二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【ONE PIECE】光の軌跡、双子の奇跡 @オリキャラ募集
日時: 2011/02/18 23:05
名前: 右左 (ID: 8hgpVngW)
参照: 君は俺が守ります、命に代えても。——アタシには誰も要らないんだよ!

初めまして、右左です。
駄文ですが、良ければ見て行って下さい!

<<オリキャラ>>

リードレンデ・トーマ(>>1)           リードレンデ・ユーマ(>>4)
ヴォラ・ダーシャ@柚麻.様(>>60)        バルガー@青銅様(>>61)
ペルリ・モータラーネ@Aerith様(>>62)      トゥエル・ニコラルド(>>71)



<<эпизод>>

第0話(>>5)               第1話(>>8)            第2話(>>9)
第3話(>>12)               第4話(>>18)            第5話(>>25)
第6話(>>38)               第7話(>>45)            第8話(>>51)
第9話(>>57)               第10話(>>65)

番外編1話(>>69)



<<お客様>>

@なまくら将太様
@Aerith様
@柚麻.様
@青銅様



「君は俺が守ります、命に代えても」
                                    「知らないよ、君なんて」

               「何の話、してるの……??」
      「お嬢さんは、小生の全てだったのに」

                       「どうして壊していくの?! アタシの事なのにさぁ!!」
    「仕方が無いんだよ」

                 「一緒に帰りましょう、貴女の居場所は其処じゃない」


「来いよ、強がんな!! 隠せた心算でいんなら、てめえは大馬鹿野郎だ!」
                                           「……さよなら」



               「アタシ、ここ、大好きだよ!」








                 「知ってるよ?? アタシは要らない子だって」




        「助、けてよ……此処は、真っ暗で、見えるものも見えないよ…………」










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Re: 【ONE PIECE】 狂幻双子 ( No.6 )
日時: 2011/01/31 22:51
名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
参照: http://ameblo.jp/ff7-perfume-love-y

こんにちわ!おもしろそうですね^^

ONE PIECEはわたしも書いているので、よかったら来てください♪

Re: 【ONE PIECE】 狂幻双子 ( No.7 )
日時: 2011/02/01 16:37
名前: 右左 (ID: 8hgpVngW)

Dear⇒Aeruth様


こんにちは!!
きゃああああああああ!!こんな駄作にお客様が二人もだよ!!

「右左がそんなだからもう来てくれないんじゃないかとアタシは思うよ??」
「俺も姉さんに同感だな」

何なんでしょう、この腹黒い姉弟は。

「右左の蛇足な部分が齎した偶然の産物だよ」

え……

とりま宜しくお願いします!!
呼びタおkですので気軽にどうぞ♪

Re: 【ONE PIECE】 狂幻双子 ( No.8 )
日時: 2011/02/01 17:35
名前: 右左 (ID: 8hgpVngW)



<<эпизод 1>>

          -昨日の傷は明日の治癒薬-


どこまでも果てしなく続く大海の中、一隻の船が進んでいた。
麦藁帽子を被った髑髏が描かれた海賊旗を掲げた船、その船の名はゴーイングメリー号。
船の中には5人のクルー達が乗っている。

「ナーミすわぁーん!!」

目をハート型にしてやってきたぐるぐる眉毛の金髪男は、ナミと言ったオレンジ髪の女の傍まで近寄る。
女は男の顔を見て、呆れたように言った。

「何??サンジくん」
「もう食料が無くなってきてるんだ。 どっかの島で調達させてもらいたいんだ。 何処かの大食いが限度を気にせず食うから」
「そんなに無くなったの?? ……いいわ、丁度近くにルキネ村があるから寄りましょ」

サンジと呼ばれた男は元気良く返事をし、厨房へと入っていった。
きっと調達するものを確かめに行ったのだろう。

「ルフィ!! もう少しで島に寄るから準備しときなさい!!」

するものがあるのか、とツッコミを入れたい。
麦藁帽子を被った麦わらの一味の船長、ルフィはナミに返事をする。

「分かった!!」

ルフィは甲板から降り、寝ている三本の剣を携えた緑髪の男の頭を叩いた。

「ゾロ、起きろ!!」

ゾロは顔を引きつらせて重くだるい身体を起こし、身体についた埃を少しだけ払う。

「っしゃー!! 沢山食うぞー!!」
「何をよ!! 散々食べたくせにまだ食べるの!!」

ナミの平手を頭に喰らったルフィはそれをものともせず、笑う。
上から「見えたぞ、ルキネ村!!」と男の声がする。
長鼻の男はウソップ。射撃が得意で彼が放った弾はほぼ百発百中となる。


彼等の船は、ルキネ村の浜辺へと到着した。



***

四方八方を海と山に囲まれた村、ルキネ村。
島に入る手立ては山に通ずる人一人でいっぱいになる細い一本道のみ。
全員降りたのを確認すると緑髪の男が真っ先に何処かへと行こうとしていた。

