二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- MH 紅蓮の大陸 Ep1.黒狼 第六話更新 コメ求む!
- 日時: 2011/04/22 21:21
- 名前: 風 (ID: 4.ooa1lg)
お早う御座います,こんにちわ,こんばんわ♪
風と申しますvv
宜しくお願いします^^
〜作者状況〜
執筆していない【〇】執筆中【】
申し訳ありませんが執筆中に〇が付いている時は書き込まないで下さい。
≠≒=≠≒=≠注意≠≒=≒≠=≒=≠
1.更新速度は遅いです。そして,今までの実績から完結する可能性は低いです。
それでも良いと言う方はどうぞ!
2.グロ表現などが普通にあるかと思います。平気な方のみどうぞ。
3.他人の悪口や作品の悪口などを言うような方,モラルの無い発言などは止して下さい。
4.チャット化やチェーンメール等もなるべく止めて下さい。
〜〜〜〜〜〜〜ご来店下さったお客様〜〜〜〜〜〜〜〜〜
神月+月希夜様
アビス様
ねこうさぎ様
御弟子様
夢様
虎様
志筑様
雷電様
ただの敷島クルル様
の9名様が書き込んでくださいました^^
ご来店有難う御座います!
◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆目次◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆
>>5より 第一話「翡翠色の巨大竜」
>>9より 第二話「翡翠色の巨大竜 Part2」
>>15より 第三話「碧き烈風」
>>21より 第四話「G級へ」
>>30より 第五話「紅蓮の山」
>>43より 第六話「紺碧の鎌VS白き双剣」
ストーリー更新毎に追加
◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆設定資料◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆
>>5より フィールド紹介 Part1
>>9より キャラクタ紹介 Part1
>>15より フィールド紹介 Part2
>>21より キャラクタ紹介 Part2
>>28より キャラクタ紹介 Part3
>>30より フィールド紹介 Part3
設定を追加する毎に追加。
コピペ(←自分用
名前:
年齢:
性別:
身長・体重:
血液型:
誕生日:
容姿:
性格:
備考:
武器:
防具:
ランク:
>>主要キャラクタデータ
主人公
名前:アルセイス・ベルザーベル
年齢:21
性別:♂
身長・体重:175cm・61kg
血液型:A型
誕生日:2月9日
容姿:氷の様な透明感のある青の肩まで掛かる程度の髪。目は鋭く翡翠色。綺麗な女性の様な顔立ち。
性格:生真面目で私情を挟まない様務めるような言動が目立つが実は情熱家で仲間思い。
そしてモンスターには異常なほどに残忍。
備考:父が率いた猟団「紅蓮」のメンバーの一人・ワルキューレに師事を受けた。
父が行方不明になったのを切欠に独立する。黒刀(クロきカタナ)の異名を持つ。
武器:鬼神斬破刀・飛竜刀【葵】・セイリュウトウ【狼】etc
防具:レウスSシリーズ・キリンSシリーズ・バサルSシリーズetc
ランク:6
ヒロイン
名前:イリア・ヘルメーラ
年齢:22
性別:♀
身長・体重:166cm・50kg
血液型:AB型
誕生日:7月22日
容姿:ピンク色のポニーテルで銀色の大き目の瞳。容姿端麗で清楚な雰囲気が滲み出る。
性格:お淑やかで少々天然。好い所出なのか少々世間知らずな面も有るが基本的には賢い。
備考:「紅蓮」の最年少メンバーであるノーヴァに師事をして貰った経験がある。
蒼弓(アオきユミ)の異名を持つ。小さな頃に家族をシェンガオレンにより失う。
武器:アイシクルボウⅠ・オオバサミⅣ・パワーワイルドボウⅡetc
防具:サザミSシリーズ・モノブロSシリーズ・ヒプノSシリーズetc
ランク:6
ライバル
名前:死樹ツヴァイ
年齢:21
性別:♂
身長・体重:185cm・73kg
血液型:O型
誕生日:12月15日
容姿:赤のボサボサ頭で左目に傷がある。褐色の肌で角ばっているが端正な顔立ち。
深遠のように黒い瞳。
性格:効率主義で狩りをどれだけ迅速に終らせられるかを考えるタイプ。
何もかも見えすぎるほど見えすぎる鋭い洞察力を持つ。
備考:「紅蓮」メンバーの大陸随一の槍使いギアガスに教えを請う。
主人公とは其の頃から犬猿の仲で有名。父はワルキューレの更に師匠に当る死樹龍三郎。
「紅槍(クレナイのヤリ)の異名を持つ。
武器:撃竜槍【吽】・フロストアイシクル・激槍グラビモスetc
防具:レックスSシリーズ・フルフルSシリーズ・キザミSシリーズetc
ランク:6
幼馴染
名前:ベルサー・トットナム
年齢:22
性別:♂
身長・体重:179cm・66kg
血液型:B型
誕生日:4月11日
容姿:焦げ茶色のトレッドヘアの青い瞳の陽気そうな顔立ち。
性格:見た目どおり陽気で音楽を愛する粋な男。飄々としていてレディーファースト。
備考:主人公と幼い頃から面識の有る唯一の人物。主人公の父に師事を受けていた。
白双剣(シロきソウケン)の異名を持つ。
武器:インセクトスライサー・ギルドナイトセーバー・スノウヴェノム改etc
防具:ブランゴSシリーズ・レイアSシリーズ・ディアブロSシリーズetc
ランク:6
以上がこの物語の中核となる「宵桜」メンバーです。
※プロローグ
肉食む獣達,
木々の合間から響く獣の猛る声……
泉・草木・そして,襲い掛かる生物……
ハンターの世界…鉄の鎧より尚硬い鱗の防具を身に纏い,
巨大な剣より尚鋭い天然の宝刀を産まれながらに手にし…
威容正に威風堂々……強大な飛竜達に立ち向かう戦士達の物語…
ザリッ…
「眠っているぞ!静かに忍び寄り畳み掛ける!!」
朝靄の中,大雪の中,夜の帳……彼等の休む暇は無い。
世界に巨大な竜達存在する限り彼等もまた存在し続ける。
戦いに明け暮れる存在として……
ズババババババ…
「グギャアァァァァァァ!!?」
今宵,又1つの魂が断末魔を上げハンターの町民達の村人たちの供物となり世界を支える…
モンスターハンター エグレアナ地方を舞台に新たなる物語が解禁する_____
活目せよ生き様を!!
