二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜番外編更新
日時: 2012/11/13 07:52
名前: 伊莉寿 (ID: M9rbiW/d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=21564

初めましてもしくは、こんにちは伊莉寿といいます♪
この小説では私の1作目「イナイレ*最強姉弟参上?!*」の番外編を書いて行きます。
短編、中編が主です。
コメントなど、気軽に下さると嬉しいです!小説を書いていたら教えて下さい、直ぐコメントに行きます☆


*注意事項*
・文章グタグタに注意
・変換ミスがあるかもしれません。
・荒らし等はやめて下さい。マナーを守って下さい!!

以上の事を許せる方はwelcome!!


伊莉寿のイナイレスレッド
・イナイレ*最強姉弟参上?!*(1作目です!ロック中。上のURLからいけます)
・〜続・イナイレ*最強姉弟参上?!*(イナGO!編です。4作目になります。)
・イナズマイレブン#私達のココロ#(映像にあります。挫折したのでロック。←)
・[イナズマ小説集](映像で更新中。長編、中編、短編色々あります。リク受付中。)


「メニュー」>>2

瑠璃花「よろしくお願いしますっ☆」
魁渡「よし!行くぞっ!!」

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中編その1.ミスから始まる出会い ( No.10 )
日時: 2011/09/25 09:01
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

さて、本日から執筆開始します。
ずっとやりたかった物ですッ!どうかよろしくお願いしまする☆




*最強姉弟と…?*

「そう簡単には見つからないか!」

黒い黒い者。それは空を飛んでいた。

その者の視界には1つのバスがあった。少しだけそれを見つめて、その者は立ち去った。



樹海。

むせ返る様な碧の匂い…体中に浸みこむ木々の香り。———そんな森で。

1人の男の子が、不思議なものを拾った。



瑠「魁渡〜、もうそろそろ出発するって!」

魁「え、ああ…」

魁渡は拾った不思議な物をじっと見ていた。

樹海で迷った所を雷門中のバスに乗せてもらえる事になった2人しかしタイヤがパンクしてしまい、直るまで野原で自己紹会をしていた。

魁渡がバスに行こうと立ち上がった所、近くの木の下にあった黒い何か。拾い上げると重たく、熱を帯びていた。

魁「瑠璃姉、これ何だと思う?」

瑠「?さあ…それよりもう行こ?皆さん、もうバスに乗りこんでます…」

魁「…そうだな!」

黒い何かを元あった所に投げる。と、ポチ、と小さな音がした。

魁渡が振り向けば、下にあった赤いスイッチが地面に当たっている。今の音はスイッチが押された音だった。

魁「え…」

ぐにゃり、と彼の視界が歪む。驚いて、思わず目を閉じる。

何か大きな流れに逆らっている感覚。頭の中に走る、痛みに似た気持ちの悪さ。

やがて何処かに投げ出され、ゆっくりと目を開けた。

ぼんやりとした緑。そして立っているという感覚。どんどん視界がクリアになって行くと、橙色の長い髪が映った。

そして聞こえる声。

瑠「魁渡〜、もうそろそろ出発するって!」


どういう事か認知したその瞬間、頭の中が真っ白になった。




瑠「タイム…ワープ??」

魁「ああ!本当だって!!すげーっ!!」

ふうん、と姉はその機械を見つめる。赤、青のスイッチと小さな液晶。0〜9まであるボタンとS,H,M,Yの4つのボタン。

魁「なあ!FFの試合、見に行ってみようぜ!!過去に戻れるんだ、それも出来るだろ!!!」

瑠「…大丈夫なのかな。」

へーきへーき、と魁渡はボタンを押す。Yって何だ??とかぶつぶつ言いながらも何とか出来たらしい。

しっかり掴まってろよ、と瑠璃花の服の袖を握り赤いボタンを押そうとした瞬間、叫び声が響く。

円「おーい!」

魁「っ!」

吃驚した魁渡が、青いボタンを押す。

円堂がバスの窓から身を乗り出して2人を見ていた。——青い光に包まれる、2人の姿を。






ぐるぐると廻って、大きな流れに逆らって…さっきより長い、と魁渡が心の中で思う。

そして何処かに投げ出され、目を開けると其処は……。


魁「どこ?」

瑠「分からないけど…。」


大きな大きな建物の目の前だった。

2人が呆然と立ち尽くしていると、その建物から出て来たのは1人の少年。利発そうな顔立ちと、朱色のバンダナ。

?「どうしたの、君達…」

魁「いや、ここ何処かな〜って。」

変なの、と言ってから少年は笑顔で言った。

?「ここはサッカーやる所!俺は毎日ここでサッカーやってるんだ!!」

瑠「名前、何ていうんですか?」

瑠璃花が尋ねると、少年はまた笑顔で言う。…2人は、何処かで見た事がある気がした。


「俺はカノン!円堂カノンだ!!」


*つづく*

Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜 ( No.11 )
日時: 2011/09/25 17:14
名前: 姫佳 (ID: QxOw9.Zd)
参照: カキコ一飽き性の元刹那です♪←

円堂カノン?!と言う事は瑠璃花ちゃんと魁渡君、80年後に行っちゃったの?!じゃあ、オーガとか出て来るかもw

Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜 ( No.12 )
日時: 2011/09/25 19:14
名前: おかゆ (ID: In.A84i5)

おぉ!あのポ◯モンみたいな名前の!

