二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!!オリ小説
- 日時: 2011/02/11 18:03
- 名前: 五十嵐 ◆geiwiq3Neg (ID: ADUOsQyB)
- 参照: 椎羅⇔五十嵐
はい、どうもこんちゃ。
五十嵐と言う者です(´・ω・`)
参照100突破しました!
こんなgdgd小説を見て下さってthank youです^^
これからも更新頑張りますw
Ф目次
プロローグ>>1
登場人物>>15
Ⅰ>>4 Ⅱ>>5 Ⅲ>>12 Ⅳ>>16 Ⅴ>>21 Ⅶ>>
- Re: デュラララ!! とある非日常と少年二人 ( No.4 )
- 日時: 2011/02/03 21:52
- 名前: 五十嵐 ◆geiwiq3Neg (ID: ADUOsQyB)
- 参照: 椎羅⇔五十嵐
Ⅰ
一見すると、池袋は今日も相変わらずの“日常”であふれ返っていた。
しかし着々とまた…“非日常”がその街に忍び寄る——————
————池袋
その街には何故か妙な噂話ばかりが流れ込んでいる気がする。いや、いずれも本当にあった出来事である。
…漆黒のバイク、バーテンダーの男、ダラーズ、黄巾賊…。
時の話題は全て池袋に集中していると言っても過言ではない。
しかし、そんな池袋も…黄巾賊が内紛した後からは、たんと何も起きずに、池袋に日常が戻っていた。
「……ふぅ」
そんな町の頭上に浮かぶ鉛色の空を見上げて、望月 雅はふと溜息をついていた。
「…この所平和続きだね、池袋も」
「そうですねー、おかげで暇で暇で、暇で暇で暇で暇ってくらい暇な訳で暇です、ハイ」
溜息ついでに雅が空を見上げたままそう呟くと、傍らにいた少年も頭の後ろで手を組みながら口を開く。
そんな少年の言葉を聞き雅は苦笑を浮かべた。
相変わらず親友———もとい不知火 智弥はいつもの調子だ。彼の普通とは少しズレた喋り方は特徴的である。
そんな彼がどことなく楽しそうに見えるのは…俺だけだろうか?
さっきから落ち着きの無い様子で辺りを見渡しては、フンフンと鼻歌を唄っていた。
…俺達は見たままの、少し不真面目な高校生。
警官に見つからぬよう周りに気を配りながら、時折こうして街に出ては時間を持て余す。
そうだ、先に言っておこう…どうしても智弥に言っておかなくてはならない事がある。
彼は最近ここに越してきたばかりだからおそらく知らないだろう…池袋で手を出してはいけない住民の事を。
「智弥、この池袋には…手を出してはいけない奴がいるってのは知ってるか?」
なので俺はまず率直に相手にそう尋ねてみたが…智弥は勢い良く首を横に振った。
「何ですソレ…近づいたらヤバい人とかいるですか?」
まぁ…何故か顔は嬉しそうなままだったのだが。
だが俺はあえてその事には触れず、説明口調でこう言った。
「いいか、良く覚えとけよ。これは俺も最初は友人に聞いた話なんだけど…
まず、一番危険なのは平和島静雄って男。バーテン服とグラサンで一目見たら分る。
絶対に近づくなよ、俺も何回か見かけたけど…とにかく危険だ、本当マジで。
そして二番目。折原臨也…相当ヤバい事に首突っ込んでる人みたいだから、まず関わらないほうがいい。
後、“ダラーズ”」
「…“ダラーズ”??」
すると、ダラーズと聞いた瞬間に智弥は意外にも反応を見せた。
俺と同じく、智弥は興味のある事にしか興味がない、といった感じで
今回もまた聞き流されているのだと思っていたのだが…
「…あぁ、何か最近ここらで噂になってるカラーギャングの集まりだとよ。…正臣から聞いた話だと」
「…、そう言えば正っち、たんと姿を見せなくなりましたです。
———学校に入ってきた時に親切にしてくれた数少ない人だったから、とても悲しいです…しゅん」
そう言えば、黄巾賊の内紛があってから…紀田 正臣を見なくなった。
俺達のクラスメイトで、仲が良かった訳ではないが…結構ツルむ仲だったから…心配ではある。
俺がやけに情報通になったのも、正臣が俺にたくさんの事を教えてくれたからだ。
なのに…アイツ、何も言わず消えてしまいやがった。何があったのかは知らないけど…
「…あれ?みやっち、アレアレ!アレって!」
と、そんな時隣でピョンピョン跳ねながら、急に智弥はそんな事を言い出した。
「?」
疑問に思って智弥の指さす方向を見てみると…思わず俺は絶句した。
「!!!……うっ…わ…。お前相当ツイてないな…逃げるぞ!!」
「え、ちょ、何?あのバーテンっぽい人、何か珍しいねって話そうとしただけでありまして!