END
〜各種募集のお知らせ〜
今回,オリキャラ及びオリジナルモンスターや武器・防具の募集を開始しました。
夫々のコピペは此方です↓
>>43
オリキャラ募集は終了しました!
モンスターとかを募集して下さいね^^
- Re: MH 紅蓮の大陸 Ep1.黒狼 ( No.5 )
- 日時: 2011/04/07 11:20
- 名前: 風 (ID: sCAj955N)
神月+月希夜様へ
えっと,間違えなくその風です!!
えっと,きてくれて有難うなのです^^
あぁ,モンハンは分らなくてもノープロブレムだよ!?
それなりに作中で説明はするから……
もう,遣りこんで知ってるって人にはウざったい位の説明をね(オイ…
アビス様へ
来てくれて有難う!!
頑張ります^^
〜Monster Hunter〜
紅蓮の大陸 Ep1 黒狼
〜設定資料集Part1〜
町やフィールドについて
1.エグレアナ地方について
エグレアナ地方は山岳地帯が多い複雑な地形な場所ばかりである。
詰りそれだけ大型モンスターとの戦いにも技量が要り空間を理解する事が求められる。
総じて,ハンターたちの力量は高い。
雪山は無い物の大陸の一番北端にはエプレゴン雪原と言う万年雪の積もる場所がある。
また,ハンターのフィールドとして山が多く実に八箇所が登録されている。
山と洞窟が織り成す複雑怪奇な世界としてハンターズギルドでも特別視される。
砂漠は唯一大陸中央のグランドクロー砂原のみである。
2.アパラゴン群山(フィールド)
四つの山からなるフィールド。
エリア数は17と多い。
四つの山々は全て竜人族の職人の作った吊橋によって繋がっている。
昔は良く竜などに落とされたが最近は竜人族の新たなる技術により落とされる事は無くなった。
比較的弱いモンスターが多く温暖な気候の為キノコ類などが豊富な為初心者向けのフィールド。
然し,矢張り1エリア事は狭くエリアの繋がりも複雑な為他の初心者向けフィールドとは一線を隔す。
代表的なモンスターはこの大陸特有の鳥竜種ヴォルオとヒプノックである。
尚,頂点に立つリオレウスだけは注意が必要だ。
3.ガブスレイ火山(フィールド)
エリア数は13。
山の中が空洞になっていて広い。
グツグツと煮えたぎるマグマは容赦なく人の体力を奪う上間欠泉や爆発岩等もある。
出現するモンスターも総じて強く準備が必要な場所だ。
そして,夜と昼によってマグマの満ち欠けにより通れなくなる道がある。
必然いけなくなるエリアもある。
この大陸のフィールドでは比較的広いエリアが多く
古龍種を相手にする時は此処だと決める者も多い。
マンドラゴラや珍しい鉱物に恵まれた場所である。
代表的なモンスターは大陸特有の獣竜マルダロゴンとバサルモス。
強力で注意すべきモンスターはウラガンキンやアグナコトル…グラビモス
そして,ショウグンキザミも居る。
4.フィアンマ洞窟(フィールド)
温暖なこの大陸では珍しくホットドリンクの必要な場所。
砂漠ですらホットドリンクが必要ないから実質ここだけである。
エリア数は22と大陸中最も入り組んだフィールドである。
高低差に富み採掘所もそれなりに多く有るが余り良い石は取れない。
その代わりこの大陸特有の紫王珠が取れる稀有な場所である。
毒が一日中吹き出ている場所が有りまたモンスター自体も毒を多用する為注意が必要。
代表的な大型モンスターはこの大陸特有のヴァヒリアスとフルフル。
注意が必要なモンスターはガノトトスや子の大陸特有のベルガドロンなどが有る。
フルフルベビーや不思議な青花等珍しい物が多く取れる場所である。
5.カーラボロス大洞窟(フィールド)
エリア数が7とこの大陸のフィールドとしてはだだっ広いエリアに囲まれた大洞窟。
所々人の手が加えられており昔の竜人族が何かの為に使った場所と言う可能性も囁かれる。
