二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜
日時: 2012/08/09 20:05
名前: 舞子 (ID: pH/JvMbe)


 みなさん初めまして!
 怪盗レッドファンの舞子です。
 友達が読んでいたので買ってみたらすっごく面白くてびっくりです!
 そんな怪盗レッド大好きな私と同じ気持ち、怪盗レッドファンの人床の気持ちを分かち合いたい!と思いやってきました。

 さてさて。
 怪盗レッドについての小説を投稿されている方が何名かいらっしゃるということで、誰かの内容とかぶってしまわないように気を付けながら私も怪盗レッドの小説を投稿していこうと思います。

 題名は「怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜」です!

 超現代的な怪盗レッドを原作より少しメルヘンチックにしていきたいと思います。
 では少し前置きを・・・・


 プロロ〜グ

 こんにちは、紅月飛鳥です!
 みなさんいきなりですが怪人館って知っていますか?
 森に潜む大きな館で、噂では夜中の12時になると館の主の怪人が館に迷い込んだ子供達などの体を乗っ取って行ってしまうそうな・・・
 そして魂だけ残った子供達は幽霊となっていまだに館をさまよっていらしい・・・・
 だがしか〜〜〜〜〜し!!
 数年前、美術館から魔界の宝石といわれる「魔人の爪」を盗んだ犯人が怪人館周辺に逃げ込んで行方不明に・・・
 ケイの推理だと犯人も魔人の爪も怪人館にあるらしい。
 これは怪盗レッドの出番でしょ!



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Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.38 )
日時: 2012/12/17 22:27
名前: ゆめ (ID: /.uLOIob)

今、君に届けにハマってるよ!

Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.39 )
日時: 2013/01/01 14:35
名前: 舞子 (ID: /wnJrr00)


 みなさん今までほんっとすみませんでした。
 サボってたぶん何とか挽回したいです。

 ゆめさん!
 742点!!
 す・・・すごい・・・
 全部90点でも720てんですよね!?
 わたしにはむりだ・・・

********************************
 12

「な・・・・・!」
 えっ・・・だって大道寺勝彦はもう死んでるはずじゃあ・・・。
『表向きわな。だが自分の家で働いてくれていた使用人や仕事仲間も誰一人と葬式に行っていない。あり得ない話でもないだろ。』
「ま・・・まあそうだけど・・・」
 だとしたらなんで死んだふりなんて・・・。
 だって悪いことしようとしてたなら分からなくもないけど、この人優しそうなおじさんって感じしかしないし。
 ぼ〜〜っとしながら勝彦をながめていると
「お・・・」
「!!」
 はっと我に返った。
 急いで身構えたが・・・
「あぁ、いえいえ、スミマセンこちらの話です。そろそろ時間だと思うので・・・」
「時間?」
 何のこと?
「ケイ、今何時?」
『早朝の3時だ』
 3時・・・?
 3時にいったい何が・・・。
「でわ、わたしはそろそろおいとましましょうか。」
「ま・・・待ちなさい!」
 時間って何!?
 聞こうとしたが勝彦はきずいていたようで
「この部屋、おかしいとは思いませんか?」
「え・・・?」
 まあ確かに・・・。
 ケースのガラスがやけに分厚いし、おいてあるものだけじゃなくて絵画や像なんかにもガラスケースで保護されている。
 まるで何かから守ってるように・・・
『ア・・・アスカ!!』
 わたしが部屋を見渡していると急にケイが声をかけてきた。
 珍しくひどくあわてた様子で声をかけられたもんで少し何かに心配になってきた。
「ど・・・どうしたの・・・。」
『今調べて分かったんだ。この部屋、用水路につながっている。』
 え、そんなのいいの?
『だめだろうな。勝手につなげたんだろう。問題はそこじゃないだ』
 問題?
『まずい・・逃げろアスカ!』
「な・・・なんで」
『いいから早く!』
 尋常じゃないケイの焦り用に中背中を押され出口に走った・・・が・・・。
「きずかれましたか。でもここからは逃げられませんよ」
 勝彦がすでにドアの向こうにいた。
「ま・・・待ちなさい!」
「さようなら。」
 
 

 キキイイイイイイイイイイ・・・・ガシャン・・・



「な!」
 勝彦はドアの向こう側に消えてしまった。
 わたしは一人残されたがそんなことより・・・
「ケイ、なんで逃げなきゃいけないの!?それと『さようなら』って何!?」
『・・・アスカ・・・さっきも言ったな・・・用水路につながってるって。』
 ケイが重そうに口を開いた。
「う・・・うん。でもそれとこれとは・・・」
 その時

 どどどどどどどどどどどどどどど・・・・・・・・・

「な・・・なに・・・」
『まずい!』
 え・・・?
『この部屋にはトラップが仕掛けてあったんだ。そのトラップと一緒に絵画や宝石が流されないようにガラスケースが分厚くなっている!』
 流されないようにって・・・・
 じゃあまさか・・・・・・!!!

