二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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幻 マテリアル 破魔の笛が消えたももいろのワルツ
日時: 2012/12/02 15:16
名前: 黄葉 (ID: KsKZINaZ)
参照: http://wwwelephantkurobiwakurumi

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この小説を読んでいい人は

ははははさんとこの小説つまんねーさんと————さんだけです (最後の黄葉のコメント参照)

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幻 マテリアル 破魔の笛が消えた!紫色の舞曲 ( No.1 )
日時: 2012/08/20 10:49
名前: 黄葉 (ID: Q9lf3bu6)
参照: http://wwwelephantkurobiwakurumi

【紫色の舞曲】


レイヤは舞踏会の行われている端っこのほうへといどうした
「サーヤは僕が人ごみが嫌いなことを知っているんだよな」
とぼやいたとたん声が聞こえてきた


「あら 王子さっきの風のマテリアルの子とやらと空のマテリアルの子やらの後からのこのこと出てくるなんて…」
「お前は悪魔だな」
「ええそうよ 下部達を舞踏会に紛れ込ませれば 生気はたっぷり吸える…一石二鳥よね 」
レイヤはというと 悪魔を突き止めたのだ
「おまえは ポプル・レイズ 大公のやつだな」
「あら 空のマテリアルのヤツが教えたのかな? きっちり私の名前まで覚えられて でもレイズじゃないわよ ポプル・ジェイル 大公の位っていうのは王子の通り それより王女はお見えじゃないの?」
サーヤのことだ悪魔はレイヤやサーヤを王子 王女呼びする
「光よ悪を討つ鋭き矢となれ!」
その矢は小学生組では一番強い(アーティファクト能力を除けば)はずのレイヤの矢が あっけなく首を右に動かし矢は壁に何もなく当たり下へと落ちた
カタンッ
乾いた音を立てて落ちた矢が勝負の始まりとなった



紗綾たちは
というと

「さあやっち遅くなったぜ…」
「徹平さん…」
「徹平さん 私も今来たところですよ」
由梨が顔をだした
「ゆりっちもいたんだ」
「はい」
「今いないのは?」
徹平がサーヤに答えを求める
「えーっと レイヤくんは今悪魔を探しに行っていて 翔さんと翼さんが仕事で来れないらしいです あと志穂ちゃんと凛花ちゃんは気を失っていて…鳴神さんとか来てませんね」
噂をしていたとたんだった

「ごめんみんな〜紗綾待たせたか?」
鳴神が紗綾に向かって話してきた
「いえみんな来たところです レイヤ君に着信してみます」
しばらく沈黙が流れた
「ん——でない?」
徹平が先を読む
「あっ……」
「もしもし?レイヤくん?」
「悪いわね 王子ならもうあっちで気を失っているわよ 私の名は ポプル・ジェイル レイズじゃないわよ 大公のくらい よければ舞踏会の行われてる 端っこのほうへおいでよ」
プチっ
「切れちゃった」
「なんて言ったんだ?」
鳴神が内容を聞いてくる
「軽い自己紹介と場所を教えてくれたんだけど舞踏会の行われてる端っこのほうへ来いと言われた」

「端っことは言われても四つありますよね?」
由梨の言葉にもっともな意見を出したものがいた
「悪魔は舞踏会に紛れるところにいるはずだ あっちの端に行けばいそうじゃないか?」
「一応行ってみよう 手分けすると主戦力が落ちだあっちのにぎわっているほうへいこう」
うごこうとする徹平たちをサーヤがとめた
「レイヤくんは人ごみが嫌いでしょうだから あっちの端で休憩してたら 悪魔に出会ったんじゃないかな?」
徹平たちは右に 紗綾は左に
と意見が分かれたが
「確かにそうっぽいな」
徹平があっさり切り捨てた
「紗綾さんは双子の姉だし 一番レイヤくんに見られているから紗綾さんの意見に従ってもいいかもしれないですよ?」
由梨も賛成のようだ
「わかった 時間が無駄だ 紗綾の通りにしよう」
人ごみの中サーヤはつぶされながら歩いた
なんだか首がヒヤッとした誰かに障られたようだ
ぷちん
渇いた音を立てて何かが落ちたような音がした
カーン
とても小さな音だった
振り向いたけど何もない
紗綾は偶然と考えるとした