多くの飛竜や古龍の中継地点として使われるが何故か定住するものは居ない。
広く段差も無く毒の沼も無く余り危険が無い場所に見えるが
所々に人間が仕掛けたと思われる罠がありその罠の威力は強い。
回復薬グレート一本で漸く回復出来るほどの罠がそこかしこにあり
罠の場所の把握をしないといけないためガブスレイ火山の様には行かない。
代表的なモンスターは居ない。
全ての飛竜と飛行能力を有する古龍の殆どが出現する。
狂走薬グレートや秘薬など普通フィールドで手に入らないものが有る。
今回は下位ハンターが行く事の出来るフィールドの全てを記載した。
下位ハンターに推奨するフィールドだが
環境で言えば上位ハンター達が行く事を許されるフィールドより厳しい所が多い。
下位ハンターに割り当てられる理由は
同種の中でも比較的弱い大型モンスターが定住しやすい場所だからである。
END
MH 紅蓮の大陸 Ep1 黒狼
第一話「翡翠色の巨大竜」
酒場____
其処は巨大なる生物界の頂点達と凌ぎを削る勇者達の跋扈する場所。
ある者は其処から自らの実力に見合ったクエストを選び受注し狩りへ出かけ…
談笑し酒を飲み日がな一日平穏に暮し…更には賭け事をしたり腕相撲をしたり
沈思黙考したり狩りの知識の交換をしたり…中にはギルドの受付嬢に告白する者なんかも居る。
千差万別とは正にこの事だろう。
そんな中,この物語の主人公達の座る席が有った。
上位と称される者達の特等席の一番端に有る席だ。若輩者の集団ゆえ遠慮が有るのだろう。
最もハンターは実力だけの世界で実際はそんな遠慮は必要ないのだが…
____宵桜
それがこの物語の主要人物達となる……4人の狩人達である。
右手前に座るのボサボサ頭で深遠のように黒い瞳を持ち
左目に傷がある褐色の端正な顔立ちの男がメンバーのリーダーである死樹ツヴァイ。
そして,その真正面に普段は座っている
ピンク色のポニーテルで銀色の大き目の瞳の容姿端麗な清楚な雰囲気の有る女性
宵桜紅一点にして唯一の遠距離武器使いであるイリア・ヘルメーラ。
彼女の真横に座る氷の様な透明感のある青の肩まで掛かる程度の髪と翡翠色の鋭い瞳が特徴の
女性の様な顔立ちの男アルセイス・ベルザーベル……彼が物語の主人公である。
そして,主人公の真正面に何時もは座っている
チームの兄貴分ベルサー・トットナムは今丁度クエストの受注の為に席を外している様だ。
基本的に彼等はローテーションでクエストの受注を行う。
狩りに出る前に有る程度打ち合わせはするので問題は無い。
今回はガノトトスを狩ると決めてありガノトトスの出現するクエストを彼が探しに行っているのだ。
「えっとォ……ガノさん,ガノさんと♪おっと,マジか…七つも出てるのかよ___?
ガノさん悪い子ねぇ…」
そんな軽い口調でクエストの掲示欄を見る焦げ茶色のトレッドヘアの青い瞳の陽気そうな男。
彼がベルサー・トットナムである。
暫く彼はその案件の内容を吟味して一枚のクエスト用紙を取る。
是を受付嬢に渡すとクエストを請負ったと言う契約の証となる。
無論,ハンターの実力の高低によりクエストの受注は制限があり
流石に,ランクの低いハンターがランクの高い任務を請負う事は出来ないが…
「よし…是にするか」
ベルサー・トットナムが手にしたクエスト…
〜クエスト No.199841〜
依頼者:地底湖に良く行く自称一流の釣り人
場所:フィアンマ洞窟
依頼内容:ガノトトス一体の討伐
備考:俺はフィアンマ洞窟の地底湖に魅せられた孤高の釣り人よ!
そこ等のモンスターをぶっ飛ばす位の自己防衛能力は身に付けちゃ居るが……
何と,ガノトトスの野郎が現れやがった!デカイ…普段は違う所で幅を利かせているんだろう…
だが,何を迷ってか地下水路を辿り此処まで着ちまったみてぇだ!
あんなのが居ちゃオチオチ釣りも出来やしねぇ…頼むぜハンターさん!!
