二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦
- 日時: 2010/09/23 13:13
- 名前: 鞠魂 (ID: OMeZPkdt)
こんにちは。
はじめまして、鞠魂です。
皆様に楽しく読んでいただく前に、
・悪口禁止
・荒らさない
・アドバイスなどは受け付けます。
以上のことを守っていただきお読みください。
それでは、よろしくお願いします。
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.12 )
- 日時: 2011/01/28 18:39
- 名前: 鞠魂 (ID: bF4j0KZ2)
第4話です。ちょっと、小説の書き方変えました。
イギリス戦に見事に勝利し、次のアルゼンチン戦に向けて日々練習に励んでいた。けれど、今は皆宿舎の自分の部屋に戻っていた。
「う・・・ん。どうしよう。ここがこうで、あ、いや違う。こっちだ。」
ギ、ギギ、ギィィィ!!
不思議な音がジャパンエリアの宿舎に響いた。
伶花の部屋からだ。
「なんだ、この音。」
佐久間が音を聞いて、言った。
けれど、そう思ったのは佐久間だけではない、離れていている他の部屋のメンバーも聞いていた。
すると、鬼道が。
「この音・・・・・。!!」
佐久間と一緒にいた鬼道がいきなり走り出した。
「あ!おい。鬼道!!・・・・・。いったい、どうしたんだ、いきなり・・・。」
鬼道が向かったさき、それは伶花の部屋だった。
けれど、伶花の部屋に向かったのは鬼道だけではなかった。
「不動。」
ふっと声をもらした鬼道に気づき、不動は少し驚いてから、小さく笑った。
「いつから、居たんだ。」
壁によりかかっていた不動に対し、鬼道は伶花の部屋を気にしながら不動に話しかけた。
「何分か前だ。近くを通ったらこの音がしたんだ。」
「そうか。」
静かな会話だ。そんな中。
「・・・・・。」
何やってるんだろう。光は死んだ。こんなことしても、しょうがないんだ。そのはずなのに、勝手に体が動いて・・・・・。光の笑顔あれが、うれしかった。もう見れないけどね。
伶花が自分の部屋で実験している中。実験中の机と見つめながら思った。
その時、ベットの上に置いておいた携帯がなった。
気づいた伶花が携帯を取った。
「セリアからだ。」
伶花の別のチーム。ダーククリスタルのチームメイトのセリア・アネザネス。彼女から電話がかかってきたのだ。
「どうしたんだ。セリア。」
「伶花か。実は・・・・・。」
セリアは伶花に、静かに話した。
「え・・・・・。何・・・。それ。ホントなんだよね。場所は?」
恐れながら聞く伶花に、セリアは。
「イタリアエリアだ。」
「そっか。それじゃあ。明日練習が終わったら。フィディオに連絡してみる。そしたら、セリアにも連絡する。」
「分かった。」
そういって、通話をやめた。
なんとしても、つきとめないと。
つづく
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.13 )
- 日時: 2011/02/05 21:43
- 名前: 鞠魂 (ID: bF4j0KZ2)
第5話「捜索捜査」
伶花がセリアとの通話を切り、部屋のドアを開けた。
そこには、鬼道と不動がいた。
「?二人で何やってるんだ、私の部屋の前で。」
伶花が不思議そうに、二人をみた。すると、不動が。
「お前こそ、変な音立てて何やってたんだよ。」
不動がそういうと、鬼道も身をのりだした。
「大した事ないよ。ただの実験だから。ちょっと監督のところ行ってくる。」
「実験・・・・・。」
鬼道不思議そうに、呟いた。
監督室にて。
「失礼します。伶花です。」
伶花がノックをしてから、部屋の中にいる監督に言った。
「入れ。」
その言葉を聞いて、監督室に足を踏み入れた。
