二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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(イナズマ) 好きが伝わらなくて。 (イレブン)
日時: 2011/07/08 17:37
名前: 憐卯 ◆Oq2hcdcEh6 (ID: 9mWysg1X)

( 嗚呼、なんてもどかしいんだろう! )


<!>御挨拶
 初めまして、憐卯れんうと言う者です。生物学上は女だったりして、正直に言うと12歳という若造——じゃねえ、子供ですね、はい。小学生なんで更新率は早めに行きたいです。ついでに目薬必須。
 長編何ですけど、短編も混じりますのでご注意を。だって短編も書きたいじゃないの。
 この連載はALL+原作沿いです。第3期まで行けると良いなあ、なんて思ってたりします。さっさと1期終わらせたいですええ無理ですけど。
 ではでは、コメント等がありましたら宜しくお願いしますっ、


( 目次 )>>1


( お客様 )

▼刹那さん
▼伊莉寿さん

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Re: (イナズマ) 好きが伝わらなくて。 (イレブン) ( No.17 )
日時: 2011/06/28 20:54
名前: 憐卯 ◆Oq2hcdcEh6 (ID: qsw8GWEd)


亜美「宜しくね、瑠璃花ちゃん、魁渡くん!」
彩音「宜しくっ! 呼び捨てで良いかなあ、?」

憐卯「え、良いの!? むしろ出してあげるよ!」
亜美「コラボしたいしね!」
彩音「良かったら私達も出してーっ!!」
憐卯「いやいや、おい」

亜美「鬼道ってあのゴーグルマントさん?」
憐卯「失礼なこと言わないの!」

コメント有難うね☆

( 一話 ) 帝国学園 ( 亜美視点 ) ( No.18 )
日時: 2011/06/29 18:54
名前: 憐卯 ◆Oq2hcdcEh6 (ID: qsw8GWEd)


「っは、ぁ……」

 何これ。弱い、弱すぎるよ。あの帝国だから少し期待してたのに、残念。今の状況は私の目の前で膝を付いているキーパーの源田くん。中々のイケメンさんだねえ。でもさ、君って思ったより弱かったんだね。見下すような視線で源田くんを見つめると、悔しげに睨まれた。
 鬼道くんが、えんどーくんが、驚いた様に私を見ている。崇めろ、とか言える雰囲気じゃなさそうだな。私に恐れを成したのかもう嫌だと逃げ出す目金。役立たずだな、ほんと。

「ただのシュート如きが止められないんだ?」
「黙れッ、……」

 ふふ、と楽しげな笑みを浮かべると源田くんに思いっきり睨まれたので、格好良い顔が台無しだなんておどけてみせると、更に怒りを募らせたみたいだった。あらら、墓穴掘っちゃったかな。
 ずい、と顔を近付けたら後ずさられた。酷いね、なんて笑みを浮かべて。

「疲れちゃったから、豪炎寺くんに代わるね?」

 にっこー、と笑みを浮かべてそう言えば源田くんが安堵した様子を見せた。酷い、そんなに私を嫌がらなくても。遠くの方でマネージャーさんが少し怯えた様子を見せていた。勿論、彩音ちゃんも例外では無い。嗚呼、嫌われたのかなあなんて思いつつもそういうのは気にしない人間だ。
 私がのそのそとベンチへ向かうと、えんどーくんが楽しげな声を上げた。

「亜美、すっげー強いんだな!」

 私のあんな速さに、キック力に、テクニックに。異端だと感じた人間は多いとは思うがまさか感激する人間が居るとは思いもしなかった。改めて円堂守という純粋にサッカーを愛している存在を思った。残念だけど、私は純粋にサッカーを愛してはいない。
 ベンチに戻ると、先程まで怯えていた筈のマネージャーさん達が何故かにこやかな笑顔で迎えてくれた。先程の円堂くんの言葉がきっかけで、私を純粋に強いとでも認めてくれたのだろうか。

「亜美ちゃん、凄かったね!」
「強かったですっ!」

 ——あれ、この青色の子誰。
 不思議そうに首を傾げていると、青色の子が音無春奈と名乗った。それにしても——可愛いッ! 新しいマネさんかとドキドキしてたのに違うみたいだった。新聞部……だと?
 それからは。勿論、逆襲みたいな感じで負けたけど、円堂くんが何か良い試合だのなんだの言っていた。から、別に良いかなあ、と思う。
 本人達が満足ならそれで良いんでしょ。

 私は、この試合の結果、円堂くん達の能力を報告する為にすぐさま帰路に着いた。ああ、これからが楽しみだなあ、!





( fin. )

Re: (イナズマ) 好きが伝わらなくて。 (イレブン) ( No.19 )
日時: 2011/06/29 19:06
名前: 刹那 (ID: EG3Up6Ko)
参照: http://ncode.syosetu.com./n4959t/

亜美様ぁぁぁ!!!やっぱり女神様ですぅぅぅ!!!私も亜美様に見下されたい!!!源田!!其のポジション、俺に譲れ!!

