二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夏目友人帳〜鬼と人間の間で〜
- 日時: 2012/02/19 13:34
- 名前: アザミ ◆0yw4aj5Nm. (ID: RiKQWiSC)
こんにちわ!!アザミといいます。
ここでは主に夏目友人帳の夢小説を書いていますが…
オリキャラあります。
キャラ崩壊…あるかも。
原作にはあまり沿っていません。
・・・が嫌だという方はUターンして下さい。
でわ、スタート!!
- Re: 夏目友人帳〜鬼と人間の間で〜 ( No.6 )
- 日時: 2012/02/19 21:35
- 名前: アザミ ◆0yw4aj5Nm. (ID: RiKQWiSC)
「じゃあね。」
職員室の前で夏目君と別れ、あたしは職員室に入る。
自分の名前を告げると担任らしい人がきて校長室へ向かう。
ドキドキと胸が鳴る。
…早く、教室に行きたい。
「鬼乃原亜紗美です。よろしく」
黒板に自分の名前を書き、自己紹介をする。鬼乃原なんて珍しい苗字だから、少し教室がざわめく。
あたしは見慣れた顔を探す。
「…ぃた…」
凄い小さな声で呟く。
夏目君と同じクラス。先生が色々気を利かせてくれたらしい。まぁ、事情が事情だからね…。家族をなくして、夏目君と同じ家に引き取られて…
「じゃあ、あそこに座ってくれ。」
そう先生が指さしたのは、窓側一番後ろ。「よっしゃ!」と心のなかでガッツポーズをする。
席の場所が良かったのもあるけど、夏目君と近い。
「♪〜」
足取り軽やかに席へ向かう。
学校生活、楽しくなりそうだ。
- Re: 夏目友人帳〜鬼と人間の間で〜 ( No.7 )
- 日時: 2012/03/04 10:21
- 名前: アザミ ◆0yw4aj5Nm. (ID: RiKQWiSC)
「夏目君。帰ろう」
「あ、あぁ」
あたしの発言に皆が振り向く。
特に、西村という男子が飛びついてきた。
「夏目ぇ?おまえ鬼乃原さんとどーゆー関係だぁ?」
「にっ西村っっ」
「ちょっ西村君!?違うよ。あたしも藤原さんにお世話になってるのっ。まだ道が分かんないから…」
「そうだ西村っ離せ」
べりっと西村君をはがして足早に教室を出る。
「あ、そうだ。亜紗美、ちょっと会わせたい奴がいるんだ。」
そう言って玄関とは違う方へ歩き出した夏目君。
あたし達のクラスとは違うクラスの前で立ち止まる。
「田沼いるか?」
「お、夏目、どうした?そいつは?」
教室から出てきたのは田沼という男子。
「あら夏目君!そのこ例の転校生?」
そして可愛い女の子が後ろから話しかけてきた。
状況をつかめずおろおろするあたし。
「??…なな夏目君?」
「ちょっと帰りながら話したいから…いいか?」
あたしの問いかけにきずかず夏目君は歩き出す。
「???」
「へえ、亜紗美ちゃんも見えるんだ。」
夏目君が話したことはあたしが見えるということ。この二人は夏目君が見えることを知っているらしい。
さすがにあたしが半妖だということは言わなかったケド。
「うん。でも多軌さんも大変だったんだね。」
- Re: 夏目友人帳〜鬼と人間の間で〜 ( No.8 )
- 日時: 2012/02/25 10:01
- 名前: 1語・オレ (ID: fpEl6qfM)
初めましてー。
1語・オレです。
いいですねー、夏目友人帳。
おもしろいです。
半妖ってゆー発想がすごくいいです。
というか、ずーっとアザミさん一人だったんですかー?
さみしーなー。
ま、最初のうちはしかたねーけどな。
…ついついタメ口になってしまったが、タメ口はオーケーでしたか?
更新、がんばってください!
- Re: 夏目友人帳〜鬼と人間の間で〜 ( No.9 )
- 日時: 2012/02/26 15:28
- 名前: アザミ ◆0yw4aj5Nm. (ID: RiKQWiSC)
寂しかったですよぉ。
タメ全然OKデス^ω^ 私もいいですか??
更新遅くなりますがまた来て下さい!!
- Re: 夏目友人帳〜鬼と人間の間で〜 ( No.10 )
- 日時: 2012/03/04 11:27
- 名前: アザミ ◆0yw4aj5Nm. (ID: RiKQWiSC)
あたしの右隣を歩く多軌透さん。
そしてあたしの左隣を歩く夏目君の隣を歩く田沼要君。
この二人は妖怪絡みでいろいろあったらしくて、特に多軌さんは妖怪に呪いをかけられたとか…。
「あたし、まだ夏目君のこと良く知らないから…。またなんかあったらよろしくね。」
「そんなの、私だって知らないわ。夏目君、まだ私達に隠してることがあるようだし。でもそれは夏目君の優しさね、余計なことに巻き込まないようにしてくれている。」
ビクッとあたしの肩が揺れる。
あたしはみんなを巻き込んでしまうかもしれない。
半妖という、特殊な体のせいで、妖怪絡みの…
「でも、巻き込んでくれても構わない。いつも夏目君は一人で抱え込んでしまうから。…亜紗美ちゃん、夏目君をよろしくね。」
そう言うと多軌さんは「じゃあね」と道を右に曲がって帰っていった。
二人とも言った、「よろしく」という言葉。多軌さんは夏目君を知っているから言える言葉。あたしは知らないから言った言葉。
多軌さんの言葉を重く感じる。そばにいるあたしにしかできないこと。鬼としてしなくちゃいけないこと。
「どうした?亜紗美。」
夏目君の言葉にハッと我にかえる。もう家の前で、田沼君もいない。
「入らないのか?」
ドクン…
あたしは、この家を、壊してしまわないだろうか。守れるだろうか……
「やあ、夏目君。久しぶり。…この子は誰だい?」
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