二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【テニプリ嫌われ】狂乱の踊り
日時: 2011/04/16 23:26
名前: まゅ (ID: gzQIXahG)

初ですww
それでも頑張ってシリアス?系を書いてみたいと思いますw
失敗したらスイマセン


じゃ、登場人物紹介!


主人公

名前:葛城 優(かつらぎ ゆう)
学年:2年生
性格:優しいが、一度決めたらどんなことでもやり通す
   姫華を恨む
容姿:髪に軽く茶色がかった小柄な少女



悪役

名前:安西 姫華(あんざい ひめか)
学年:2年
性格:すごくミーハーで、とてもブリっ子←ベタな・・・・w
   裏表が激しく、優のことをコケにしか思っていない
容姿:ピンクの髪にクネクネした行動




ちなみに、立海が主です!よし、頑張って書いていこうッ!

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Re: 【テニプリ嫌われ】狂乱の踊り ( No.4 )
日時: 2011/04/16 00:35
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

はじめまして!
眠い目をこすりながらやってきました。
なんかおもしろそうですね!
更新頑張ってください。

Re: 【テニプリ嫌われ】狂乱の踊り ( No.5 )
日時: 2011/04/25 20:58
名前: まゅ (ID: gzQIXahG)

●優said


「っつつ・・・・・」


私は頭にくる激しい痛みに目を覚ました。
あれ・・・ていうか、私死んだんじゃないの?
ここ、どこ?

頭をさすりながら周りを見渡すと、ロッカーがいくつかあって、ベンチが2つほどある。
どこかの部室、ということは少し考えればすぐにわかった


「どこの学校・・・・?」


重い身体に鞭を打ち、ベンチを支えに立ちあがった。
窓を開けようと、壁際に近寄っていると


「優!大丈夫かよぃ!」


「Σ!?」


見たことのある、特徴的な赤い髪をもつ男が部屋に入ってきた。
間違いない
この男は

丸井・・・・・ブン太・・・・


「優?おーぃ、優?」


ブン太が何でここに!?
何で私の目の前にいるの!?
何で私の名前を知ってるの!?
ここは・・・・・私の世界じゃ、ないの・・・・・?

私はブン太が手を振っていることなど気にも留めないほど、動揺していた。


「頭打ったのかよぃ?」


ブン太が私の頭に手を置いたことで、ようやく我に返った


「Σだ、だ、大丈夫です!」


私は手を思いっきり振り払ってしまった。
ブン太は驚いている


「あ、す、すいません・・・」


私は自分の手を胸に押し当てて謝った。
ブン太は首をかしげて


「どーしたんだよぃ、優?今日、いつもよりおかしいぞ?」


そう問いかけてきた
私はとっさに、逃げるの三文字が頭をよぎった


「あ、あの頭を少し打ってしまって・・・でも大丈夫です!後で病院にもいくつもりなので!」


「そ、そうか?」


「はい!そ、それでは失礼します!」


私はブン太の横を通りすぎて、扉を開けようとした。が


「っと・・・・どうしたんじゃ優?」


目の前に現れた人にぶつかってしまった。
額をさすりながらその顔を確認してみる。すると、そこには仁王雅治がいた。


「に、に、仁王雅治————————!!?」


「Σな、なんじゃ・・」


今度ばかりは声をおさえられなかった。
ブン太までなら、逆トリップということを考えれば、ここは私の世界だってことが分かったのだが、今仁王が現れた時点で、その可能性は一気に消えて行った。

と、いうことはここは、私の知ってる世界じゃない。


「ど、どうしたんじゃ優?具合でも悪いんか?」


仁王は私の頭を撫でながら聞いてきた
私はブン太と同じく、手を振り払って仁王からも離れた


「な?今日の優、何かおかしいだろぃ?」


ブン太はいつの間に含んだのか、ガムを食べながら仁王にいった
仁王は少し頷いて、私を見た


「おまん、ホンマ優か?」


そして、私の存在自体を疑問にもってきた
もうここまできたら、本当のことを言うしかない。

私は今まで起きたこと、私の世界のこと、どうしてここにきたのか、自分は誰なのか、そして、姫華の存在を、あるがままに話した

多分、信じてはくれないんだろうと思う。
けど、これを話したら、この場からは逃げれることが出来そうだ。

そんなことを考えていると


「その姫華って言う女、許せんのう・・・」


「へ?」


思わぬ返事が帰ってきて、変な声が出る。
ブン太も何度も頷いている


「こっちの優じゃないにしろ、優に変わりはないんだ。その優を死なせた奴は、女だろーが許せネェ・・・」


「し、信じてくれたんですか?」


「ん?当たり前じゃろ」


「優は嘘ついたことねーもんなっ」


二人は笑いながら言ってくれた

私は安心感に包まれて、軽く目がしらが熱くなった。




そして、この二人からこっちのことについて色々聞いた。


私はここ、立海大付属中学の2年生で、テニス部マネージャー所属。
親が海外で仕事中だから、今は一件家で一人暮らしらしい。
あと、驚いたことは、私は仁王の彼女で、あの、忍足謙也、忍足侑士のいとこらしい。


この二人に話した後、二人を通して、立海のレギュラーメンバー全員に私のことを話してもらった。
誰も疑う人はいなかった。


そして、もうひとつ知ったこと。
それは、姫華は青学のテニス部のマネージャーだということ。




姫華もこの世界に来ている・・・・。





なぜか私の背中が凍っていくのがわかった

Re: 【テニプリ嫌われ】狂乱の踊り ( No.6 )
日時: 2011/04/30 13:24
名前: まゅ (ID: OfqjeFpF)

●姫華said●



姫華はこの世でお姫様♪

青学の奴らはみーんな姫華のと・り・こ♪
手駒はたーくさんそろったッ!