推奨ハンターランク:6
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ベルサーは其れを手に持ち受付嬢である女性の元に行く。
青のシックな装飾品を中心に造られた優雅なメイド服を旨く着こなした美人受付嬢キーラが其処に居た。
フルネーム,キーラ・ナルドブレア。自身もG級の一流戦士にしてギルドナイツである。
唇が色っぽい青の優しげな瞳…綺麗な銀色の短髪が映える溌剌とした女性だ。
「ベルサー君,クエスト受注ですかぁ?」
「イエス・マイ・ロード♪」
「何時から君と主従関係になったんだ…あたしは?」
苦笑しながらベルサーの渡すクエストを吟味してキーラは認定の印を押す。
彼女等が遣る事は実力が足りているかの診断と
他のハンター達とクエストが重なっていないかの検査だ。
全て問題なく印を押されたらしい。
「じゃぁ,気をつけてね?」
「イエス・マイ・ロード!!」
「だ〜か〜らぁ……何時から君とあたしは主従…」
「フンフ〜ん♪」
「あんにゃろぉ!」
バン…
ベルサーは女好きで好みの美人の女性が居れば誰彼構わず告白するのは巷では有名な話だ。
そんなベルサーの態度に冗談だと分っていながらも多少腹立たしげな彼女は
バンとカウンターを叩く。その瞬間新しいクエスト応募者が来る。
「____おう,相変らず怒ってる顔も可愛いなキーラ♪」
「ちょっ…リーブロさん…」
細身で肩まで掛かる茶髪……何時も笑顔の端正な顔立ちの男。
キーラとは特別な関係にあるG級ハンターにして同じくギルドナイツのリーブロ・ヴェインだ。
彼女と彼の関係は…オチオチ分るだろう。
____宵桜行きつけのテーブル
「もう!遅いですわよトットナム!!私,お尻が痛いです…」
「悪い悪い…ガノさんクエスト今日異常に多くてさぁ♪」
ピンクの長髪の美女・紅一点のイリアが待ちくたびれたとベルサーが見えた瞬間に愚痴る。
それに対してベルサーはまぁまぁと言った風情で諌める様に言う。
然し,そんな諌めたベルサーの言葉の一つに何が気に入らなかったのかある男が声を荒げる。
翡翠色の瞳の女顔の男アルセイスだ。
「モンスターにさんとか付けてるんじゃねぇぞ」
「また,そんな事で怒っていらっしゃいますの?」
「………モンスターに敬意や愛称を付けると言う行為が俺には許せん。
モンスターは忌むべき怪物だ…」
其れは,読んで字の如く……彼のモンスター達への並々ならぬ敵意から来る言葉だ。
それに対しイリアが憤り反発するが彼の鋭い眼光に気圧され言葉を止める。
沈黙が流れる。
「………遣り辛いフィールドだ。ホットドリンクと解毒薬は忘れるなよ」
一日中毒が吹き荒れるエリアの有るこの国の領土で最も寒いといわれるフィールド・フィアンマ洞窟。
其処に行くのだからと……正論をだが,此処に居る者達なら誰でも分る事を帳を破る為に男は言う。
左目に傷の有る端正な面持ちの男死樹ツヴァイ…リーダーとしての行動だった。
「___明日明朝には立つぞ…準備は良いか?」
そして,死樹は続ける。
メンバーは皆戦いへの思いを膨らませる。
1人…アルセイスを除いて…
=ギルドの外=
「おい,アルセイス…」
「何だ死樹?」
「思い詰めるのは良いが……足は引っ張るなよ」
「俺が何時足を引っ張った?」
「分っているさ…だが,忠告したくなる状況なんだよ今のお前は」
「そうか————感謝する」
死樹はアルセイスが最近苛立っている事を知っている。
実は本の五ヶ月前までリーダーはアルセイスだった。腕力も才能も頭さえも彼が一番だった。
無論,天才的狩人を父に持つカリスマも彼が一番だ。
だが,そんな彼も今スランプに陥っている。
彼が,宵桜を立てた。
立てた目的は偉大なる父の疾走の真相の究明だ。
だが,全く突き止めたられないでいる現状が5年以上続く。
ハンター生活を出来る期間はまだ短くは無い。だが,彼にとって焦りが有るのだろう。
詳細は死樹には分らないが今の彼は普段と違い暴走しかねないと……
思った。だから,リーダーを変る事を決断したのだった。
_______________
___翌朝
明朝,彼等は死樹の言うとおり町を出た。
彼等の拠点である英雄の町として知られるグランキャスカ…
中心には巨人が振うにしても巨大すぎる大剣の形をした英雄への墓標。
とても人工の力で出来たとは思えない其れに惹かれこの町は其れを中心に産まれた。
何処から見ても其れは見える…戦いへと旅立つハンターを加護する守り神の様な存在だ。