だからそんなに怒られる様な真似は———」
「それだよ馬鹿!それがマズいんだよ…アイツが平和島静雄!!」
そう。
智弥が指差す先には、黒いコートを纏った奴と言い争っているというレベルではない程
白熱した喧嘩を繰り広げている————— 平和島静雄がいた。
一見すれば優男風だが…ああ言う怒っている時は超危ない。あいつ…平気で電柱もぎ取ったりするから。
「うわ…」
しかも、現に持ち上げてんぞあの男…自動販売機を片手で!周りからは悲鳴に近い声が上がっている。
つーか、あの黒コートの人…大丈夫なのか…いや、それより逃げるのが先決。
「ああ言う輩は、絶対何が何でも手を出しちゃいけない奴なんだよッ!分ったか、絶対だぞ!」
「大事な事だから二回言ったですね、ハイ。んー了解了解」
とりあえず手を引っ張る形となってしまったが、あの二人組が見えなくなるまで走り続けた。
そしてついに見えなくなった所で、改めて智弥に向き直る。
だが、智弥は二人のいた方向をじった見たまま固まっていた。そして、彼の口からポツリの言葉が漏れた。
「みやっち…僕、初めて自販機持ち上げてる人見たです。凄いというか、最早美学を感じた訳でありまして…!
嗚呼、どうやってあんなのになれたのか“過程”が知りたいです!
と、言う事で今日は帰ってあの人の事調べるですGoodbye!!」
「は?え、ちょ…ちょっと待—————…」
———くそ、遅かった…。
智弥が一人で自問自答して、走り去ったのを見て、俺はしまったと反省した。
しかも帰ると言っておきながら、あの二人の方へ走って行くし…まぁ追いかけないけど。
アイツが“知りたい”と思ったら最後、その知欲を満たすまでとことん追求する完全主義。
そんなアイツを追った所で止められる自信も無いし、平和島静雄…アイツには死んでも会いたくない。
だって普通に考えて怖い。
“現実”ではアイツ…平和島静雄はぞくに言う無敵。完全無欠な存在なのだ。強さで言うなら主人公以上。
たまにいるじゃん、攻撃しても死なない無敵キャラ。しかもそういう場合、攻撃力半端ねぇし。
大魔王の城の近くとか徘徊してさ…とにかく逃げるしか無理って言う。戦ったら最後、殺されるって言う。
…そんな奴に俺が、もし絡まれてみろ…死ぬ。確実に殺される。
「ったく…“だから”俺達は学校を抜けて来たんだろうが阿呆…」
俺は、智弥の消えた方向を見据えたまま、またまた溜息をついた。
雅は無造作にポケットから携帯を取り出し、時間を確認すると…ゆっくりと口の端を吊り上げ笑う。
そして、何事も無かったように一人…池袋の人混みの中へと消えていった。
- Re: デュラララ!! とある非日常と少年二人 少数オリ募集 ( No.5 )
- 日時: 2011/02/01 18:44
- 名前: 五十嵐 ◆geiwiq3Neg (ID: ADUOsQyB)
- 参照: 椎羅⇔五十嵐
Ⅱ
これは、昨晩の出来事である。
チャットルーム
甘楽【どーもー、甘楽ちゃんでーっす!】
田中太郎【どうもです】
バキュラ【ういす】
罪歌【こんばんわ。きょうも、よろしく、おねがいします】
甘楽【はいはーい☆ みんな、この新しいチャット慣れましたー?】
———とあるチャットルーム…そこでは極々普通の、世間話が展開されている。
いつものようにチャットを楽しむその場所に、ある前兆が訪れようとしていた。
田中太郎【ええ、発言が色違いになって誰が誰か解りやすくなりましたね】
バキュラ【確かに、】
バキュラ【これでより鮮明に甘楽さんを袋叩きにできるわけっすね】
甘楽【鮮明に!? やだ、私なにされちゃうんですか!?】
