二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夜は雲に染まる—REBORN— 《第三期・存在編》
日時: 2010/05/05 06:51
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

—僕は、リボキャラの世界へ転生していた—

—しかも、雲雀恭弥の娘として—

—・・・前世じゃ、男だった僕には、きつすぎる現実だった—



消失です。
最近暑くなってばてそうになります・・・(涙)
では、頑張っていきます!



登場人物設定

—僕は、雲雀恭夜—
・雲雀 恭夜
雲雀恭弥の娘。
本編主人公で、男装をしている。
容姿:雲雀そのまんまです・・・。美形ですよー。
武器:トンファー。手錠。
属性:雲・霧・大空だったり。《追加:青空・夜空》
所属:ボンゴレ11代目雲の守護者。
・サンプルボイス
『・・・僕って、本当変な父親を持ったよ』『恭夜あぁぁぁぁ!』
『・・・咬み殺す!』
『・・・キミ、誰?』


《第一期・転生編》《第二期・中学生編》《第三期・存在編》

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Re: 夜は雲に染まる—REBORN— 《第三期・存在編》 ( No.22 )
日時: 2010/05/05 07:18
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

《存在編》プロローグ


—ねぇ、一緒にあそぼ?

—・・・何で

—だって、一人だと寂しくない?

—・・・寂しい訳無いだろ

—嘘。悲しそうな表情してた

—・・・

—ね、あそぼ?

—・・・判ったよ・・・



「あの頃が、懐かしいよな・・・青崎 錬」

誰かが言った。
「・・・早く会いたいよ」
クリスタルを触りながら。
誰かは言った。

「早く、この《世界》へおいでよ」

誰かは、まだ、今はわからない。

Re: 夜は雲に染まる—REBORN— 《第三期・存在編》 ( No.23 )
日時: 2010/05/05 07:46
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第十七話


「・・・コホッ」
「恭夜、風邪かい?」

朝から堰が止まらない。
何でだろう。朝から冷や汗が止まらない。
発作が起きる。
苦しい。

「・・・父さん・・・嫌な予感がする・・・!」

体が震え始める。

知っているけど、知らない。
本能的には感じる。
記憶には無い。
「大丈夫?」
背中をさすってくれるが、僕は・・・。

「久しぶりだよね・・・」

「!誰・・・?」

父さんは声が下方向を見る。
僕は体を蹲らせた。
「・・・ツ、ナ・・・?」
「ようやく思い出してくれた」

ザッと。

僕に近づく《沢田綱吉》。
何で僕は、彼を知っているんだ?
何で記憶があるの?

僕は、彼のことは、《漫画》でしかしらないはずなのに——。

「や、め・・・」

体が半端無く痛い。
頭痛がして吐き気がするほどに。

「ああぁぁぁぁぁぁ・・・」
「「恭夜!?」」

吉綱と夏吉が僕に近づいてきた。
何だ、コレ・・・目の前が・・・霞む。
「・・・あ・・・?」

《俺》は、《僕》は・・・

誰だ・・・?

「・・・《俺》は・・・誰だ・・・?」
「・・・え?」

夏吉と吉綱が《俺》を見た。
二人の名前は覚えている。

《名前》は。
記憶は、無い。

「何をした・・・!」
「・・・只、記憶を消しただけだよ。《思い出》だけを」

・・・思い出だけ・・・?

でも、覚えている。


—何時か、また会おうね

—・・・。





         お前だけを。






(前世の記憶だけが、)(俺に、残った)

Re: 夜は雲に染まる—REBORN— 《第三期・存在編》 ( No.24 )
日時: 2010/05/05 08:27
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第十八話


「・・・恭、夜・・・?」
「違う・・・俺の名は・・・」

俺の名は。

「青崎、錬・・・」
「え・・・?」

二人が俺の顔を見た。
本当の俺の名。
誰だ・・・恭夜って・・・?

「・・・来なよ、錬」

手を差し出す目の前の、《沢田綱吉》。

俺は顔を上げる。
「・・・あ」

—パシィィンッ

彼が俺の手を掴もうとした時、手が弾かれた。
拒絶している・・・?
「・・・な・・・」
首元に光る何かを見つけた。
服から取り出すソレ。

「ッボンゴレリング・・・?」

《雲雀恭弥》が驚きながら俺のリングを持っている手を見つめた。

「そのリングが俺を拒んだのか・・・?」

驚いて俺を見た沢田綱吉。
ああ、そうか・・・俺は、

「守護者だったのか!?」
「「「「ハァ?」」」」

思いっきり天然ボケをかました俺に全員が奇声を上げた。

「だってそうだろ!コノリングどうみてもそうじゃん!」

騒いでいる俺に全員が唖然とした。
一人、沢田綱吉を除いて。

「シリアスムードぶち壊しだな」
「雲雀さん・・・」
「・・・恭夜・・・」

俺は?マークでリングを見つめた。
「にしても・・・このリング何処かで・・・」


「それは、夜空のリング」


シャランっと、鈴の音がした。

声のした方向を見る。
そこに居たのは。
「・・・誰」
「忘れた・・・か・・・ルナです。夜空のアルコバレーノ」
「ッ!」
その途端、沢田綱吉は顔を歪ませた。
「去りなさい。青崎錬は、もう彼方の世界の人間ではない」
「ッ・・・!」