そんな巨大な剣「神の拠所」が遥か彼方小さく見える。
ハンター達には日常的な光景だが何か物寂しさを感じるのは彼等がご当地の生まれだからだろう。
1人を除いて……
『神よ……我が狩人達の神よ…見守っていて下さい』
死樹は其れを見ながら強く祈った。
狩りの成功と今後チームが旨く回ることを……
数時間の道程を経てフィアンマ洞窟へと到着する。
下位の頃から何度も足を踏み入れた場所だがそれでも此処に入るのは勇気が居る。
それだけ戦い辛いフィールドなのだ。
「行くぞ」
「ツヴァイ……トットナムがホットドリンクで咽てますわ」
「ほっとけ……ガノトトスの出るエリアなんて知れているんだ。
直ぐに合流しに来るだろうさ」
「ゲホッゲホッ…待って置いてかないで…」
「だったら,置いてかれるような事をしなければ良いでしょう?」
隊長である死樹が行動開始を促すがベルサー・トットナムが久し振りのホットドリンクで咽たらしい。
死樹は急ぐクエストでもなし少し様子を見るかと思うが其処に
アルセイスの氷のように冷たい言葉が突き刺さる。
全くの正論だが刺々しいので冷たく感じるの間違えだが……
焦るトットナムを呆れた風情でイリアは見ながら背中を摩ってあげる。
実は彼にとって是が狙いだったなどと言う事は男衆は皆知っている。
========
酒場____
明朝の事,ハンター達も疎らで夜から飲みすぎて二日酔いで伏せている者等が殆どだ。
そんな中リーブロとキーラが会話をしている。
「全く,キーラ……お前も性格悪いな」
「何の事です?」
「宵桜の事さ…あれ,本当はギルドマスターの爺の出したクエストだろう?」
「それが何か?」
「小さく……宵桜へ捧ぐなんて書きやがってさ。是,本当はガノトトスなんかじゃないだろう主題」
「耳が早いですね…流石古龍討伐隊3番隊隊長」
彼等が受けたクエスト。
ガノトトス討伐と名目上はなっている。
そして,そのクエストを彼等が取るように導いたのは実は彼女で…
それは詰りギルドマスターである男から彼女ギルドナイツへの命令だった。
その事をギルドナイツの要職…古龍討伐特選部隊であるリーブロが感知しないはずも無い。
リーブロ自身宵桜には思いいれが有る。
理由は宵桜のリーダーであったアルセイスの父の弟子扱いだったからだ。
そんなリーブロの問いに彼女は一本取られたと嗤いながら言う。
「そうそう,古龍……実は古龍が居るんですよ?まぁ,上位のレベルですけどね…
ガノトトス,結構遣り辛い奴なので両方相手するのは大変ですよねぇ♪」
「全くあの人は……で,その古龍は?」
「ガバル・デナハル……蒼氷龍です」
「危険度はテオ・テスカトルとナナ・テスカトリの間って所か…死ぬぞ下手したら…」
「だってぇ,是クリアしたら彼等一気にG級に上げる手はずですから」
「全く………マスターも勝手だよ」
「因みに,実はガノトトスを倒しただけでクエストはクリアになる予定です。
詰りどれだけ突然の古龍の襲来を回避してガノトトスを倒せるかが試験の本懐ですけどね」
「アイツ等には其れも分らないだろう…」
「えぇ,多分ガバル・デナバルも倒さないととテンヤワンヤになるでしょうねぇ♪」
ガバル・デナバル……上位クラスの其れなら彼等でも倒せなく無いだろう。
然し,ガノトトスと一緒に相手にするには分が悪すぎる。
ペイントボールにてガバルの動きを補足しながら彼が来るまでに
ガノトトスを倒して一対一に持ち込むのが得策だが…
ガノトトスは其処まで易い相手でもない。
正直,彼等はガノトトスを退治するだけでクエストは終っているとは気付けないだろう。
ギルドが其れを伝える可能性も低い。
恐らくは彼等はガノトトスをもう一体をかわしながら倒してクエストリタイアとして逃げるか…
両方を倒すかしか選択できない。最もガノトトスすら倒さずリタイアと言う可能性も大きいが。
突然のアクシデントに対する対処が目的とは言え勝手なことをすると心底嘆息するリーブロだった。
∞END∞
NEXT⇒第二話「翡翠色の巨大竜 Part2」
- Re: MH 紅蓮の大陸 Ep1.黒狼 第二話更新!! コメ求む ( No.8 )
- 日時: 2010/12/09 14:10
- 名前: ねこうさぎ ◆Iw1NgPGzYc (ID: 7XOfSzGy)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
こんちゃーっす!
僕モンハンよく知らないけどいいかな?
