二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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—— 日に三度の罰の次に/日和
日時: 2011/01/01 19:21
名前: 月香* (ID: bEtNn09J)

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  何で永遠に死ぬ事が出来ないのだろう?
  何度も狂うくらいに考えたけど
  俺は永遠に終焉の無い
  朽ちる事も死ぬ事も無い



  だから俺は永遠に生き続ける
  例え世界が終焉を向かえ
  また新しい世界に変わっても




  その間は暗闇の中に
  その間も新しい奴等と



  何という残酷な運命なんだろう——





.

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Re: —— 日に三度の罰の次に ( No.7 )
日時: 2010/12/31 14:48
名前: 裂弥 (ID: A9wxTbZM)

きゃあああぁぁぁ(((

初めまして、コレでさくやって読みます!!

同じ日和の小説を書いてるんですけど、コレ読んだら俺のなんかゴミ以下になりましたっ(泣

更新頑張って下さい!!

Re: —— 日に三度の罰の次に ( No.8 )
日時: 2010/12/31 15:08
名前: 月香* (ID: bEtNn09J)

  (♪ 裂弥さん




  始めまして月香ですよ(笑
  裂弥さんも書いてるんですね
  同士が居て嬉しいですっ!


  さっそく読ませて頂きまーす♪
  お互いに頑張りましょう
  

Re: —— 日に三度の罰の次に ( No.9 )
日時: 2010/12/31 21:26
名前: 月香* (ID: bEtNn09J)



「 ・・・・大王、大丈夫ですか? 」



  心配そうに俺の顔を覗き込む鬼男君
  俺はあの後死者達を普段通り裁いた
  その時に三度の罰の時間になったから


  下界の伝承通りに熱い銅を飲まされた——


  熱い鉄板の上に座り亡者や鬼達に押さえ込まれ
  無理やり開けさせられた口に銅を飲まされた
  毎日三回もするから慣れてるけど
  今日は熱く感じた



「 お着替えの前に入浴なさいますか? 」

「 ・・・・うん 」



  ドロドロに溶けた銅に汚された服を見る
  たださえ水分で重いのに更に重い
  体も凄い熱くて氷水に入りたいくらい



「 では用意してます 」



  鬼男君は本当に優秀な秘書だよね
  俺なんか無駄に生きてるのにさ


  何でこんな風に馬鹿なんだろうね?


  俺は何故こんな風に生きてるんだろう
  永遠に新しい世界に皆は転生できるのに
  この世界を作った神様も転生できるのに



  —— 何で俺は転生できないんだろう?



  人類最初の死者である因果を背負わされた定め?
  死は必ず来る物だから最初の死を体験したから?
  何が何で【不老不死】になったんだろう?



  過去の時の権力者達は求めてる物は
  俺は簡単に容易く手に入れてる




  その度に羨ましがられる度に苦しくなるんだよ?




「 大王ッ! 」




  鬼男君の言葉に俺は辺りを見回す
  何時の間にか窓に身を投げ出してる
  今にも落下寸前の所に居る
  無意識の内に俺は死のうとしていたんだ・・・・




「 おーにお君ッ!面白い見世物小屋に行ける芸を見せるよッ!! 」

「 何・・・ふざけてんだッ!大王イカッ!!! 」

「 —— バイバーイ 」




  俺は窓から飛び降りた




  途中で鬼男君の叫び声に下から聞こえる悲鳴も全部無視だ
  もしも不老不死が消えて死んでるけど死ねるなら
  俺は地獄逝きかもね?別に良いや、閻無に会えなくても




「 大王様ぁあああああああっ!!!! 」





  誰かの叫び声と同時に俺は地面に叩き落ちた
  地面は血の海になる頭や体が異常に痛い
  だけど直ぐに痛みは消えた
  血の海も広がらない
  ははっ・・・・やっぱり死ねないねぇ




「 ・・・・大王ッ!!・・・・大王様ぁあああッ!! 」




  誰かの狂ったみたいに叫び声に俺は苦笑いする
  どうせ死ねないのに叫ばなくても良いよ
  どうせ死ねないのに心配しなくても良い
  どうせ死ねないのに本当に馬鹿らしいよねッッ!!!