「突然失礼します。実は、明日の練習が終わったら。少し、出かけさせてもらいたいのですが。」
伶花がまるで、軍人のようなかまえで監督に言った。
「許可する。だが、理由を言え。」
監督が、窓を見て伶花に背を向けていたが、理由を聞こうと冷夏のほうに顔を向けた。
「実は・・・・・。」
—次の日—
ライオコット島の一つの道路に、一台の高級車が通っていた。
「なるほど、それで円堂君や有人君達に・・・。」
伶花が車の中で、セリアから見せてもらった資料を見ながら言った。
資料の中には、40年前の伝説のイナズマイレブンの事件。世宇子中の「神のアクア」など、影山に関係す事件のことが、すべて書いてあった。
「そう。私が道で歩いているときに、金髪だが影山に似た人物を見つけたんだ。」セリアが話すと、伶花が。
「フィディオには、イタリアエリアについたら聞いてみる、何か知ってるかも。その間に、セリアは町に行って聞き込みをして。」
「了解。伶花、1ついいか?」
伶花の言葉を了解し、伶花に問いかけた。
「何だ。」
「実は、影山らしき人物をつけて隠れて見ていたんだ。そのときに、イナズマジャパンの不動明王がいたんだ。しかも、反対側の道には鬼道有人と佐久間次郎もいたんだ。」
「なんだと!目撃されたのか!?くそっ。一番見つけてほしくなかった。特に有人君には・・・。」
伶花は深刻に考えていた。鬼道と影山の接触は伶花にとっては、何よりも深刻な問題だったのだ。
つづく
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.14 )
- 日時: 2011/02/11 16:21
- 名前: 鞠魂 (ID: Cj5Qj.rN)
第6話「不審行動」
「セリアは、あっち側を探せ。私は、こっち側のほうを探す。何かあったら、連絡しろ。」
「了解。」
伶花の執事のレイドが、運転していた車から降り、道で伶花が左右の方向に指を指し、セリアに命じた。それに、セリアは短く答えた。
それから、二人は別れ影山に関する情報を探した。セリアは、人気の多いイタリアエリアの市街地を探しに行った。一方の、伶花はイタリア代表オルフェウスの宿舎へと向かった。
二人とも、影山と見られる男の写真を手がかりにし、聞き込みをしていた。
なんとしても、見つけてあいつの手がかりを探すんだ・・・・・!
という思いが、伶花にあった。鬼道に影山の存在を知られてしまった以上、嫌な思いはさせたくなかった。
自分は、よく知っているから。鬼道の気持ちが分かるから。っと思っていたのだった。
イタリア代表の宿舎の近くへ行くと。
「・・・・・!フィディオ!」
「!伶花・・・・・。伶花!」
フィディオは、イタリア代表の5,6人と一緒にいた。伶花を見たとき、フィディオは救われた顔をしていた。
「どうしたんだ、フィディオ。そんな顔して。」
「実は・・・・・。」
フィディオは、今まであったことを伶花に話した。
「ミスターK!?それは、本当のことなのか!?」
フィディオの話を聞いた伶花は、驚き聞き返した。
「ああ。いきなり来て。ミスターKのチームに、グラウンドを取られて、練習ができなくてこのざまだよ。それで今、みんなで練習ができるところを探していたんだ。」
「そうか。大変だったな、フィディオ。」
心配した口調でフィディオに言ったとき、アンジェロの声がした。
「フィディオ!た、大変なんだ!ジャンルカ達が!!」
アンジェロからの、話を聞いたフィディオと伶花は驚くしかなかった。
「まさか・・・・・。これじゃ、イタリア代表決定戦もできないじゃないか。」
フィディオが言った。
「7人もけがをいきなりするなんて、できすぎている。」
伶花は、そう言いながら。
まさか、影山が・・・?ありえる話だが、証拠は何もない。今は、とりあえずできることしていかなければ。
「フィディオ。私も、できるかぎり協力する。」
そういう伶花にフィディオは。
