二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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   幻月の下に唄う 〈inzm〉  スレ建て直し決定
日時: 2012/01/28 18:56
名前: 宙詩 風梨 (ID: P/D0CuiW)








   「 見せてよ、幻じゃなくて真実を。 」






  「 見せてあげるよ、真実のような幻を。 」











(みんな、みんな消えていくんだ 、)

        
         (これだから嫌いなんだよね。)






   「 好きだなんて届かないのにね? 」



















—歌姫に真実を—

               —魔女に虚実を—


—少女に愛を—
 

               —人形に心を—


—囚人に光を—

              —泣き虫に救いを—


            


    「 さあ、僕を誰だと思う? 」









はじめまして、天音あまねと申します!!
このサイトで活動するのは初めてなので、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします!

ーアテンションプリーズ?ー

1、この話にはオリキャラが出てきます
2、イナイレ2期あたりから始まります
3、駄文です。眼科の予約を取ってから見てください
4、悪コメ、荒らし、チェンメ、などはNo,Thank youです
5、ミスなどがあれば、ご指摘して下さると嬉しいです

読み方「げんげつのしたにうたう」

お好きなように略して下さってけっこうです^^   



目次 

  オリキャラ紹介! >>1
その他主要キャラ >>16
 夢主イメ画 >>24


01 【再】 〜動き出す現在、隠される過去〜

(1)  正反対の二人  >>8
(2)  とある少年の  >>9
(3)  始動  >>14
(4)  期待と不安と想いと  >>15
(5)  突然?のお客様  >>19
(6)  歌えない“歌姫”  >>20
(7)  詳細不明  >>23
(8)  消えた私の存在意義は  >>25
(9)  悲惨な環境  >>33
(10)  ちょっとした冗談  >>36
(11)  ちょっとした冗談?  >>38
(12)  目前のお客様  >>40

next 【知】  >>41

02 【知】 〜早すぎた決断、遅すぎた後悔〜

(1) 宣戦布告と代理人  >>45
(other 1 ) 嘘つき天使と宣告者 >>49
(2) 忘れた頃に。  >>54
(3) 蜃気楼の少女  >>63
(4) かくれんぼしましょう?  >>73
(5) 回答者の思惑  >>76
(6) 蜃気楼の実体は…  >>82
(7) 予言者の詳細  >>90
(8) もう一人の  >>94
(9) 疑わしい再開としたら  >>101
(10) 満月の予兆  >>109
(11) 僕らの事情。  >>116
(other 2) 望まなかった裏設定。 >>121
(12) 開始、監視、 >>132
(13) 傍観者、 >>143
(14) “時限の奏者” >>149
(15) 停止する時間流 >>157
(16) 音速と疾風 >>164
(17) “夢幻の歌姫” >>168

next 【縁】  >>172

03 【縁】〜紡ぐ者、壊す者〜

(1) もう一度、>>179
(2) マイナスを辿る >>194
(3) 五つの運命と狂い済みの歯車 >>199
(4) 傍観者、邪魔者 >>206
(5) 縁の小鳥 >>213
(6) “月夜の舞姫” >>220
(7) 夢と月 >>224
(8) 宣告 >>231
(9) 嘘か本当か >>238
(10) 知らないという事実を >>250
(11) 彼から最初のコンタクト >>254
(12) 強制的加入じゃないですから。 >>266
(13) 別れと願いと >>271

<忘れ去られた過去と君> >>276

[交] 〜表は裏で 裏は闇へと紡ぐ〜

(箸休め) 少女と薬と異常な少年 >>280
(1) 面倒なクイズ >>286
(2) 答えを >>290
(3) “彼女”から最初のコンタクト >>299


+

参照200突破記念:続編ネタバレ(仮) >>32
参照300突破記念:オリキャラ募集 >>42
参照400突破記念:片想行進曲  >>60

捧げ物、頂き物

▽ドロップへ(夢主×風丸) >>283

「あぁロミオ、私を愛してくれますか?」
-とあるジュリエットは永遠を囁く-


その他

「ツインテより猫耳とか。」

短編 刹那的感情論 >>190 (イナGO 蒼姫 刹那)



〜お客様方〜

茉莉s 夜桜 さくらs 薔薇結晶s 伊莉寿 星兎s
姫佳 おかゆ Dr.クロ 白樫s 月影 


ありがとうございます!!

〜〜〜〜
誕生日等記念日の短編は喜んで書かせていただきます!(駄文だけど)
誕生日とか教えてくださいね^^


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Re: 幻月の下に唄う ーイナズマイレブンー ( No.309 )
日時: 2012/01/15 14:54
名前: 天音 (ID: P/D0CuiW)

(6) 絡まったままの動機

 不気味な音を響かせ、カラスの群が薄い青色の空へ飛びたった。
見上げると視界に入るのは黒い鳥、白い雲、青色の空、銀色の太陽。
そしてその下に広がる薄暗い森に少年ら二人は居る。
木々が鬱蒼うっそうと茂り、昼間にも関わらず日光は殆ど入ってこない。
数日前に降った雨、水分を多く含んだ柔らかい地面はスニーカーに容赦なく泥を貼り付け、足を重くしていく。



