二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい!
日時: 2012/01/12 17:00
名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: dP/RlTyN)

初めまして、紅蓮(元:レッド)です!

この度、イナズマイレブンGOのストーリーを書いてみたくなりました。

今作の主人公は立向居勇気です!
10年前と比べて、逞しく成長した姿が出ます!!

母校の陽花戸中を訪ねた立向居は前主将で陽花戸中のコーチを務める戸田からキーパーコーチとして後輩の直井浩太を見てほしいと頼まれる。話を聞くと・・・どうやら、彼はキャプテンとしての責任を持てないでいるのだという。かつての自分と重ねた勇気はそこでアドバイスすることにした。直井信介は日本代表の同僚・直井健太の弟だった。

浩太は果たして、キャプテンとして陽花戸中を率いることができるのか?

コメントください!

いつでも大歓迎ですので、イナイレ好きの方、それ以外の人でも構いません。

応援よろしくお願いします!

Page:1 2 3



Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.3 )
日時: 2012/01/14 12:36
名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: HpE/sQXo)

しかし、俺はプロの日本代表として試合に出ることが多い。それでも良いなら・・・コーチも良いかなって思っている。

木暮や音無春奈ちゃんはどうしているのだろう・・・木暮は就職したって聞いていたし、春奈は雷門中の先生になっている。

「勇気、戸田さんが来てるけど・・・」
「うっわ、なんだ・・・楓か」

ビックリした・・・って、戸田さん!?

「よう、立向居。陽花戸中に行こうぜ」
「は、はぁ・・・」

陽花戸中にやってきた俺は戸田さんの号令を見た。

「みんなー! 集まれ」
「はーい」

後輩たちがやってきた。

「この人は立向居勇気くんだ。陽花戸中のOBだけど、世界大会に出たことのある実力派なんだ」
「初めまして、俺は立向居勇気だよ。よろしくな」

後輩たちは俺を見て驚いた。

「この人、日本代表で出てる・・・」
「立向居先輩!?」

ザワザワと騒いでいる後輩たちの中に1人だけ見慣れない人物がいた。誰だろう・・・

「直井のこと気にしてるのか?」
「直井?」

俺はどっかで聞いたことのある名前だなって思った。

「立向居、直井健太って言う人を知ってるか?」
「直井・・・あぁ、俺の同期ですね。日本代表で一緒だし」
「そいつの弟が浩太だよ」

浩太・・・って、えぇ!?

「あいつが直井の弟?」

どうりで似ていると思った。けど、何で俺を誘って・・・

「立向居、直井のコーチを頼めないかな」
「コーチ・・・ですか?」
「そうだ。直井はキャプテンとして頑張ってくれているが・・・主将としての自覚、極意を教えてやってくれないか?」

俺もキャプテンとしてやっていたので、気持ちは分かるが・・・GKとしての経験を生かしてアドバイスしていきたい。

Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.4 )
日時: 2012/01/14 12:52
名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: HpE/sQXo)

浩太のコーチを引き受けることにした。

「いいですよ。ついでにGKとしての極意を教えますよ」
「本当か! おーい、浩太」

戸田さんが1人の少年を呼んだ。

「はい」

直井浩太がやってきた。

「浩太、彼は俺の後輩で・・・」
「監督、言わなくても知ってますよ。立向居先輩ですよね?」

浩太は俺に兄の健太と同様、人懐っこい笑顔を見せた。

「そうだよ。浩太、よろしくな」
「勇気先輩、健太兄さんが結構良いヤツだから相談したらどうかって・・・」

なるほどね・・・そういうことなら仕方ない。戸田さんが浩太を見た。

「浩太、部活の練習が終わったら・・・ここに残れ。立向居とのマンツーマン指導だ」
「マンツーマン!?」
「そう、弱点を克服させるには・・・立向居、おまえしかいないというわけだ」

それで俺ってわけね・・・マンツーマンねぇ、何とかなるさ。

部活練習後、俺は浩太と一緒にグラウンドで指導することにした。

「浩太、キャプテンとして何をするべきかは分かってる?」
「はい、みんなを統率して引っ張るんですよね」
「その通り。でもね・・・キャプテンとして、何かに気付くことがあるはずだ」

