二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜番外編更新
- 日時: 2012/11/13 07:52
- 名前: 伊莉寿 (ID: M9rbiW/d)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=21564
初めましてもしくは、こんにちは伊莉寿といいます♪
この小説では私の1作目「イナイレ*最強姉弟参上?!*」の番外編を書いて行きます。
短編、中編が主です。
コメントなど、気軽に下さると嬉しいです!小説を書いていたら教えて下さい、直ぐコメントに行きます☆
*注意事項*
・文章グタグタに注意
・変換ミスがあるかもしれません。
・荒らし等はやめて下さい。マナーを守って下さい!!
以上の事を許せる方はwelcome!!
伊莉寿のイナイレスレッド
・イナイレ*最強姉弟参上?!*(1作目です!ロック中。上のURLからいけます)
・〜続・イナイレ*最強姉弟参上?!*(イナGO!編です。4作目になります。)
・イナズマイレブン#私達のココロ#(映像にあります。挫折したのでロック。←)
・[イナズマ小説集](映像で更新中。長編、中編、短編色々あります。リク受付中。)
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瑠璃花「よろしくお願いしますっ☆」
魁渡「よし!行くぞっ!!」
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- 中編その1.ミッション ( No.45 )
- 日時: 2011/10/01 16:29
- 名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)
*最強姉弟とFF*
瑠璃花が色々大変な目にあっている頃…。
魁「ふぁぁ…」
彼女の弟、流星魁渡はPCの前で大きな欠伸をしていた。画面にはレーダーチャートの様な物が出ている。
飽きた、と本音が漏れた。隣でヒビキ提督の事を調べていたキラード博士が彼の方を振り向く。
PCの前で5時間も調べ物をしていればそれも当然だ。しかし急がないと手遅れになってしまう。
魁「…俺も過去に行ってみたい!!カノンに同行させてくれ!!!」
キ「ええ?!」
パンッ、と両手を顔の前で合わせて頼んだ。キラードは困った様な顔でそれを見つめる。
魁「いや多い方が気付く事もあるだろ?!なっ!!」
キ「…」
魁「それに好い加減疲れた!もう俺仕事放棄するぜ?」
キ「分かりました過去へ飛ぶことを認めます!!!その代わりPC貸して下さいね!?」
もちろん!と笑って魁渡は言う。そして過去へ飛び、カノンを驚かせたのだった。
*
円堂が河川敷で練習をしていた。稲妻KFC、小さい子たちのチームだ。
部員が居なかった。だからやる気が無くなって部室は憩いの場と化している。全員が練習をしなくなってしまった。
だからこうして稲妻KFCの練習に混ぜてもらっている。
シュートをするKFCメンバーのボールを受け止めて、円堂が笑顔で声を張り上げていた。
と、不良が現れKFCのメンバーが危機に会う。そこで豪炎寺がシュートを繰り出し不良を倒す。
——これが歴史に残る、円堂と豪炎寺の出会いだ。
カ「これが無くなるのかと思ったけど、異常は無し!!!」
草むらで円堂と豪炎寺が出会った場面を見て、カノンはホッと安堵の息を吐いた。
魁「これが奇跡の出会いって言われてるやつなのか〜!」
カ「曾爺ちゃん(ひいじいちゃん)と豪炎寺さんの出会いが無ければFF優勝とかの偉業も成遂げられなかったって言われてるんだ!!」
ふぅん、と適当な相槌を打つ魁渡。カノンは瞳を輝かせていた。
彼にとって曾祖父である円堂守は、憧れの存在であり誇りでもあった。円堂守のひ孫と呼ばれるのは嫌では無かった。
魁「で、見張ってるのか。」
カ「そ!これが無くなったら大変だから。」
見つからないようにこっそりね、とカノンは魁渡に釘を刺した。大きく、魁渡は頷いた。
*
ラ「入学、確定…?本当にっ?!!」
テンションが上がっていたのか、身振りが大きくなる。良かったぁ、と安堵するラピスは穏やかな笑みを浮かべていた。
ミ「…で、バダップは君と勝負するつもりの様だ。」
勝負という単語に、ラピスは首を傾げた。
バダップが無言でディスプレイを開く。と、ラピスの前にも同じ画面が現れた。
数々の武器に、彼女の目は点になる。何をするつもりなのかと視線で訴えると、戦闘だと短く答えが返ってきた。
ラ「せ、せん、と…??」
エ「あ?王牙学園に入るなら其れ位出来て当然だろ授業であるんだから。」
ミ「そもそも出来ないと入学も出来ないと聞いたが…?」
頭が真っ白になった。
ラピスに戦闘など出来る筈が無い。サッカーが少し出来る位だと自分で言っている。
バ「武器を選べ。」
ラ「ぶ、武器なんてとてもっ…」
バ「ほお、要らないと言うのか。」
ディスプレイを閉じる。驚いて顔を強張らせていると、バダップが条件は同じにしないと、と言った。
ミ「自信があるんだね。」
ラ「無いです!!!!!!」
バ「いくぞ。」
ラ「ッ!」
気付くと、目の前にバダップの顔があった。蹴りが腹に当たろうとしている事を察しかわす。
速い、そして何より殺気がある。
ミストレ達はバダップの蹴りをかわしたラピスに少々驚いていた。校内でバダップの蹴りなどをかわせる者はなかなかいない。
自分達なら出来るが。
エ「元々運動神経が良かったのかもしれないな。」
エスカバが呟く。バダップは無駄の無い動きでラピスを追い詰めていた。ラピスはかわしているが、攻撃に持ちこめない。
——どうする、と頭の中で考える。
彼女はどうしたら良いのか全く見当がつかなかった。このままかわし続ける事は出来ない。
無駄の無い動きで蹴りを繰り出すバダップは体力がありそうで、しかも殺気を宿している。殺されてしまいそうだった。
殺す気が無くてもあの世へGOだな〜、と思う。
バダップの拳が飛んできた。それを顔擦れ擦れでかわしながら思いついた。
ラ(勝負ですッ…!!)