「あぁ!! ゾロ、待ちなさい!!」

ナミの声が聞こえていないのか、ゾロの足は止まらない。
彼が進む方向からは子供の無邪気な笑い声が聞こえてくる。

「あら?? 人が居るのね。 わたし達も行きましょ!!」

そう言って細い道を抜けた先には開けた野原が広がっていた。
野原の奥には一軒の家。家の前には茶色いオーバーオールに絵の具で汚れたTシャツの銀髪の男と、子供たちがざっと10人ほど座っている。
男の方は左手に絵の具が出された小皿を、右手に絵筆を持っていて、絵を描いているようだ。
気付いた男が、麦わらの一味に手を振ってくる。

「どうしたんですか?? 此方に来ても宜しいですよ、取って食うなんてしませんから」

にこやかに笑う男は一度絵筆や小皿を置いて麦わらの一味の前までくる。

「ルキネ村って、こんだけか??」
「そんな訳ないですよ。 この山を越えた所にあります。 食料ならそこへ行かないとだめですよ」

ルフィは笑って言う。

「おめえ、いい奴みたいだな!! 名前なんて言うんだ??」
「俺はリードレンデ・ユーマです。 ……良ければ俺の家で食べていきますか?? 丁度俺も食料を買いに行こうと思ってたところですし」
「本当か!?」
「はい」

二人は互いに打ち解けあい、笑っていた。
そこに、一筋の光が家から飛んできた。
その光は五つに分かれ、ルフィ達の頬に鈍い痛みを走らせた。
家の中から出てきたのは地面に着きそうなくらい長い銀髪を靡かせたとても綺麗な女だった。
サンジが美しさに息を呑む。 そしてそれと同時に彼女は言う。



「何、してるの」




Re: 【ONE PIECE】 狂幻双子 ( No.9 )
日時: 2011/02/02 16:59
名前: 右左 (ID: 8hgpVngW)



<<эпизод 2>>

           -大人不信の少女の楽園-


女はルフィ達に近づいてくる。
ユーマの方を心配そうに見た後、キッと睨んできた。

「何してるのって、アタシは聞いてるんだよ」
「話してただけよ。 大袈裟なのね」

ナミが睨み返して言う。
女はユーマの腕に抱きつき、そのまま家の中に連れ込もうとする。
周りの子供達は花で冠を作ったりと、楽しそうに遊んでいる。

「おい、待てよ!!おれたちに飯食わせてくれるんじゃねーのか!!」

ルフィが叫ぶ。
ユーマが女の手からスルリと抜けてルフィ達の許へと走っていった。
そして女の方を向き、

「材料、買ってくるね」
「いらない。 いらないから、ここにいて」
「……行ってきます。 皆さん、行きましょう」

ユーマはルフィ達の背中を押しながら前に進む。
女は追いかけようともせず、唇を噛んで踵を返した。




ユーマ達は山のふもとのルキネ村に行っていた。

「ちょっと、あの子は誰だったの??」

ナミがきつい口調で問う。
女のどうでもよさそうな態度がナミの反感を買ったのだろう。

「俺の姉さんですよ。 ほら、似てるでしょ」

にこりと微笑みながら右手の人差し指を顔に近づける。
ルフィ以外の一味はユーマをまじまじと見つめ頷いた。

「それにしてもヒステリックな姉ちゃんだなー。 名前は何なんだ??」

ルフィと同じで急に馴れ馴れしくなったウソップはユーマの肩を組もうとしてくる。
ユーマはそれを片手で軽くあしらって、答える。

「リードレンデ・トーマです。 軽く、……いえ、重度の大人不信なので気をつけたほうがいいですよ」
「大人不信??」
「はい。 詳しい事は言えませんが」

全員が前を向き進んでいくのを確認するとユーマは顔を俯かせる。
その悲しげな表情をゾロだけは見ていた。
ナミだけがくるっと後ろを向き、問うてくる。

「アンタあんなのが姉で困ったりしないの??」

ナミは険しい表情をしていた。
真剣に、ユーマのことを考えているのだ。
だが、ナミの表情とは裏腹にユーマは笑顔で、

「どうしてです?? 俺は好きですよ」
「だって……何か人間味が欠けてる気がするのよ」
「そんな事はないです、断じて。 俺が保障しますよ」

ユーマは綺麗に笑って見せた。

「何を保障するんだ??」

ルフィが前から聞いてきた。
何も気にしてない、いつものおどけた表情で。

「姉さんの人間味が欠けてないって事です」
「ええっ!! おめえ姉ちゃんなんて居たのかぁ?!」
「「「「聞いてなかったんかいっ!!」」」」

一味総勢のツッコミが入った。
何も気にしていないいつものおどけた表情の理由は、本当に気にしてなかったのか。
とユーマは苦笑いをした。

「着きましたよ。 ここがルキネ村です」
「あん?? てめえが居んのもルキネ村じゃねえのか??」
「正確に言えばルキネ村の外れですし」

ユーマはふふ、と女のような含みのある笑いを浮かばせる。
それから誰にも気付かれないくらい小さな声で言う。




「姉さんは俺が守ると決めましたから、姉さんは欠けたままでもいいんですよ??」






Re: 【ONE PIECE】 狂幻双子 ( No.10 )
日時: 2011/02/02 23:04
名前: なまくら将汰 ◆yKq/Ct0zKs (ID: /gSTfiqf)

おお!!すごい!!
これのどこが駄文なんだよおお(∵`)
やっぱりユーは才能あるね!!

ユーマくん、優しくて素敵だああ(^q^)←


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