二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- モンスターハンター 嵐の厄災
- 日時: 2011/10/13 16:36
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
お知らせ
オリキャラ募集は一度締め切らせていただきます。
投稿して下さった
風さん、パーセンターさん、テポドンさん
ありがとうございました!
登場人物
セイバー・アレンダ(19)
武器 バスチオンバスター
防具 ボロスSシリーズ
ユクモ村唯一のスラッシュアックス使い。
料理は破滅的にド下手。
レオ・リラント(19)
武器 飛竜刀【双炎】
防具 アシラSシリーズ
セイバーの幼馴染の太刀使い。
こちらは、料理が上手い。
ユーラ・カテフィス(20)
武器 スパイラルヒート改
防具 ラングロSシリーズ
上位ハンターのランス使い。
腕前は一流、そして年上のおねぇさん。
イリア・ヘルメーラ(23)【風さん投稿】
武器 ダーティーリボルバー
防具 ネブラSシリーズ
気品な振る舞いを見せる弓使いの女性。
面倒見のいいお嬢様。
フロリス・ムー(19)【パーセンターさん投稿】
武器 ボルトペッカー
防具 ペッコUシリーズ
弱冠19歳で弟子を持つ剣斧使い。
訓練所の教官と関係があるとか?
ネオ・ラムラガ(25)【テポドンさん投稿】
武器 ギザミヘッドアクス
防具 ギザミSシリーズ
遠い地方から来たハンマー使いのハンター
女好きという一面で周囲から軽く見られがち
- Re: モンスターハンター 嵐の厄災 ( No.1 )
- 日時: 2011/03/29 14:21
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
プロローグ
果てしなく続く砂原、照りつける太陽。
この日の風は追い風。
「いやぁ、船首はいいねぇ〜。」
一人の若者が船首に座り込んでいる。
かなり頑丈そうな防具を身に付け、ヘルムは脱いで脇に置いてあった。
色は土色で、表面は凹凸の激しい。
両肩には軽く取り出した甲殻。
これは、おもに砂原に住む 土砂竜ボルボロスの防具だ。
それと同じく武器もそのモンスターの素材でできたもので
バスチオンバスターと呼ぶ。
その若者 セイバーは砂上船に仲間と乗り込んでいた。
彼らは何の意味もなく船に乗ったわけではなく・・・ある大物を追い求めていた。
「おーい、セイバー。のんびりしすぎるなよ。」
マストの上で彼を呼ぶ声は、彼の相棒でもあった。
すると・・・
ドォォォォーーーーンッ!
大銅鑼が鳴り響いた。
「おっと、お出ましのようだぜ!」
すると砂上船のなかから数人のハンターが出てきた。
そして、マストから降りる若者が装備を整えた。
彼の名前はレオ。装備はアシラSシリーズ。
青い甲殻の胴体、ヘルムは顔の輪郭に合わせてある。
武器は、火竜の素材をふんだんに使用した太刀・・・
名を 飛竜刀【双火】と呼ぶ。
「来るぞ!構えろ!!」
その声に答えるように地鳴りのような雄叫びが響いた。
「ヴォオオオォォォォーーーッ!!」
「うひょー、コイツが・・・」
「あぁ、追い求めた獲物 古龍ジエン・モーランだよ。」
そして、ここから新たなる狩りがはじまる・・・。
- Re: モンスターハンター 嵐の厄災 ( No.2 )
- 日時: 2011/03/31 13:40
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
第一章 「始まりの兆し」
砂漠に囲まれた地方 ロックラック。
その広大な砂原の中に大きな町がある。
そこには、ハンター達の集うギルドが存在した。
砂漠の夜は、昼とは真逆の顔を見せ、かなりの冷え込みになる。