- Re: MH 紅蓮の大陸 Ep1.黒狼 第二話更新!! コメ求む ( No.9 )
- 日時: 2011/01/20 12:54
- 名前: 風 (ID: AzSkpKat)
ねこうさぎへ
知らなくても全然良いのです(苦笑
元々キャラなんてはモンハン小説は作者オリキャラみたいなのばかりですからね^^
設定も細かく紹介する積りですし…安心してゆったりと普通の小説を読む気分で♪
あっ!因みにずっと前に感想承ったバスターズの奴の方もね★
Monster Hunter〜
紅蓮の大陸 Ep1 黒狼
〜設定資料集Part2〜
>>登場人物 Part1
名前:ワルキューレ・ヴァズノーレン
年齢:30
性別:♂
身長・体重:186㎝・73kg
血液型:AB型
誕生日:2月22日
容姿:銀の長髪で浅黒い肌の面長な顔立ち。鮫の様な青の瞳が特徴。左肩に竜のタトゥー。
性格:気が短く弱者を嫌う傾向が有るが落ち込み易く情に深い。
備考:アルセイスの師匠にして死樹ツヴァイの父の弟子でも有る。
「紫美焔の天魔」と言う異名を持ちその名は大陸全土に知れ渡る「紅蓮」の1人。
武器:G級太刀全般
防具:ドラゴンXシリーズ・金剛・覇シリーズetc
ランク:G級
名前:ノーヴァ・ヒュールン
年齢:24歳
性別:♀
身長・体重:167cm・52kg
血液型:B型
誕生日:5月3日
容姿:白い肌の気だるげな美しい表情と水晶の様な青い瞳…黒く結ばれた綺麗な長髪が特徴。
性格:知的で物静かだが知的探究心が凄まじく興味の引いた事は徹底的に調べる。
備考:イリアの師匠で大陸最強のガンナーと名高い。
雪国の出身で今居る場所は彼女には暑いらしい。
父が強いハンターだったが古龍との戦いで命を落としハンターになることを決意。
「鷹の目」の異名を持つ。
武器:G級のへヴィー&ライトボーガン多数
防具:ガンキンGシリーズ・デンベラXシリーズ(オリジナル)etc
ランク:G級
名前:ギアガス・ジュナメス
年齢:53歳
性別:♂
身長・体重:213cm・142kg
血液型:O型
誕生日:12月29日
容姿:壮年の堀の深い顔。左目は潰れ眼帯をしている。褐色の肌で肩幅が広い。
性格:過去を重んじる性格で思慮深く紳士的。
備考:紅蓮の参謀役兼智恵袋的存在であり,大陸最高の怪力の持主。
「巨神兵」の異名を取る。
武器:G級のガンランス&ランス多数
防具:ミラルーツXシリーズ・グラビドXシリーズetc
ランク:G級
END
〜一言〜
暫くはストーリー更新と同時に
フィールド説明・キャラ紹介の順に少しずつ小出しにしていきたいと思います。
落ち着いたらストーリーを中心に進めながら時々小休止や設定追加などして行く様にしたいです。
最も続けばの話ですが…
MH 紅蓮の大陸 Ep1 黒狼
第二話「翡翠色の巨大竜 Part2」
ホットドリンクを呑んでいてもまだ冷える洞窟の中,宵桜の面々は底知れぬ違和感を感じていた。
ベルサー・トットナム,イリア・ヘルメーラ,死樹ツヴァイ,アルセイス・ベルザーベル。
皆が経験則から1つの決を生み出していた。そう,小型の好戦的なモンスターが全く居ない事に対する決。
それは詰り彼等生物界の力の優劣に敏感な者達にとって大きな轍……
普通の生命達とは決して交わらぬ地平に存在する神とすら呼べる存在…
_____古龍の姿———————
「古龍が居るのかね?」
「憶測で物を言わないでくれますベルサー・トットナム!
ギルドの情報網の凄まじさはご理解でしょう…よりにもよって古龍の存在を見逃すなど…」
「………ある訳は無いだろうな」
痺れを切らしたトットナムが不安を口にする。
それに対してそんな事があるはずが無いと否定したいイリアが否定の声を上げる。
然し,この張り詰めた気配…そして,其れを思わせる状況はどうしても払拭できない。
そんなイリアの心境に追い討ちするようにツヴァイは小さく言う。
だが___
其の瞬間だった………
「ゴガアァァァァァァァァァァ——————」
大地をく粉砕するような巨大な音,フルフル等のバインドボイスとは桁違いの恐怖…畏怖。
生物としての根源的な格を呼び覚まし畏敬のままに彼等ハンターを落とす。
そう,生物達の原初……頂点に座す存在古龍,間違いなかった。
ドッドッドッドッドッドッド____
「畜生!蒼氷龍だと—————!?ギルドの連中は何してやがるんだ!!」
「くっ!本当に…」
スチャッ———
声を荒げながらベルサーはガノトトスとの戦闘の為に用意してきた祭囃子・野分ノ調を構える。
其れを見てツヴァイが静止の合図をする。奴に見付ったとは言えど距離が有る状況だ。
此処は一旦,ペイントボールを当てるに留まり逃げた方が良いと言う判断をしたのだ。
ペイントボールとは投げた対象に付着し強力な匂いを発する事により
相手の足取りを知る手掛かりとするハンターの道具だ。
通常ガノトトスは移動するエリアが限定されて居る為ペンとボールを持ち込む必要は無いが
彼等は常に誰と戦う時もペイントボールを1人は所有する事にしている。
それはギルドの情報漏れを懸念しての事である。どのような時も不測の事態はありえる。
