二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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泣キ虫カレシ〜泣キ虫ニ魔法ヲ〜
日時: 2011/12/18 18:32
名前: 怪盗G (ID: j5r.yg1s)

プロローグ

確かあの日は晴れだった。
君に告白した日。
公園に君を呼びだして、告白しようと思ったけど、俺はなかなか言い出せなくて、少し涙目になりかけた。決心して思いっきり「好きです!付き合ってください!」って言ったことは今でもはっきり覚えていた。その時の君は驚いた顔をしたと思ったら次は笑って、「よろしくお願いします。」って言った。


その後は手をつないで帰ろうとしたけど、君に思いっきり引っ張られてあやうく、転びそうになった。それを見て君はまた笑いだしたんだ。君が笑っているのを見て、俺も笑いだした。

そんなことがあの頃はきっと続くんだろうと思ってた。そう、あの頃は・・・。今でも思い出すだけで涙がこぼれてくる。




君の「好き」は今、誰に向けてるのかな・・。

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Re: 泣キ虫カレシ〜泣キ虫ニ魔法ヲ〜 ( No.12 )
日時: 2011/12/24 12:58
名前: 怪盗G (ID: j5r.yg1s)

恵莉様
コメ返信遅れてすいません;
ほのぼの系のつもりですw
それはよかったです^^でもだんだんシリアスになっていくでしょう・・。
wwwこちらこそ、見ていただきありがとうございます^^

二泣「登校は手をつなごう。」

「愛〜おきなさーい!」
ママの声がしたあと、目に光が入ってきた。
「うわ、まぶしい!」
「ほら、おきなさい!今何時だと思ってるの?」
「ん〜・・・・。」
置時計を見たら、8:15分・・・。
「ぎゃー!遅れるー!」
私は飛び起き、ぱっぱと着替えて、外に出た。
「うえ〜ん!前までは遅れることなんてなかったのに!」
これも・・・
「ハヤトのせいだぁー!」
だって、あの告白のせいで夜眠れなかったじゃん!
角のところで曲がろうとした時・・。
ドンッ!
「きゃっ!」
「うわっ!」
ぶつかって、尻もちをついてしまった。
「「いったぁ〜・・」」
ん?この声は・・・。
「ハヤト!」
「あ、愛!」
二人とも互いに誰かわかった。にしても・・ずいぶんハヤトの制服が乱れてる。かなり急いでいたのだろう。
「めずらしいね、愛がこんな時間に登校するなんて。」
「ハヤトのせいよ。」
「えっ!?お、俺のせい!?」
「そうなの!」
「ってそんな言いあいしてる場合じゃないわ!今何時!」
「えーっと8:24分・・・・。」
「早くしなきゃおくれるじゃない!」
「そうだったー!」
二人でかけっこするみたいに走りだす。


学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あともうちょっと!」
時間はギリギリ。29分。
「(間に合え!)」
だが・・・・
キーンコーンカーンコーン・・・・
「はい、二人遅刻。」
「「(′・ω・)」」
「そんな顔してもダメ。」
「いいじゃない!あと少しだったんだから!」
「ダメなもんなダメ。はーい、職員室寄ってね。」
「・・・このバカ先・・・。」
「遠藤、なんか言った?」
「い、いえなんでも。」
「あらそう。」

廊下・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「「はぁ・・・・。」」
二人で溜息をついた。
その時目が合って、二人で苦笑いしてた。

あとがき
二人は、同じ学校です。
しばらく最新出来なくてすいません;

Re: 泣キ虫カレシ〜泣キ虫ニ魔法ヲ〜 ( No.13 )
日時: 2011/12/29 17:17
名前: 恵莉♪ (ID: CnBgMNSf)

お久です!
こちらこそコメ返すの遅くってごめんなさいTOT
だんだんシリアスになっていくのですか!
楽しみです♪
朝の忙しい感じが伝わって、でもその中にほのぼのしたところがあって、読んでて幸せでした♪

Re: 泣キ虫カレシ〜泣キ虫ニ魔法ヲ〜 ( No.14 )
日時: 2011/12/31 22:30
名前: 怪盗G (ID: j5r.yg1s)

恵莉様
コメ返信遅くなりました><;
そうです、シリアスになります!
ほんとですか!よかったです・・。
コメありです^^ノシ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は番外編です!

