二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- リボーン クリスタルのボックス兵器 第二期、狂ゲーム編。
- 日時: 2010/02/22 18:13
- 名前: 並 (ID: PU7uEkRW)
キャラクター主人公設定
・赤碕 蒼 【人間不信】
人間不信により、何も感じなくなった少女。
ツナ似の金色の髪に蒼い眼、【初代似】。
いつも悲しそうな眼をしている。
・能力&武器&ボックス兵器
召喚ボックス(クリスタルで出来ている)
超直感・死ぬ気の炎。(大空)(信用の炎)
夜空のリング。
・クリスタル・ボックスについて。
召喚ボックスと言って、イメージした物が出てくる。
蒼にしか使えないボックスで、他の人が使うと暴走し、その人間を殺す。
イメージの大半は初代。
人物までも召喚できるボックス。
普段は鎖で厳重に封印して首に下げている。
・設定
10年前からボックス兵器が使えている。
ツナ達からは嫌われており、三年位外に出ていない。
ツナ達と出会うその時、ツナ達は蒼にどんな感情を持つのか——。
ボックス兵器のことはツナ達に黙っている。
マフィア関係から生まれた。
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- Re: リボーン クリスタルのボックス兵器 ( No.3 )
- 日時: 2010/02/22 16:12
- 名前: 並 (ID: PU7uEkRW)
第二章 再び見た大空の反応
また、外に出た。
今度は夜空見たさに。
真夜中。
外に出ると三年後のツナ達がいた。
・・・会いたくない。
そう想って、屋敷に戻ろうとしたが、阻止された。
・・・・・・・・赤ん坊の手によって。
「おい、お前。」
ビクッと体が震え始める。
息が難しい。
「お前、名前は。」
赤ん坊は話し始める。
「俺、は・・・。」
もう、だめだ。
目の前が暗くなる。
俺は倒れた。
——ツナs
仮面の奴がいきなり倒れた。
とにかくソイツを俺の家に連れて行き、寝かせた。
仮面を外した。
「——!」
「ツナ、こいつって・・・。」
山本が蒼くなる。
3年前より大人びて。
綺麗な金髪になっていて。
俺ソックリな顔立ちなのに、凛々しく、なっていた。
「知ってるのか?」
リボーンが聞いてきた。
「こいつ、は。」
その時、【こいつ】はおきた。
- Re: リボーン クリスタルのボックス兵器 ( No.4 )
- 日時: 2010/02/22 16:48
- 名前: 並 (ID: PU7uEkRW)
第三章 狂乱の空。そしてクリスタル
「う、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
俺は力の限り叫んだ。
髪が乱れる。
頭が痛い。
蘇る記憶。
会っただけで、怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!
「来る、来るなあああああああああ!」
「「「——!」」」
声にならない悲鳴をいい、空をあえいだ。
「来ないでよ!ひぐっ・・・。怖い。怖い怖い怖い!何で何で何で!お前らが【俺の世界に居るんだよ!】」
そう言って俺は力の限り壁を叩いた。
「ッ・・・!」
体が痛い。
昔の傷が騒ぐ。
「・・・蒼!」
その時、声が聞こえた。
ツナ、だった。
俺は、意識を闇に沈めた。
——
再び眼を覚ますと、ベッドに居た。
「・・・あ・・・。」
頭を抑え、起き上がる。
そこに、ツナと山本が居た。
「いやだよ・・・。怖い・・・。来るな・・・!」
体が震える。
「蒼・・・。ッ・・・。俺達・・・。お前が居なくなってから、空白を感じたんだ。つまり・・・。その・・・。ごめん!」
そう言って、二人が頭を下げた。
何で?
