二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ポケモン】果てしない旅路【参照200感謝】
- 日時: 2011/11/03 18:18
- 名前: 火矢 八重 (ID: gG3G93SR)
毎度お世話になっています、八重と申します。
さて、前置きは飛ばし本題(注意事項)へまいりましょう。
・このお話は何気にカッコイイ題名ですが最初は中二のノリで行っちゃいます。「こんなの読めるかあああああああああああああああああああああ!」とお怒りになる方は読まない方が災いを防げるかと。
・このお話はゲームのハートゴールド・ソウルシルバーを元に作られております。キャラクターの設定はオリですのでそこんところは注意してくださいね。
・荒らしや中傷はお帰りください。
・最初はギャグ、核はシリアスです。もしかしたらグロ入っているかもしれません。
・アドバイス・コメントには飛びついて聞きます。アドバイスは厳しく言っても構いません。ただ、中傷的だと判断した場合はこちらから注意するかもしれません(極端に言うと「クソ」「死ね」と言った言葉。まあそんな風に言う人は居ないと願ってます)
・この小説はもしかしたらひょっとしたら更新遅いかも知れません。
それでもいいと言って下さる神様はお願いします!
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- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 ( No.1 )
- 日時: 2011/09/24 18:56
- 名前: 火矢 八重 (ID: 6DNfJ1VU)
登場人物 (ネタバレ含む)
コライユ・ワカバ
本作のメインヒロイン。この小説は彼女の視点で繰り広げられます。このお話ではボケ担当。モデルはハートゴールド・ソウルシルバーの女の子。
十六歳。芸能界に足を突っ込んでいる子役。その為、義務教育を受けていた頃、成績は下から数えた方が早かった。成績は悪いがスポーツは得意。また自身の戦闘力も強く、良く鉈やつるはしを振り回す(よい子はやってはダメです)。
優しく、また悪口を言われてもゴキブリ並みの精神力。細かいことには気にしない為、周りの人々からは「能天気な奴」「単純な奴」と思われがちだが、実際は複雑と繊細な心で、ヒステリーを起こしてしまうこともしばしば。母性も持ち合わせており、オール曰く「良くも悪くもお人よし」。
ポケモンの声が聞こえる、ポケモンの怒りを鎮めると言った不思議な力を供えている。オールと言った身近な人もあまり過去のことは知らない。様々な過去を背負っているようだが・・・。
手持ち(後に語ります)
オール・エネスク
本作の主人公。このお話ではツッコミ役。特にツッコミは半端ない。モデルはハートゴールド・ソウルシルバーの男の子。
十六歳。コライユとは幼馴染。将来はポケモンの医術師になること。その為、義務教育を受けていた頃は何時も最上位をキープしていた。小等部、中等部の卒業の時は首席。現在は一応ポケモン医術師の免許を取ってるそうな。成績だけではなく、運動神経も良い。更にポケモンの育成はウツギ博士がワカバで一番と称えるほど。ポケモンバトルもかなり強い。
熱血漢で優しい。目上の人には礼儀正しいが、誰にも気兼ねなく、また気兼ねさせない。また、人の気持ちに敏感で、弱音を吐かないコライユの悩みにもすぐさま気づく。
コライユを妹のように感じているが、好意があるかどうかは本編で語ります。
本当の両親はとうに亡くなっていて、今のポケモン屋敷の夫妻に預けられるまで都会の親戚を転々としていた。そのたびにいじめられていた。
ポケモンの声は聞こえないが、長い間一緒に居たマリルのマリの言葉はなんとなく判る。
手持ち
マリ(マリル)♀
糸目のマリル。オールとはかなり長い付き合いで、オールに対して毒舌。だが、オールとコライユの良き理解者。
レベルは53。オールのそこらに居る不良退治に付き合わされ、いつの間にか50を超えていた。恐ろしい口先を持つ。
とりあえず、こんな感じです。だんだん増えていきます。
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 ( No.2 )
- 日時: 2011/09/24 19:54
- 名前: 火矢 八重 (ID: 6DNfJ1VU)
第一話 ハジマリノカゼ
バチバチバチ・・・・。
なんだろう、この音。
良く良く見ると、森が燃えている。そうだ、木が燃えている音だ。
何で燃えているんだろ・・・?野焼き、かな?
赤く燃える森の奥に祠が見えた。・・・光っている。
私は、ここに一人居る。
判らない。
判らない。
ココは何処?
この森が焼ける音が悲しく聞こえるのは何故?
苦しい、苦しい!
喉が焼ける、背中が熱い!
寒い、寒い!
知らない、知らない!
私は知らないんだ、こんなトコロ!
何でこんなに暑くて寒いの!?矛盾してるよ、こんなトコロ!