「ありがとう。助かるよ。ここでじっとしていても仕方がない、行こう。」
そして、フィディオと伶花そして、イタリア代表の残りのメンバーと共に、動いた。
するといきなり、フィディオが歩く真上にところに木柱が落ちてきた。
「危ない!!フィディオ!!」
そういうと、フィディオに向かって走り出した。
「あ!伶花!!」
それを見たアンジェロが伶花を止めようとした。走り出した、伶花木柱をよけれなかったときに、伶花がフィデイオを思いっきり押した。
フィディオは、木柱の下敷きになることは防げたが、代わりに伶花が木柱の下敷きになりかけたその時。
一つのボールが木柱にあたり、伶花は木柱の下敷きになることを防ぐことができた。
「このボール・・・・・。!有人君!」
ボールを蹴ったのは、なんと鬼道だった。
「大丈夫か。伶花。」
鬼道が伶花を見て言った。
「あ。ああ。」
伶花は、鬼道から目をそらしながら言った。それを見た鬼道は不思議に思った。
「すまない、伶花大丈夫か。」
「大丈夫だ。心配するな。」
そういったとき、後ろから円堂が来た。
「円堂。彼も君の仲間かい?」
「ああ!大切な仲間だ!」
なぜ、伶花はここにいたんだ。
鬼道は不思議に思った。伶花は、鬼道を見ながら。
有人君には、嫌な思いはさせたくない。ここは、有人君達から離れセリアと合流すべきだ。
そう思った伶花はフィディオに言った。
「フィディオ。私は、もう行くから。」
「?伶花、もう行くのか?」
「ああ。」
「ほんとに、助けてくれてありがとう。」
「いや。いいんだ。それじゃ。」
そう言って、伶花は歩きだした。その時、鬼道が。
「ついて来い。」
無理やり伶花の手を引っ張り、円堂達から離れた。そして。
「離して!有人君」
鬼道が手を離すと、伶花に向かって。
「何をしていた。何を隠している」
「!?・・・・・。何でも、ない。」
伶花は鬼道から、目をそらした。
「なぜ。目をそらす。それに、俺達が来たときなぜ離れようとした。」
そう言って、もう一度伶花の右手をつかんだ。
「・・・・・。すまない、有人君には迷惑はかけたくない。それに、大切な仲間に嫌な思いはもうさせたくないんだ。大切な人であり、仲間である有人君には、今は言えないんだ。すまない。ことが収まったら言う。」
「・・・・・。」
伶花は鬼道の手をふりきって、去っていった。
つづく
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.15 )
- 日時: 2011/02/19 17:30
- 名前: まりこん (ID: Cj5Qj.rN)
第7話「伶花の焦り」
鬼道達から離れた伶花は、携帯でセリアをイタリアエリアにある、噴水に呼び出した。伶花が来たころには、セリアは噴水を囲っている石段に座っていた。伶花がセリアを見つけ、走りながらきてセリアの隣に座った。
「どうだったんだ。鬼道有人とでも接触したのか?」
いきなり呼び出されたセリアは、なぜ呼び出されたのか知らされれなかった。まずは、なぜ呼び出されたのかを知るために、伶花に聞いた。顔を見て、鬼道とでも接触してこんな顔してるのか。思い聞いて見た。
「ああ。フィディオと一緒にいたところにたまたまきたんだ。しかも、鬼道君に見つかっただけでも困るのに、円堂君と佐久間君と不動君にまで見られて。捜査がしずらくなったよ。」
ため息交じりの言い方だった。
セリアは、何か嫌なことがあると嘘であろうと本当であろうと、伶花がため息交じりで話すのを知っていた。だから、嫌なことがあったのか。という顔をした。それでも、伶花のことを考えそのことは伏せておいた。
「何か、つかめたのか。」
もともと、捜査にでていたのだ。少しでも、いいから影山の情報が知りたかった。
「影山は、『ミスターK』と名乗りイタリア代表の監督になり、自分達のチームをイタリア代表にさせるために、明日。イタリア代表決定戦を行うと。フィディオが言っていた。でも、フィディオのイタリア代表はいきなり7人も負傷した。ちゃんとした試合が行えない状況だ。」