バキュラ【袋叩きと無視を延々に繰り返します】
甘楽【それって虐めとかそういう域超えて単なる集団リンチですよね!?】
バキュラ【そうですが何か?】
田中太郎【バキュラさん酷すぎますよw】
JACKさんが入室されました
甘楽【おや?】
JACK【あ、やっと繋がった】
JACK【どうも初めまして。突然現れて申し訳無いorz】
罪歌【どうも、こんばんわ】
バキュラ【ばんわー、初めまして】
田中太郎【初めての方ですね、こんばんわ】
JACK【こんばんわー。あの、やって来て突然なんですけど】
JACK【皆さんダラーズってご存知ですか?】
甘楽【ダラーズかぁー、その話は田中太郎さんが池袋に来た時くらいにお話ししましたね!】
田中太郎【あーそうですね、言われてみれば。JACKさんって誘われて来たんですか?】
JACK【いえー、楽しそうな場所だったのでつい来てしまいました】
内緒モード 甘楽【ん、そりゃ変だね】
内緒モード 田中太郎【どうかしましたか?臨也さん】
内緒モード 甘楽【ここって、アドレス知ってる奴に教えてもらわないと来れない筈なんだけどなぁ】
甘楽【そうなんですかぁ!でもどうやってアド調べたんですかあ?】
JACK【…え?調べるって…じゃあ俺まずかったかな、結構強引に入ってきたんで】
田中太郎【それって大丈夫なんですかw】
甘楽【そうですよう!管理人としてプンスカですよー!】
セットンさんが入室されました
セットン【ばんわー…】
田中太郎【あ、こんばんわー】
セットン【あれ、新しい方がいますね、初めまして】
JACK【どうも。初めまして】
甘楽【こんばんわー☆】
セットン【わばっす】
罪歌【こんばんわ、よろしくおねがいします】
セットン【過去ログ見たんですけど、JACKさんどうやってきたんですかw】
JACK【まぁ色々とー。あ、それよかダラーズの事なんですけど】
JACK【関係無いとは思いますが、ダラーズちょっと危ないかもしれませんねー】
田中太郎【…と、いいますと?】
JACK【“White・Bullet”ってご存知ですか?あの辺が何か最近動きが怪しいらしいですよ】
内緒モード 甘楽【一番怪しいのは君なんだけどね】
内緒モード 田中太郎【え?】
内緒モード 甘楽【…ちょっと調べ事できたから落ちる】
甘楽【すいませーん!私用ができたので今日は落ちますね、おやすみー☆】
田中太郎【あ、おやすみなさい】
バキュラ【おやすみなっせ】
セットン【おやすー】
罪歌【おつかれさまでした、おやすみなさい】
JACK【乙様でした】
甘楽さんが退室されました
JACK【話戻るんですけど、なんかWhite・Bulletってのが池袋に潜伏中らしいですよー】
セットン【White・Bulletってカラーギャング潰しの?】
田中太郎【セットンさん知ってるんですか?】
セットン【えぇ、仕事の間柄ちょっとね。で、JACKさんのソレは確かな情報なんですか?】
JACK【はい、確かな筋からなので確かかと】
JACK【まぁ俺もそれ言いに来ただけですし…この中にダラーズがいるなら気を付けてくださいって事で】
JACKさんガ退室されましtttt
田中太郎【あら】
セットン【落ちちゃいましたね…ん?】
バキュラ【バグ?】
罪歌【なにか、へんです】
バキュラ【まぁチャットする分には支障無さそうですね…】
バキュラ【ま、折角甘楽さんもいない事だし、四人で楽しもうじゃないか】
田中太郎【バキュラさんw】
・
・
・
♂♀
「臨也…ねぇ、チャットの管理人がアタリっぽいですがどうします?
