二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- めだかボックス Unfair life!!
- 日時: 2011/03/27 08:53
- 名前: 五十嵐 ◆geiwiq3Neg (ID: /B3FYnni)
※主人公を“僕”キャラに設定を変更しました。
※題名変更しました。
※辞書追加しました。
どうも初めまして、の方は初めまして!
こいつ知ってる、って方もこんにちは!
五十嵐と言う者です(∩^ω^∩)
参照200突破!
Why!!?何時の間に…少しビビりました(・ω・`;)
ろくに更新してないのに…頑張って更新します!
【目次】
登場人物・辞書>>2【new!!】
プロローグ>>1
一話>>10
- Re: 【めだがボックス】 マイナス転校生 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/19 21:38
- 名前: 五十嵐 ◆geiwiq3Neg (ID: WgY/GR3l)
【プロローグ】
「僕の名前は永禮 椎也です、__から来ました。よろしくお願いします」
そこには、僕自身が描く“普通”の光景が広がっていた。
転校生がやって来た時のクラスのざわめき、僕の少し緊張した声での挨拶…
「——という事で、永禮は…人吉の後ろの席に座ってくれ。真ん中列の一番後ろな」
僕は先生に指示され、指定された席に腰をかけた。
…そして先生が僕に言う座席指定の言葉、再び起こるクラスのざわめき。
そう、この光景こそ、僕の描く“普通”の理想図だった。
『…ここで僕は“普通”にやっていけるかな。
…虐めとかは無い…よね?
…とりあえず、前後席の人とくらいは話してみようかな…。』
そして、僕自身も転校してきた皆が“普通”は思う不安を、心の中で呟いてみる。
そんな中でも、転校生である僕を交えながら普段通りに授業が始まって…
『えっと、何だっけ前の人の名前…人吉…人吉善吉?
まずこの人から話しかけてみよっかな…ええと、何て声掛けようかな。
「初めまして?」いや、挨拶したしそれは省いて…「こんにちは」?
いや、「おはよう」?いやいや、なんか今更なぁ…』
だけど僕の心の中はそれどころじゃなくて。
一刻も早くクラスに馴染もうと悩んでいるのだった。
—————という“普通”の事を、態々授業中まで思わなくちゃいけない訳だ。
「……ちっ、あぁ面倒くさいなぁ…“普通”っていうのもさ」
僕は“先生の指示を聞いて席についた瞬間”そこまでを悟り、思わず小声で本音をこぼした。
本来、僕はこの箱庭学園の方針で“-13組”に行くはずだった。
理由は単純、普通じゃない能力…この学園の幾人かが“過負荷”と呼ぶスキルを持っているからだ。
どんな能力かは知らないが、過負荷という能力を持っているという事は自覚はしている。
なにしろここ箱庭学園理事長に呼ばれてこの学園へ来たからねぇ。
…けどそれは“普通”の転校とは違うから、
僕は最初、箱庭学園理事長が転校話を持ち掛けられてきた時、即効断った。
僕は常に“普通”でありたい。
普通に青春という時期を過ごして、普通に友達を絡んで、普通に卒業して、
普通に結婚なんかもして、残りの人生も普通に過ごす…
そんな“普通”を求める僕にとって、“普通”じゃない奴等の集まりに放り込まれるなどと…
「 嫌 だ ね 、 虫 唾 が 走 る 。 」
もっての外だった。
話を持ちかけられたあの時、僕は学園理事長にそう言ってやったさ。
だが、それでも食い下がらない学園理事長は、
「では“普通”に転校するだけでいい」
なんて言ってきたもんだから…結局ここへ来てしまった。
“普通”を追及する僕にとって、“普通”という言葉が絶好の釣り餌だと知ってたのが癪にさわるが、
1年1組で生活する事を認めてくれた学園理事長の配慮には感謝だ。
何せ、これで僕が“普通”でさえいたら、“普通”の学園生活を送る事ができるのだから。
———だが、そんな僕の考えも甘かったようだ。
何故ならこの箱庭学園自体、“普通”ではなかったからだ。
まったく…学園理事長にはやられたものだ。
まぁそれに気が付くのは、もう少し後なのだけれど。
- 登場人物、辞書 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/22 15:07
- 名前: 五十嵐 ◆geiwiq3Neg (ID: /B3FYnni)
【登場人物】
*永禮 椎也/ナガレ シイヤ(男)
過負荷・無名の主人公 という能力を持つ。
*厳島 利彌/イツクシマ トシヤ(男)
異常性を持っている。詳細不明。
φ砌 空乃/ミギリ ソラノ(女)【サキ様提供>>4】
異常性・開幕する物語(プロローグ)という能力を持つ。
φ如月 日暮/キサラギ ヒグレ(女)【Neon様提供>>6】
異常性・業殺し(テクノブレイク)という能力を持つ。
φ等々力 盾子/トドロキ ジュンコ(女)【甘木 弧羽 様提供>>7】
過負荷・構成取引(フェアトレード)という能力を持つ。
φ天瀬 雨/アマガセ アメ(女)【蛹様提供>>11】
異常性・月下妖羽(ライトダスト)という能力を持つ。
追加予定。
【辞書】
・超能力者/サイキック(超感覚的超能力者)
一般的に超能力と言われる能力を扱える人間。
またスペシャル(特別)との関係がある。
最近密かに箱庭学園に招集させられているそうだが、詳しい事は不明。
・追加プランC
これは、-13組によるフラスコ計画のプランBに追加されたプランである。
プランBと並行させ、またプランBの為に用意されたプランである。
詳細を知る者は少ない。分っている事は、プランCに超能力者が関わっているという事。
・±0組
追加プランCにともなって作られた組。超能力者(サイキック)のみで結成されている。
しかしこれに教室などは存在せず、0組となった生徒は普段、1から12組のいずれかで生活している。
・残された伏せ駒
プランAで登場した十三組の十三人と裏の六人とは別の13組のメンバー。
穏健派で、それも追加プランCの為に伏せられていた人物等の集まりらしい。
“残された伏せ駒”と言われるだけあり、十三組の十三人と裏の六人等は
彼等の事を知らないらしいが、プランBの−13組等は追加プランCの事もあり知っている。
この掲示板は過去ログ化されています。