二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ▽旅立ちのファイナルコール*( inzm/小説集 )
- 日時: 2012/02/05 14:23
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: MoBT/TTN)
[ attention! ]
ゆうが再び戻ってきました。パソ禁?知るかァアァアア!(
暫く駄文書いてないんで鈍ってます元からだけど。あと、テンションがまた高くなってます。仕方ないよ。
今回は小説集です。風丸くんと亜美メインになんやかんややりたいです。
生ぬるい目で見守ってやって下さい。てへぺろ。
ロック期間 + 未定,/
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>>001. - 登場人物
>>008. - 鬼道さんと亜美と帝国で仄々
>>010. - ( ずっとずっと待っています )
>>011. - 聖帝と亜美
>>014. - ( またね、 )
疾風×私 ( 表記=疾風 ) *ほぼ更新無し、世界編
>>004 . >>
days ( 表記=days ) 声を失くした亜美と王牙のお話
>>009 . >>017 . >>
+ [ 中編/長編 更新 ]
2011/11/21 - 疾風+1
2011/12/26 - days+1
2011/12/27 -
- ずっとずっと、 ( No.10 )
- 日時: 2011/12/19 18:50
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: L3qeerbj)
本日も泣けるような晴天だった。彼女と彼が消えてもう何日が経つだろう。きっともう10年は経っているんだろう。あたし達の結末はあまりにも悲しすぎた。ゆっくりと息を吐き出して、落ち着けるように深呼吸をした。心の中でゆっくりと言う。早く帰ってきて。彼女達が消えて、あたし達はもう泣くことすらできなくなった。涙が枯れるほど泣いた。強がった。でも、無理だった。ずっとずっと泣いていた。三日通して泣くと、流石に喉が枯れ果てた。声が掠れた。扁桃腺が腫れた。其れでも彼女と彼の行方なんてつかめなかった。存在自体が消えてしまったかのように、何もかもが分からなかった。あたしも円堂君達も困り果てて、結局10年ぐらい経ってて、其れでも彼女達が何処にいるのかなんて知らなかった。
「——彩音、大丈夫か?」
塞ぎ込むあたしを何時だって励ましてくれたのは円堂君だった。明るい笑顔を作って、明るい声を出して、あたしの背中を押してくれる円堂くん。そんな円堂君も、流石にやつれたような顔をしていた。ずっと彼女達を探していたから当然と言えば当然なのかもしれない。風丸君に至ってはもう半ば泣きかけになりながら焦って彼女を探していたものだ。其れもそうだ、彼にとって彼女の存在はとても大切なものだから。其れを分かって二人は消えたんだろう。ねえ、亜美ちゃん? 少し前まで、豪炎寺くんの行方は知れていた。二人で消えたことだって知ってた。でも亜美ちゃんも豪炎寺君も居なくなった。あたしたちの目の前から、消えてしまったのだ。何を考えたのかあたしにもさっぱり理解できない。でもどうして豪炎寺君が亜美ちゃんと消えてしまったのか、分からない。
「——亜美、」「——豪炎寺君、」
風丸君と二人で、あたし達はずっとずっと待っています。
( 憎らしい程の晴天が嘲笑う )
+
修也が聖帝になったこととは関係ないので悪しからず、
行方不明うまうま!ry 続編も書きたいな、
- Re: 疾風 × 私 = [ inzm/小説集 ] ( No.11 )
- 日時: 2011/12/22 19:02
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: VQr8r4K0)
- 参照: 冬休みの宿題ほとんど終わらせたよドヤッ
——お兄ちゃん、
水の中に居るように、ぼんやりと、それでいてはっきりと、——彼女の声が聞こえた。愛おしい、私の妹の声だ。懐かしいな、と言う前に目が覚める。薄らと額に汗が滲んでおり、嗚呼、夢だったのかと私は小さく笑った。隣ですうすうと寝息を立てている亜美を見遣り、軽く髪を梳くように撫でてから起き上がり外を眺めた。
憎たらしい程の晴天に、苛立つほどの陽の光。ちっと舌打ちをすれば、亜美がむくりと起き上がった。未だぼんやりとしているのか、ぼーっと此方を眺めて、一言。
「——……おねーちゃん、」
此方を見詰める亜美の瞳が酷く悲しそうで、嗚呼、夕香もこんな気持ちなのかと私らしくないことを考えた。やがて目が覚めたのか私を見遣りお早うと声を掛けて亜美が再びベッドの中へ潜りこみ、私の腰近くで丸まって寝始めたので私は再度網の髪を撫でてベッドを抜け出した。