「もーいくつねーるーと?」

只今、紅白歌合戦を見てます!外に出るのも寒いし、こたつでぬくぬくしてます。

「愛〜手伝って〜!」
「めんどくさーい。」
「めんどくさーい、じゃないの!」
「やだやだ、こたつにいるの!」
って言いながらひっぱられるのをこたつの足につかまりながら踏ん張っています。だって寒いじゃん。
「あーた猫かっ!」
と、あたしを足から引きはがし台所に引きずっていかれる。毎年似たようなやり取りをしてるような・・。
「んもぉ、手伝わないと、将来料理ができないままお嫁行くことになるわよ?」
「だったら料理上手な婿を探せばいい話じゃない。」
「あーのねぇ・・・;」
がっくりと肩を落とすママ。
ブー!ブー!
その時ケータイが鳴った。
グットタイミング。Σd
どうやら電話みたい。
「もしもし〜?」
『愛?俺だよ。』
「あ、勇人!どうしたの?」
『いや、なんか無性に・・。』
「え〜?なにそれ?」
『俺もよくわかんない。でも電話したくなった。』
「あ、わかった!声が聞きたいんだってやつでしょ!」
『え、ぜ、ぜってーちげぇもん!』
「あはは!そーなの^^」
『う〜・・・。』
「そういえばもうそば食べた?」
『これから。そっちは?』
「あたしもこれから。」


「『・・・・・・・。』」


「あたしんち・・・くる?」
『え、い、いいよ!自分んちで食うから!』
その会話が聞こえたのか台所から、
<あらー!別にいいのよー?
って声がした。
「ほら、ママもあぁ言ってるんだし!きなよ!」
『で、でもさ・・・。もうできてるんでしょ?』
「いや、まだゆでてもないよ?」
そしたら向こうの電話から
<なんだよー彼女かよ?
という声が聞こえた。ちょっとうっさいよと勇人が追い払う声が後に聞こえた。
『ごめん。アニキうるさいからさ・・。』
「いいよ、別に。」
「まぁそれはさておき・・・。」


「今すぐあたしの家に来なさい!いいわね?」
『えっ!ちょ・・・』ブツッ!
パタンとケータイを閉じると台所の方に顔を出していたママ。
「愛・・。あなた意外に強引ね・・・。」
「しょうがないでしょ?こうでもしないとあいつ、絶対来ないもん。」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピーンポーン・・・・


「あ、来たんじゃない?」
「あたし出てくる!」
ガチャ
「はーい。」
ドアを開けると仏頂面の勇人がたっていた。
「あ、いらっしゃい!」
「あの誘い方、ごーいんすぎでしょ。」
「ごめん、ごめん>∀<人」
「まぁいいけどさ。」
「あはは!まぁ寒いし入って!」
「うん。」

「ママー!勇人来たよー!」
「おじゃましまーす。」
「あら、勇人君いらっしゃい!」
「すいません、せっかくの家族だんらんを・・。」
「いいのよ。どうせ今日は二人なんだし!」
包丁を持った手でぶんぶんと手を振るママ。あぶなっかしい・・。
「ママ。とりあえず、包丁置いてこようか。」
「あら、失礼。」
おほほと笑いながらスキップしていくのを見送ったあと・・
「愛のお母さん、相変わらずだね・・;」
「ゴメン、あんなママで・・;」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こたつ・・・・・・・
「はーい、お待ちかねのおそばよ〜」
「わーい!」
「ありがとうございます。」
二人で手を合わせて、いただきます。これも何年ぶりだろう?
その様子を見ていたママがニヤニヤしながら、
「じゃ、あとは若いので^^」
と去って行った。
「「・・・・・・・・・・・・。」」
あー・・・沈黙・・。
どうしよ、話題が・・・・。
困っているところに勇人の口が動いた。
「そいえば、愛んちに遊びに来るの、久々な気がする。」
「確かに。昔は餅つきとか、勇人んちとあたしんちでよくやったよねぇ〜。」


