二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- けいおん!! ※恋愛モノです
- 日時: 2012/03/25 12:18
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
こんにちは、雷電と申します
今回は「のびハザ」と両立して書きます
兼ねてから一部の方には報告していました
けいおんの恋愛モノは禁忌とも言えるほどいけない事
だとは自負しています
それでも大丈夫という方だけにご観覧していただけると助かります
また、今回登場する男子はオリジナルキャラスターで構成されます
自分の好きなキャラと釣り合わない可能性がありますが
あしからずお願いします
話は変わって、このけいおんと言う作品は
自分が音楽を始めてすぐにみた作品です
部活は一応バンド部に所属していまして
担当はベース(フェンダー・ジャズベース 弦ダダリオ)です
長文すいません
キャラクター紹介は次からです・・・
- Re: けいおん!! ※恋愛モノです ( No.2 )
- 日時: 2012/03/27 16:32
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
#1 NEW SESSION!
まさか私達、桜高軽音部にあんなことが起きるなんて
誰も予想する事なんてできませんでした。
季節は初春
ようやく温かくなってきたこの時期
桜が各地で満開を迎える今日、温かい陽光に照らされた住宅街
の道をを2人の少女が歩いていた
「うー、また今日から学校かぁ…」
「お姉ちゃん、学校遅れちゃうよ!」
「あ、憂ぃ。待ってよぉ〜〜」
歩いているのは平沢唯とその妹の平沢憂
春休みが終わって今日から唯は三年生、つまり最高学年だ
二年生に進級した憂も今日ははりきっているみたいだ
「今日の晩御飯何?」
「まだ朝だよ、お姉ちゃん…」
「いやぁ、考えたらお腹すいちゃって」
「もう朝ごはんちゃんと食べないからだよ!」
「だって、野菜苦手なん・・・・?」
「どうしたの?」
その時、唯の耳に聞こえたのは聞き覚えのあるフレーズ
放課後ティータイムで実際に担当するギターの音だった
「この曲って、ふわふわ時間?」
「……お姉ちゃん?」
「あ、何でもないよ!」
「何かぼーっとして、何か変だよ?」
その事が頭から離れないまま、唯は憂と共に学校の門を潜った
あの時聞こえたのは、確かに軽音部が演奏した曲「ふわふわ時間」のワンフレーズ
そして、曲が聞こえてきた方向にあったのは学校があった
名前は青葉代高校
そこは進学率の高さで有名な男子校だった
「おっす!おはよう!」
「あ、りっちゃん!澪ちゃん!おはよう!」
「おはよう、唯に憂ちゃん」
学校の下駄箱にて2人の女子にあった
田井中律 元気いっぱいの軽音部部長
秋山澪 スタイル抜群の律の幼馴染
「ん、唯…?」
「なぁに、りっちゃん」
「登校中に何かあったか?」
「ふえ?」
律は時折勘が鋭い
何か違う雰囲気を唯から感じ取ったのか、唯に質問した
唯は今朝登校中に、男子校から「ふわふわ時間」が聞こえた事を
律と澪に話した
「男子校から?アタシ達のファンかな?」
「えぇ!?律、変なこと言うなよ…」
「別に変な事じゃねぇだろ、むしろイイ事だ!」
「私達のファンだよ、澪ちゃん!」
「ヤバくねェ!?とうとうアタシ達にも後光が差してきたんだ!」
「もう、律先輩それはないですよ!」
「うぇ!?梓いつの間に!?」
「あ、ムギちゃんおはよう〜」
そこに来たのは
軽音部キーボード担当の琴吹紬と
リズムギター担当の中野梓だ
「あずにゃん!」
「あ、朝からいきなりなんですかっ!」
唯が梓に抱きつく
これは軽音部の恒例のようなものになっている
因みに「あずにゃん」というのは
「猫+梓=あずにゃん」という唯の考えから生まれた
梓のあだ名
何故、梓と猫と言うと……
◇◆放課後◆◇
「みんな同じクラスでよかったねぇ!」
「まったく誰が決めたんだか予想がつくぜ」
音楽準備室に集まった軽音部
