二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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〜神童はシード!?〜 コメください^^ イナズマGO
日時: 2011/08/28 17:50
名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)

こんにちは、こんばんは!
はじめまして、流翠といいます。
「スイ」とでも、呼んでください。

まずは、クリックありがとうございます!
更新は「亀」ですが、それでもよければ、よろしくお願いします!
コメントも気軽にくれると嬉しいです!


   
   ◆注意事項◆
 ●荒らし、暴言は禁止!
 ●亀更新を気にしない!
 ●基本的なルールは守る!
 ↑をジャッジスルー、もしくは2、3をする人は退却!



      ▼題名変更(これで3回目か……本当にすみません!)

 〜神童拓人 双子の弟〜
        ↓
〜フィフスセクターからの刺客は神童〜
        ↓
 〜味方になれない俺でも〜
        ↓
    〜神童はシード!?〜



     ●お客様●(ありがとうございます!!)

 ☆華奈☆   (初コメありがとう! 昔からお世話になってるタクト様です♪)
 ☆茉莉☆   (こんな小説を褒めてくださったお客様です♪)
 ☆風風様☆  (またまた、こんな小説を褒めてくださったお客様です♪)
 ☆Rin様☆   (絵がすごいx100……上手なお客様です♪)
 ☆伊莉寿様☆  (違う小説でお世話になっていて、文才がすごい! なお客様です♪)



     ■目次■

>>45  —神童 紫闇 プロフィール—
>>01  —prologue—


  —第一章  タクトとシアン—

>>02  —第一話  フィールドの隣で—
>>11  —第二話  視線の先—
>>15  —第三話  剣城 vs 少年—
>>16  —第四話  少年は 神童シアン—
>>17  —第五話  蘭丸の証言—
>>20  —第六話  2つの疑問—
>>24  —第七話  どちらも嫌だけど—


  —第二章  終涙中の味方は雷門中にも—

>>25  —第一話  揺らぐ気持ち—
>>27  —第二話  不安は消え—
>>29  —第三話  化身! 豪豹 ファングライド!—
>>33  —第四話  化身使いは1人じゃない!—
>>34  —第五話  神風の知らせ—
>>37  —第六話  拓人と紫闇の対面—
>>40  —第七話  剣城の思想—
>>42  —第八話  拓人にはできない—
>>43  —第九話  剣城 vs 紫闇 再び 結論のデスドロップ!—
>>46  —第十話  涙と友情と—


  —第三章  決勝戦! 双子の化身!—

>>47  —第一話  紫闇の答え—
>>50  —第二話  拓人の答え—
>>53  —第三話  双子の約束—
>>56  —第四話  決勝戦当日! 俺がお前を守る!—  



  ★オリジナル 必殺技・化身★

>>31  〔豪豹 ファングライド〕化身
>>32  〔クロウ・シャドウ〕必殺技
>>35  〔雷噴起 トール〕化身
>>36  〔ウォーハンマ—〕必殺技
>>38  〔プライマリー・カラー〕必殺技
>>57  〔パステルブロック〕必殺技 



  ●双子の弟情報●

>>14(第二話の時点)
>>18(ネタバレあり)
>>23(フィフスセクターに入った理由)

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Re: 〜神童はシード!? 【剣城 vs 紫闇】更新〜 イナズマGO ( No.46 )
日時: 2011/08/22 17:47
名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)
参照: 後半、短いのは……(ジャッジ)スルー!!

   —第十話—










拓人が紫闇の方へ歩いてくる。


 「ありがとな、紫闇」


拓人はにっこり微笑む。服は少し汚れている。


 「どうして……。どうしてありがとう、なんだ?」


紫闇は複雑な気持ちになる。

雷門メンバーが、ほとんど自分のせいでボロボロになっているのに。

何故————










ありがとう!?

