二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

聖剣の刀鍛冶 〜聖剣を打つ者と鞘を継承する者〜
日時: 2012/01/05 20:29
名前: さくら (ID: bT0lLasb)

こんにちは、さくらです!
私は、聖剣の刀鍛冶大好きで、ただ今11巻まで読んでいます。
これから聖剣の刀鍛冶の小説を書いていきたいと思います。

この物語は、聖剣の刀鍛冶小説第3巻の途中あたりから始まります。

Page:1 2 3



Re: 聖剣の刀鍛冶 〜聖剣を打つ者と鞘を継承する者〜 ( No.1 )
日時: 2012/04/09 22:12
名前: さくら (ID: /.YWlUQc)

注意事項:原作沿い
     違うアニメのキャラクターが名前や性格を変えて出てくる
     更新スピードが遅い
     長く更新できない時もある

それでも構わないという方は見てください!
なお、誹謗中傷、荒らしはご遠慮ください!!

登場人物
セシリー・キャンベル
16歳
性格:活発で男勝り
   正義感が強く無鉄砲でお人好し
自衛騎士団に所属する美少女
キャンベル家の現当主
次第にルークに惹かれていく

ルーク・エインズワース
17歳
性格:無愛想で冷静沈着でクール
   不器用で朴念仁
工房「リーザ」の主人である美青年
聖剣の刀鍛冶
幼馴染と父親をヴァルバニルに殺された過去を持つ
次第にセシリーに惹かれていく

リサ
3歳
性格:陽気で人懐っこい
工房「リーザ」で助手を務める悪魔少女
見た目は14歳

アリア
40〜50歳
性格:陽気で優しい
風の魔剣
セシリーの戦友
普段は人の姿だが、有事の際は剣となりセシリーに力を貸す

渋谷桜(サクラ)
性格:明るく活発
   怒ると恐い
キャンベル家に仕える少女
渋谷家の長女で三人兄妹の末子
サクラカードの主
キャンベル家で育ったため、フィオやセシリーのことを姉同然に思い慕っている


Re: 聖剣の刀鍛冶 〜聖剣を打つ者と鞘を継承する者〜 ( No.2 )
日時: 2012/04/09 22:32
名前: さくら (ID: /.YWlUQc)

〜プロローグ〜
「聖剣の鞘」
それは初代ハウスマンがとある家系に組み込んだ呪い。

でも———。
今、その呪いを受け継いでいるその家系の当主はそのことを知らない。
なぜならそれが、彼女の亡き父親、前当主の望みだから———。

でも、いつかは言わなきゃならないことだってわかってる。
だけど、今はまだ、早すぎる。
「聖剣を打つ者」が本気を出すまでは、まだ言えない。

お互い未熟なまま出会ってしまった二人。
彼らの行く先を私たちは黙って見守っている。
彼らが決してすれ違わぬよう、決して道を間違うことのないことを信じて———。

Re: 聖剣の刀鍛冶 〜聖剣を打つ者と鞘を継承する者〜 ( No.3 )
日時: 2012/04/13 20:38
名前: さくら (ID: adv1iRyT)

〜第一話 魔力とアリス、二つの力を持つ少女〜

 ここは、独立公益都市三番街のとある住宅。この家には、元貴族の一家が暮らしている。そのため、他の住宅よりは、少し大きな家だ。

 「ふぁっ〜あ。よく寝た〜。」
 そのキャンベル家の一室で、一人の少女が目を覚ました。
 その少女の名は、渋谷桜。ショートヘアーの黒髪、透き通るようなきれいな黒い瞳を持つ、かわいらしい女の子。みんなからは、「サクラ」と呼ばれている。
 桜は、先祖代々キャンベル家に仕えている渋谷家の娘だ。こうして毎日、休暇の日以外は、キャンベル家で住み込みで働いている。
 さぁ、今日も一日の始まりだ。
 今日は、桜の主が長い休暇期間を終えて自衛騎士として復帰する日だ。
 桜の主は、先の剣を移植された人外との戦闘で負傷し、当分の間、自宅療養を命じられていた。今日は、その療養期間が解ける日なのだ。

 まず、桜はエプロンドレスに着替えて厨房に行く。
 すると、もうすでに厨房では朝食の支度が始まっていたらしい。美味しそうな匂いが流れてくる。
 桜は厨房でせわしなく動いている人影を見つけ、声をかける。
「おはようございまーす。今日も早いですね、フィオおねえさん。」
「おう。おはよう。あったりめーよ、何たって今日はセシリーが仕事復帰する日だ。早めに朝ごはん支度をしとかないとな。」
桜の声に振り向いたのは、フィオ・アトキンズ。アトキンズ家の末裔だ。
「確かに。今日は、セシリーが仕事復帰する日だもん。ちゃんと早めに用意しとかなきゃね!」
「おうよ。」
 彼女たちが和気あいあいと話しているのは、言うまでもなく主であるセシリー・キャンベルのことだ。自分たちの主でありながら、彼女たちは決してセシリーのことを「お嬢様」とは呼ばない。セシリーの母親であるルーシーのことも決して「奥様」と呼ぶことはない。生まれてからずっとキャンベル家に仕えてきたアトキンズ家や渋谷家にとって、キャンベル家の人間は家族も同然。だから、セシリーのことは「セシリー」と呼ぶし、ルーシーのことは「ルーシーさん」と呼ぶ。堅苦しい呼び方はしないのだ。
 桜とフィオは二人で朝食の用意をして、テーブルに食器を並べた。
 その後、桜とフィオはなかなか起きてこない家の住人を起こしに行く。
 テーブルに、主であるセシリー、その母親であるルーシー、セシリーの戦友であるアリア、桜とフィオ、そして桜の2人の兄がつくと朝食だ。
 朝食が終わるとすぐにセシリーとアリアを彼女達の職場である公務役所へ、桜の二人の兄たちをそれぞれの通う学校に送り出し、桜自身も学校にいく。
 
 天賦の才能を持つ者達が集う、アリス学園へ。


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。