二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ヘタリア 愛しき人の子 【細川ガラシャ編】オリキャラ募集
- 日時: 2012/04/03 11:08
- 名前: 藤桜 (ID: ZMbBEmTn)
- 参照: htt http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=24011
こんにちは、藤桜です
これは、ヘタリアと細川ガラシャが大好きで自重できない藤桜の自己満小説です
ヘタリアキャラ×一般人です
つまり国×人間
およそ歴史上の人物とヘタリアキャラが恋(悲恋)をして、人間が死んで、転生してハッピーエンドな観念を予定してます。
予定しているのは
アントーニョ×明智 珠姫(細川ガラシャ転生)←アーサー
菊×紫式部
「あの子」は…考え中
です
駄文ですが、生暖かい眼差しでみてやってください
コメントいただけると、狂喜乱舞します
あと、オリキャラ募集します
- Re: ヘタリア 愛しき人の子 【細川ガラシャ編】 ( No.1 )
- 日時: 2012/04/02 18:16
- 名前: 藤桜 (ID: ZMbBEmTn)
- 参照: htt http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=24011
プロローグ
彼女は、誰より美しかった
彼女は、誰より聡明だった
彼女は、誰より気高かった
彼女を、誰より愛していた
けれど、彼女は所詮《人》だった
同じ時間を生きることなど始めからできなかった
けれど
彼女は、神を愛していた
彼女は、神に愛されていた
──── もしも ─────
彼女が神を愛さなければ
神が彼女を愛さなければ
彼女は、もっと永く生きられたかもしれない
もっと永く、彼女の傍にいられたかもしれない
だが、そう思うのは、彼女への未練にすぎないのかもしれない
何を思っても、変わらない
何を思っても、もう遅い
「なあ、」
それでも
「なあ、Gracia」
それでも俺は…
「愛しとるよ」
未だ貴女を
「Te amo」
愛している
1600年7月17日
神の恩寵をその名に受けた極東の聖女が、37年という、短い生涯に幕を下ろした。
- Re: ヘタリア 愛しき人の子 【細川ガラシャ編】 ( No.2 )
- 日時: 2012/04/02 18:45
- 名前: 藤桜 (ID: ZMbBEmTn)
- 参照: htt http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=24011
誤解を防ぐための補足
年齢や暦は、一貫して現代のものです
年齢は、数え年にすると、ややこしくなるから
暦は、藤桜が計算できないから
たとえば、旧暦の7月17日は、今では10月26日らしいですが、この小説では、7月17日です。
- Re: ヘタリア 愛しき人の子 【細川ガラシャ編】 ( No.3 )
- 日時: 2012/04/02 19:06
- 名前: 藤桜 (ID: ZMbBEmTn)
- 参照: htt http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=24011
オリキャラ
明智 珠姫
あけち たまき
涼しげな切れ長の、黒紫の瞳、病的に白い肌、腰まである長い黒髪。
身長167cm、ウエストが細く、手足が長い、胸はそこそこ。
気高く、善良で、礼儀正しく、人に好かれる質だが、極度の男性恐怖症。
細川ガラシャの生まれ変わり。
- Re: ヘタリア 愛しき人の子 【細川ガラシャ編】 ( No.4 )
- 日時: 2012/04/02 19:28
- 名前: 藤桜 (ID: ZMbBEmTn)
- 参照: htt http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=24011
ローマの街に、一際目を引く娘がいた。
決して身長が高い訳ではないが、すっと背筋を伸ばし、線の上を歩くように真っ直ぐ歩く姿は、凛としていて、一歩歩く毎になびく黒髪は、癖がなく、上質な漆器のように光を反射している。
真っ直ぐに前を見据え揺らぐことのない瞳は切れ長で、漆黒の奥に紫の孕んでいる。肌は、いっそ病的なほど白く、絹を連想させるきめ細かさがある。
けれど、容姿以上に、その気高く気丈な雰囲気が、人を惹きつけた。
「ねぇ、そこのお嬢さん」
美しい女性を見たら、口説くのがイタリア人の礼儀、当然、その娘をナンパする男がいた。
「今暇?良かったら俺とお茶しない?」
声を掛けたのは、娘より5㎝ほど背の高い、幼い顔立ちの明るい茶髪の青年。一本だけくるんと飛び出たくせっ毛が印象的だ。
彼は期待の眼差しで娘を見つめる。
「あの、大変申し訳ないのですが、今急いでいるので」
娘は、青年に頭を下げて、また、先ほどより早い歩調で歩いて行った。
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