二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 薬指 ( 黒ばす長篇 )
- 日時: 2012/12/03 15:36
- 名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
- 参照: 映像からごっそり移動。
→@. 勿体ぶった感情論受けんな
→@. 届けよtell me about it
目を閉じても そう傷んだメモリー。
/!\工業女子(主)の妄想・自己満足小説
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あてんしょんぷりーず(´^ω^)!
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灰色 [>>02] 秀徳10番とエースと三角関係
薬指 [>>57] 帝光中バスケ部主将と恋人
2012.0527〜2021.0827→2012.0827[ 映像から移転。 ]
唄::: カタルリズム
( 元もずく現兎欠 )
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- 灰色 ( No.53 )
- 日時: 2012/10/23 23:47
- 名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://nanos.jp/zotbox77/
35. パンドラにしまい込んだ過去
黄瀬は昨日の昼まで映画の撮影とやらで沖縄へロケへ行っていたらしい。
正直どうでもいいけれど、笠松さんが相当ストレス溜まってるみたいだし面白くなりそうだ。
そんな事を考える俺って、すごく極悪人かもしれねーよな。
でも笠松さんだって本当は黄瀬を誰より可愛がってるし、俺だって黄瀬は嫌いじゃない。
だから笑って過ごせる仲間って大切だよなって今更思うわけ
振り返れば高校時代、そんなゆとりは何処にあった?
バスケ、バスケ、バスケ。
まあ、よく考えれば今とそんな変わんねーけどさ
相変わらずバスケは続けているし、楽しくないとか思わない日がないわけだ。
だがしかし。
「三花っち、いたんすか!?」
「居ましたよ!」
「忍になれるっすよ三花っち!!」
「なりません!いいから黄瀬さんは早く着替えて来てください!」
糸瀬三花
今年入学したばかりでバスケ部のマネージャー。
短い髪をサラサラとなびかせる茶髪
あろうものか、見入ってしまうのは別に意味なんてない。
——苦手なタイプだ。
糸瀬を見ると、思い出す。
いつって、
あの頃を。
- Re: 灰色 ( 黒ばす長篇 ) ( No.54 )
- 日時: 2012/10/27 17:19
- 名前: ひまわり ◆JGlOo5d1iU (ID: Re8SsDCb)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi
初めまして。『リク・相談掲示板』で【あなたの小説の良いところ教えます☆ 】というスレのスレ主の『ひまわり』です。
やすけ様の作品についての感想が書き終わりましたのでお知らせしに来ました。
これからもスレ共々、よろしくお願いいたします。
- 灰色 ( No.55 )
- 日時: 2012/10/27 18:15
- 名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://nanos.jp/zotbox77/
36. 鮮やかな世界
いつだって先輩はどこか冷たく私を突き放そうとする。
私にだけじゃ、ないのかもしれない。
でも、特別そう感じてしまうのは、きっとね
私が先輩を、すきだから。
* * *
何の変哲もなく平凡でツマラナイ私の日々が鮮やかに彩ったのは、いつの日か。
そう、あれは入学したばかりの大雨が降ったとき。
講義を終え、キャンパスを出ようと鞄を漁るが、おはあさの天気予報で雨が降ると聞いて持ってきたはずの折畳み傘がどこにもない。
鞄をいくらひっくり返しても出てくるものは探し物以外の異物ばかり。
ノートだの本だのiPhoneだの化粧具だの、無駄に多い荷物に苛つく。
心の中で舌打ちしてキャンパス内の購買に傘がないか探しに行こうと立ち上がった。
「あんたが探してるの、これか」
そして、
出逢った。
その人が手に持っているそれは、紛れも無く正真正銘わたしの折畳み傘
「見つけてくれたの?」
「さあな」
身を翻して私から離れていくその人の背中はとても切なくて
目に光が灯っていない冷たい瞳がなんなのか
知る由もないわけだけれど。
それでも、気になって仕方がなかった。
そう、
これが私のモノクロが鮮やかな世界になった瞬間——。
- 薬指 ( 黒ばす長篇 ) ( No.57 )
- 日時: 2012/12/04 17:35
- 名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://nanos.jp/zotbox77/
あなたの幸せを、心から祈って——
人物:[>>59]
序章:[>>58]
01:[>>60] Scherzando
02:[>>61] dolce
- 薬指 ( 黒ばす長篇 ) ( No.58 )
- 日時: 2012/12/03 15:32
- 名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
- 参照: http://nanos.jp/zotbox77/
手の甲にするキスも
腕にするキスも
唇にするキスも
薬指に願うキスには叶わなかった
あなたが嫌いなわたしの願いが届かないと知っても
ただただ
見守っていて欲しかった。
それだけを、わたしは望んでいました。
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