しかし、ギルドの集会所の中はその寒さを吹き飛ばすぐらいの熱気に満ちていた。
笑い声と怒りを感じぬどなり声などが飛び交う集会所の隅にあるテーブルに
3人の青年達と1人の女性がいた。
「とりあえず、ジエン・モーラン撃退にカンパーイ!」
その女性が高々と祝福の声を上げた。
彼女がまとっている防具は、レイアシリーズ。
雌火竜リオレイアの素材を使った緑色の防具だ。
武器はランス、凍土に出現するモンスターでもかなりの強敵である 氷牙竜ベリオロス。
刃の部分はベリオロスの特徴でもある琥珀色の牙を使用している。
名をトゥースランス改と言う。
「んで、よかったのか?お前、ホントは受託HR満たしてないんだろ?」
「そうなんだけど・・・人手不足だって言うから誤魔化して来ちゃった!」
彼女 ユーラは軽く舌を出して、自分の頭をコツンと叩いた。
そこに、セイバーがやってきた。
その手には、飲み物が並々と注がれたジョッキが握られていた。
そのジョッキをテーブルに置くと
「ユーラ、後で猟団長の所に来いだとよ。」
彼女の肩を叩きながら言った。
「え〜、また怒られる〜〜〜。」
「お前が誤魔化すのが悪い。」
向かい側のテーブルで他のハンターと話していたレオが歩いてきた。
「だって、人手不足だって・・・」
「それ、さっき聞いたぜ。」
口を挟むようにしてセイバーが言う。
そのテーブルにいたハンター達が腹を抱えて笑った。
だがユーラはあまり恥ずかしそうではなかった。
その理由として
「ま、これまでも4回あったしいつもみたいにゲンコツで済むだろ?」
「6回だよ!」
誤魔化したのは一度ではないのだった。
結構、長く時間がたった
だいぶ、集会所のハンターの数も減っていた。
恐らく長時間かかった狩猟で疲れて眠るハンターがほとんどだろう。
ユーラは猟団長の元に向かい、同じテーブルにいたハンター達も
集会所を後にしていった。
セイバーとレオが、飲み物を飲みながら話していると一人の受付嬢が話しかけてきた。
彼女はセイバーと同じ村出身の幼馴染。
名前はアリサ。
「お疲れ様、どうだった?狩猟の方は。撃退したんでしょう?」
セイバーが手を上げ、軽く会釈する。
アリサは、こんがりと焼いた肉と魚を持ってきてくれた。
「お、悪い。いただきま〜す!」
相当腹が減っていたんだろう、レオはすぐに肉を食べ始めた。
「ん、あまりいいとは言えないな。
この狩猟で怪我をしたハンターも少なくないし
それに、砂上船が一隻弾かれて破壊された。」
セイバーは一人のハンターを指差した。
装備しているのは、ハンターSシリーズ。
彼は胴と左腕には包帯でグルグルと巻かれていた。
だが、彼は痛みを忘れたかのように爆笑していた。
「・・・そう。それで何かあった?」
するとセイバーがポーチから何かを取り出し、アリサに渡した。
何かの鉱石だ。
「シーブライト鉱石って言うらしい。たくさん採れたからやるよ。」
「わぁ、綺麗・・・。」
彼女は感激しているが、セイバーは何事もなかったように飲み物を飲んでいる。
「ありがと〜〜〜!!」
「どわぁ!」
彼女がセイバーの首にしがみ付いた。
「やめ・・・首が・・閉まってる・・・」
「はぁ、やれやれ。」
「あ、そう言えば・・」
手を離すと、ようやく解放されたセイバーが大きく深呼吸をした。
そして、アリサが封筒をだした。
「これ、ギルドから!」
「えっ、マジかよ!」
レオがイスから飛び出す。
「いやな予感しかしないな・・・」
その封筒の中には、何かのチケットと小さな紙切れが。
封筒の裏には (ユクモ)と書かれた温泉のマークのはんこが押してある。
「ユクモって、あの温泉で有名の!?」
「たしか、あそこにもハンターズギルドがあったな・・・。」
レオが小さな紙切れを開いた。
そこには、あまりにも急すぎる事が記されていた
この掲示板は過去ログ化されています。