二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 幻 マテリアル 破魔の笛が消えたももいろのワルツ
- 日時: 2012/12/02 15:16
- 名前: 黄葉 (ID: KsKZINaZ)
- 参照: http://wwwelephantkurobiwakurumi
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この小説を読んでいい人は
ははははさんとこの小説つまんねーさんと————さんだけです (最後の黄葉のコメント参照)
- Re: 幻 マテリアル 幻… 橙色の変奏曲 ( No.2 )
- 日時: 2012/08/20 10:46
- 名前: 黄葉 (ID: Q9lf3bu6)
- 参照: http://wwwelephantkurobiwakurumi
【黒色の変奏曲】
「光よ闇を断つ剣となれ!」
サーヤが破魔の笛に気を取られている隙をポプルは見逃さなかった
「さあやっち危ない!」
徹平の声に気が付いて考えるのをやめた
(今はないものを考えてちゃいけない!)
そこでサーヤはもう一つのアーティファクトを使った
ペンダントだレイヤが昔入っていたペンダントのアーティファクトを使うことにした
サーヤにしては反射神経が良かったかもしれない
サーヤは心を静め破魔のシールドを作ることを考える
一秒二秒たったところでサーヤの周りを破魔のシールドで包み込んだ
アーティファクトを使うときにはその者の心から呼ばなくてはならない
「紗綾さん…」
由梨が気付いているのか目配せしているのをよそに
そして目をつむったまま
シールドを大きくした
大きくなったシェルター(シールド)を作るときにサーヤは力を消耗していた
「紗綾よくやった!」
鳴神がシールドに包まれつつ微笑む
ポプルは焦る
「何をするの王女! アーティファクトは幻影できないのよ!」
怒っている暇じゃないと考えたポプルは次の手にはいった
「……幻よ時空を歪めろ!」
なんだかサーヤは身動きが出来なくなった
たったの一瞬だけ
つかれているだけだと思った
それは徹平や由梨たちも同じだった
サーヤ達のシールドの中にポプルは入ってきたのだ
「きゃあ」
由梨が思わず短い悲鳴を上げる
サーヤは気付くのが一瞬遅かった
破魔のシールドの中でポプルはほくそ笑む
「チッ翔と翼でもいたら破魔のシールドに入ってもらってやっつけてもらえるのに」
徹平が舌打ちしていた
サーヤは世の中がわからなくなった
破魔のシールドは悪魔は入れないはずよね
あっでもレイヤくんの体だからいいのかな?
でも幻を使っていたから元のポプルに戻っているのかな?
もう考える力が残っていない
「光よ悪を打つ鋭き矢となれ!」
「風よ邪悪を払う旋風となれ!」
ポプルと誰かの声が重なった!冷笑を含んだ邪悪な声と…
この声はまっすぐな声は!志穂ちゃんだ
でも気を失ったんじゃ…
「紗綾さん徹平さん鳴神さん由梨さん!大変なことになってすみませんちょっとすみません」
立て続けに謝る志穂を見つつ
サーヤはなぜ謝っているのかすぐに分かった
なぜかそれは私が浮いているから
「しほっちナイス!」
徹平がほめたのも一瞬だった
「鋭き矢となれ!」
ポプルが叫んだ!邪悪な声で
「サーヤ破魔の笛を…」
凛花もいた
「凛花ちゃんそれがね破魔の笛が…」
「レイヤが持ってるよ」
凛花が教えてくれるけど
今は矢に討たれるのが時間の問題だ
「空よ七色の力を歩み出せ!」
「虹よ悪を払う壁となれ」
七色のカーテンのようなものが
サーヤや由梨などの周りについた
「風よ邪悪を払う旋風となれ」
志穂の声が聞こえて私たちはいっせいに舞い上げられた
そのまま破魔のシールドから出されて
サーヤはレイヤのもとに行けるようになった
「志穂ちゃんありがとう」
「志穂さんありがとうございます」
礼儀を崩さない由梨
「しほっちがいなかったらどうしようかと思った」
おどけた顔をする徹平
「志穂サンキュ」
鳴神まで誤った
「わたしこそ気を失っちゃってすみません さぁマテリアル発信です」
「志穂ちゃん相手は幻のマテリアルだよ!」
サーヤが言うと知っているよという顔をされた
「凛花さんのマテリアルの力で見てましたから」
と笑われた
哀れで訳が分からない
「レイヤを起こせ!」
鳴神が由梨とレイヤを起しにいった
その間にと徹平がポプルの隙をみた
「さあやっち破魔の笛を!」
「はい」
徹平にせかされてまたも破魔の笛を吹くサーヤを見て
ポプルは攻撃に入った
「光よ闇を断つ剣となれ!」
邪悪な声はレイヤの声と正反対だった
怒りをぶつけるようなプレーだから
それを見てサーヤはどうすることもできなかった
後ろへと後ずさりするそれだけ…レイヤにぶつかった
鳴神や由梨をちらちらみながら後ろへ下がっていった
「レイヤが目を覚ました!」
鳴神の声でレイヤがわけがわからなかったけどサーヤ達が最悪な状況だということぐらいはわかる
「光よ万物を弾く盾となれ!!」
邪悪な声とは反対な凛とした声が響いた
「サーヤ今のうちに!」
「うん!」
破魔の笛は等しい音色を出す
その音色は悪魔にとっては最悪の音色だ
ただ今のサーヤにはシールドを使ったため 息が切れていてとぎれとぎれだ
それがポプルには最高の条件を満たした
「幻……よ…響け……———」
言い終わらないうちに由梨がとっさに言い終わった
「植物よ闇を去る砲丸となれ!」
レイヤや凛花と同じようなセリフで誰が言ったかわからなかった
由梨さん!