拓人は紫闇の瞳を見て話す。


 「お前が、俺に蹴らなかったからさ。どうせ、フィフスセクターに

   何か言われてるんだろ?」


拓人は真剣だった。

紫闇も拓人の瞳を見つめる。


 「俺の仲間が傷付いたのは許さない。でも、それは命令なんだろ?」


紫闇は泣き出しそうになった。

拓人が、兄が、こんなに優しいなんて。

紫闇は自分のしたことを顧みる。

















紫闇の先輩、後輩、同級生の身体が傷付いている。

どれも、どれも、






























————自分のせいで。







でも、紫闇に傷付けられたメンバーは、もう紫闇を敵対していなかった。

みんな、優しい眼差しで紫闇を見つめる。

紫闇の瞳から、1滴の涙が流れた。


 「ほんとに、本当にぃ」


紫闇は1回、涙を拭く。そしてまた喋りだした。


 「ごぉめんなさぁい!」


同時に、涙を流したので上手く話せなかった。

そこへ円堂が寄り添い、紫闇の肩をポンッ、と叩いた。


 「次の決勝戦、お前の本当のサッカーを見せてくれ」


紫闇は顔を上げる。

そして大きくうなずいた。






























試合校を出た後、紫闇は呼び出されていた。







————フィフスセクターに。

Re: 〜神童はシード!?〜 【剣城 vs 紫闇 更新】イナズマGO ( No.47 )
日時: 2011/08/26 12:51
名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)

   —第一話—










 「何故、雷門を勝たせた?」


聖帝、イシドシュウジは紫闇に聞く。

しかし、紫闇は黙ったままうつむいていた。

俺はフィフスセクターを裏切ってしまった。







————俺はフィフスセクターを信じる。

————俺は雷門のサッカーを信じる。

2つの選択肢。紫闇はどちらも選べなかった。







フィフスセクターを信じれば、俺は拓人と一緒にいれる。

でも、どんなに力を上げていても、優勝はできない。



雷門のサッカーを信じれば、決勝戦で相手と全力で戦える。

しかし、拓人と俺の命は————。



ここで、紫闇は重大なことに気が付いた。



雷門のサッカーを信じても、拓人と一緒にいれないわけじゃない。

逆手に取って、シードをやめればどうなるのだろう。

2人とも無事に、全力でサッカーができるのではないか?








しかし、今の紫闇にやめることなど許されなかった。

イシドシュウジは紫闇の顔を見て、一言いう。


 「次の試合、いわば決勝戦。シードの実力を見せてくれ」


そして、紫闇はフィフスセクターを後にした。





————円堂監督と同じことを言っている気がした。

決勝戦、どちらを信じるか。

どちらを裏切るか。








































————紫闇はとっくに答えを出していた。

Re: 〜神童はシード!?〜 コメください^^ イナズマGO ( No.48 )
日時: 2011/08/27 08:47
名前: 華奈 ◆268i9tslsM (ID: RqJf1b70)
参照: 拓人と蘭丸とソードは俺だけの嫁だ

スイ☆


宿題終わってなくて来れてなくてごめんなッ!
これからはちゃんと来るな^^

Re: 〜神童はシード!?〜 コメください^^ イナズマGO ( No.49 )
日時: 2011/08/27 12:45
名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)

   ☆華奈☆



華奈〜! 
この小説に毎回来てくれてホントにありがと〜!

俺も華奈の小説に行けなくてゴメン!
更新が一通り終わったら、行くから
待っててくれ! (←なぜ 上から目線!!

Re: 〜神童はシード!?〜 コメください^^ イナズマGO ( No.50 )
日時: 2011/08/27 15:44
名前: 流翠 ◆JwI8YyfJDc (ID: UE6W7gUy)

   —第二話—









雷門中学校サッカー部の部室前で、思い悩んでいる姿があった。

それは拓人だった。

石の階段に座っており、表情はどこか悲しそうだった。

夕暮れ時の、真っ赤に染まる空を見上げ呟く。


 「紫闇……。何故…お前はシードなんだ……」


雲は少しずつ動いている。地球も少しずつ動いている。

人間も悩んでいる者に気付かず、通り過ぎていく。


 「俺を蹴らなかったということは、フィフスセクターから

   何か罰を受けるんじゃないか……」


拓人は知らない。

何故、紫闇がシードになったのかを。





——拓人……拓人と





































一緒にいたいからなんだよ。

もし、雷門中と王牙学園が試合をしていなかったら、

俺はここにはいないんだよ。

だから、せめて家族に、兄弟に会いたいと思って、


































拓人に会わせてもらったんだ。





拓人の心の中でそう聞こえた。

一番苦しい思いをしているのは、紫闇本人だ。

俺がここで立ち止まってどうするんだ。


 「よし、決勝戦に向けて、練習しよう!」


拓人は自分に言い聞かせた。





後ろでは、円堂と剣城が拓人を見守っていた。


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