レイヤは
「く…っ」
舞踏会所にあった柱に光の鞭でしばりつけられたレイヤは呻く
そこにサーヤ達が現れた
「レイヤ来たぜ!」
「レイヤくん!大丈夫?」
「大公の悪魔だな」
「光の鞭?」
由梨が驚いている
「悪魔って光を使うものなの?」
「確かに…」
サーヤもおかしいとおもった
「悪魔……あいつ…光じゃない………っ僕の…力…を…コピーして…」
「コピーしてーー?」
「レイヤくんがんばって続きを教えて!」
サーヤの声でレイヤが声を振り絞った
「僕の力を使っているんだ」
「そんなことができるのか」
鳴神は相当驚いているようだ
「だって私「大公」ですわよ」
ポプルが上から見透かしたように視線を落とす
「王子は眠らせたわ…私が王子なのよ…かわいそうにユウヤ様の記憶にお苦しみになって」
「どういうことだ?」
鳴神が聞く
「あら そんなことは王女様が知っていると」
「わたしには教えてくれなかった…わたしはしらない」
「サーヤに教えなかった? 水臭いじゃないかレイヤ」
徹平がわめく
「心配させたくなかっただけだと思う」
由梨が最も納得できる意見を言う


「わたくしもう一度自己紹介ですわよこんなに自己紹介してくれる悪魔は初めてですわよ 大公の位の ポプル・ジェイル 幻のマテリアル
いろんなマテリアルを操れるマテリアル 破魔よりもめずらしいのよ 音のマテリアルとか風とか氷ももちろん 光や破魔だって私には操れるでもね 闇だけは無理なの 闇だけは操れない幻よりも強いから 光だって私の意思を打てば使えなくなる」


「何?」
徹平がそんなの聞いたことないとあっけらかんと言う
「私たちもマテリアルの力を奪われたら困るわ 後で返してもらえても戦いで使えない」
由梨が忠告を出す
「行くわよ 光よ悪を討つ鋭き矢となれ!」
男っぽい口調でしゃべるとレイヤの攻撃そのままが出てくる
「さっき王子は矢を使ったのよ そのおかげでコピーできたのよね」
「くそっ雷よ悪しき者を薙ぎ払え」
鳴神が大鎌を出し振り上げたそして手から離しくるくるとまるい湖を描いた
「植物よ闇を去る砲丸となれ!」
由梨の凛とした一言でその場が変わった大鎌の周りに弾丸がまとわりつく
由梨のたった一つのレパートリーの攻撃だった
二人はうまくいったと思ったのも一瞬だった
「光よ万物を弾く盾となれ!」
うまくポプルは光のマテリアルを使った
大鎌は壁に跳ね返り綺麗に鳴神のもとへ戻ってきた
「さあやっちオレが何とか攻撃を防ぐから破魔の笛を…」
徹平にせかされた紗綾が
破魔の笛をとりだす——

破魔の笛がない!
破魔の笛がない!
落ち着いて考えることにした
「さあやっちどうした?」
「破魔…破魔の笛がない!」
破魔の笛…
あっあのとき!
人ごみの中歩いているときに
首に冷たいものが当たったんだあの時に!
家庭科用の刺繍糸がピリピリしてたんだ
カーンって音していたからちょっと気になったけど後ろを振り向いたときに破魔の笛はなかった

ということは

悪魔に取られた?

だけど悪魔は破魔の笛に障ることはできない









破魔の笛に障れない破魔の笛に障れない破魔の笛に障れない破魔の笛に障れない破魔の笛に障れない破魔の笛に障れない破魔の笛に障れない破魔の笛に障れない!

レイヤくんが操られていたの?





破魔の笛がない!


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