫歯?」
ええ?
意外だ。
あの白石が虫歯?
白石は右頬を押さえた。
「せや。自然にまかせて直してるんや」
「……」
…自然に治ると思ってんのかコイツ。
虫歯は歯医者さんという名のスーパーマンにやっつけてもらわないと治らないよ。
と、言いたくなる。
「…自然に?」
「せや。絶対治るって」
もし本当だったらとっくに私もやってる。
飴をゴリゴリと食べながら白石を見る。
「本気で言ってんの?」
すると白石は
「せやで?」
と真顔で返して来た。
まじか。
あれ、あんた中三だよね。
まさか……
「……歯医者行ったことないの?」
「ないけど…?」
まじか。
初めて見たぞ私。
生まれてこの方行ったことないそうだ。
歯医者に。
- Re: テニスの王子様〜適当に妄想したのを書く編w〜 ( No.22 )
- 日時: 2010/09/26 09:46
- 名前: 白石空樹 (ID: xr1in99g)
千歳のお話
真夜中、うとうとと眠りかけたわたしのところに一本の電話が入った。
相手は千歳。
大好きな彼氏。
それとともに幼馴染。
そして彼は今、大阪にいる。
つまりは遠距離恋愛をしてる。
目をこすりながら携帯を取ると、通話ボタンを押した。
「もしもし?」
≪…寝とっと?≫
「これから寝ようとしてた」
≪悪い子たいね。≫
「千歳もね」
≪ふふ、≫
電話の向こうは静かだ。
「……大阪楽しい?」
≪…どぎゃんしたと?≫
「こっち寂しい。」
だって桔平もいないし、千歳もいないし。
わたし一人寂しいんだ。
そう続けると千歳の困った笑い声が聞こえた。
≪ハハ…すまんったい≫
「まったくよ…それで、なんで電話したの?」
≪…ああ、≫
しばらく沈黙が続いた。
わたしは携帯片手にベランダに出る。
と、
≪……星の見ゆんな?≫
そんな声だ聞こえた。
星の見ゆんなとは…星が見えるかい?という意味。
わたしはそっと空を見上げた。
残念ながらこちらの空は曇り。
星も月も見えない。
「…ううん、見えんたい」
≪…そかー、こちはたいぎゃーまばゆかとよ≫
「そっか」
そっちはまぶしいくらい見えるんだね。
≪あ、星じゃなかとよ?≫
「え?」
≪建物たい。まばゆくってん星がよう見えんたい…≫
「…そっか、」
都会だもんね。
ビルとか街の光で星の光が負けちゃって…見えないんだ。
わたしはベランダを出て部屋に戻り、カーテンを閉めた。
「あいたいな、千歳」
≪…オレも会いとうよ、≫
「あたしそっちに転校する」
≪…しゃんむっでんせんちゃよかばい≫
そこまでしなくてもいいよ。
と彼は言う。
「そこまでしていたいの」
≪…≫
そう、時期的にもいいし。
≪いっちょんもっこすたいね≫
「…」
まったく、頑固者だね。
そーですかそーですか。
どうせわたしは頑固者ですよ。
≪ばってん…むぞらしかとよ≫
「う、…ありがとう……」
≪ぷぷ、冗談たい≫
「なに?」
≪ふふっ≫
ったく。
わたしは笑みをこぼす。
よかった、ぜんぜん元気で。
と、千歳の声が止まる。
「………千歳?」
≪…好いとうよ≫
「…ッ!」
い、いい、いきなり何を言い出すのよ…!
≪…好いとうて…苦しいたい≫
「ち、千歳…」
≪…愛しとうよ≫
「……わ、わたしも…」
≪こんちゃかー≫
小さい。
あーそうですかそうですか。
「わたしも好きって言ってんの!」
≪こんちゃかよ≫
「もー!!ぬっ!」
もう寝る!
そう言って切った。
「まだオレ話しとうよ」
「え…?」
今…千歳の声が………きこえたような…
「ここにいるとね」
「…え、…千歳…?」
振り返るとすぐ後ろに千歳が……なぜか立っていた。
「ま、…は?」
「ついさっき帰ってきたっと」
「………」
いやいや。
さっきまで電話…
てか…
「なんでいるの?」
「…いちゃいかんと?」
「いや…悪くはないけど、」
「なら、よか」
「わ、千歳!」
「なんね?」
「ここリビング!弟が起きちゃう!」
「うっちょけ」
「放っておけるか!」
急に千歳が抱きついてきた。
しかもキスもされた。
骨が折れそうなくらいつよく抱きしめられた。
久しぶりに感じる千歳のぬくもりに今まで溜まっていた何かがはじけた感じがする。
「会いたかったとよ…」
「…わたしも、…」
「やっぱこんちゃかねー」
「う、うるさいっ」
「むぞらしかー」
「ち、…千歳だって…」
「…なんね?」
「む……」
「む?」
「千歳もむしゃんよかとよ…」
千歳だってかっこいいよ。