二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン〜結木音御〜
日時: 2010/12/05 20:08
名前: 成神 瑠希亜 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: 名前変えた☆元、日奈♪

題名みて、「何これ」
と思った人、「イナズマイレブン実在小説」をごらんあれ。
4冊目です。

題名のとおり、音御主人公。
実在とははなれた、作者の超妄想話!

コメ求みます!

>>1
>>3

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Re: イナズマイレブン〜結木音御〜 ( No.4 )
日時: 2010/12/04 17:45
名前: 成神 瑠希亜 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: 名前変えた☆元、日奈♪

ルカ>ありがとう♪
音「サンキュー!♪」

Re: イナズマイレブン〜結木音御〜 ( No.5 )
日時: 2010/12/05 19:43
名前: 成神 瑠希亜 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/shinri/hinadayo/

〜過去〜


どれだけ逃げただろうか。

少女は、両親のことなど、どうすることも出来なかった。

「パパ・・・ママ・・・どこいっちゃったの?」

今にも泣き出しそうな声で、震えた身体を必死に抑えて踏ん張る少女。

「ねおん・・・一人・・・?」

これからどうするのか。

4歳の少女の結末は・・・。


Re: イナズマイレブン〜結木音御〜 ( No.6 )
日時: 2010/12/05 19:48
名前: 成神 瑠希亜 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/shinri/hinadayo/

〜過去(小学生編)〜


少女は、4歳のあの時から、両親の事を忘れたことはないだろう。

毎日毎日、「パパ、ママ」

と、口にする。

そして、今日もまた、

「パパ・・・ママ・・・寂しいよ・・・」

もうすぐ、そっち(天国)に行くからね?

とでも言うのか・・・。

でも、少女は約束をした。

天に向かって、約束をした。

“貴方方のぶんまで、生きる。そして、必ずサッカーにおいて強くなってみせる”

これは、両親が亡くなった後に交わした約束。

決して、破ってはいけない。

少女はポニーテールしていた長居髪の毛を、鋭い刃で切り落とし、

「必ず、サッカー・・・上手くなる・・・。」

と、呟いた。

床には、青く綺麗な髪の毛が、ちらばっていた。





***

音御は昔、髪の毛めっちゃ長かった!
(実在から離れた作者の妄想)

Re: イナズマイレブン〜結木音御〜 ( No.7 )
日時: 2010/12/05 19:52
名前: 成神 瑠希亜 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/shinri/hinadayo/

〜過去〜音御目線


中学1年の入学式。

俺は今日、中学に入学する。

「えー・・・本日は、ご入学おめでとうございます。心よりお詫び申し上げます・・・」

校長の長々とした話。

全員、退屈そうに聞いている。



子供の隣には、両親が居る。

が、俺の隣には、誰も居ない。

本当だったら、自分の事を「俺」と言うことだって無かっただろうし、髪の毛も切っていなかった。

そして、隣には父さんや母さんが居たはず・・・。

なのに、寂しい隣の席・・・。

父さんや母さんが居れば、もっと、生きていることが楽しかったのに・・・。



Re: イナズマイレブン〜結木音御〜 ( No.8 )
日時: 2010/12/05 20:07
名前: 成神 瑠希亜 ◆Q2X1KHpOmI (ID: RQ1WQxE6)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/shinri/hinadayo/

音御目線 一人にには、変わりない



入学式から早一ヶ月。

少しは慣れてきた。

「ねぇ、きいたきいた?結木さんて、親が居ないんだって〜><;」

「えー、マジで!?そんなの、かわいそうだよぉ!」

・・・。かわいそうなんかじゃない・・・。

お前等なんかに、「かわいそう」など言われたくない・・・。

それに・・・かわいそうと言いながら、笑っているじゃないか・・・。

「つぅかさ、アタシ絶対結木さん無理!」

「わかる!オーラが怖いし!?」

「近寄りにくいってゆ〜か〜」

「クールだよね・・・」

悪口・・・か。

かかわった事の無い人の悪口か。

あぁ、人間とは、こうゆう生き物なんだな。

改めてかんじた。

そんな時。

「ねぇ、結木さん」

誰かが俺に話しかけた。

「・・・なんだ?」

「私、影山有理!よろしくね^^」

はじめは驚いた。

何故こいつは俺に構うのか?・・・と。

人とはあまり関わった事が無い俺に、話しかけてきた、影山有理。

不思議な奴だった—。

仲間なんて居ない、家族も居ない、友達も居ない、サッカーしかない永遠に一人だとおもっていた俺に、唯一友達だと思わせた彼女は、俺とは違う世界を生きていた。

「そっかぁ〜音御の親は居ないんだ・・・。でも、音御はすごい!偉いよ!」

有理は、俺の事を「かわいそう」とは言わなかった。

一切、言わなかった。

「言わないで」と言ったわけでもないのにな・・・。

「私、音御の事、好きだな〜」

「えっ・・・」

「音御、ずーっと、友達だよっ」

正直、嬉しかった。

今までで、2番目に嬉しかった。

一人だった俺に、「友達だよ」と言ってくれた。

ずっと、縁の無い言葉だと思っていた・・・。

「えっ!?どうしたの!ないてる!?」

「っ・・・違う!嬉しかった・・・だけだから・・・」

「そんなぁ><;泣かないで^^泣くな音御ー^^;」

「・・・っあぁ・・・!」

有理は、誰よりも優しく接してくれた。

そんな有理に、感謝の心しか無かった。

有理もサッカーをするからであろうか、何故か気が合う。

「音御、最強のエースストライカーって言われてるんだよね?」

「・・・?あぁ。そうだけど・・・なんでそれを?」

「音御の事はなんでも知ってるよ!」

「・・・そうか・・・」

いつも一緒にサッカーをしていた。

だから知っているのだろう。

そう思っていた俺が、バカだった。





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