二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマ 〜フィールドの歌姫〜 参照100突破
- 日時: 2012/01/02 15:18
- 名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)
初めまして!
もうイナズマGOが出ていますが、やっぱり前の方がいい!
っと言う事で、書いちゃいました。
小説を書くなんて生涯で2・3回くらいしかないですけど、頭をフル回転させて頑張ります!!
注意事項
・荒しはなしです。
・内容が変わるかもしれません。
・キャラ崩壊?
・必殺技がほかのアニメ、パクってるかも・・・
・主人公目線でストーリーは成り立っています。
・駄文です。
・文字間違えたら言ってください。
よろしくお願いします!
※エイリア学園からの話で、主人公は木野の知り合いっと言う設定です。
- Re: イナズマ 〜フィールドの歌姫〜 コメ求む ( No.1 )
- 日時: 2011/12/29 16:07
- 名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)
オリキャラ
名前:一条朝霞 (イチジョウ アサカ)
性別:女
容姿:藍色の膝まである長い髪をポニーテールにしている。
浅里からもらったリボンで髪を縛っている。
性格:責任感が強く、そのせいでなんでも一人で抱え込む傾向がある。
ポジション:FW/DF
浅里の事件以来、サッカー恐怖症になってしまい1年間サッカーから離れて暮らしていた。
やっていた当時は、その異常なまでの運動神経と頭の回転の速さ、サッカー選手としての素質を世界からも認められ、男子サッカーにも出る事ができる。
両親を亡くしており、今は義理の親に育ててもらっている。
名前:一条浅里 (イチジョウ アサリ)
性別:女
容姿:黒色のショートカット。
いつも手首に青のブレスレットをはめている。
性格:明るく、ハキハキとしている。
ポジション:DF
影山零冶の陰謀で、朝霞の応援に行く途中に交通事故で死んでしまう。
それまでは、朝霞と一緒にサッカーをしたりしていた。
- Re: イナズマ 〜フィールドの歌姫〜 コメ求む ( No.2 )
- 日時: 2011/12/29 13:16
- 名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)
一話 『サッカーはしない』
私は、もうサッカーをしないと決めたのに、来てしまった。
エイリア学園と呼ばれる者達と、イナズマイレブンが戦うこの場所に。
なぜだかわからない。
だって、1年間ずっとやめていたのに・・・。
朝霞〝どうしてなんだろう・・・〟
自分にも聞こえるか聞こえないかぐらいの声で言ったのに、秋が振り向いて目があった。
私は驚いて、慌ててその場から立ち去る。
朝霞“あんな声が聞こえるなんて、まだ地獄耳は健在なのね。”
グラウンドの方から歓声が上がった。
私はすぐに駆けて行く。
どうしてか分からないけど、体が勝手に動いてしまう。
グラウンドを見ると、2−1でイナズマイレブンの勝利。
イナズマイレブンは、円堂守を中心に円になって喜び合ってる。
私は、エイリア学園の方を見た。
朝霞〝リュウジ・・・と言う事は吉良星二郎が黒幕か。〟
秋「朝霞ちゃん?」
私はエイリア学園の方に気を取られていて、秋が近づいてくるのが分からなかった。
秋「やっぱり!覚えてる?小学校まで一緒にいた・・」
朝霧「木野秋でしょ。覚えてるよ。」
秋「よかった。」
?「お〜い。どうしたんだ?」
秋「円堂くん、紹介するね。私の友達の一条朝霞ちゃん。今偶然会ったの。」
円堂「そうなのか?オレ、円堂守よろしくな!」
円堂は右手を差し出して、握手を求めてきた。
私は素直に握手する。
朝霞「一条朝霞だ。よろしく。」
円堂「あ、そうだ。秋、吹雪がイナズマキャラバンに入るのをOKしてくれたよ。」
秋「ホント!よかった。あ、朝霞ちゃんも入らない?イナズマキャラバンに。」
朝霞「え?」
円堂「朝霞もサッカーやってるのか?」
秋「そうなの。ものすごく強いのよ。男子サッカーの公式戦にも出場したの。世界から認められたプレイヤーよ。」
円堂「そりゃずげーや!皆の所に行こうぜ。監督に話そ!」
円堂は私がまだ了承してないのに、手を引っ張ってグラウンドに走った。
私は、嫌がる心を抑えてついていく。
グラウンドに出ると、皆が私を見てくる。
風丸「円堂、その子は?」
円堂「秋の友達だって。」
染岡「何で連れてきたんだよ?」
円堂「仲間に加えようと思って。」
全員「え・・ええええええええ!!!?」
女子がいるからって、爆弾発言してんじゃねーぞ。
