二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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 薬指  ( 黒ばす長篇 )
日時: 2012/12/03 15:36
名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
参照: 映像からごっそり移動。

→@. 勿体ぶった感情論受けんな
→@. 届けよtell me about it


目を閉じても そう傷んだメモリー。


/!\工業女子(主)の妄想・自己満足小説
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   灰色 [>>02] 秀徳10番とエースと三角関係
   薬指 [>>57] 帝光中バスケ部主将と恋人




 
2012.0527〜2021.0827→2012.0827[ 映像から移転。 ]
唄::: カタルリズム     
( 元もずく現兎欠 )

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Re:  未経験区域 ( 黒ばす長篇 ) ( No.48 )
日時: 2012/10/20 21:11
名前: ルリ朱雀& (ID: J/cl5oqb)


 切ないです。辛いです。
 三人の心情が辛すぎます!!
 見てられないけど、見たいぃぃっっ!!
 更新、頑張って下さい!!

灰色 ( No.49 )
日時: 2012/10/21 13:26
名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
参照: http://nanos.jp/zotbox77/

32. すきをやめる




   からっぽになった。




* * *


緑間に手を引かれて歩いていく華奢な背中を眺めた。



「はは・・・はっ・・・とーぜん、か」


前髪をかきあげようと手をかけた瞬間、




ポトリ、と手を濡らしたそれが涙だと気づいたらもう取止めもなく溢れ出た。

どうしてだ
心のどこかでこうなることを知っていたかのような空虚な心


虚しさをどこに追いやればいい?



やっぱり俺と夏生は付き合うべきじゃなかった。





だってそうだろ


満たされていく心は俺だけだった。
すきだったのは、俺だけだった。


忘れたいと言ったのは夏生だったのに


忘れさせたいと、思ったのは俺だった。




でも無理なんだそんな事







望めないものは、望めないし


手が届きそうなものは、必ず届かない




さようならは




正解だったのかもしれない。

返信を見るのが怖くて、布団の中で放置された携帯




もう、やめにしようこんな事



俺はもう、お前を好きになる事も、誰かをすきになることも




できない気がするから。













そうして俺の中の“すき”という感情は、





         からっぽ、になった。

灰色 ( No.50 )
日時: 2012/10/21 13:30
名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
参照: http://nanos.jp/zotbox77/

3章-33. Notitle




再び俺たちが出逢うとき






また、恋に落ちるだろう。——



 灰色   ( No.51 )
日時: 2012/10/21 17:46
名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
参照: http://nanos.jp/zotbox77/

▼3章登場人物


糸瀬 三花 / いとせ みか
矢野 金汰 / やの かなた

高尾 和成
黄瀬 涼太
黒子 テツヤ
笠松 幸男


緑間 慎太郎
川島 夏生 / 1〜2章ヒロイン



▼設定


1〜2章から4年後。



▼注意事項


基本的には高尾くん視点です。
高尾くんが可哀想な子になります(;^ω^)w
あくまで私の妄想の範囲ですのでご了承下さい。
読んだ後は各自己責任でお願いします。

灰色 ( No.52 )
日時: 2012/10/21 14:09
名前: 兎欠 (ID: vj3b3W/M)
参照: http://nanos.jp/zotbox77/

34. not 平凡




「ただいまっすー!」



犬みたいに駆け寄ってくる現役大学生、イケメンモデルで有名な黄瀬涼太

そして俺の周りにはかつて敵であった、黒子や笠松さんがいる。





東京都内有数のバスケ強豪校であるこの大学に、俺たちは一昨年の春に入学した。
だから今は大学2年生


後輩なんかもっちゃって、もう最近じゃ「高尾先輩」の大人気っぷりをお前らにも教えたいくらいだね。





「おっせーぞ黄瀬、1週間も部活サボりやがって」

「お土産買ってきたんすよ俺!!」
「聞けよ!」


笠松さんと黄瀬のこのやり取りも、大学内じゃ有名もんだ。


たまにいつの間にか黒子がミスディレって消えることは多々あるけれど、充実した生活を送っている。






ただ一つ、問題があるとすればそれは






「ちょっと黄瀬さん!私服で体育館入るなってルール破らないでください!」



この女くらいだ。


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