二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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学園ヘタリア 
日時: 2010/12/08 16:47
名前: わんこもち ◆MxJhD84ahg (ID: cy/gk7lh)

 くりっくありがとうございます
 学園ヘタリアです。

 主人公は(ホントにある)国じゃなんですけど、
 気にしないで下さい。



 軍事関係とか実際の事とかは出ないんで。
 すいませんm(_ _)m

 ○●おきゃくさま○●

  奈絡さん あかさたなさん
 

 おりきゃら↓

 【名前】ローラ

 【性別】女の子

 【性格】直球で明るい素直(すぎる)な女子

 【容姿】肩につくかつかないかくらいの茶色髪
     身長165cm 瞳は青

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Re: 学園ヘタリア  ( No.12 )
日時: 2010/12/08 18:11
名前: わんこもち ◆MxJhD84ahg (ID: cy/gk7lh)


 日本のいうとおりの道を進むと、靴箱に辿り着いた。

 「よかった〜。ハンガリーさんはどこだろ・・」

 辺りを見回すと、誰かが叫んでいた。

 「ローランさん!出てきなさい!!もう一度いいます。ローランさん、いるなら即刻出てきなさい!!」

 私を呼んでいる・・・。
 あの人、誰?

 てゆーか、拡声器で叫ばれてるし・・恥ずかしい。

 「あのっ!! 私、私がローランですっ!!」

 男の人は拡声器の電源をOFFにすると、こちらを向いた。

 「ああ、貴方がローランさんでしたか。お会い出来てよかったです。まさかイギリス領になって、いびられてるんじゃないかと心配いたしましたよ」

 「まさか。まぁ、お茶飲んで、交渉されそうになってましたけど・・・・」

 「まぁ、ほんのジョークですけど。無事で良かったです」

 「・・・あのー、あなたは?」


 男の人は、おじぎをしてメガネをかけなおした。

 意外と礼儀正しい人なんだなぁ・・・。


 「私はオーストリアです。エスターライヒともいいます。今からあなたを寮の方までご案内します」

 「あー、なんかすいません。いろいろと」

 「お構いなく。新入生の管理も風紀管理委員会の仕事の一つですから」

 そんな委員会あるんだ・・・。
 真面目だし、親切だし、いい人だな〜

 いろいろと話しながら歩いていると、住宅街についた。
 ほとんどオーストリアさんの1人話だが。
 たとえば、

 「アルプス山地の内陸国で5世紀ハルシュタット文明から原型を築き、1156年に神聖ローマ帝国のオーストリア大公領として生まれ、15世紀にはヨーロッパにおいて、確固たる地位を築き上げたハプスブルク王朝の元で成長しましたが、三十年戦争による神聖ローマ帝国内の混乱により、波乱に満ちた青春時代をすごすこととなり…」

 (長いのでカット!)


 「私もクラッシックは聴きますよ〜。ベートーベンとか」

 「そうですか。それは嬉しいですね。私も彼の音楽は独創性に優れていて好きですよ。私自身もよく弾いたりしますしね。 彼は耳の聞こえない音楽家として有名でしたが、近年の研究により彼の死因も耳の聞こえなくなった理由も多量の砒素であったそうです。解剖の結果通常の何倍もの砒素が彼の体内から検出されました。その頃のウィーンは音楽もそうでしたが、工業の発達も盛んでした。しかしその一方で川の汚染なども始まっており、生前川魚が大の好物であったというベートーベンは、汚染された魚を摂取することにより自然と砒素を取り込んでしまったのではないかと考えられています。」

 私はオーストリアさんの会話を右から左へと流していた。

 (・・話題間違えた—!!!)

Re: 学園ヘタリア  ( No.13 )
日時: 2010/12/15 16:51
名前: わんこもち ◆MxJhD84ahg (ID: Ud11FEct)

 



 その後私は延々と音楽の薀蓄について聞かされながらなんとか女子寮到着しました…。
 ちょっと頭よくなれたかも…。


 「ここが女子寮です。大体の設備は整っています。まぁ、防音室がないのは私的に不満ですが」

 「(防音室いらねぇー!!)・・・、これからここで私は生活するんですよね・・・・・」

 「はい、さっきも言った通り、ここは女子寮ですので私が案内できるのはここまでですね」

 オーストリアさんは満面の笑みを見せた。
 音楽の話ができたことがそうとう嬉しいらしい。

 「オーストリアさん、お待ちしていました!」

 女子寮のほうから、誰か走ってきた。

 オーストリアさんはその人に手を振る。

 「ハンガリー彼女を頼みます。後は彼女に聞いてください。それでは私はこれで」

 ハンガリーさんはこっちを見て笑った。
 だけど、目はなぜかにオーストリアさんへ。


 「初めまして。心はオーストリア領のハンガリーです」

 「(オーストリア領・・・!?) 初めまして、ローランです」

 「話は聞いてたよ。ローランって、イギリスとフランスとアメリカと知り合いなんだって?」

 「まぁ、でもあんまりいいことないですよ」
 「そうかもね。じゃ、寮まで案内するね」

 ハンガリーさんは私に向かって手招きをした。
 私はハンガリーさんの後をついていく。


 「ここがローランの部屋だよ」

 ハンガリーさんは「205」と書いてある部屋の前で止まった。
 階段は1つの部屋を挟んでの隣だった。

 「階段が近くていいね。何か分からない事があったら私に言ってね」

 「ありがとうございます。いろいろと」

 「ううん、これも私の仕事だから」

 ハンガリーさんが去っていくと、私は部屋に入る。

 「うっわっ・・」

 予想通りのダンボール箱が山積みになっていた。
 荷解きがとてもめんどうだと思う。

Re: 学園ヘタリア  ( No.14 )
日時: 2010/12/27 16:18
名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)

お久しぶりです
オーストリアさん、話長いww

Re: 学園ヘタリア  ( No.15 )
日時: 2010/12/30 17:00
名前: わんこもち ◆MxJhD84ahg (ID: /vJa.XYr)


奈絡さん

 お久しぶりです。
 オーストリアさんらしいというか・・。

 たぶん、ローランはこの日から音楽の話は
 しないことに決めたと思いますww

Re: 学園ヘタリア  ( No.16 )
日時: 2010/12/31 19:54
名前: わんこもち ◆MxJhD84ahg (ID: 4gRQ5d2w)


 驚く事に、荷解きは2時間程で終わってしまった。
 普通なら4時間くらいはかかると思っていたので、自分でも驚いている。

 「ふー・・。早く終わっちゃったな・・・。あ〜暇だぁーっ」


 私はベットに倒れこんだ。
 大きなため息がつい出てしまう。

 今日は色々ありすぎて、ある意味疲れてしまった。

 「とりあえず・・・・、オーストリアさんには音楽の話はしないようにしよう・・。 あと、イギリスはめんどくさかったし・・、フランスはセクハラだし、漫研部は何か楽しそ・・・」

 一人で考えていたら、急な眠気に襲われ、抵抗もせずに眠りに落ちてしまった。

 「お夕飯食べてなぃ・・・」







 「フランスおにいちゃんのご飯、すごくおいしー!!」
 「だろ〜?何たってローランのために作ってるからな」
 「・・・イギ兄、どうしたの?顔、怖いよ?」
 「え、あ、いや別に・・」

 「笑わなきゃ幸せは来ないんだよ? アメリカおにいちゃんなんてずっ〜と笑ってるから幸せなんだよ?ほら」
 「hahaha!!イギリス怖いぞ〜」

 「笑えば幸せになれるって宗教士様が言ってたよ〜。ほら〜笑いなよぉ〜!!」


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