ティアラ「何訳解んない事言ってんのよ!?」

ラティア「殺すわよ?(黒)」

だって、亜美様が神的な可愛さ何だもん!!あっ、今更だけど殺さないで下さい;

「ただのシュート如きが止められないんだ?」

って見下されながら言われたい!!!>< 亜美様はやっぱり俺の嫁^p^←

Re: (イナズマ) 好きが伝わらなくて。 (イレブン) ( No.20 )
日時: 2011/06/29 19:38
名前: 憐卯 ◆Oq2hcdcEh6 (ID: qsw8GWEd)

おおふ、見下されちゃったら駄目だよっ^^;

亜美「源田くん格好良かったなー、弱かったけど☆」
彩音「源田ファンに謝れ馬鹿」

あんな奴で良ければどうぞ嫁に(またか
その代わりラティアちゃんはぼくの嫁^p^←←

( 二話 ) 必殺技 ( 彩音視点 ) ( No.21 )
日時: 2011/06/30 18:06
名前: 憐卯 ◆Oq2hcdcEh6 (ID: qsw8GWEd)


 ぼろぼろの古いサッカー部室。中では、選手とマネージャーによるミーティングらしきものが行われていた。ホワイトボードを使い問題点を説明するキャプテン。の声をあたしは遠くで聞いている錯覚に陥る。嗚呼、眠いなあなんて考えて。

「帝国戦で、オレ達の問題点が分かった。それで、」
「問題点も何も、まず体力無さ過ぎ」

 ま、マックスくん……確かにそうなんだけど、それを言っちゃお終いだよっ。一気にずーん、と暗くなる雷門イレブン。それを見ていた亜美ちゃんがくすくすと面白そうに笑った。笑いごとじゃありません!
 マックスくんが流石にこの雰囲気を感じ取って、申し訳なさそうにせず謝った。

「あ、ごめん。今の凹んだ?」
「私はへこんで無いけどねえ、」

 はい、亜美ちゃん黙る。亜美ちゃんを引っ張って口を押さえればもがもがと何かを言おうとしていた。まあ良いや。
 というわけで、闘争心をめらめらっと燃やしている染岡くんを見てくすくすと笑っていると夏未サンがやって来たので驚き。

「次の対戦校を決めてあげたわ」
「ええええっ!!!?」

 あまりにも早い展開に着いて行けない……。たじたじっとしていると、亜美ちゃんが面白そうにくすくすと笑っていたので少し驚いた。亜美ちゃんって、そういうの面倒臭がりそうな子だから、だ。しかし、亜美ちゃんは思ったよりも好戦的らしい。あたしは負けず嫌いだけど。次こそは帝国に勝手みせる!! 円堂くんを見ていると、何故かそう思えてくるのだ。
 この間亜美ちゃんが、彼は不思議だと言っていた。それが何となくあたしにも分かる気がした。



( 帝国学園 / 通常サイド )

 帝国学園グラウンド——鬼道達は其処で練習をしていた。

「鬼道さん!」

 ボールが鬼道へと渡り、鬼道が大きく跳躍してサッカーボールをゴールへと叩き込む。凄まじい音と共にサッカーボールはネットを突き破る勢いでゴールへと入り、衝撃からか白煙が立ち上っていた。着地した鬼道が赤いマントをはためかせ不敵に笑みを浮かべる。
 其処から練習は再び始まり、部員達がそれぞれに思い思いの練習をしている。紅白試合でもしているかのようだ。

「鬼道さん、雷門中のこと聞いてますか?」

 休憩している鬼道に、同じく休憩中であろう辺見が話し掛ける。鬼道は飲んでいたドリンクを置き、辺見に問い掛ける。

「奴等が如何した」
帝国ウチとやってから、実はかなり凄いチームなんじゃないかって噂が広まってますよ」

 先程までの笑みが消えさり、いらついたように違う方向へと顔を向ける辺見。

「酷い所になると、帝国が一点に泣いたって話しまで」
「……だが、それはあの女の点数を除けば、の話だろう」

 亜美のこと、——あの試合で確かに亜美は数点決めていた。息も乱さずに。あの女があのまま試合を続けて居れば、確実に此方は負けていた、と鬼道は思う。
 しかし、鬼道は不敵な笑みを刻んで辺見に言う。

「言わせておけ、……俺達は任務を果たした。それだけだ」

 その言葉を聞き、辺見は納得したのか笑みを浮かべた。

「そうですね。——ただ、あれから雷門には練習試合の申し込みが後を絶たないそうで」
「ほお、」
「探りを入れた方が良いですかね?」

 そう尋ねてくる辺見に鬼道は再び笑みを浮かべた。
 余裕の表情はあくまで崩さない。

「必要ない。鼠は既に潜り込ませた」

 ふ、と鬼道は再び笑った。


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