ギルドは信頼できると言えど万能ではないと理解しているゆえの周到さとも言えるだろうか。
最も,ペイントボールのストックを1つ減らせばそれだけ違う道具を1つ多く持っていける事にも繋がるが。
とは言え,予備として持ってきたペイントボールを当てるのには接近する必要が有る。
武器を出さぬ状態で相手に投擲しなければならない。
弓矢使いのイリアにはペイント瓶と言うペイントボールを矢の先端の筒に入れて射る事も出来るが…
今は所持していないのだ。遠距離武器使いは後方支援の要で持つ道具が自然多くなる。
「俺がやる」
皆が迷っていると元リーダーであるアルセイスがペイントボールをツヴァイの手から取り走り出した。
相手も直ぐに痺れを切らせ攻撃を仕掛けてくるだろうからだ。
今迄上位での奴の討伐は二度成し得ている。相手の動きは分る。
だが,蒼氷龍に対する準備が足りていないだけなのだ。
「グゴゴゴゴゴゴ」
バサァ…
「アルセイス!前方右斜め四十五度から氷柱来ますわ!!」
「!」
バッ…
ズドオォン____
「相変らず速いな…アルセイス」
____一瞬噎せ返ル様ナ異臭が立ち込めル
100mを十秒弱で走りきる俊足の持主アルセイスは蒼氷龍,本名:ガバル・デナバルを前に
全く物怖じせず大外に走り敵の動きを肌で感じながら視覚外の情報をフォローする仲間を信じて走る。
そして,敵の放った攻撃を回避すると同時に至近でペイントボールを投げ命中させる。
その爆ぜた小さな音と異臭により確実にペイントの命中を仲間は悟る。
其れと同時に少しの鮮血が舞う。其れはガバル・デナバルの血だった。
命中と同時に太刀を抜き一刀奴の白銀の羽毛に覆われた肩を薙いだのだ。
その一撃に奴は全く応えてはいなかったが彼はすぐさま退避路へと逃げ込む。
「よし,エリア5を経由してアルセイスに合流しよう」
「その間にある虫の群居する場所……あそこで光蟲が取れましたわよね?」
「おいおい,其の前に虫網つくんねぇと……」
「虫網の材料なんて簡単に調達できるでしょう?」
「まぁな…」
アルセイスの様子を見た三人はすぐさまガバル・デナバルの視界から外れエリア5へ進む。
大型モンスターの動く空きの殆ど無い小さな場所だがハンターにとっては天国だ。
何しろ光蟲などに必要な虫の採取・弾丸各種や虫網に必要な骨の採取,
装備全般にふんだんに使うことになる鉱石の採取…全てが出来る場所なのだ。
ガノトトス以上に手強い相手が出来た今,彼等はガノトトス用の道具を幾つか捨ててでも
それらガバル・デナバル用の道具を集めなくてはいけない。
奴は動きは鈍重な部類で閃光玉に弱い————有名な話だ。
閃光玉の材料は光蟲に素材玉………然し,彼等はガノトトス用に音爆弾を持ってきた。
閃光玉用のストック…詰りは調合素材は持ってきていない。
詰り音爆弾と閃光玉の調合素材は重ならないのだ。
そう,彼等は素材玉も集めなくてはならない。素材玉を作るには石ころと粘着草が必要だ。
石ころは容易く拾えるが此処洞窟地帯では粘着草は育たない。
無論,虫取り網の素材を集めるのが先だろうとトットナムに突っ込まれたイリアも其れは知っている。
「然し,粘着草をどう,用意するか……」
「生憎と粘着草を主食とするアイツも今は身を潜めていますしね」
「あぁ,古龍様様……逆バーだな」
「全くですわ…然し,となるとこの洞窟を出てアルバロトン群山に行くしか有りませんが…」
「あ〜あ〜,こっから出たてギルドの気球に見付ったらはいクエストリタイア……だもんな」
「____ま,一番相手の目を掻い潜るのが得意ってんなら俺だわな」
粘着草を手に入れるにはここを出て近くの群山まで行かなければいけない。
然し,それをするとギルドにクエストをリタイアしたのだと取られられる可能性が高い。
移動しながら意気消沈するイリア……彼女に愚痴を言いながらベルサーは言うのだった。
自分なら遣れると………
そう言ってベルサー・トットナムは死樹ツヴァイの承諾を得別れる。
「ちょっとトットナム!!」
「____大丈夫だ,トットナムなら気球の上の爺さんたちの目を盗むなど容易い」
ベルサーを心配し制止させようとするイリアを強く信頼した声でツヴァイは制した。
そして,彼女とツヴァイは虫網を造り光蟲を二人合わせて九匹捕まえてアルセイスと合流する。
「アルセイス…」
「ん?ベルサーは?」
「アルバロトン群山に粘着草を取りに行った…」
「そうか,奴ならギルドの面倒臭い気球もかわせるな」
『………アイツの事信頼できてないのって…私だけなのですね…』
フルフル
「ん,どうした…イリア?」
「あっ……あぁ,何でもあっ有りませんわよ!!」
「そうか…」
一連の二人の会話,其れを見てイリアは思う。
ベルサー・トットナムを子ども扱いしすぎている自分を情けないと…
そんな震えるイリアに気付き声を掛けるがイリアはそれに対して必死に取り繕う。
彼は怪訝に思いながらも余り他人に干渉しない性格から問うのを止める。
そして,沈黙が走る。
「ツヴァイ……このクエストの趣旨はガノトトスだったな?