—————‘White・Bulletのリーダーさん’」
真っ暗な部屋でノートパソコンに向かいあう人影、
その人物はベコベコに凹んだ紙パックのストローを噛みつつ、その部屋にそう言い放った。
すると、ノソノソと彼の後方のソファーから誰かが立ち上がり、パソコンの側でまた座る。
そしてジッとパソコンの画面に向かいあったかと思うと、ニヤリと満足そうに笑みを浮かべた。
「ようやくアタリ、か。ダラーズも中々尻尾見せねぇから…焦ったっての」
「あ、失礼。副リーダーの方でしたか…。
…それはそれは力になれて光栄。ですが、その臨也って人ももう気が付いたみたいですけど」
だが、パソコンに向かいあう青年はパソコンと向き合ったままそう呟いた。
副リーダーと呼ばれた方の青年は相変わらず笑みを絶やさなかったが、それを見て青年は一言。
「…アンタは俺を駒みたいに扱ってくれているようですが、俺はアンタ等の傘下にいる覚えは無いので。
あくまで俺は頼まれてるからやっている。
……解ってますね?」
青年は心外だとでも言う様に副リーダーを睨んだ。その睨みには最早、殺気が見え隠れしている程だ。
しかし、そんな風に睨まれてもなお、副リーダーは平然としていた。
そんな副リーダーを見て青年は、少し黙った後に溜息をついた。
「ま、いいですけどね。どうせ現実では俺はエキストラ…引き立て役ですしね」
「…よく言う……」
だが今度は、そんな青年のぼやきに副リーダーが苦笑を浮かべた。
そして、よっこらせと立ち上がると…玄関の方へ向かう。
「…帰るんですか」
「俺がいないほうが仕事しやすいだろ?
じゃあな。例の事は、明日の正午に頼むぜ」
そしたバタリと、玄関の戸が閉まった。
残された青年は、薄ら笑いを浮かべていた。
「ダラーズを潰す、か…。ネットで俺が平和島静雄以上の強さを誇るという事を…知らしめてやる」
青年はそう自分に言い聞かせるように呟くと、そっとパソコンを閉じたのだった。
- Re: デュラララ!! とある非日常と少年二人 少数オリ募集 ( No.6 )
- 日時: 2011/02/01 20:42
- 名前: 夢樹 ◆epPn8q6vs6 (ID: Khu1y5s0)
- 参照: http://loda.jp/kakiko/?id
オリキャラ用紙
【名前/読み】霧崎 類/きりざき るい
【年齢/性別】 新羅組と同い年/女
【容姿】黒い髪(沙樹みたいな長さ)&目。 時折眼鏡をかけます。
白いショートパンツに黒いニーハイ、イザヤのに似た様な上の服。
なぜならイザヤのを盗んだからであr(ry
【性格】二重人格。普段は親しみやすいのだが、ヤルと決めた相手(事)は有無も言わさず即座に。
年下だろうが年上だろうが同い年だろうが、何事もとことんやる。
【カラーギャング所属?】複数所属
【どこ所属?(名前を)】ダラーズ等作中に出てくるチームほぼ全て(ずるい
なお自ら作ったチーム「紅桜」がある。(チームカラーは紅)
【チャットのHN】紅葉・クレハ
【職業】何でも屋
【他のキャラとの接点】イザヤと同じく自宅兼事務所があるのだが、滅多に帰らず新羅宅に住み着いている。
同級生達とは仲が良い。
昔高校で風紀委員長を務めていた。
【その他】護身用と称してナイフ・拳 銃所持。
サンボイ
「よっこらせっと…」
「まぁアンタを始末すれば全て分かるから」
「楽しいゲームの始まり、か… 」
- Re: デュラララ!! とある非日常と少年二人 少数オリ募集 ( No.7 )
- 日時: 2011/02/01 22:56
- 名前: 五十嵐 ◆geiwiq3Neg (ID: ADUOsQyB)
- 参照: 椎羅⇔五十嵐
>>夢樹様
どうも初めまして!オリキャラありがとうござます^^
ふむ、ウザヤ((おま 年代の方ですねw
んー二重人格設定…よか、やる時はやる人、って感じの方がよさそうですね((
二重人格って入れ替わった際の記憶とか無いらしですし。
紅桜と聞くと銀魂を思い出す自分です←
どうもありがとうございました。
- Re: デュラララ!!オリ小説 少数オリ募集 ( No.8 )
- 日時: 2011/02/02 16:35
- 名前: 夢樹 ◆epPn8q6vs6 (ID: Khu1y5s0)
- 参照: http://loda.jp/kakiko/?id
細かい設定などは変えてくださって構いませんよ@
国語力無ぇ…
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