いつものように、——聖帝として、"イシドシュウジ"として振る舞う為の準備を進めていると、漸く起きたらしい亜美がキャミソールに短パンとラフな格好をして私に再度お早うと声を掛けてきた。もう子供ではないのだから、そういう格好で男の前に現れるのはやめろ、と思いながらもお早うと短く返す。私は亜美に恋愛感情を欠片も抱いていないので、彼女がどんな格好で私の前に現れようが関係はない。最も、義理の妹、のような放って置けない娘、のような感じで接してはいるのだが。
「……せーてー」
「ん、」
甘えるような亜美の声に首を傾げていると、亜美はぽつりと呟いた。「せーてー、は、……」放って置いて良いの、と途切れ途切れに聞こえ何のことは理解できなかったが、暫く考えて漸く分かった。
「もう夕香は私を兄とは認めてくれないだろう」
其れは違う、と反論しようとした亜美の髪に口付けを落とし、私はさっさとそこを出た。ぽつん、と一人になった亜美がドア越しに「——……お兄ちゃんには気持ちなんて分からないんだって、夕香ちゃん」と呟いているのを、聞こえないふりして。
( もしも戻れるなら、と考えたことは無い )
+
豪炎寺は彩音といちゃいちゃしてますが、聖帝は亜美といちゃいちゃしてればいいなあって気持ちから書いたものですry でも、夕香ちゃんと聖帝が気になるから書いたヤケクソ文でもあります、あと、私はダーク買いまsss。
*ゆう の 呟き ( 寧ろ語り )
何で南沢×ミストレが無いんだろうショボンヌ 南ミス正義正義「可愛い」「可愛くない」って言い争いしてれば可愛いかなああと京ミスも正義!南ミス布教しようよし南沢さんイケメンッァアアァァアアry
因みに最近のゆうのあだ名は「えろみさわ」「がっさんくにみさわ」「ぼっちさわ」「なるしさわ」「べんち」でs・・えっ( 私のイメージカラーが紫だからって南沢さんとかおかしくね^p^
イナゴの選手名鑑かったy!
- Re: → 走れ! ( inzm/小説. ) ( No.12 )
- 日時: 2011/12/24 15:21
- 名前: 梦月 (ID: k6TMo7OD)
- 参照: 元、哀奏だす。
>>ゆう
パソ禁治ったんだね!ヒーハーァァァァ!←
更新頑張って☆←
- Re: → 走れ! ( inzm/小説. ) ( No.13 )
- 日時: 2011/12/24 17:02
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: VQr8r4K0)
>>梦月
パソ禁なおったんだよヒャッハァry
そして哀奏は名前かえたんだね!ry
更新がんばりまs!!!
コメントありがとう!
- この先もずっと、 ( No.14 )
- 日時: 2011/12/24 17:11
- 名前: ゆう ◆Oq2hcdcEh6 (ID: VQr8r4K0)
- 参照: 剣城と南沢さん格好良いね!ry 映画見てきたよ!白竜もシュウもry
「——雲月?」
低く、聞きなれた声にびくりと体が震えた。ごしごしと浮かんでいた涙を拭い、ゆっくりと振り返る。良かった、と呟いてボクを抱き締めているのは紛れもなく愛しい君で。ごめんね、ごめんね。そう言いながらボクは彼の胸に顔を埋めた。大好きなのに、ボクは君を傷付けてしまうんだ。だからボクは君の傍に必要ない、そうだろう?
ぎゅう、と強く抱き締められると自然と嬉しくなった。こんなにも想って貰えているというのが、ボクは何よりも嬉しかった。大好き、と心の中で呟いて、彼を見上げた。視界が滲んでいる。
「……何泣いてんだよ、」
「ごめ、嬉しくて、……あのね、剣城。ボク、暫くしたら向こうに行こうと思うんだ」
「向こう、って……アメリカ、か?」
眉を寄せて問いかける剣城に、ボクは小さく頷いた。
「亜美さんがね、マーク兄さんのところでサッカーの勉強でもしたら、って言ってくれて、さ。だから、ボク、行こうと思うんだ」
「……そうか、」
抱き締めたまま、ぽんぽんと優しくボクの頭を撫でて剣城は軽く笑った。反対もせず、賛成もせず。好きなようにさせてくれる、優しい剣城がボクは大好きだ。初めて愛しいと思えた。剣城に嫌われたくない、剣城と離れたくない。でも、ボクは好きなようにしたい。彼と一緒にサッカーをやる為に、"あの子達"に依存しないようにするために。
剣城はゆっくりボクを離して真っ直ぐ言った。
「——待ってる、」
+
表記としては剣雲、京奏、剣奏かな?剣奏が正しいかな。まあ良いや。
本編でも奏と剣城はくっつく予定、とか言ってみる。映画で改めて明王と剣城に惚れた。あと、南沢出せやゴルァ。
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