詰りは恐らくは奴は倒さなくても良い筈だ」
「だが,奴を倒さなければガノトトスと両方相手にしなければならなくなる可能性も有るし」
「何より発見された脅威を野放しにするなどハンターらしからぬ行為ですわ!」
「そうだな……それで提案が有る。俺がガノトトスは引き受ける。
だから,お前等がガバル・デナバルを頼む。奴は相手の攻撃を受けると近場に逃げる癖が有る。
ならば,其れを利用して少しでもガノトトスの出る地底湖に行き着くまでの時間を稼いでくれ」
「お前は生きていられるか?」
「____不思議だな。ベルサー・トットナムは信用して俺は信用できないか?」
「今のお前には迷いが有る」
「モンスターを目の前にした俺の姿は知ってるだろう…お前の心配は杞憂だよ」
「そうか………そうだな,油断はするなよ」
アルセイスの最初の言葉によもやガバル・デナバルと言う脅威を無視するのかと二人は反論する。
ハンターにとって力無き人間にとって脅威であるモンスターを駆除する事は責務の1つだ。
自然に影響の出ないように均衡を保つように出来うる限り最小限…
そして,其の死を無駄にせず骨や皮・はたまた肉と言う食材から恩恵を得る。
だが,古龍と言う自然災害に匹敵する存在…ギルドからも見つけたら
出来うる限り全力で討伐せよと教わっている。
それ程危険視される存在だ。それを野放しにするなどと…反論するのは当然の事だ。
然し,彼等の考えとは裏腹に彼アルセイスは両方の大物を退治する気に満ちているのだった。
なんと,ガノトトスは自分1人でやると言うのだ。
ガノトトスを1人で倒すからイリア達は奴を引きつけてくれと……
倒したら直ぐに合流するとでも言う風情に。
無論,上級ハンターに回されるガノトトスがそんな易い存在な筈は無い。
巨大な体を駆使した攻撃範囲の広い凶悪な攻撃力の攻撃の数々。
近付けば背中を使ったほぼ回避不能とさえ恐れられる体当たり
中距離で探りを入れれば水をレーザーの様に飛ばし遠すぎればはいずって距離を縮める。
主に水中で逃げ回るから陸上戦は苦手なのだと戦った事の無い物は思うらしいが……
大間違いだ。
だが,そんな大物を彼は1人で相手すると言う。
無謀だとツヴァイは言い掛けるが目の前の男の放つ気迫と彼の出自…
今迄一緒に戦ってきた追憶が無謀を感じさせない。彼はG級に最も近い上位ハンターの1人だ。
「本当に良いのですか?」
「あぁ……然し,トットナムの奴が俺達にちゃんと合流してくれると良いが…」
「それは大丈夫ですわ……アイツはペイントボールの臭いに従順に従う癖が有るでしょう?」
「……仲間が居てよかったなトットナム」
1人群山へと向かったトットナムを心配しながら彼はもう1つの心配を示唆する。
するとツヴァイに対しイリアは言う。
ツヴァイはそんな癖が有ったとはと言う風情で口を空けて呆れた風情で言う。
危機回避のためにもペイントボールは使うのだ。其れなのにペイントの香に従順とは…と____
____________一方
彼,トットナムは草陰を背に確実にギルドの気球の死角を突きながら
アルバロトン群山へ向かっていた。
『もう直ぐだ……もう直ぐ,群山の山裾の洞窟…』
然し,そんな安堵する彼に忍び寄る影が有った…
ザリッ____
∞END∞
NEXT⇒第三話「碧き烈風」
- Re: MH 紅蓮の大陸 Ep1.黒狼 第二話更新!! コメ求む ( No.10 )
- 日時: 2010/12/16 23:32
- 名前: 御弟子 ◆nCuTvDr8cY (ID: 7hV223vQ)
どうも、こんばんはー先日はコメありでした!
…って、あの哭辿様だったんですか!?
一方的ですが存じております、以前の小説拝見させてもらってました^^
更新頑張ってください、楽しみに待ってます。
- Re: MH 紅蓮の大陸 Ep1.黒狼 第二話更新!! コメ求む ( No.12 )
- 日時: 2010/12/21 20:45
- 名前: 夢 (ID: .XV6mGg/)
おぉ,見事にハンマー使いが居ない……って言うか人外メンバーからアーチャー先生が出てない!?
ノーヴァちゃんとワルキューレ兄貴は鉄板として何故彼が出てない(汗
主人公が太刀使いとはらしいですね♪
アルセイスとツヴァイ達の間にある軋轢が軋む音がします!!
最も其の前にこのギルドの仕組んだっぽい危機が先ですけどね(苦笑
しっかしまぁ…キーラが黒く成っちゃって♪
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