二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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鎖の少女2 (ボーカロイド)
日時: 2011/03/21 14:40
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: Ak1jHfcH)

 はじめましての方、そうでない方。
 ごきげんよう、ミズキです!!
 鎖の少女も2です。
 いろいろといざこざがあって更新が出来なかったので、2は頑張って更新しようと思います。

 楽しんでください!!


   登場人物

 初音ミク:ティファニー

 鏡音リン:イオリ
 鏡音レン:イアル

 カイト:アルファード(名前変更)

 巡音ルカ:シャイアナ

 ティファニーの父:ウェントワース


 

 【序章】小さなキズ>>1
 【一章】約束の日>>16
 【二章】家出、逃走:前半>>56
 【二章】家出、逃走:後半>>184
 【三章】>>
 【四章】>>
 【五章】>>


挿話・不幸の国のアリス —生まれた時から地獄でした— >>118

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Re: 鎖の少女2 (ボーカロイド) ( No.13 )
日時: 2011/02/20 14:26
名前: 嘉佳緒 (ID: p./2qFOd)

 来たよ!
 久しぶりにみーの小説見たような…。
 シリアス系は大好きなので頑張ってください!
 あと、お前何時寝た?

Re: 鎖の少女2 (ボーカロイド) ( No.14 )
日時: 2011/02/20 15:13
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: p./2qFOd)

 >たっつん先輩
 男女性別違うのにね☆
 
 昔の話ですよww
 気付いてなかったみたいですが、ちゃんと行ってくれたので嬉しいです!

 ああ…ちゃんと頑張りますよ…。
 そして受かるように願掛けもします。
 高校は就職の第一歩!

 つるペタ!wwww
 私もつるぺタがよかった…胸ばかり成長しやがって…(怒)
 身長が欲しい!大きくなりたい!そして理想の体形に!
 いいよ…ユイにゃん、私がお婿さんになってあげる…。
 いえいえ☆



 >かーくん
 きたか!
 私もww
 ずっと雑談だったから…。
 はい!頑張ります!

 …何時…多分今日の朝8時くらい…スイートプリキュア見終わった後だから9時か。
 起きたのは一時半!機嫌悪かったぜ、俺!

Re: 鎖の少女2 (ボーカロイド) ( No.15 )
日時: 2011/02/20 15:29
名前: 右左 (ID: 8hgpVngW)
参照: My heart is torn to pieces.

Dear⇒ズッキー


ふはははは何か超出遅れた感じなんですけども!
また来ました!! 何せズッキーのストーカーで((蹴

やっぱり小さい子は可愛いと思うようん!
ズッキーは高校、何処を受験するのー??
この前大阪受験しようかな〜て言ってたよね??
教えてくださいなー!!



Daer⇒嘉佳緒さん


結局Off会どうなりましたか??笑
全然話が進んでないような……たははvv
取り消しなら取り消しとお早めにどうぞ!!
右左が変に期待しちゃわないように!

後、弓道部って言ってましたよね?!
あれ、えと、いつから始めましたか??
中学から?? 高校から?? 何か、気になっちゃいましたww
何だろう。 運動とかする人、まじで憧れなんですよ!
自分読書とか物書きとか絵を描いたりとかお菓子作ったりとか超インドアなんでwwwww

【一章】 約束の日 ( No.16 )
日時: 2011/02/20 15:44
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: p./2qFOd)

 『大人になった時、助けに来るから』

 覚えてる。
 覚えてるよ。

 記憶の中で彼が笑う。

 もう9年も前の約束だけど、私は忘れていない。

 夜。
 部屋に閉じ篭ったティファニーは暗い中彼を想った。
 約束の場所。
 枝垂桜のある森。
 桜の木が神木として祭られている処。
 ティファニーとアルファードは約束をした。
 大人になったら、助けに来ると。
 痣が増えるたびに、ティファニーの心のキズは大きくなっていく。
 それでも心身が崩壊していないのは、アルファードとの約束と彼の笑顔があったからだ。
 
 あと…もう少し。
 もう少しで、アルと逢えるの。
 あの桜の木の下で。
 約束をしたから。
 あの場所で待ってるからって。
 
 ティファニーの白い頬を涙の色が伝う。
 暖かいのは涙だけじゃない。
 彼の笑顔だって…。





 ◆◇◆
 
 【9年前】

 「大人になった時、助けに来るから。君は一人じゃない。僕が居る。だからそれまでは、さようなら」

 森に囲まれた場所。
 桜の木の下で。
 彼は笑って言った。
 風が優しくて、空気が透き通ってるこの場所は、酷く心を締め付ける。
 でも苦しくなかった。
 喧騒とした都会の濁った空気よりも。
 ここは自分達を受け入れてくれたから。
 だからティファニーは信じられなかった。
 6歳であった彼女には言葉を反芻するのに時間が要した。
 彼の此れまでに無い笑顔の所為でもある。 
 
 「…え? さようならって、なに…? うそ…だよね? だってずっとふたりきりだって…」

 涙を堪え言いたいことを言う。訊きたい事を訊く。
 それでもこのもやもやは消えなかった。

 「遠くに行かなきゃ行けないんだ。大丈夫。君が15になるころに、ここで待ってるから。僕が大人になったら、ここで待ってるから」

 そう言ってアルファードは悲しい笑顔を絶やさずに後ろを振り返り、行ってしまった。
 ただ佇んでいたティファニーは、彼の背中が見えなくなる頃に、泣き崩れた。
 いっぱい泣いた。
 幼いが故に心のコントロールが利かない。
 それでもこの悲しみを目一杯外に放り投げた。
 今は泣こう。
 そして約束の日が来たその時は、笑顔で来るんだ。
 この場所に。

 ◆◇◆



 

 学校帰り。
 ティファニーは寄り道をしていた。
 明日を迎えれば15歳なのだ。
 彼と歩いたこの街を満喫したい。
 前までは嫌だった人の群れが、今では懐かしくさえ想う。
 二人歩いて一人。
 早く逢いたいな。
 アルファードに。
 ティファニーは軽い足取りで街を徘徊した。





 ◇◆◇





 なんでだろう。
 なんで帰るなり殴られるんだろう。
 玄関を開けた瞬間に父に遅いと殴られた。

 痛くてビックリしたけど、今は無駄な抵抗をしている。

 新築開拓を済ませたこの家は、広くて部屋を余らしていた。
 何階まであるだろうか。
 確か四階ぐらいはあったはず。
 そんなことを思いながら必死に家の中を逃げ回る。
 さっき灰皿で頭を殴られそうになった。
 飛んできたそれを避けたら後ろの壁にあたり鈍い音を立て落ちた。
 酒臭いのは酔っている証拠か。
 隙を見てティファニーは父の脇をすり抜けた。
 
 
 

Re: 鎖の少女2 (ボーカロイド) ( No.17 )
日時: 2011/02/20 17:42
名前: 達也  ◆Jb70cOv9yg (ID: JXt4HhjK)

みーちゃんへ

あっ、友達は女子なんですね・・・
これは喜んで良いのかな・・・

行きました!
勇気を振り絞って行きましたよ!!
図々しくも行っちゃいましたwww

頑張ってくださいよ!!
応援しますから!!
俺も就職へ向けて頑張ります!!

ハ、ハハハ・・・
これはどう反応したらいいのかわかりません・・・

よろしくお願いします!!www
死亡フラグか恋愛フラグが立つようなやりとりですねwww


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