二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 僕はコイツ(基山ヒロト)が大嫌いだ。
- 日時: 2011/03/24 21:00
- 名前: 絆(ほだす) (ID: ugb3drlO)
えーっと・・・。
ほだデス(_^_)
・・・もはや、何作目か分かんねぇ・・・。
まあ、良いとして。
今回も、イナズマです!←まあ、題名のとおり。
基山メインで〜。
別に、基山が好きなわけじゃないんですょ?
・・・ただね、基山だと話がつくりやすいのですよ(^_^;)←ヲイ
話の主な内容は、
基山と、そのクラスメイトの女の子との・・・
ちょっとした〜、ラブストーリー(いや、違うな)
んーーーッ?!・・・学園モノ、ですかね。
暖かい目で、見守って頂ければと思います^^
- Re: 僕はコイツ(基山ヒロト)が大嫌いだ。 ( No.23 )
- 日時: 2011/04/05 20:05
- 名前: 絆(ほだす) (ID: ugb3drlO)
【へぇ。・・・それで?】
『あの』質問をして、早一週間—
佳暖ちゃんと俺は、あれ以来話していない。・・・というか、
佳暖ちゃんが俺と顔も合わせてくれない!
・・・やっぱ、まずい質問しちゃったかな?
そ、そんなことないよな。あの質問の何処がまずいんだ?見つけられたらノーベル賞モノだ。
・・・とかいう冗談はさておき。
はぁ・・・。
いつもの所に居るかなと思っていつもの木の上覗いてみてもいないし・・・。
見つけた!と思ったら女子便に逃げちゃうし・・・。
完全、俺のこと避けてるよね?
・・・佳暖ちゃん・・・。
人が嫌いって、人と馴れ合うのが嫌って・・・
どうしてそうなっちゃったの?
元々じゃ・・・ないよね?
- Re: 僕はコイツ(基山ヒロト)が大嫌いだ。 ( No.24 )
- 日時: 2011/04/05 20:21
- 名前: 絆(ほだす) (ID: ugb3drlO)
【俺は、欲しい物のためなら手段を選ばないよ?】
はぁ・・・。
やっぱ、本人と話すのは無理かなぁ?
・・・かと言って佳暖ちゃん、友達いないし・・・。
うーーーーーーーーーーーーーーんッ・・・・・・。
どぉぉぉぉしよぉぉぉぉぉ!!!!
「ヒロト、どーしたんだー?最近元気ないなー?」
どうしようかと悩んでいる真っ最中、話しかけてきたのは
同じクラスの円堂守だった。
「何か真っ黒いオーラがっ・・・?!」
「え、円堂くん。別に何でもないんだよ?」
「・・・別に、ってこと何かあるな。言ってみろよ。」
「うむぅ・・・実は・・・」
基山は円堂に、これまでの経緯を話した。
「・・・なるほどぉ・・・。難しいな。」
「でしょ?・・・どーしたらいいと思う?」
「うーーん・・・」
ヒロトさ、と円堂。
「何でそこまで支倉に肩入れするんだ?」
「そっ、それは・・・
そういう人ほっとけないし・・・それに・・・・・・・
・・・・・・あッ!!・・・・・・・」
「ん?」
「ありがと!!円堂くん!!俺、一個打開策見つけたよ!」
「お、おぉ。がんばれよ〜!!」
佳暖と仲良くしてやってね、ねぇ・・・。
- Re: 僕はコイツ(基山ヒロト)が大嫌いだ。 ( No.25 )
- 日時: 2011/04/06 20:32
- 名前: 絆(ほだす) (ID: ugb3drlO)
【おせっかい?・・・いいえ、違います。じゃあ・・・?】
基山は、佳暖の家の前に立っていた。
何時になく、緊張した面持ちだ。
ドアチャイムを鳴らすと、中からお母さんが出てきた。
「あら、基山くん?・・・佳暖、まだ帰ってないわよ。何か用があったのかしら?」
「あ、いえ・・・。
今日は、お母様にお話があってきたんです。」
「私に?」
「はい。佳暖さんの事なんですが・・・」
そこまで言うと、お母さんは
「玄関先で話してもねぇ・・・。
中に入りなさい^^」
と、基山を家の中に招き入れた。
「で、佳暖がどうしたの?」
お母さんが話しを切りだしてきた。
「佳暖ちゃん、いつも独りじゃないですか。だから何でなのかなって・・・。」
お母様の質問のことも気になるし・・・。
真剣な面持ちの基山とは真逆に、なんだか笑っているお母さん。
「そっかぁ。・・・基山くん、優しいのね・・・。」
「へっ?・・・いやぁ・・・。」
佳暖はねぇ、
「独りが好き、なんじゃなくて、人間が嫌いなのよ。」
「それは聞きましたけど・・・。」
「そしてね・・・。」
お母さんは一息ついてこう言った。
「基山くんみたいな、優しい人が大嫌いなのよ。」
「え?」
これは聞いてなかったのね・・・。
「まぁ、正確に言うと・・・優しくされるのに慣れてないっていうのかな?
・・・佳暖自身は、優しくされることが嫌いって勘違いしてるみたいだけどね。」
「優しくされることに慣れてない、って・・・?」
すると、お母さんは佳暖の過去について話しだした。
「ウチはね、見ての通り道場やってるでしょう?
その上ね、佳暖には二人お兄ちゃんがいるの。女の子は佳暖一人。
柔道する子も男の子ばかりでね・・・。」
「で、でも・・・優しくされるのに慣れてないっていうのは?」
「男の社会に、優しさ、なんてないわよね。」
「・・・そうですか・・・。」
そういえば。基山はあの質問を思い出した。
「お母様、あの〜・・・
佳暖と仲良くしてやってね、ってどういう事です?」
「佳暖のことが気になってここまで来た、基山くん。
君なら佳暖を変えてくれる、佳暖を任せられる、と思ってね。」
「そうですか。・・・ありがとうございました。」
「佳暖ちゃんの事は任せてください!」
「えぇ^^」
- Re: 僕はコイツ(基山ヒロト)が大嫌いだ。 ( No.26 )
- 日時: 2011/04/09 19:19
- 名前: ちー様に愛をこめて!絆(ほだす) (ID: ugb3drlO)
支倉家の家族構成↓↓
父 支倉千景(はせくらちかげ)42歳
母 支倉愛佳(はせくらよしか)42歳
兄 支倉司(はせくらつかさ)18歳
兄 支倉有斗(はせくらゆうと)16歳
支倉佳暖(はせくらかなん)14歳
と、まあこんな感じで?!
- Re: 僕はコイツ(基山ヒロト)が大嫌いだ。 ( No.27 )
- 日時: 2011/04/09 19:29
- 名前: ちー様に愛をこめて!絆(ほだす) (ID: ugb3drlO)
【怖い?・・・僕って意外と、怖がり?】
『・・・なんで、佳暖ちゃんは俺と話すの?』
佳暖には、基山のこの言葉か引っかかっていた。
・・・何でって・・・
「お前が・・・僕に話しかけてくるからだろっ・・・。」
訳分からん質問するな・・・。
・・・というか、何故僕はアイツを避けているのだろうか?
自分でも分からない。
何かを恐れているのか?
・・・そもそも、この感情は『恐怖』なのか?
だとしたら—
またあの質問をされるのが怖いのか?
アイツが怖いのか?
人と馴れ合うのが怖いのか?
・・・僕自身の殻が破れてしまうのが・・・怖いのか?
僕ってこんなに—怖がりだったのか?
僕ってこんなに・・・
『人間』
だったっけ?
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