 どどど・・・バコーーーーーーン!!!!!!

 壁の向こう側を通っていた水が勢いよく壁を破壊して部屋の中に流れ込んできた。
 一か所だけではなく数か所も水の水圧に負け崩れてきた。
「ケイ、ど・・・どうしよう!」
『・・・』
 ケイ・・・?
『アスカ・・・』
「なに?」
 さっきとは違って落ち着いた、でもいつものケイとどこか違う声が聞こえた。
『アスカは何秒くらい水の中で息を止めておける?』
「え?え〜〜〜と・・・1分くらい?」
 今までやったことないけど、水の息止めなんて訓練でやってないからほかに子より少し長いくらい?
 でもただ確信が持てない。
『分かった・・・やってみる』
「え?・・・なに?」
『今から、部屋のドアを開ける。アスカはドアの近くにいてくれ』



********************************

 12回、以上です。
 次は少し時を戻してケイ目線で書きたいと思います。

Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.40 )
日時: 2013/01/01 16:06
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

はじめまして!!
読んですぐファンになりました。怪盗レッド大好きな志保です。

キャラ達の気持ちや行動が思い浮かんで読んでいていすごい楽しくって一気読みしちゃいました。
アスカちゃんとケイ君がこの危機をどうやって潜り抜けるのか楽しみでしょうがないです!!

更新応援しています!!
(元旦からこんな馬鹿が来てすいません;)

Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.41 )
日時: 2013/01/01 23:09
名前: 舞子 (ID: /wnJrr00)


 志保さん、ありがとうございます!

 もう、私の勝手な妄想(!?)を皆さんに読んでいただけるなんて感動です。
 実は私の中で2つ考えがあったのですが、決めました。
 あまり次を引き延ばして心変わりがないように今書いちゃいます。

********************************
 13 *ケイ目線*

「そろそろ時間だと思うので」
 大道寺勝彦のセリフがずっと頭の中に残っていた。
 時間・・・・・・
 今まで、今日のために調べてきた中には3時が関係することは確か何一つなかったはず。
 そもそも、アイツがオレらを怪盗レッドだときずいているのなら、あんなに冷静でいられるのもおかしい。
 絶対捕まらない自信があるのか、それとも下準備があるのか・・・
(下準備・・・トラップ!?)
 オレは急いでパソコンのキーをたたき出した。
 もしも余裕ができるほどのトラップが・・・しかも絶対に周りにばれないようにしたいのならば・・・。
 あの男がアスカを生かして返すとは思えない・・・。
(何を考えている・・・!?)
 思考を巡らせるのに夢中で、アスカ達の会話はほとんど入ってこなかった。
 でも・・・
『この部屋、おかしいとは思いませんか?』
 ぽつりと聞こえた勝彦の言葉がスッと耳に入ってきた。
 確かここに来るまでの通路がやけに湿っていて水滴がよく落ちてきたような・・・そうか!
(だとしたらアスカが危ない!)
「ア・・・アスカ!」
『ど・・・どうしたの。』
「今分かったんだ。この部屋」
 用水路につながっている・・・!!!
 ・ ・ ・
「まずい・・・逃げろアスカ!」
 が、一歩で遅れた。
『さようなら』


 キキイイイイイイイイ・・・・ガシャン・・・

「っ・・・!」
 やられた!
 まさかこんなトラップが・・・
『ケイ、なんで逃げなきゃいけないの?それと『さようなら』って何?』
 そのあと、アスカに説明はしたけど思考のほうに気を取られて何をどう話したかはあまり覚えていない。
 ただ、アスカにはいろんな意味で説明しずらかったとしか・・・。
 その時

