二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナGO.〜僕らの世界〜 オリキャラ募集中!
- 日時: 2012/03/21 20:28
- 名前: 異識 (ID: JJibcEj3)
- 参照: 元・琴葉です!
こんばっぱー!
お久しぶりです、異識です。
分からない方のために。もとい、琴葉です。
名前変えました。まあ、さして問題ないとは思いますが。
「異識」の記念すべき第一作目は……やっぱりイナGOです。
正統派なファンタジーになる予定、です。
注意1!
・荒らしに来ましたが何か?
・よし、今すぐ通報しよう。
・私はこのスレッドを支配すrrrrrrr
……という方はダッシュトレインでお帰りください。
注意2!!
・とにかく駄文。
・亀更新。
・腐向け展開ではありません
以上のことに耐えられない方はそよかぜステップでお逃げください。
それでも「なんとかなるさ!」な天馬君のように心が広いお方はごゆっくりお楽しみください。
あと、オリキャラはいずれ募集するかもしれません。
◆◇◆目次◆◇◆
・世界観 >>01
・キャラクター紹介 >>02
第一章 棺を引く少女
・プロローグ>>03
・第一話>>06
スレッド生成日:2012年2月16日(木)
- Re: イナGO.〜僕らの世界〜 オリキャラ募集中! ( No.30 )
- 日時: 2012/08/14 17:48
- 名前: 異識 (ID: EUGuRcEV)
あれ、上がってないww
- Re: イナGO.〜僕らの世界〜 オリキャラ募集中! ( No.31 )
- 日時: 2012/08/29 23:23
- 名前: 異識 (ID: JzqNbpzc)
- 参照: 藍紅・ドロップ・華奈に連絡! イナGOファンタジーで合作やろうぜ!
第7話 落ちて、堕ちて、墜ちて【Je tombe et chute, et chute】
——『棄獣』。
俗に、魔法詠唱を使う動物の総称を言う。
獣が持つ本来の身体能力に加え、種別によって異なる魔法を織り交ぜた狩りは人間さえも犠牲にする。
魔法を発動するための器官部の仕組みは人間が用いる『機杖』のそれよりも極めて単純であり、容易に魔法を発動させることができる。
そして——
—————大陸史・100年の歩み/第4章序文より
★
「くそ——最悪だ!」
京介は強く唇を噛んだ。
咄嗟の回避行動が功を奏して、傷はそれほど深くはない。
少なくとも、致命の一撃となる事は無かったが……それでも背中には、ぱっくりと傷が開いているだろう。
「……?
——————————ッ!?」
一方の少女はというと、未だに事態が呑み込めていないらしい。
先程から何やら挙動不審だ。
「——っそ、とにかく逃げるぞ!」
京介は、少女を抱えて走り出そうとする……が。
がこん、がこん。
木の箱がぶつかる、無機質な音が響く。
振り向くと、少女は棺に取り付けた革のベルトをむんずと握ったまま離す気配がない。
「捨てろ、んなモン!?」
「無理。駄目。不許可」
「……んの野郎」
少女を抱えているだけでもかなりのハンデだというのに、こんなお荷物があったのでは逃げ切れるはずがない。
しかも——
しゅねるん ほるん やるん
しゅねるん えむるん とうるん—————
独角馬が呪文詠唱を始めた。
同時に、独角馬の角の先に魔方陣が出現する。
鈍い蒼色の魔方陣は、ゆっくりと明滅しながら回転し、徐々にその光を強めていく。
「(まずいっ—————!)」
京介は咄嗟に周囲を見回した。
魔法が発動する前に、何とか逃げないと。
逃げないと——
「……おい、お前」
「……むい?」
「前言撤回だ。
それ、——絶対離すなよっ!」
京介はそう言うなり、少女を再び抱え直して全力疾走し、
「——息を止めろっ!」
「——————————っ!?」
崖から、飛び降りた。
落ちていく。
落ちていく。
落ちて—————
「——へえ、面白くなってきたな」
- Re: イナGO.〜僕らの世界〜 オリキャラ募集中! ( No.32 )
- 日時: 2012/08/21 08:23
- 名前: 異識 (ID: tVNOFy45)
- 参照: 人間不信なう!
あげ!
……すいませんコメをください!((切実
- Re: イナGO.〜僕らの世界〜 オリキャラ募集中! ( No.33 )
- 日時: 2012/08/21 15:40
- 名前: 異識 (ID: tVNOFy45)
- 参照: 人間不信なう!
第8話
「……ぷ、はぁっ!?」
落ちた先は、スタートしてから程なくして通過した川である。
浅いが流れが速く、ともすれば下流に流されてしまいそうだ。
京介は川縁に伸びた木の根に手を伸ばし、
三度目に触れた木の根にどうにかつかまって這い上がった。
「っはあっ、はあっ……」
激しく酸素を貪り、京介は仰向けに倒れた。
隣を見ると、少女もまた激しく咳き込んでいる。
お互い、どうにか無事なようだ。
あの棺——少女が引きずっていたときの音で大方の推測はついていたが、どうやら空っぽのようだ。
空の棺は、充分な浮力をもって二人を川岸へ運んでくれた。
おかげで二人とも助かったのだ。
「(……しかしまあ)」
この棺は一体何なのだ。
さっきのゴタゴタのなかで傷ひとつ付かないところを見ると、かなり頑強な代物であるらしい。
横にはランプのようなものまでさがっているが、これは寝袋の代わりだというのか?
確かに、中途半端な縫製の寝袋よりはマシかもしれないが……
「……無理矢理。突然。無茶——」
少女は京介に批判的な目を向けて言うが、
「……む?」
背中の傷を見るなり、蒼白な表情で声をしぼりだした。
「血—————!?」
確かに、さっき飛び降りた衝撃で、背中の傷は再び開いていた。
出血こそ止まっただろうが、痛みは消えない。
「……至急。手当て」
少女はしばらく服のポケットをあさり、さらにちょっとだけ棺のふたを開けてみるも——
「無かった」
がっくりと肩を落とした。
「まあ、……すぐにはなぁ」
京介は苦笑し、崖を見上げた。
「—————さて、どうしたもんかな」
独角馬の脅威は、まだ終わらない。
- Re: イナGO.〜僕らの世界〜 オリキャラ募集中! ( No.34 )
- 日時: 2012/08/21 13:44
- 名前: 凛々 (ID: wZK1k//X)
やっふぃ〜♪凛々だよ!
落ちちゃったよ!?大丈夫なの!?
ええとえと救急車は………
亞「お前が落ち着け」
ごめんなさい。だって(つд`)
亞「ではお邪魔しました」
26話更新したよ!
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