二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- *ココロコネクト*異常×日常
- 日時: 2012/11/19 00:13
- 名前: グリーンティー (ID: s2qZnqsK)
<<挨拶>>
初めまして。グリーンティーです。
ココロコネクトの二次小説を書いていこうと
思います。
更新遅くなるかもですが、
楽しんでいただけたらいいなと、思ってます。
それでは、応援よろしくお願いします。
—目次—
0 プロローグ >>01
第1章 >>02 第2章 >>03 終章 >>04
1 ヒトランダム編
一章 >>05-06 二章 >>07-08 三章 >>09-11
四章 >>12
- Re: *ココロコネクト*異常×日常 ( No.1 )
- 日時: 2012/10/14 12:03
- 名前: グリーンティー (ID: PCp3bZQ1)
—プロローグ—
俺の名前は羽鳥圭吾。
父親の仕事の都合で…転校することになり、
今日から私立山星高校の生徒になる。
- Re: *ココロコネクト*異常×日常 ( No.2 )
- 日時: 2012/10/14 12:45
- 名前: グリーンティー (ID: PCp3bZQ1)
—第1章—
*圭吾side*
俺が今日から通う学校・私立山星高校は
自由な校風が持ち味で
そこそこの進学実績を持っている。
——そして
「えっ!??生徒は絶対に部活に加入しなければならない!!???」
現在場所・職員室。
俺は担任教師・後藤龍善から聞かされた真実に
驚愕していた。
「うん、まぁ…そうだな。入んないと…俺が怒られるし。」
「えぇ〜!!…特に入りたい部活なんかないんですけど。」
「なんだよ〜。お前、やりたいこととかないのかよ??」
不思議そうな顔で後藤は
俺に聞く。
「…まぁ、そうですね。」
「そうか〜…でも、この学校では入らなくちゃいけないからなぁ…
めんどくさいとは思うけど、ゆっくりでもいいから
入りたい部活、考えとけよ。」
後藤との話を終えて、職員室を出ていく俺。
困ったなぁ…。
入りたい部活なんか思いつかないし。
どうしよう…。
◇ ◆ ◇ ◆
「じゃあ、紹介するな。今日からこのクラスの一員になる
羽鳥圭吾くんだ。仲良くしてやれよ。」
後藤が1年3組のみんなに
俺を紹介する。
「…よろしくお願いします。」
軽く会釈をして、ぼそっと
俺は言う。
「じゃあ、席は…おっ。永瀬の隣が開いてるみたいだから
そこに座ってくれ。」
「はい。」
えっと…あそこの窓際の席か。
俺は無言で移動する。
『ねぇ…羽鳥くんって、ちょっと格好良くない??』
『うんうん。クールで大人って感じ〜』
…クラスメイトのそんなざわめきが俺の耳に入る。
でも、そんなことは気にしない。
俺が席に着いた時だった。
「あっ、私…永瀬伊織。よろしくねっ!!!」
声の方向に顔を向けると、
そこには
横で一つに括られた髪を揺らせている美少女がいた。
無視するのも悪いと思ったので
とりあえず、
「…よろしく。」
それだけ、言っておいた。
何も話すことなんかないし。
俺は、窓の外にそっと視線を移す。
そして、
ぼんやりと考える。
——これから…どんな高校生活が待っているのだろう、と。
- Re: *ココロコネクト*異常×日常 ( No.3 )
- 日時: 2012/10/15 21:25
- 名前: グリーンティー (ID: PCp3bZQ1)
—第2章—
*太一side*
今日、俺たちのクラスに新しい仲間が来た。
名前は羽鳥圭吾。
クール系キャラで、少しねぐせのついた髪が印象的な男子だ。
口下手なのか、俺が見てる限り
誰かに話しかけられても
そっけない態度だ。
自分からは話しかけようとしないし…。
そんな、羽鳥のことが気になった俺は
お昼休みに一緒にお弁当を食べることにした。
「羽鳥っ。一緒に食べてもいいか??」
「…ああ、いいよ。」
羽鳥は小さくうなずく。
OKがもらえたので
机を向い合せにして、お弁当を広げる。
「あの…。」
「ん??」
不意に、羽鳥が口を開いた。
そして、申し訳なさそうな顔で言う。
「あなた…名前、なんていうんですか??」
あっ…そういえば、自分の名前を
名乗ってなかったかもしれないな…。
「俺は、八重樫太一。文化研究部所属。よろしくな。」
自己紹介をする俺に、
羽鳥は聞いてきた。
「…文化研究部??なんだよ、ソレ???」
羽鳥は不思議そうな顔をしていた。
まぁ、無理もない。
文研部はどこにでもあるような部活じゃないからな。
…と、いうわけで
よく分かっていない羽鳥に
俺は簡単に文研部についての説明をする。
「具体的な活動は、毎月文研新聞っていうのを
発行してるんだ。まぁ、新聞部みたいなものかな。」
…お菓子を食べたりもしてるけど
そこは、あえて言わないことにしよう。
「ふーん…。」
羽鳥は納得したような顔になっていた。
ん??…そういえば、
「羽鳥は部活、何部に入るんだ??」
山星高校は生徒は絶対に部活に加入しなければならないという決まりがある。
だから、羽鳥も何かしらの部活に入らなくちゃいけないんだけど…
「…まだ、決めてない。入りたい部活がなくてさ。」
ふ〜…と、ため息ながらに言う羽鳥。
そんな羽鳥を見て、俺は
「じゃあ、文研部に来ないか??」
…と、口走っていた。
羽鳥は驚いたように顔を上げる。
「…いいのか??途中から入っても…。」
「全然、問題ねぇよ。入りたい部活がないんだったら
文研部がおすすめだぞ、ほんと…。」
つーか、文研部の部員全員が他に入りたい部活がなくて
入ったようなものだしな。
キーンコーン…。
そこでお昼休みが終わった。
俺は急いでお弁当を片付けて…
「じゃあ、待ってるからな。」
それだけ、最後に羽鳥に言い残して
足早に自分の席へと向かった。
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