「 アハハハははっははああはっははははははははッ!!!! 」





  狂ったように笑う俺は既に狂人だよねぇッ!
  本当に無駄に生きてるから退屈すぎるッ!



「 ・・・・・・大王・・・・・ 」



  
  鬼男君の引きつった顔に声だけが響き渡る
  地獄庁に亡者達は何を思ってるかなぁ?
  あははは・・・俺は既に変人から狂人だね








続く*

Re: —— 日に三度の罰の次に ( No.10 )
日時: 2011/01/01 14:07
名前: 月香* (ID: bEtNn09J)



「 本当にもうおやめくださいッ!! 」



  あの後抱き抱えられて寝室の布団に寝かされた
  羽毛の毛布を掛けられ俺は寝返りして
  蓮華王達の方を見る



「 どーせ死ねないから大丈夫だよー 」

「 好い加減にしてくださいっ! 」

「 鬼男は黙れ 」

「 ・・・・・はい 」



  蓮華王は怖いから良く分かるよ、鬼男君



「 とにかく今後は騒ぎを起こさぬよう・・・・ 」

「 大王また何処かへ行く気ですかッ! 」



  今に出ようとする俺を鬼達が連れ戻す
  好い加減に大人しくしないと
  十三王達が反乱でも起こしそう
  まあ、俺は死ねないから別に良いけど?



「 俺は馬鹿なのに何で皆は心配するのかね?
  地獄と天国を裁く大王様だからかなぁ 」

「 当たり前じゃないですか 」



  鬼男君がすかさず言う



「 とにかく今日から大王には悪いですけど
  南京錠付きの鍵を戸に付けませんか?
  秘書である僕は鍵を盗まれる可能性がある
  という事は鬼達が交代の日を決め鬼たちは  
  戸に鍵を掛け見張るなら大王は部屋に出れません
  窓も今日から外して一切脱出できない環境を
  ・・・嗚呼大王なら鬼なんて直ぐに滅ぼせますね

  さて如何しましょう?泰山王様は如何しますか? 」



  鬼男君の名案に王達は考え始めた
  優秀な子は時として面倒だよ



「 では絶対に壊れず大王は
  触る事を許されぬ鍵を作れば良い 」

「 どうやってするんですか? 」

「 この事は天界に報告すれば良いのですよ
  では不動明王様にでも報告しに行きます 」



  泰山王は一礼した後、寝室から出て行った



「 では窓も消滅させませんとね 」



  パチンという音と共に窓は消えた
  鬼男君はさすが俺の秘書だね
  大王の秘書は力強く無いとダメだもんねー



  それが凄くウザいよ、鬼男君?




「 大王・・・・おやすみください 」

「 おやすみー 」




  脱出不可能な空間になった
  俺は今後は逃げ出さぬように
  多分この部屋以外は一切入れない
  その可能性は高い
  泰山王も既に思いついてるだろう





「 本当に嫌になるなー 」




  果てしなく続く世界に嫌気が差す
  早く滅びれば良い
  早く滅びれば良いんだ



  眠気に負けてまた寝た




続く*

Re: —— 日に三度の罰の次に/日和 ( No.11 )
日時: 2011/01/01 19:25
名前: 月香* (ID: bEtNn09J)

  — 雑談 —



  私の小説は本当にぐだぐだですね
  もう下手のままでいーや(殴
  そんな訳でご挨拶が遅れましたが


  新年あけましておめでとうございます♪


  何故遅れたかは家庭の事情です(笑
  話が分かりますけど
  小説の大王は本当に不幸ですね
  今の所分かってる事は
  息子の閻無が死んだ事くらいですね


  結末はどー迎えるんですかね?
  未だに考え中です…


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