「やめろ〜」
ポプルが男言葉で叫ぶ
カーン
破魔の笛を落としてサーヤは倒れた
「サーヤ」
「さあやっち」
「紗綾さん」
「紗綾さん大丈夫ですか?」
あちこちからの掛け声にレイヤは紗綾を受けて止めて座らせる
「悪魔の正体だ!」
徹平がさけぶ
「なんだこれ?」
鳴神が見る
「ポプルは幻のマテリアル…レイヤくんの光の力を使っていたわけですからこれは 鏡ではないですか?」
志穂がこれでマテリアルの力を反射させていたのでは?という
「コピーって言ってましたけど」
由梨が鏡を見つついう
「うーんその辺はあとで」
徹平が話を断ち切る
「光よ闇を貫く鋭き矢となれ!」
レイヤが後を仕留めた
「……」
悪魔ポプルは叫び声も上げる間もなく三ついや二つの攻撃を受けて
声も出せなかったんだろう鏡となった悪魔は黒い霧となり霧散した
「とりあいず色々お互い聞きたいこともあると思うけれど今日は引き上げましょう紗綾さんも圭吾先生たちに見てもらわなくてはいけないし 」
志穂がみんなをまとめる
「桃色舞踏会所に影響を及ぼしていますよねこの辺は圭吾先生たちに任せましょうそれでは携帯で呼びますね」
倒れてしまったサーヤとさっきまで気を失っていた志穂・凛花
さんざんうなされてきたレイヤ
力を使った徹平や鳴神
そして大公という悪魔に一つの技で立ち向かった由梨
みんなは力なくうなずいた
- Re: 幻 マテリアル 破魔の笛が消えたももいろのワルツ ( No.3 )
- 日時: 2012/08/20 11:24
- 名前: 黄葉 (ID: Q9lf3bu6)
- 参照: http://wwwelephantkurobiwakurumi
【白書のワルツ】
windmillでは沈黙が流れていた
今はあの戦いの次の日朝十時
限りない真っ白な本をぐるぐる回っているように同じ生活をしてきている
サーヤのいないwindmillの店内は沈黙が流れていた
サーヤが昨日からまだ目覚めていないのだ
由梨がいなかったらこの場は気まずかっただろう
ポプルが言った幻よ響けという言葉が何かに反応したらしい
言い終わってないと思っていたポプルの言葉が言い終わっていたっぽいと志穂が徹平の記憶を見て言っていた
少し黒い霧が起っているように見えた しかも紗綾さんの周りを飛んでいたと言っているのだ
それを聞いてレイヤは激しく落ち込んでいた
朝のサンドウィッチを食べながらも
伊吹は気を使った
「これから祖父が来る用意しとけよ」
たださりげなくなってしまって気を使うより考えすぎてしまう
由梨が口を開いた
「紗綾さんは大丈夫なのでしょうか?」
伊吹は二階から降りてきてキッチンでエプロンをつけていると由梨が質問してきた
「まだ目が覚めてない 今日の学校は由梨行って来い紗綾は気にすることはない 」
「わかりました」
神舞中学校へ行こうとしていると由梨はレイヤに声をかけた
「レイヤくんも小学校いかないと今日は平日だよ! 紗綾さんなら伊吹さんの祖父や伊吹さんたちに任せておけば大丈夫ですよ!」
明るい声で話しかけたけど
「もし…もしサーヤが目覚めなかったら…」
不安な状況でランドセルを背負い由梨についていった
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
「……」
レイヤはしゃべらない
行先途中で徹平と鳴神にあった
「レイヤしほっちとりんかっちがおやすみって言っといてよ」
徹平が落ち込んでいるレイヤに向かって明るく言う
こういうときあったかい陽だまりのようなサーヤの代わりになるような徹平がありがたかった
(いつまでもサーヤのこと考えちゃいけない)
「凛花さんと志穂さんはお休みですか?」
由梨さんがなぜ?と聞いていた
「りんかっちのほうは元気みたいだけど しほっちが頭痛がするって言ってるみたいで…大事を取って二人とも休み さあやっちは?」
「それが昨日からまだ目覚めてなくて…」
「そうなの!てっきり目覚めてるかと…」