また飛んできた拳を、とっさに右手で止めた。彼の目が少し見開かれた。
ミ「と、止めた…?!」
ラ「タイミングさえ掴めれば、簡単です…」
エ「いやあんな細い腕の何処にそんな力が…!」
バダップが彼女の右腕に向けて蹴りを落とす。それを右にかわし腰を沈め、彼の足を払った。
突然攻撃に転じた事で、一瞬バダップの反応が遅れた。足払いをされバランスを崩したが、直ぐに立て直す。
そして射る様な視線で彼女を見て、風の如く突進する。
ラ「ふぇ…ッ!!!」
緊張感と威圧感で体が強張ったのか、反応が遅れた。気付けば今までと桁違いの殺気を宿した拳が彼女の腹に当たりそうだった。
ラ「———!!」
防衛本能、だった。
何が起きたのか分からない。砂塵が巻き起こり、ミストレとエスカバは目を見開く。
ラ「っ…?あ、れ……」
バ「っな…」
壁に強かに打ちつけられたバダップは、瞬間何が起きたのか理解した。
バ「蹴られた…のか。」
彼の体を、強烈な痛みが襲った。
あの一瞬に、彼女は右脚でバダップの腹を蹴ったのだ。距離が離れていた壁までバダップを飛ばす程の威力で。
彼女は気付いていない様だ。砂塵が無くなると、驚いた表情のラピス・フォルールが居た。
バ「…必要なデータは取れた。」
立ち上がる。痛みは多少和らいでいた。
はっきり言うと、彼女に此処までの力がある事には驚いた。全校生徒の中でも上位に上る程の力。
戦闘慣れしていないのがマイナスだが。
バ「ラピス・フォルール。」
ラ「……え、あハイ!!」
低い声で、彼は続ける。
「お前をミッションのメンバーに登録する。」
- Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜王牙編連載中! ( No.46 )
- 日時: 2011/10/01 18:46
- 名前: 姫佳 (ID: UMNaVWRl)
- 参照: カキコ一飽き性の元刹那です♪←
魁渡君、カノンと一緒に過去に行っちゃった?!そして、ラピスちゃんはミッションのメンバーに?!何か、あっちもこっちも大変な事になってる?!
続きが凄く楽しみ♪更新、頑張ってね><b
- Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜王牙編連載中! ( No.47 )
- 日時: 2011/10/01 20:48
- 名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)
- 参照: (多分)両声類になれた!と思うww
ラピスちゃんミッション頑張れ!
風介「・・・・・」ぐすん
何で泣いてるんだ風介・・・
白夜「ハーゲンダッツin超ワサビ入りを喰ったせいで鼻が痛くなって、しかも真希にいじられてムキになってやがる」
まだまだ子供な風介ww
真希「小6のお前が言うな」
あ、元凶来たw
- Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜王牙編連載中! ( No.48 )
- 日時: 2011/10/02 03:04
- 名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)
おかゆさん
気付いたんだ(笑)
って繋がり遠過ぎる!何その社員偉いの!!???
瑠「小6って事は魁渡より年上で私の1個下ですね!フュイ達と同じ☆」
懐かしい名前だね。
魁「1年経ってないぞ?!」
時間は戻りませんね…
瑠「いっ、伊莉寿が寝ぼけてる??!!」
魁「マジで!?」
コメントありがと〜ございました〜!
魁「戻れッ!!」
姫佳さん
魁渡はもともと過去に行きたかったんです!
魁(戻ってる…)
瑠「ミッションって何のミッションなんでしょう…?」
それはお楽しみ!としか言えないです!!
続き書こう♪オーガ編楽しい(笑)
魁「よかったね〜、どうでも良いから俺の出番をくれ。」
命令口調にしたら出番減らすよ?