俺もそうだった・・・だから、キャプテンとしての在り方を考えるようになった。

「何かに気付くって・・・?」
「あぁ、そうだな・・・浩太、ゴールの前に立ってみろ」

ゴールの前に浩太を立たせ、俺は浩太の前に立った。

「例えば・・・俺がおまえの前に立ちはだがってシュートを打とうとするだろ?」
「はい」
「おまえはGKとして、そこにいるはずだ・・・みんなを見て、気付かないことはある?」

俺の一言が奏したのか、浩太は少しずつ分かってきたようだ。

Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.5 )
日時: 2012/01/19 21:28
名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: a0IIU004)

浩太は俺を見て言った。

「先輩、キャプテンとして俺ができること・・・それはみんなの様子を見て把握するんですよね」
「そうだな・・・だけど、それだけじゃないぞ」

俺が世界大会を通じて学んだこと・・・それは・・・

「みんなから信頼されるキャプテンになりたい・・・そう思わないか?」
「なりたいです・・・でも・・・」
「・・・でも?」

首を傾げながら聞くと、浩太は俺を見た。

「勇気先輩・・・俺、兄貴みたいにみんなと仲良くなれるの得意じゃないし、声かける気にもなれなくてさ」
「うーん・・・なるほどね」

確かに健太と比べられたら、不安になりかねない。でも、浩太なら・・・俺みたいに自分で切り開いていけると思って信じている。

Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.6 )
日時: 2012/01/25 21:17
名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: zlsHcGtF)

だったら、円堂さんのようになれば良い。

「円堂さんのようになれば良いんだよ!」
「円堂・・・って先輩がいたイナズマジャパンの円堂守さん?」

浩太の言葉に頷いた俺はすぐに言った。

「円堂さんは俺の大切な先輩であり、偉大な人でもあるんだ。遠い存在のような人を目標にすれば、きっとできる!」
「勇気先輩・・・そうですよね!」
「うん、俺が蹴るから・・・おまえはそこで俺のシュートを受け止めてみろ」

浩太は俺を見たが、すぐに頷いた。

「行くぞ!」

俺はMFというか、コーチを任されていたからやる気になった。

ボールを蹴った瞬間、浩太は飛んだ方向に向かってキャッチした。

「タイミングは良いな。だけど、西園くんには及ばないかな」
「西園?」
「あぁ、雷門中の1年生で西園信助って言うんだ。ホーリーロードの準決勝が始まる前、俺がそいつのコーチを引き受けてたんだ」

浩太はビックリした。

「えぇぇぇー!? ちょっと待ってください、先輩がコーチ?」
「そう。西園はとにかく、小さいけど・・・ジャンプ力も高いし、瞬発力も良かったよ。おまえもある程度は行ける方だがな」

そんな俺の話を聞いた浩太はなるほど・・・と納得しながら頷いた。

Re: イナズマイレブンGO 後輩たちへの思いー コメント下さい! ( No.7 )
日時: 2012/04/01 08:58
名前: 紅蓮(レッド) ◆mAzj/Mydf. (ID: VhCiudjX)

浩太を見ていると・・・中学時代に指導した後輩のことを思い出す。

【浩太なら、できるかもしれない】

それでもできるのならば、特訓するしかない。

「浩太、おまえもGKとして活躍したいんだったら・・・いつでも特訓してやるよ」
「良いんですか?」
「あぁ・・・でも、戸田さんに指導してもらうよりもある人に頼むしかない」

中学時代の知り合いがいた・・・俺が福岡にいた時にサッカーを通じて、GKとしての素質を認めてくれた人だった。

「ある人・・・って?」
「まぁ、来週になれば分かるさ」

そう言って笑った。直井のことだから、きっと大丈夫だろう。

「でも、俺のコーチはちょっと厳しいぞ・・・それでも良いか?」
「はい!!」

浩太、何かキャプテンらしくなったな。


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。