「俺達・・・。後悔したんだ。あの後・・・。」
ああ。そうか。
「ッ・・・。だから何?俺は、お前らに傷を植え付けられた。あの後、外に出れず、空を見れず、ただ、闇を見ていた俺の気持ちがわかるのか?」
「ッ・・・!」
歪む顔。
君達は、何故そんな軽く謝れるんだ。
「大嫌い。」
「・・・。」
「怖いし殴った。蹴った。俺から全て奪ったし、辛かったんだ。」
「・・・。」
何もいわない二人。
そしてそれを見ているリボーン。
「・・・でも、ごめんねって言ってくれた、から。俺、うれし、かった。」
「「!」」
二人が顔を上げる。
そして驚いた眼で見てくれる。
俺は、引きつっているけど、笑って、
「あり、がとう・・・。」
やっと、いえた。
涙が流れ落ちる。
同時に山本とツナが泣いた。
「ごめん、ごめんごめん・・・。」
「すまない・・・。」
そう言って、静かに泣いた。
・・・ああ。
空って、
こんな綺麗だったんだ。
おれは、その時ボックスが静かに光っているのを見れなかった。
- Re: リボーン クリスタルのボックス兵器 ( No.5 )
- 日時: 2010/02/22 16:59
- 名前: 並 (ID: PU7uEkRW)
第四章 心境と共に青空は広がった。さて、他の天候たちにも会いに行かねば。
—ツナs
眼を覚ますと蒼が寝ていた。
よく見たら、結構美人で。
「///」
気が付いたら俺は蒼の髪を触っていた。
昨日。
あんな事があって。
蒼は俺達に友達になって、といってきた。
罪滅ぼしに、友達に。
勿論、うなづいた。
そしたら、蒼は嬉しそうに笑って。
ギュッと俺にしがみついた。
子供のように。
そのあと、俺は安心したのか、山本と蒼と共に寝てしまった。
で。今。
「・・・ツナ・・・。」
おきた蒼は、俺にしがみついて、嬉しそうに笑った。
「///」
「顔、赤い・・・。」
「!?ワッ!///」
自分の顔が暑いのに気が付いて、俺は焦って顔を隠した。
「エヘへ。ツナ、」
そう言って、蒼は寝ぼけているのか、ニコニコ笑って出て行った。
その時、リボーンが。
「お前・・・。惚れたのか。」
「!?///」
「あたりだな。(ニヤッ)」
やっと。
大空を見ることが出来た。
空を、見ることが。
だけど、まだ雲と嵐と学校、舞台に立っていない。
夜空は、黒く。
美しく。
空を見上げようと。
- Re: リボーン クリスタルのボックス兵器 ( No.6 )
- 日時: 2010/02/22 18:11
- 名前: 並 (ID: PU7uEkRW)
第五章 黒い空は青空に染まる為に外を出た。その時出会ったのは唯一夜を守った存在。
「ツナ・・・。俺、外出るな。」
「・・・大丈夫、なのか?」
心配そうに見るツナ。
俺は悲しく眼を潜ませて。
「大丈夫。」
そう言って、外に出た。
——
行き着いた先は並盛病院。
あの人とであった場所。
「・・・。」
「蒼・・・?」
「!」
いきなり名前を呼ばれ、振り返った。
そこには、【彼】が居た。
「蒼、なの?」
「恭弥・・・?」
三年経った彼の姿は綺麗で。
にごりもなく。
「三年ぶり、だね。」
「・・・。」
無言にする。
俺はわかった。
雲雀恭弥は、 壊れたんだって。
「雲雀。お前・・・。」
「何?」
笑う雲。
だけどそこに雲雀恭弥は居なかった。
「・・・。」
俺が壊した。
それだけで苦しい。
痛い。
「恭弥・・・。俺・・・。明日、行くから。」
無理にでも行こう。
並盛高校へ。
辛いけど。
痛いけど。
苦しいけど。
行こう。
雲は壊れた。
現実を突きつけられた時、夜空は悲しく歪む。
次は嵐であるか。
晴か。
また、幻影に潜む霧か・・・。
コワレタ心を持ち、
新たな舞台へと入る。
だが。
そこに待っているのは。
決して幸せではなく。
また、地獄でもない。
無。
何も無い。ただ、空白だけの世界。
そこに色を付け始めるのは誰か。
それは、夜空だけが知っている。
空白を作る少女は誰なのか。
それは守護者だけが知る。
真実を見据えた者たちは。
新たなゲームに巻き込まれる・・・。
- Re: リボーン クリスタルのボックス兵器 第二期、狂ゲーム編。 ( No.7 )
- 日時: 2010/02/22 18:31
- 名前: 並 (ID: PU7uEkRW)
第六章 【また】存在した【空白】。【空白】が宣言した新たなゲームに夜空は大空を守る事を決める。
——並盛高校
俺は自己紹介をして、一段落を終えた。
屋上に行き震える体を抑えながら、風に当たっていた。
すると何か、教室内で声が聞こえた。
悲鳴にも似ている声。
急いで教室へ向かった。
「・・・お前、は?」
そこに、一人の少年が居た。
生徒達はその少年に怯えているみたいだ。
「あー・・・。君、まだ説明してなかったね。今から始まるのは、
殺し合い☆」
一瞬、背中に冷たいものが走った。
「なん、だと・・・。」
「じゃあさっさとコレつけて☆」
出されたのは金色の首輪。
「何、コレ・・・。」
「いいから早くつけなよ?」
大人しくつける。
ツナが絶望した瞳で見ていた。
「つけた、よ。」
「そうそう。じゃあ説明するね。簡単だよ。一週間。一週間の間で殺しあって、残った【一人】を、助けてあげよう。」
そう言って笑った。
こいつは、何がしたいんだ。
「食料とかは用意したから。そら。」
そう言って人数分の食料を渡された。
更に拳銃なんかも。
「・・・じゃあゲームスタート☆」
そういうとクラスメートは全員教室から出て行った。
残ったのは、俺とボンゴレ組だけ。
京子やハルなんかも居る。
「・・・俺は。」
そう言い出したのは俺。
アイツを、まっすぐに見て。
「お前にまた、壊されてたまるか!俺が、止めてやる!」
——ライ
女が叫んだ。
まっすぐな瞳で、俺を射抜いた。
殺気が混じっているが、それより決意、覚悟の方が上だと見た。
でもなあ。俺も参加するんだ。
ボンゴレたちをミロ。
真青じゃないか。
クスクスッ・・・。
さあ。始まりだ。
狂ゲームスタート。
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