『おー勇人大丈夫か?』
『へ、へーきだよ。父さん』
『でも今にも後ろに転げそうだよな。なー?愛ちゃん。』
『うん、転びそう。』
『がんばれ、勇人君!』
『勇人〜がんばれぇ〜!』
『ん〜・・・ぎゃっ!』
『勇人!大丈夫か?』
『うわぁ〜ん!痛いよぉ〜・・。』
『ほれ言わんこっちゃない。』
『あはは!大丈夫?勇人。』
『うぅ〜・・うん・・。』


「なーんてことが毎年あったよねぇ・・。」
「あ、あれ意外に重いんだって!」
「あはは!まぁね!」
昔話をしていたら・・。


「あ、雪!」
「え、ホントだ・・。」

うわぁ・・と二人で見ていたら、目があった。
クスッと笑いあって、
「来年もいい年だといいね・・。」
「うん。」


勇人の手のひらがあたしの頬を包んだと思ったら、唇が重なった・・。
少し重ねてたのが長かったかもしれない。やっと離れた。
勇人がニカッと無邪気に笑って、
「来年も一緒にいような。」
って言ったの。
「うん!」
あたしもそれを返すように笑って返した。
とても暖かい時間。幸せな時間。来年も続きますように・・・。



そんな二人の幸せを撮る人が・・。
「REO●」

「ママは二人のそんな姿が見れて幸せよ・・。」
と呟いて、号泣きする母でありました。





あとがき
お母さんは映画泥棒でしたw皆さんは今年、良い年でしたか?
来年も「泣キ虫彼氏〜泣キ虫ニ魔法ヲ〜」をよろしくお願いします!
最後にいいわけさせてください。
モンハンが面白くてずっとwiiやってました!(カッ)



Re: 泣キ虫カレシ〜泣キ虫ニ魔法ヲ〜 ( No.15 )
日時: 2012/01/14 12:18
名前: 怪盗G (ID: j5r.yg1s)

三泣「中国のチェシャ猫」
・・・・・・・・・・・・・教室・・・・・・・・・・・・・・
「お前ら、夏休み前だからっていってさぼんじゃねーぞ。気を引きしめて授業を受けろー。」
はーいと気だるそうな、眠そうな声が響いた。

どうも、愛です。夏休み前です!すっごい暑い・・。後で図書室いこ・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・キーンコーンカーンコーン・・

「・・・・・うわぁ・・。;」
図書室、満員です。先輩とか後輩とかいっぱい詰まってる・・。
夏になると必ずと言っていいほど図書室は満員になります。だって、学校内で生徒が入れる涼しい場所と言ったら図書室。クーラーがついてるからね・・・。

「あ、愛先輩〜!へるぷみー!」
声の先にはぎゅうぎゅう押されて苦しそうになってるあたしの友達。
「何やってんのよ、神楽!」
手を引っ張って思い切り引き抜く。
「ふぃ〜。、愛先輩^^」
この子は小さな体を利用した身軽な行動ができることで有名な中国人の女の子。あたしの後輩。
「べつに良いよ。にしてもあんたならあの隙間、いけたんじゃないの?。」
「あ、ばれた?でも、先輩優しいよね!」
「・・・試してたの?」
「さぁ?どうだろうね?」
にゃはは、と可愛く笑う彼女。その時・・。

ガッ!

「ニャッ!?いったぁ・・。」
「え、あゴメン。大丈夫?」
「あれ勇人じゃん。」
「愛。この子と知り合いだったの?」
「ニャ?愛先輩と知り合い?」
「えっ、ま、まぁね!」
「・・・・。」
「?何二人で赤くなってるの?」
「「な、何でもない!」」



あとがき
今回、新しいオリキャラ投入しました。プロフです↓

名前 神楽 本名 李 晶冷(りー しょうれい)
性別 女
性格 好奇心旺盛。よく「ニャ」とつけることが多い。中国人。
年齢 16歳
身長 156㎝
髪 黒。それを二つに分けて団子にしてる。

Re: 泣キ虫カレシ〜泣キ虫ニ魔法ヲ〜 ( No.16 )
日時: 2012/01/14 15:53
名前: フルーラ (ID: z5Z4HjE0)

初めまして。アリスことフルーラですWWW
小説読みました、やっぱりすごいですね〜
これからも、がんばって下さい(^3^)/


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