真希「確かに居たな。『ヤ◯ップ』と『ヒ◯ップ』と『バ◯ップ』みたいな名前の奴」

あと、スープみたいな名前の奴と馬鹿っぽい名前の

真希「もうこれ以上可哀想になって来たからやめろ。あと出るかどうかも解らないし」

Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜 ( No.13 )
日時: 2011/09/25 18:23
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

姫佳さん

80年後です♪本人たちはまだ分からないけどね^^;
まあどうなるかはお楽しみに(笑)


おかゆさん

スープみたいな(笑)私も最初、ミネストローネ??!って思ったもん。給食に出てくるあの赤いスープ…!!!
という訳で話に出て来たら瑠璃花とか魁渡にそう呼ばせよう(笑)
真希ちゃんナイスストッパー!!(笑)


2人共、コメありがとう☆

中編その1.異変 ( No.14 )
日時: 2011/09/25 20:35
名前: 伊莉寿 (ID: r4kEfg7B)

*最強姉弟とカノン*

2人は驚いて身を固まらせた。

笑顔で名前を名乗った少年は、2人の反応に気付き顔をしかめる。どうかした?、と不安そうに魁渡の顔を覗き込んだ。

魁「いや…えっと、円堂って…」

瑠(円堂さんに兄弟は居ないはずで…あ。)

瑠璃花たちは、円堂=円堂守と思う。しかし、タイムトリップの機械でこの場に来たのだから現代では無い可能性が高かった。

現に目の前の大きな建物は、異様にキラキラときれいだった。清潔感が漂う体育館の様な…この類は今まで見た事が無かった。

カノン君、と彼の名前を呼ぶ。確信を抱いていた。声が上ずる。

瑠「今、西暦何年だっけ…?」

カ「?」

当たり前でしょ、という感じで彼は答えた。


その西暦は、瑠璃花達が生きていた時代の80年後であった……。




魁「…で、キラード博士って人に呼ばれたのか。」

驚いてフリーズしたが、何とか2人はこの時代の住民を装い仲良くなる事に成功した。

機械はさっきこの時代に来た時に故障したのか、当分動きそうにない。

それを考えると、博士と知り合いと言うこの少年カノンは2人にとって神と同類の存在だった。

カノンはキラード博士に呼ばれていて、その為にサッカーの練習を早々に切り上げたらしい。

魁(キラード博士…?何処かで聞き覚えが…)

瑠「私、キラード博士って人に会ってみたいんです!一緒に行っても良いですか?」

カ「勿論!」

にか、と笑ってカノンは返事をした。やっぱり円堂守に似ている、と瑠璃花達は心の中で呟いた。



気に囲まれたその場所は、カノンが秘密基地と呼んでいるのにも納得だった。

カ「此処が研究所!」

まるで自分の家の様に紹介するカノンは、ドアを開けた。

目の前に飛び込んで来た風景に、瑠璃花と魁渡は目を見開いた。似たような風景を、かつて2人は見た事があったからだ。

カ「博士!どうしちゃったの?」

唖然として一言も話せない2人をリードする様に、ごみ溜めなのか研究機材置き場なのか分からない廊下をカノンはゆっくり歩いて行く。

彼に習い、2人もその物体等を踏まない様慎重に歩いた。そしてその先にあった部屋に居た人物——。


エルゼス・キラード博士。

キラード「大変な事が起きているんですよ!」

カ「はいはい、まずは掃除しましょうよ。」

伸び放題の金髪にメガネ、甲高い声にハイテンションな、おじさんの様な男性。

ああ、と魁渡は確信した。ちらりと横の姉を見れば、同じ様に確信した表情をしていた。

瑠「ファイリア・キラード…。」

カ・キ「?!」

ぼそり、と呟いたとある人物の名。

キラードが驚いて瑠璃花を見た。真っ直ぐに、彼女は見つめ返す。

キ「カノン、あの子たちは一体…」

カ「友達になったんです!えっと、名前…。」

魁「流星瑠璃花と流星魁渡。——ファイリア・キラードは俺達の母さんの大学の講師兼研究者だった。」

キ「桜花、でしたっけ…」

カ「知ってるの???!」

カノンは瑠璃花達とキラード博士を代わる代わる見て、頭を抱えた。

カ「どうなってるんだぁぁぁぁ????!!!!!!!」


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