「志穂さん よく調べたわね 黒い霧なんて徹平さんの土のとどめた記憶はすごいですね」
「うん しほっち風の力使って俺たち引き上げたうえに気を失ってたからどうなってたか知らないけどさ 相当ハードに体を使ったんだと思うなんでも完璧なしほっちも無理ないよ」
「それに比べて凛花はなんで元気なんだ?」
鳴神が初めて声を出す
「しらねぇ だって壁を出したくらいだろ?気は失ってたみたいだけどあいつ体育バリバリなやつだから体力は残ってたんじゃね?」
「じゃ俺らそろそろ…」
中学と小学の分かれ目に沿ったので
由梨や徹平鳴神たちとはお別れだ
「じゃあねレイヤくん」
「じゃあな」
「レイヤあとでな」
「あぁ」
あいさつを交わし
学校へと行った
「王女は闇に転じる手前です 目覚めたら完全に私の追加した記憶になれるし マテリアルをつぶすことしか考えなくなるでしょう」
「よくやったポプル おまえを進級させてやろう」
「ありがとうございます…」
「お前は大公のリーダーだ 今回はお手柄だった これからはしばらく休んで回復したらマテリアルをつぶしに行け! 王女のことはすべてお前にかかっているんだぞ」
「はい 休ましていただきます 魔王さま」
ここは幻影界魔王はサーヤとレイヤの父親
幻影の覇者とポプルが何やら話していた
「白っぽい黒い霧を出しといてよかったです 幻よ響けという呪文がなんと唱えきってないと思ったんですよマテリアル野郎は それがわたくしの憂いの出来事…魔王様に褒められて 嬉しい 力になれて思い残すことはないですありがたき…幸せ」
ポプルが魔王によって霧も出ずに殺された
「魔王さま…」
「でかしたなでも 幸せという言葉は 幻影界では使ってはならないんだぞ ポプル・ジェイル…」
いなくなったポプルに向かってほくそ笑んだ
- Re: 幻 マテリアル 破魔の笛が消えたももいろのワルツ ( No.4 )
- 日時: 2012/08/21 11:19
- 名前: 黄葉 (ID: Q9lf3bu6)
- 参照: http://wwwelephantkurobiwakurumi
【青色の舞曲】
「紗綾さんが 目覚めたって本当ですか?」
windmillでは 志穂が驚きの声を上げていた
「しほっち驚きすぎだって さあやっちがそのまま死ぬわけねーだろ」
と徹平
何もない平和な暮らしを続けていた…
あの戦いから二日目サーヤは目覚めた
起きた直後は気分が悪そうだったけど 三日目志穂や徹平とも話せるようになった
「でも あれから何も起こらず平和ですからね…紗綾ちゃんたちを生かしているわけですから もう幻影界では 何かしてると思うのですが平和なのはいいことですよね」
圭吾が曇った表情で言う
「雨の前の静けさとも言うもんな!」
徹平がわけのわからない言葉を言う
「徹平さんちょっと言葉がおかしいです…中学生にもなって…」
志穂がたしなめる
「笑いを取るためならいいんですけど… 本気で言いました?」
サーヤも厳しめに言う
「徹平は外見こそ中学生だが 中身は幼稚園児だからな」
レイヤも厳しい一言を言う
「外見も幼稚園児だよ…お調子者だし…」
欠点を言いつつ苦笑いの凛花
これこそマテリアル小学生組のいつもの出来事
「紗綾さんたちは いつもこうなんですか?」
と由梨が
「まあ こんな感じです」
しばらく沈黙が流れた
突然サーヤがうめいた
「大丈夫」
と言っていたけどレイヤはそれこそ気になっていた
- Re: 幻 マテリアル 破魔の笛が消えたももいろのワルツ ( No.5 )
- 日時: 2012/08/25 18:56
- 名前: ルル (ID: x2W/Uq33)
サーヤああああああ!
ルルです。よろしくね
- はははは ( No.6 )
- 日時: 2012/08/28 15:53
- 名前: ーーーー (ID: x2W/Uq33)
つまんない。
ちょーつまんねーwwwwwwwwww
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