魁「!!!!(@_@;)ごめんなさいっ!!!!」
瑠「すごい顔文字!!」
コメントありがとうございまし☆
- 中編その1.秘密 ( No.49 )
- 日時: 2011/10/02 13:17
- 名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)
*最強姉弟とミッション*
ラ「ミッション…?」
首を傾げる。何の事か当然の如く分からないラピスの正常な反応だ。
バ「担当者には俺から伝えておく。明日、連絡が行くだろうから。」
エ「ちょっと待て!コイツ女だぞ!?」
エスカバが言うと、性別は関係ない、とバダップが静かに言い返した。納得できない様な視線でエスカバが彼女を見る。
話を聞けば、そのミッションは極秘事項で生徒には決して漏らしてはいけないらしくラピスが聞いたと疑われた話はその事だった。
エ「俺とミストレはそのメンバーになったんだ。」
ラ「ミストレ…」
ラピスがミストレを見た。そこで彼は自己紹介がまだだった事に気付く。
ミ「俺はミストレーネ・カルス。」
ラ「?ミネストロ(ミ「それ禁句だから★」
エ「エスカ・バメルだ。」
バ「…バダップ・スリード、このミッションの隊長を務める。」
ラ「エスバカさん?」
エ「!?」
ラ「…バオップ?」
バ「何故そうなる。」
魁渡がDSの画面に向かって言っていたからです。
とりあえず全員の名前をちゃんと覚えてその場はお開きとなった。
*
王牙学園は寮制だった。
方向音痴であの場に行ってしまった事を話し、寮が近いミストレが送る事になった。
あの2人だったら寮が近くても送らなそうだ。
ミ「俺の名前覚えた?」
ラ「ミストレさん!」
ミ(…こんな性格で何で王牙学園なんかに…)
真っ直ぐな後輩。志望理由は何なのか後でバダップに調べてもらおう、と思っていると寮に着いた。
寮は個人部屋、しかもホテルの一室様な作りになっている。傍から見ればマンションだ。
ラ「すごい…」
ミ「俺の部屋隣だから。」
近、と心の中で突っ込みながら彼を見送り、部屋のソファーに腰を下ろした。
ラ(1人だけって寂しいな…)
いつも隣には魁渡が居て、少し歩けば両親が居た。
手伝わないと一生樹海で迷う事になると分かっていても、少し辛かった。頭の中で何かする事を探す。
そしてキラード博士への報告を思い出し、部屋に届いていた小さな荷物の中からインカムを取り出した。
インカムを操作してウィンドウを出す。キラード博士の番号を押して通信しようとして、ドアがノックされた。
慌ててインカムをしまい、ドアを開ける。すると、居たのはお隣さん。
ラ「ミストレさん!」
ミ「さっき言い忘れた事があって。……サッカーの習得がミッションの第一段階だから、調べておいて。」
サッカー。
ラ(サッカー??!)
此処まで来てもその単語が出てくるのか、とある意味感心した。と、不可解な言葉をミストレが紡いだ。
ミ「サッカーはこの国の事を考えている王牙の生徒には忌むべき存在だけど、毒を以て毒を制す…ってね。よろしく。」
ガチャ、とドアが閉められた。
忌むべき存在であるとミストレは言った。ラピスは暫くドアの前で考え込んだが、分かる訳が無く。
ラ「サッカーはもう習得してる…よね、うん報告しよう…」
インカムを取り出して、キラード博士の番号を押した。可愛らしい効果音と共にウィンドウの中にキラードが映る。
キ「瑠璃花さん!報告待ってましたよ〜!!」
はっきり瑠璃花と言って大丈夫なのだろうか、ラピスは少し不安に思った。
キ「今日あった事をすべて報告して下さい!」
*
・試験後迷った
・ボールを近くで破裂させられた
・提督の所に連れて行かれそうになった
・データを取ると言われた
・入学が確定した
・戦闘をさせられた→なんとか死なずに済んだ
・何かのミッションのメンバーになった
・スープみたいな名前の人とバカが名前に入る人と魁渡が言っていた名前の人と友達(?)になった
・寮が思っていたより豪華だった
・サッカーは忌むべき物だけどミッションの為に習得しておいて、と言われた
キ「苦労しましたね。」
ラ「そうでもないです。」
キ「取りあえず潜入できた訳ですね。」
はい、と言うと急にホッとした。肩の力が抜けたような感覚。緊張していたんだと悟る。
キ「ミッションとは…どんな物か知らされていないんですね。」
ラ「でも他の生徒には秘密らしくて…」
しばらくの沈黙の後、キラードは「明日も報告よろしくお願いします」と言って通信を切った。
ミッションの事を言われると、彼女は抜けた肩の力が再び入る思いだった。
*
キ「瑠璃花さんが王牙に無事潜入しました!」
その報告は直ぐに入った。
カノンと魁渡は、雷門中にて観察していた。帝国学園との練習試合が決まった頃で、円堂は部員集めに走っている。
カ「それでヒビキ提督の事、何か分かりましたか!?」
カノンが尋ねると、キラーそは噂ですが、と前置きして話す。
キ「実は君達の知らない所でサッカーを嫌う一派の動きがあり、地下活動をしていると噂があるんです。どうやらその黒幕がヒビキ提督ではないかと…」
魁「サッカーを嫌う?」
2人が顔を見合わせた。どちらもサッカーが好きだったから信じられなかった。
と、「君たち!」と明るい声が2人の背後からした。反射的にカノンが通信を切り振り向く。
———そこに居たのは、木のプラカードで部員集めに走る、円堂守だった。
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