ここが軽音部(放課後ティータイム)の部室として成り立っている
部室内は紬が自宅から持ってきた綺麗なティーセットなどが
ズラリと並んだ食器棚
よくわからんモノが入った段ボール 着ぐるみなど
音楽に関係ないものまで揃って(?)いる
「みんな、お茶にしましょう」
「うはぁ!ムギ、今日は何だ!?」
「今日はチーズケーキよ!」
「イヤッホー!アタシ一番♪」
「あ、ずるいぞ律!」
「わ、私も食べますよぉ!」
——校門——
軽音部がティータイムで盛り上がる頃
桜高の校門前には新しい居場所に来た者達がいた
「ここが桜高か!すげぇホントに女子だらけだ!」
「早く行こうよ、話は付いてるんでしょ?」
「ああ、その点は部長がやってくれた」
「んで、その肝心の部長がいないんだよな…」
「話だとすげぇ活躍してる部活らしいじゃん!」
「まぁ、ヘビメタの様な人たちじゃない事を期待するよ」
「よっし!行くぜ、放課後ティータイム!」
==部室==
「っはぁ、旨かったぁ〜」
「さて、みんな練習するぞ!」
そう言って立ち上がる澪と梓
「もうちょっと休んでからにしようよぉ〜」
「それでいっつも唯先輩だらけてるじゃないですか!」
「う〜、あずにゃ〜〜ん」
と、そこで部室のドアが開いた
入ってきたのはメガネをかけていて長身の女性
軽音部の顧問で唯達の担任 山中さわ子先生だ
「ちょっと集まってもらえる?」
「さわちゃん!」
「何、なんかあったの?」
「あ、りっちゃんもしかして部費で何か買うとか!」
「マジか!さわちゃん!」
グイグイとさわ子に迫る律と唯
だが、その姿勢は一瞬で崩された
「違うわよ、もう!」
「なぁんだ、つまらん…」
「ぶー、ホントだよ…さわちゃんのケチ」
「おいおい…」
「で、一体どうしたんですか?」
梓は先生に問う
すると先生は、何か神妙そうな顔をして重々しく言った
その台詞はまるで何かの始まりを意味していた
「じつは、私達軽音部と合同練習をしたいっていう学校があったの」
「な、なんだって!?」
「うわ、早速食いついてきた!」
「いつからですか?」
「それが、今日からなのよ」
全員「えぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜っ!」
「もうすぐ来るって連絡来たから待っててね」
その事だけ伝えて先生は部室を出て行った
まるで嵐が去ったように静けさがはびこる部室
「うむー、まさかの展開だ」
「先輩、どうします?」
「ホントだよ!どうしようりっちゃん!」
慌てふためく唯
「はわわわ、どうしよう!」
「澪、お前もかよ!」
そして澪
「お茶の用意しなくちゃね!」
「ムギ先輩はいつも通りなんですね…ある意味すごいです」
その時だ
階段を上がる音がした
それは確実に部室に向けて上る音だった
「来ちゃったよ!」
「みんな、楽器を持て!練習するぞ!」
「カッコつけたいだけじゃないですかっ!」
そして、ドアのガラスに人影がいくつか写りドアが開いた
「!!ッ」
全員は一気にドアに注目した……
「えっ!?」
「あれ!?」
数秒間の沈黙
その長さたるや、部室にいた全員は沈黙を貫きたかった
だが、時間と驚きは止まってくれなかった
「だ、だだだだだ…」
全員「男子いぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜ッ!?」
つづく♪
- Re: けいおん!! ※恋愛モノです ( No.3 )
- 日時: 2012/03/27 18:02
- 名前: なぎ ◆WWFG.4qrvQ (ID: RSw5RuTO)
平凡なけいおん!が恋愛もの・・・
予想できません^^:
更新頑張ってください。
- Re: けいおん!! ※恋愛モノです ( No.4 )
- 日時: 2012/03/28 17:32
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
なぎs
コメありがとうございます!
恋愛って言っても、いろいろ種類があって大変ですw
でも、頑張っていきたいと思います!