そりゃ驚くわな。
秋「円堂くん。監督の許しをもらってから・・・」
円堂「いいですよね。監督。」
監督「彼女の能力を見てからね。」
円堂「よっしゃあ!やろうぜ、朝霞!」
朝霞「いや。」
私は、全身を震わせながら言った。
サッカーをやるなんて無茶なこと言うな。
私は、サッカーをやめたんだ。
恐怖症にまでなった私に、「サッカーをやれ」なんて言わないで。
朝霞「サッカーは・・・やらない。」
秋「どうして?あんなに上手だったじゃない。」
朝霞「私は、中学になってからサッカーをやめたんだ。だから・・・やらない。やれないんだ。」
秋「朝霞ちゃん?」
朝霞「もう、あんな思いは二度としたくない。」
私は、手を握り締めて、こみ上げる感情を抑えて言った。
私がサッカーをやれば、影山がまた事故と言う名の殺害をするかもしれない。
また、誰かがあんなことになるなんて絶対に嫌だ。
まだ何か言っている秋を無視して、私はその場から逃げた。
サッカーから逃げた時みたいに・・・。
- Re: イナズマ 〜フィールドの歌姫〜 コメ求む ( No.3 )
- 日時: 2011/12/29 13:18
- 名前: 安佳里 (ID: ia9Umcvq)
二話 『瞳子のスカウト』
あの日の記憶が蘇ってくる。
目の前で浅里が轢かれた。
私がいたのにもかかわらず、助けることすら出来なかった。
私が・・・サッカーの事しか考えてなかったばっかりに・・・。
私は、絶望の暗闇の中にうずくまっていた。
「出口なんてない。」そう思ったら、一点の光が私を包んだ。
光に吸い込まれると、私はベットの上に横になっていた。
朝霞「夢・・・か。ここは何処だ?」
秋「あ、気が付いたのね。よかった。」
朝霞「秋・・・ここは?」
秋「白恋中の医務室よ。キャラバンで出ようとしたら倒れてたのよ。覚えてない?」
朝霞「そうか。すまない。」
秋「いいのよ。皆に伝えてくるわね。まだ寝てるのよ。」
朝霞「動く気力は残ってないよ。」
秋は笑って、医務室を出て行った。
相変わらず、面倒見のいいところは昔のままだ。
外を見ると、サッカー部員だろうか。
ボールの取り合いをしている。
その光景を見て気持ちが落ち着くのは一瞬だけ。
すぐにあの日の記憶が蘇る。
朝霞“そう言えば、何であの時平気で見れたのだろう。”
サッカーしている所を見ると、いつもあの日の記憶が蘇るのに、円堂達のサッカーでは蘇らない。
不思議に思っていると、円堂達が入って来た。
円堂「大丈夫だったか?びっくりしたよ。あんなとこに倒れてたんだから。」
吹雪「クマおやじにやられたの?」
朝霞「クマおやじ?ああ、あのクマか。あいつなら襲いかかって来たから返り打ちにしたが?」
気道「ならなぜあんなところで倒れてた。」
朝霞「・・・さあね。」
私はそう答えた後、ベットから降りた。
床につくと、まだ若干ふらつく。
秋「まだ横になってなくちゃダメよ!」
朝霞「大丈夫だ。心配ない。」
秋「でも・・・」
?「待ちなさい。一条朝霞。」
入口を見ると、イナズマイレブンの監督・吉良瞳子が立っていた。
朝霞「何の用でしょうか。」
瞳子「失礼ながら、あなたの過去を調べさせてもらったわ。そして、あなたはこのイナズマキャラバンに必要な人だと判断しました。」
朝霞「だから?私にメンバーになれと?冗談じゃない!私はサッカーなどやらない!!」
瞳子「やってもらうわ。何としてもね。」
朝霞「ふざけるな!過去を調べたというのなら、あの事も分かるはずだ!」
瞳子「そうね。あの事も知っているわ。あなたが、サッカー恐怖症のこともね。」
円堂「え?」
瞳子の言葉に、そこにいた人達が全員驚く。
それもそうだろう。
瞳子は、サッカー恐怖症の子にサッカーをやれと命じているのだから。
円堂「朝霞が・・サッカー恐怖症?」
秋「そんな・・昔はそんなこと・・」
朝霞「私がサッカー恐怖症になったのは、秋と別れてからだ。知ってるはずがない。」
瞳子「あなたには、その恐怖症を乗り越えてもらいます。何としても。」
朝霞「断る。たとえ恐怖症が治っても、私は一生サッカーをやらないと誓った。それが、私が浅里にできる唯一の償いだから。」
瞳子「そんなことで、浅里さんが喜ぶとでも思っているの?」
朝霞「黙れ!!あんたに浅里の何が分かる!!私が、サッカーの事しか考えていなかったせいで浅里は・・・」
医務室全体に沈黙が流れる。
いつもは冷静でいる私が、ここまで感情をあらわにしたのは初めてだ。
円堂達が何を考えているのか分からないが、多分、豪炎寺修也と言う人の事を考えているのだろう。
あいつも、私と同じような過去をもっているから・・・。
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