光が沢田綱吉を包み込み、そこにはもう彼の姿は無かった。

「・・・さて」

《ルナ》は俺達の方向を見た。

そして、リングを見つめている俺にルナはフッと笑った。
「彼方の今の名は青崎錬です」
「知ってるよソレ位」
「・・・どういうこと?」
そこに、雲雀恭弥は疑問をぶつけた。

「・・・彼女は、いえ、彼は。転生者なのです」
「「「転生者!?」」」

俺は完全に?マークだ。
「だから、その夜空のリングが適正したのです」
「そういえば、そんなリングの名は聞いた事が無いよ」
「それも、そうでしょうね・・・あのリングは今まで厳重に保管されていたのですから」
「何で?」
吉綱がたずねた。

「・・・何故なら、そのリングは初代ファミリー以来適正者が見つからなかったから・・・後、そのリングは持ち主を選ぶ。適正者ではなければそのリングに触れることは愚か、嵌める事さえ出来ない」

「つまり・・・大空のリングと似たような者って事?」

「それ以上です。適正者以外触れれば、肉体が死に追いやられます」

「「「!」」」

でも、何でそのリングが俺なんかに・・・?

「それは、彼方が転生者だからです」
「・・・え・・・」

さっきから転生者転生者って・・・俺なんの事か判らないんだが。
俺はその話しを聞いてちんぷんかんぷんになった。

「今の彼方は・・・転生前の記憶しか持っていない」
「・・・ツナに取られたからか・・・」

「・・・なぁ、」
「綱吉って・・・父さんの事だよね?」

夏吉と吉綱が聞いた。
「・・・違います。彼は、青崎錬の世界の——」




        沢田、綱吉です。




(何で)(俺は三次元から転生したんじゃなかったのか?)(雲雀恭夜は、たぶんそういうだろう)

Re: 夜は雲に染まる—REBORN— 《第三期・存在編》 ( No.25 )
日時: 2010/05/05 08:50
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

第十八話


「つまり・・・異世界の俺が恭夜君を狙ってるってこと?」

「ハイ」

現在俺は、何故か沢田綱吉のいる部屋に居る。
記憶の無い俺には全くと言っていいほど訳のわからない話だった。
「・・・とにかく、ソイツから守ればいいんだよね」
「・・・そう簡単にはいかないでしょうね」
「・・・何のことかサッパリなんだけど・・・」

俺は顔をゆがめながら言う。

「アイツ、綱吉の事なんだけどさ」
「何か知ってるの?」
「いや、サッパリと言っていいほど知らないけど。何か引っかかってるんだよ。何か・・・大事な事を忘れてるような・・・」

「恭夜・・・」

そこに、吉綱と夏吉が悲しそうな眼で見ていた。
「本当に忘れたんですか?」
「・・・ゴメン・・・」

全く覚えてない←

「でも何で狙ってるんだろうな・・・俺の事」
「・・・確かなのは」

ルナが厳しそうな表情になった。
「彼方を、前世のへ連れ戻そうとしている、と言う事です」
「前世の世界・・・」
俺の前世の世界、ね・・・。
今の俺にとってはコッチのほうが異世界なんだけどな。
「どんな所なんだ?」

「んー・・・普通の世界だったよ。只、沢田綱吉が漫画になってるだけで」
「「「「漫画!?」」」」
全員の声が重なった。

ワースゲェー。←

「まぁ、それくらいしか変わらなかったよ」
「ヘェ・・・」

珍しそうな眼で全員が俺に顔を向けた。

「んな珍しい眼で見るなよー」
「・・・雲雀さんって性格こんなに違ったんだね・・・」
「・・・ちょっと俺引いたよ」



(引かないで欲しかったな・・・)(無理だろそういうほうが)

Re: 夜は雲に染まる—REBORN— 《第三期・存在編》 ( No.26 )
日時: 2010/05/05 08:57
名前: 消失 (ID: X9/3/8Rv)

—アトガキ—

主人公、こんな性格設定です。
凄いフリーダムですね・・・。
オリキャラ出すとか言ってるけど出さないかも←
まぁ、頑張りますんで!←


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