知らない、こんなトコロ!だから、私をここに置かないで!
「私を一人にしないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
◆
ジリリリリリリン・・と、音がする。
意識を手放しているせいか、私の耳には中々届かない。
だんだんと音が大きくなった。そのせいか、私は少しずつ意識を取り戻していく。
そうか、この音は目ざまし時計だ、うん。五月蠅いなあ、今日は休日だからオフにしていたのに・・・・。
そう思う私には気にもせず、目ざまし時計はジリリリリリリリン!ジリリリリリリリン!と一層五月蠅く音を鳴らす。
ジリリリリリリリリン!ジリリリリリリリリリリン!
あー、五月蠅い。
「もう少し寝かせて・・・」
そう言った瞬間。
バッカン!ボッカン!
ピコ—ン!ピコーン!
「板た多々多々た多々た多々!」
あ、間違えた。「痛たたたたたたたたたたた!」だった。表記間違いでした。読者の皆さまごめんなさい。
「・・・起きなさい、コライユ」
まだ完全に眠気が覚めていない目を開けると、母さんが呆れている顔が見えた。大きく跳ねた(生まれつきらしい)セミロングの明るい茶色の髪に、半そでのTシャツ、その上に真っ白なエプロンを着ている。しかも手元にはピコピコハンマー(特大)が二つあった。
・・・多分読者のよい子の皆さまは上記のエフェクト音じゃ判らないと思うから説明しよう。私の母モトコは大事な娘が目ざまし時計をかけても起きないから・・と言うか目ざまし音が五月蠅かったから私をピコピコハンマー(特大)でおこしたのである。
くそう、二刀流なんて反則だ!何気にカッコイイし!
「・・・おはようございます、お母様」
取りあえず私は母さんに挨拶をする。取りあえずだ、うん。
私は上半身を起こして、ふと自分がビッショリ汗をかいていることに気づいた。気づいた途端、ふと今日の夢を思い出した。
燃えている杜の奥に、光り輝く祠・・・・。
今日の夢は何か伝説チックだったな・・・。なんて、母さんに言うと、
「夢とは得てしてそーゆーものです。それより早く起きなさい。オール君とウツギ博士が待っていますよ」
と、軽くあしらわれた。畜生、結構凄い夢見たと思ったのに。
そして母さんの言葉に気づく。オール君と、ウツギ博士・・・?
グルグルとまだ眠気が覚めていない頭をフル回転する。えーと、今日何があったっけ・・・あ、そういや中等部卒業したっけ・・・あ、そりゃ三カ月も前の話だ。違った、そうだ先週電話で来て欲しいって頼まれたんだよね、ウツギ博士に。その日が七月三日・・・って今日何日だ?
そこまで思い出して、私はやっと気付いた。
「あ—————————————————!」
私は思わず叫んだ。
そそそそそそうだったよ!確か、今日七月三日にウツギ博士が直に頼みたいことがあるって言ってたじゃん!
で、約束の時間が九時厳守・・・今の時間は!?
バッと、目ざまし時計を見る。
現在時刻、八時五十分。
「・・・・・・・うわあああああああああああああああああああ!」
ようやく私の眠気が覚めた。
慌てて寝巻から普段着に着替える。
「どどどうして教えてくれなかったのさ!?今日は別にオーデションでもリハーサルでもなかったからすっかり安心していたのにい!」
何て母さんに言うと、
「甘えるな。自分の管理は自分で」
と、キッパリ返されてしまった。
返す言葉もありません・・・。
私はコライユ・ワカバ。ワカバタウンに住んでいる十六歳の少女。
周りの人には極秘にしているけれど、芸能界に足を突っ込んでいます。そこそこ有名さ!
今日は同じワカバに住むウツギ博士という、そりゃ偉いくて若い博士がいて、その人に頼まれごとをしていたのです。
で、そんな大切な日に寝坊っと。自分がどれだけ抜けているか判っています、ハイ。反省してます・・・。
大慌てで着替え髪を二つに結んだ。あ、大きく跳ねているのは寝ぐせじゃないからね。母さんみたいに生まれつきでもないから。わざわざハードヘアムースを使っているから。何でこんな個性的な髪型をしているかというと、まあそれは後々に。
さあ、着替えも済んだし出発進行!と、思ったら。
「ちゃんと朝ご飯食べて行きなさい」
母さんに引きとめられました。
- Re: 【ポケモン】果てしない旅路 ( No.3 )
- 日時: 2011/09/24 21:32
- 名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)
来ちゃった☆←
そして初コメとったぁああああ!!!
沙「うるさい。」(私のオリキャラです)
ワカバちゃんはのんびりしてるなぁ…でもうちだったら多分「手遅れならいっそうの事遅刻しよう!」てなってるなww
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