「そうなのか。」
伶花の話に納得すると、伶花も聞いてきた。
「セリアは、何かつかめたか?」
「ああ。影山のそのチームの人物を見たという人に話を聞いたら。ドレットヘアーにマント。ゴーグルとイナズマジャパンの鬼道有人にそっくりなヤツがキャプテンらしい。」
「・・・・・。しょうがない、『最高の作品』である有人君に似せる。影山のやりそうなことじゃないか。」
伶花は、影山と鬼道の関係を知っていた。だから、少し落ち着くことができた。冷静に考え、落ち着かなければいけないと判断した。伶花は、鬼道たちと接触したこともあり、かなり焦っている。冷静に見せているが、セリアは焦っていることを気づいていた。
それから、伶花は考え立ち上がった。
「とりあえず、場所を移そう。ここにいたら、見つかるのも時間の問題だ。あそこで私と接触したということは、有人君たちも影山を探しているに違いない。行くぞ。」
「分かった。」
つづく
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.16 )
- 日時: 2011/03/19 22:31
- 名前: 鞠魂 (ID: w9hamx8g)
第8話「イタリア代表決定戦当日の野望」
翌日。伶花とセリアはイタリアエリアのイタリア代表オルフェウスの宿舎の屋上に回りこみ、隠れながら試合観戦をすることにした。もちろん、円堂や鬼道達にばれない為にだ。影山現在はミスターKと名のり、自らのチームチームKの中には、なんと鬼道にそっくりのプレーヤー、デモーニオ・ストラーダがいた。
「なんてやつだ・・・・・。」
セリアも思わず口に出した。その言葉を聞き、伶花もうなずいた。そんな中、不動は伶花の存在に気づいた。けれど、不動も円堂のような者ではない、ここに居るということはそれなりの理由があるのだろうと言うのであろうと思い、気づかないふりをした。
それからの、チームKとの試合で鬼道は、自分の精神世界で影山に誘惑され思うようにプレーしていないなかった。
愛すべき友が人が苦しんでいるのを見ていることしかできないのか!という思いが、伶花の心の中にあった。
けれど、不動の活躍により鬼道は影山から断ち切ることができ、佐久間の協力も得て、新技「皇帝ペンギン3号」で先制されたものの、試合には逆転勝利した。
「それじゃ。もう行く、練習もあるから。」
セリアは、立ち上がり伶花に言った。
「そうか、無理はするなよ。それと、円堂君達と戦う日までしっかり力をつけておけ、負けないようにな。」
「・・・・・。分かっている。それじゃあな。」
セリアは小さく笑って、姿を消した。それから、少しして伶花の携帯に執事のレイドから連絡が来た。
「どうしたんだ。レイド。」
気軽な気持ちで答えた。けれど。
「伶花様!?伶花様はご無事で何よりです!実は・・・・・。」
「何だと!??」
伶花はすぐさま立ち上がり、無我夢中で走り出した。行く先は、病院だ。その、一瞬の様子を鬼道が見たが鬼道達もそれどころではなかった。そう、今イナズマジャパン対ジ・エンパイアの試合が始まろうとしていたのだ。円堂達も、試合に間に合うように走り出した。
そして、伶花は—。
「レイド!!・・・兄・・・・さん・・・。」
そこには、目を閉じて寝ていた、伶花の兄、涼野風介がいた。
「何があったの?」
「ライコット島で伶花様に頼まれているから。と言って、調べものをしていたときに、車が突っ込んできて・・・・・。一命は取りとめたのですが、いつ目が覚めるか分からない状態で。」
「・・・・・。そう・・・か。少し・・・・・。一人にさせてくれ。」
「了解しました。」
レイドは伶花を気にしながら、病室を出た。
続く
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