- Re: けいおん!! ※恋愛モノです ( No.5 )
- 日時: 2012/04/02 13:43
- 名前: 雷電 (ID: J0PYpSvm)
♯2 ベース少年
合同練習をするためにここに来たのは、なんと3人の男子だった
ひとりは茶髪の少年でギターケースを背負っている
もうひとりは華奢で男子なのに凛々しく後ろ髪は肩まである
そして最後のひとりは長身で細目の少年、やや制服をだらしなくきている
「え、えっと…ここが軽音楽部の部室だよね?」
「な、なんで男子が女子高に?」
突然の事に戸惑う両者
そこに、少し部室から出ていたさわ子先生が戻ってきた
「さ、さわちゃん!なんで男子がいるんだ!?」
「なによ、りっちゃん! あら、来ていたの?」
「あ、どうも。この度はお世話になります!」
「ふふ、こちらこそよ伊織君」
「待って、さわちゃん。この人たちと知り合い?」
「知り合いもなにもないわよ〜」
「ま、まさかさっき話した、合同練習する人達って…」
「そう、青葉代高校バンド部の生徒さんよ」
「よろしく〜ね!」
こうして、青葉代高校の生徒さんと
私達軽音楽部は合同練習をする事になりましたっ!
部室にあるテーブルに着く三人
「お茶どうぞ。」
「あ、ありがと!うわぁ、うまそーう!」
「おい唯人、まずは自己紹介だろ?」
「わりぃ、腹減ってたから…」
唯人と呼ばれた少年が立ち上がる
近くで見ると茶髪の髪は地毛らしく、少し幼さも感じられる顔立ち
「バンド部のギター、ボーカルやってる間宮唯人です!」
「ギターってことは梓や唯と同じなんだな」
「よろしく!唯人君!」
「よろしくお願いします!唯人先輩!」
明るい声をした少年は「おう!」と
右手で会釈して短く答えた、結構イケメンかも…
「じゃあ、次は僕か。
綱司伊織、担当はドラムやってます、よろしく」
伊織は何と言っても他の男子と比べると少し華奢で
髪型はかなり長めで唯くらいの長さがあった
服装はビシッとしており、かなり優等生らしい感じがする
「へえ、伊織っていうんだぁ…なんか女っぽいな」
「失礼なことを言うなっ!」
ゴッ)
澪のゲンコツが律に繰り出される
「いったぁ…」
「ま、まぁよろしくね、田井中さん」
「むぅ、律でいいんだぞ?」
「いきなりは……了解、律ちゃん」
「まぁいいか、よろしくな!」
「あー、冴島静流です。シンセサイザー担当だよろしく」
「静流、それだけか?」
言う事だけ言って着席する
「静流君の楽器って私と同じよね?」
「ん、まぁキーボードとは違った電子音がするよね」
「ふふ、ちょっと興味があるわ」
「そうかぁ?」
そして、練習が始まった
各自、持参した楽器を持ってくるはずだったが
ドラムやシンセサイザーなどの大きな楽器は今回は持って来れなかった
そのため、楽器をもっているのは唯人だけだった
ギターをケースから取りだした唯人
「うはぁ、カッコいい!」
「えっ!?」
「ちょっと、見せて!」
「え、ああ、はい…」
ギターを渡す唯人
唯の目がサンタクロースに会った子どもの様に輝いている
唯人のギターは、紫のボディに紅いラインが入ったギター
ネックが唯のギターよりも太く重さがあった
「カッコいいなぁ〜〜〜」
「少し値段は高かったが、俺に合った最高のギターさ!」
「そうだ、名前はギタ美だね!」
「って、聞いてないし、名前付けられた!」
「ギー太、お嫁さんのギタ美だよ〜」
なにやら唯人のギターを自分のギターに見せびらかす唯
「お嫁って俺のギターは女なの!?」
「唯人先輩、気にしたら負けです…」
「あずにゃん、ヤキモチ?」
「ちがいますっ!」
- Re: けいおん!! ※恋愛モノです ( No.6 )
- 日時: 2012/04/05 13:32
- 名前: かなで (ID: aFzuuCER)
初めまして。
私、かなでって言います。
私、けっこう妄想するんですけど...この小説読んでみて、
かなり興味を持ちました。
私の妄想の世界では、けっこうヤバい事になってるんですけど...
とても続きが気になります。
頑張ってください。
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