 どどどどど・・・・・バコーーン・・・

「なっ」
 用水路の水が浸入してきた。
 しかも次々と壁が破壊されて水が流れ込んでくる。
(まずい!)
『ケイ、ど・・・どうしよう!』
 あの倉庫から抜け出す方法は1つだけあった。
 ただ・・・・・・
『ケイ・・・?』
 アスカが心配そうに声をかけてくる。
「アスカ・・・」
『何?』
「アスカは何秒くらい水の中で息を止めておける?」
『え?え〜〜と、1分くらい?』
 1分・・・・・・
 さっき用水路について調べているときにもう1つ分かったことがあった。
 それはこの部屋のドアにコンピューターのロックがかかっていたということ。
 この部屋のロックは確かに難しいものではない。
 数個ある暗号を順番に解いていけば、あとは勝手に開いてくれる。
 でも単純に暗号を解く時間が足りない。
 この調子だとあと30秒もあればこの部屋は水がいっぱいになる。
 そこに+1分・・・・・・。
 いけるだろうか・・・
(父さんだったらできるだろうに・・・)
 知識では負けない自信があるが、計算ではどうしても父さんに勝てない。
 でも今は父さんと比べている時間はない。
(アスカを助けるのが最優先だ)
「分かった。やってみる・・・。・・・・・・今から部屋のドアを開ける。アスカはドアの近くにいてくれ。」
 


 勝負だ、大道寺勝彦!!




 急いでロックにハッキングをかけて暗号のページを開いた。
 ここからは時間との勝負になった。
(1,2,3・・・全部で8つ)
 紙に計算している時間はない。
『ケ・・・ケイ頑張れ!』
 アスカもオレが急いでいることが分かったらしく無線機の向こう側から声が聞こえた。
 のも完全無視してキーをたたく。
 無線機の向こう側の水の音がせかしてくる。
 どどどどどどどどどどどど・・・ーーーーーーーーーー
(!?)
 水の音が止まった。
 どうやら部屋が完全に浸水したらしい。
(あと1分!)
 30秒で4問・・・いける!
 そう思ったが・・・・・・・・・・・・・・
「っ・・・・・!!!」
 途中で計算が止まった。
 まずい!
(どこだ・・・どこで間違えた!)
 最後の1問、残り時間は24秒。
 集中力が完全に切れて、ミスした場所が見つけられない。
 まずい・・・このままだと・・・

(このままだとアスカが・・・)

 Backのボタンを長押しした。
 今まで打ち込んだ1400字近くを全部消してもう一度計算しなおすのだ。
 残り16秒。
 無線機からジジジとノイズ音が聞こえた。
 いくら防水してあっても水に沈むと壊れるらしい。
 無線機が壊れる前に何とか終わらせたい。
 残り時間5・・・4・・・3・・・2・・・Enter!
 1分29秒・・・アスカは無事か・・・?
 すると・・・

 キキイイイ・・・ドバ〜〜〜〜〜ン









 後ろに手をついて「はぁ」とため息をもらした。
 でもすぐに無線機に手をかけて
「アスカ、大丈夫か!?」
『・・・』
「アスカ・・・?」
 少し心配になったが
『な・・・何とか・・・げほげほ・・・』
 全身の力が抜けてビルの屋上で思いっきり仰向けになった。
 やっと終わった・・・。
 アスカからしてみれば「始まった」か・・・。
「アスカ、そっちの無線機が壊れそうだから極力使わないようにしよう。いったん切る、また用があったらつなぐ」
『りょ〜か〜イ』
 アスカの元気な声が返ってきてなぜかまた安心した。


(館に行こうかな・・・)
 近い方が電波が行きやすいから。
 嘘だ。
 ここでも別に問題はないが、なんとなく行こうと思った。

 
 なぜか今、すごくアスカを迎えに行きたい気分だった。




********************************

 ケイ・・・アスカを大事にしてあげてね。
 長々とすみませんでした。

Re: 怪盗レッド〜怪人館の赤い爪〜 ( No.42 )
日時: 2013/01/04 20:57
名前: 志保 (ID: wxZ0SJGK)

流石ケイ君、間に合いましたね^^;
計算を間違えてそこから必死に間違いを見つけ出そうというところでそれだけアスカちゃんが大切なんだなぁと思いました。

アスカちゃんもお疲れ様です。
(これからもなんでしょうか?)

これがきっかけで少しでもケイ君とアスカちゃんの距離が縮まればいいんですけどね^^;

ケイ君がデレましt((殴
すいません;


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