二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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獣の奏者〜王獣を操るものと闘蛇を操るもの〜
日時: 2012/12/02 12:45
名前: 悠 (ID: 5ZyVc2k3)

上橋菜穂子さんの『獣の奏者』に感動して、書こうと思いました。

舞台設定は、エリンが亡くなってから約500年ほど経った、という設定です。

頑張って書きますので、よろしくお願いします。


=1= 異変    >>1


=2= 新たな生命    >>2


=3= 処刑       >>3


=4= 夢の後味     >>4



=5= 我は・・・     >>5

=6= アラ・カム    >>7
































番外編

=0= 若葉の光     >>6








☆お客様☆(たくさんのコメントお待ちしています!!)

・藍永智子様 >>4 >>5














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Re: 獣の奏者〜王獣を操るものと闘蛇を操るもの〜 ( No.3 )
日時: 2012/11/04 20:12
名前: 悠 (ID: hmaUISmg)
参照: http://エリン、かっこいい!!

よんでみてね〜

Re: 獣の奏者〜王獣を操るものと闘蛇を操るもの〜 ( No.4 )
日時: 2012/11/04 20:36
名前: 藍永智子 (ID: C.wu5m6D)

 普段は複雑ファジーに入り浸っている、藍永と申します。
 「けっ、獣の奏者が!!」と嬉しさと驚きが入り混じった叫び声をあげながら、読ませていただいた次第でございます。このお話は私も大好きで、何度も繰り返して読んでいます(^^)
ラミちゃんはエリンそっくりですね、行動が。
 一つ気になったのですが、”災い”が起きた後、王獣は人間の手によって飼われることはなくなった、のではなかったでしょうか? 私の記憶違いであればすみません。
 それでも、面白いに変わりはありませんでした。
 これからも、更新頑張って下さい。

Re: 獣の奏者〜王獣を操るものと闘蛇を操るもの〜 ( No.5 )
日時: 2012/11/07 20:22
名前: 悠 (ID: hmaUISmg)
参照: http://初のお客さん、ありがとうございます!!!!

藍永智子様




そうなんですけど・・・

真王が、武器として使わずにただ真王の象徴として飼われるようになった____________という、感じです。

でも、<空白の100年>があって、その100年のあいだになにがあったのか______________みたいな謎もラミが解き明かさせようかな・・・と、思っています。





オモシロイって言ってくださって、ありがとうございます♪

とっても嬉しいです(*´∀`*)

Re: 獣の奏者〜王獣を操るものと闘蛇を操るもの〜 ( No.6 )
日時: 2012/11/12 15:33
名前: 悠 (ID: hmaUISmg)
参照: http://参照100超、感謝感謝です!!

嬉しいので・・・『番外編』書かせていただきます!!


=0=  若葉の光


美味しそうな、ファコの匂いに目が覚めたラミは台所にいる母ミュウのもとへかけていった。
「おかーさん、今夜はファコ??」
ミュウは、笑って頷きながら
「分かっていることは聞かなくてもいいでしょ。」
といった。
(・・・あんまり母に会えないからいっぱいおしゃべりしたいのに)

私の母、ミュウは物静かな人だった。ミュウは、カザムル学舎の教導師だった。
母の口癖は、
「行動を起こす前に、よく考えなさい。」
だった。
私が、「どうゆう意味?」といくら聞いても「その通りよ。よく考えてみればいいのよ。」というばかりで決して教えてくれなかった。


そんな思い出も、私の夢の中でしか思い出せない_________

Re: 獣の奏者〜王獣を操るものと闘蛇を操るもの〜 ( No.7 )
日時: 2012/11/13 20:27
名前: 悠 (ID: hmaUISmg)
参照: http://参照100超、感謝感謝です!!

=3=  処刑



ラミは、いつもの悪夢に汗をびっしょりと、かいていた。

目を閉じると、瞼の裏に映るあの日の記憶。思い出したくない。

            ☆

私が、目覚めた時周りの大人たちは皆バタバタとしていて忙しそうだった。
近くにいた、私のひとつ上のおねえちゃんサラに話を聞いた。
「ね、ね、何があったの?」
サラは、私の顔を見ると整った顔をぐちゃぐちゃにして私を抱きしめた。
「私は、絶対ラミを守るから。陰謀と呪いの攻撃から守るから。ミュウさんみたいに・・・・・・ラミを見捨てない・・・から。」

「え、何・・・サラ・・・?どうしたの?母さんが私を見捨てた?」
頭の中が、ぐしゃぐしゃで何が何だかわからなかった。
ただ、ぐるぐると頭の中に『母さんが、私を見捨てた』という言葉だけがぽつんと真っ白い紙に墨をたらすように広がって、私の頭のなかが真っ黒になった。


             ☆

数時間後、私は母の叔父ドガクに全て聞かされた。
母は、『処刑』されたのだ。
何も関係がない母が、他人の濡れ衣をかぶって______

他人、といっても家系図上には血のつながりがある母の遠い遠い親戚のジュウクという男の濡れ衣をかぶったのだ。

ジュウクは、カザムル王獣保護場の人間だった。そして、いちばん真王が愛でていた王獣の〝ルル〟に餌をやったところ急にルルが痙攣をして、数分後ばたりと倒れて事切れたのだ。
当然、ジュウクは罪に問われるのだが・・・そこに母が現れて「この餌をやるようにと命じたのはこの私です。」といったのである。
関係もないのに、である。

            ☆
もう、母の考えていたことはわからない。





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