二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ルーク少年と失われた記憶の謎
- 日時: 2012/01/28 16:22
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: OmiQv8gT)
お久しぶりです!
以前、ここで推理小説を書いていたレッドです。これを機に復帰いたしました。ペンネームを紅蓮に変えました。
それに伴い、新シリーズを書くことになりました。
レイトン教授シリーズでお馴染みのルークが主役として演じるぞ!
ルークの幼馴染のケイティやアルフレッドなども出ます。
今回はケイティの記憶がどのようにして戻っていくのか・・・というオリジナルストーリーになります。この物語はルークがロンドンに戻ってきたときの話になると思われます。なお、ケイティと関わりのある重要な人物が出る予定です。
ストーリー構成(長編)
謎かけ編:第1章〜第6章
謎解き編:第7章〜第16章
ストーリーの進行具合によっては変更する場合もあります。ご了承ください。
これからも頑張って書いていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
- Re: ルーク少年と失われた記憶の謎 ( No.1 )
- 日時: 2011/06/26 11:43
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: 1lVsdfsX)
序章(プロローグ)
その出来事は・・・3年前に遡る。当時、ロンドンでは1つの事件が起きていた。
「・・・父さん、父さん!」
「ケイティ・・・ジョンのこと頼む」
自分が愛する最愛の父を亡くすなんて嫌だ・・・そう思ったケイティは兄のジョンを見た。
「親父・・・なんで、俺たちに命を狙われていること言わなかった?」
「・・・悪いな。まぁ、こんなことになるとは思いもしなかっただろうな」
父が命を狙われていたことを知った2人は死を悟った。しかし、ケイティはそのショックで記憶を失っていたのだ。
なぜ、記憶を失ってしまったのか?
3年後、1人の少年の新たな物語が始まろうとしていた・・・
- Re: ルーク少年と失われた記憶の謎 ( No.2 )
- 日時: 2011/06/26 11:55
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: 1lVsdfsX)
第1章 ルークの帰郷
【最後の時間旅行】事件から約3年が過ぎた。
イギリス・ロンドン市内にあるヒースロー国際空港にて、1人の少年が降り立った。
「やっと帰って来れたー」
久しぶりに戻ってきたロンドンの街並風景・・・本当に変わってないなぁ・・・っていうか、ケイティたちはどうしているのだろう?
「とりあえず、高校はロンドン市内のところに決まったし・・・さて、あいつらにも会わなきゃな」
僕はルーク・トライトン、16歳。9月から高校1年生となった。イギリス・ロンドンで育った僕にとっては馴染みやすい場所であることから選んだ。しかし、帰郷する前に届いた1通の手紙の内容が気になっていたのだった。
「ケイティのことで話があるって・・・何なんだよ、こんな時に限ってさ」
「それは・・・こっちの台詞さぁー」
そのとき、聞き覚えのある眠そうに間延びした声がしたので、後ろを振り返ると・・・中学時代からの親友で仲が良かった同級生のラビ・アルデナだった。
「ラビ!?」
「よー久しぶり! 元気にしてた?」
人懐っこい笑顔を見せながら、手を上げたラビは僕のところに駆け寄った。
「背が伸びたな」
「・・・ラビこそ」
僕も笑って言いながら呟いた。その時、ラビが怪訝そうに僕を見て言った。
「ケイティのことが気になるんだろ?」
僕はビックリして、ラビを見ながら驚いた。何で、こいつが知ってんの?
- Re: ルーク少年と失われた記憶の謎 ( No.3 )
- 日時: 2011/06/27 20:45
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: TV0MM72m)
そう思った僕は彼を見て言った。
「何で知ってるんだ?」
「知ってるっつーかさぁ・・・あの事件から変わっちまったんだよな」
「・・・は?」
いったい、どういうことだ?
「おまえは知らないんだったよな」
「・・・何があったんだ?」
ラビの様子を見て知った僕は驚きながら言った。ケイティの身に何が・・・
「・・・あいつは記憶を失ってる」
なっ・・・ケイティが記憶喪失?
どういうことだ・・・僕は頭がこんがらがってきて、呆然としていた。何で・・・何で、こんなことに・・・
「ケイティとの再会は高校の入学式で良いか?」
「・・・ああ」
思ったよりも計り知れないショックが出ているため、何も言えずにいたのだった。幼馴染なのに・・・どうして、僕のことを忘れちゃったんだろう?
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