確か不二先輩から聞いた話じゃ、優は立海のマネージャーらしい
仁王君を取られたのはかなり腹が立つけど、まぁ・・・すぐに姫華のものになるわ・・・!

それに、この世でも優は・・・すぐにいなくなるけどね・・・・
姫華と、その手駒達によって・・・!


「ククッ・・・アッハハハハハハ!!!」


想像しただけで心が躍る。あぁ・・・早く優に会わなきゃ・・・。

その為には、立海と練習試合を組んでもらわなきゃ。
一層のこと、氷帝、四天宝寺も姫華の手ごまにしてあげようかしら・・。

・・・よし、決めた!皆を姫華の手駒にする!



「ねぇ、手塚部長〜」


「姫華か・・・どうかしたのか?」


「皆の力と経験値を上げるために〜・・・四天宝寺、氷帝、立海と練習試合をしませんかぁ?」


「練習試合か・・・・」


「ねぇ〜?皆のために!」


手塚部長は、これを言ったら絶対に組むに決まってる。
だって部員思いのいい部長さんだもんねぇ?


「・・・・そうだな、検討してみる」


ほ〜らね・・・・


「ヤッタ!さすが部長さん!じゃ、姫華、皆に知らせてくるねッ!」


姫華はそう言って、練習中の皆の中に入っていった。

皆はどんなに熱心に練習していても、姫華が入るだけで、練習をほったらかして姫華の方を見てくれる。
なんて気分がいいの!

練習試合のことを話すと、皆喜んでくれた。
特に、姫華が皆のため、のとこを聞いたら、皆口ぐちに「さすが姫華」とか「姫華は俺達のことちゃんと思ってくれるいいマネージャーだ!」
とか、い——っぱい褒めてくれた♪





自分たちが手駒になってることも知らずに・・・・ね。

Re: 【テニプリ嫌われ】狂乱の踊り ( No.7 )
日時: 2011/04/30 14:11
名前: まゅ (ID: OfqjeFpF)

●優said●




「青学、四天宝寺、氷帝と練習試合を行うことになった」




幸村さんの言葉で
私は一気に思いだす。
姫華の存在を。


「青学・・・・」


皆も私の気持ちを察したのか、様子を伺ってくる。


「優、無理をするな」


「今回の件は、断ってもいいんだぞ」


柳さん、真田さんも気を使ってくれている。

でも、これは練習試合。皆の力を試す場でもある。
しかも今回は4校で行う大きな試合。
こんなチャンスを皆に逃してほしくはない。


「いえ、大丈夫です。姫華のことは気がかりですが、自分の身は自分で守れます!皆さんのせっかくのチャンスを無駄にするようなことは、私にはできません」


「優・・・・」


幸村さんが私に近づいてきて頭を撫でてくれた。


「ありがとう。優の気持ちを無駄にしないような結果を残すよ」


「あぁ!それに、ジャッカルが身代わりになってくれるだろぃ!」


「俺かよ!?だが、今回だけは許す」


「いつでも頼ってきてください。優さんの為ならできる限りのことはさせていただきます」


「お前は俺達が全力で守るぜよ。安心しときんしゃい」


皆の言葉に、私は自然と涙があふれた。
私は、こんなにも皆に思われているんだ・・・。

もう、姫華なんか怖くない。
姫華には負けない!絶対に皆には被害を与えない!

もう、私の中の決意は決まっていた。




——————————————————————————————・・・・




今日、私は仁王さんと一緒に帰った。
多分気を使ってくれているんだろう。
自分の中では不安じゃないと思っても、どうしても顔に出てしまうらしい。
それでついてきてくれた。


「あ、ここで大丈夫です。わざわざありがとうございました!」


私は私の家の前で仁王さんにお礼を言った。


「優、本当に大丈夫か?」


「何がですか?」


「何がって・・・その・・・姫華のことじゃ」


「あぁ・・・大丈夫ですよ!なるようになりますからっ」


私は精一杯の笑みを仁王さんに見せた。
でもやっぱりダメみたいで


「無理に笑っても、可愛さ半減じゃよ?」


「ふみゃッ」


そー言って私の頬を軽く突いてきた。


「おまんは、俺が守るぜよ。だから、そんな不安そうな顔すんな」


仁王さんは一瞬悲しい表情を見せてから、私を抱きしめてくれた
仁王さんの体温が私に伝わってきて、胸が締め付けられるのがわかった。


「はい、ありがとう・・ございます」


私も仁王さんの胸に顔を埋めて、安心した。


「じゃ、また明日のぅ」


仁王さんとゆっくり離れて、仁王さんを見送った。
でも、仁王さんは、私たちが歩いてきた方に帰っていった。


「仁王さんの家、この近くじゃないんですか!?」


私は少し離れた仁王さんの背中に向かって叫んだ。
すると仁王さんは自分の進行方向先を指さして


「俺ん家は南区ぜよ!」


そー言って、詐欺師笑みを浮かべた。
南区って・・・


「真逆じゃないですかぁ!!」


「プリッ」


仁王さんはそれだけ言って、走り出した。
あの人は本当に・・・詐欺師のくせに優しいんだから・・・。

私は軽く頬を染めながら家に入っていった。

Re: 【テニプリ嫌われ】狂乱の踊り ( No.8 )
日時: 2011/05/02 09:43
名前: まゅ (ID: OfqjeFpF)

志保様>>眠い中、わざわざ私なんかの小説を読みに来て下さり、本当に    ありがとうございました!
    期待にこたえられるか不安ですが頑張っていきます!(`・ω・)b


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