「……要するに、あんなの“戦力外”にしかならないって言ってるの。」

大木に体重を預け、腕を組んだ橙色の髪の少女。色の違う目が印象深い彼女は自身が見たことを真剣な眼差しで語る。



それは屋上から試合を見下ろしていたときと同じような眼差しで。

「ホントだよな、だって必殺技なんて殆ど使えなくなってたし、スピードも力も何もかも退化してたし。」

永恋の言葉を続けるのは大木の枝に腰を下ろした誓許。黒い髪に緑の目、片手に抱えたサッカーボールには“鏡花学園サッカー部”と記されている。

「あれじゃあ味方になったところで足で纏いもいいところだ。なにしろノーマルプレイしか出来ないなんて冗談じゃないし。」
「あら、珍しい。アンタと意見が一致するなんてね。あしたは大雨……否台風かしら。」

誓許に対し嘲笑を向け、体制を立て直し歩きだす永恋。それに続いて枝から飛び降り彼女を追いかける彼は、先を行く者に追いつくと苦い表情を浮かべ何かを言う。
それを聞き“仕方ない”と返した永恋は少し間を置くとかすれた声で呟いた。








「それでも……アイツらはヤツらを狙う。戦力にもならないのになぁ?」
「……いろいろあるのよ、きっと。大人の事情とか単純過ぎる考えとか狂ってる企み、馬鹿げた妄想、行き当たりばったりの計画……それに
















        ひねくれ曲がった恋心とかね。」

Re: 幻月の下に唄う ーイナズマイレブンー ( No.310 )
日時: 2012/01/14 16:22
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: テストと受験が迫っているので、更新停止中です。

来週テストだというのにイナイレの漫画買って熟読している大バカ者です。←
アニメとは違う面白さがあってハマっちゃったのw

永恋ちゃん…、誓許君と意見が一致したくらいで台風って…^^;
普段、どんだけ意見合わないんですか;;

Re: 幻月の下に唄う ーイナズマイレブンー ( No.311 )
日時: 2012/01/14 20:02
名前: 天音 (ID: P/D0CuiW)

姫佳>>

永「意見?殆ど合わないわよ、誓許がとんでもないことばかり言うから。」
誓「いやオマエが可笑しいことばっか言うからだろーが!!」
結「正直どうでもいいと思うんだけどな、つか僕二人のことなんて興味ないし?」
奏「煩いぞお前ら。誰がそんな討論会を見て楽しめるって言うんだよ。」
透「……幼稚園園児のお遊戯会のほうが一千万倍楽しい。」
優「永恋さんが正しいと思う。他は全部粗大ゴミだ、廃品回収車に連れていかれろ。((キリッ」
結「……優幸が色々間違ってると思うの僕だけ?」
優「……あ、生ゴミの間違いだった、ごめんなさい。」
奏「そこじゃないです、優幸さん。」

……\(^p^)/

優幸が結祈の上を行く最強少女だったことが判明。←

結「え、何それ聞いて無いんだけど僕。」
優「言ってないからな。」

漫画か……やぶてん?
大丈夫、漫画くらい。
此処にばっちり更新してる奴がいr((ry

Re: 幻月の下に唄う ーイナズマイレブンー ( No.312 )
日時: 2012/01/14 21:08
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: テストと受験が迫っているので、更新停止中です。

そう!あっ、天音も持ってるの?私は2、3、5巻持ってるw

ラティア・ティアラ「「中途半端…。」」

しょうがないじゃん!!古本屋で買ったらそれだけしかなかったんだから!!;;
私は更新停止中…。つーか、来週テストだわw

Re: 幻月の下に唄う ーイナズマイレブンー ( No.313 )
日時: 2012/01/15 15:01
名前: 天音 (ID: P/D0CuiW)

(7) 濁ったままの真情

 「……ひねくれ曲がった恋心とかね。」

永恋がそう言った瞬間。
先程まで彼ら二人が居た大木付近でガサリと葉のこすれる音ができた。
僅かな音ではあったもののそれを永恋は聞き逃さない。
薄ら笑うと隣に立つ少年に呼びかけた。

「……誓許、後方右斜め六十七度と二、地表二百十一と一,九。」
「ん、りょーかいッ!!」

振り向きもせずそう言った永恋に何の違和感も持たない彼は、指先で回していたサッカーボールから手を離す。
支えを無くし、ぬかるんだ地に落ちるそれに軽い助走と共に蹴りを叩きこみ指示された通りの方向に飛ばすと辺りの木々よりも鮮やかな緑の目を細め、笑う。








「出てこいよ、南雲ッ!!」

彼が楽しそうに、大声を発したのと刹那の差。
ちらり、黒がかった緑の中でアクセントとなる赤が揺れる。
その瞬間バッと上空に上がったのは特徴的な赤髪に黄色のツリ目、南雲と呼ばれた彼、本人。
勢い付いた白黒の球を慣れた様子で蹴り返し誓許の後方に佇む大木を大きく揺らす。
音を立て地面に足を付ける彼の顔は不機嫌そのもの、対する二人の顔は意地の悪い笑顔。

「盗み聞きなんて、何をしてんだかなぁ?」

からかうように問う誓許に、ただただ微笑む永恋。

「……悪いかよ。コソコソと動くお前らが悪いんだろーが。」

低いトーンの声に負の感情を混じえ南雲は言う。

「相変わらずねぇ……。濁りきってるのよアンタは。」

笑う、ただただ笑う永恋。

「……濁ってる?」













「……好きでいるために離れたあの子と離れたあの子を恨み嫌ったアンタ。白と黒、好きと嫌い、混じり混じって濁ったのよ。」

彼女の表情は変わらない。ひたすら薄く嘲笑する。


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