二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 白と黒と赤 【D灰】 オリキャラ募集
- 日時: 2010/01/22 20:43
- 名前: 迷鎖 ◆eVKFdGz9q2 (ID: xYJBB/ey)
- 参照: 記憶と羽と十字架がぶつかりあって、今、火花が散る。
(前? 絶望と言う名の道だけでしょう?)
2010,1,8**スレッド生成
*◆Hallo
スレッド建て直し…\(^O^)/
初めましてが多いと思います、迷鎖と申します。
コメディ・ライトでも執筆しておりますが、夢小説も書きたいなあ、と思いまして。
初作品なので極力書きやすい作品と大好きな作品……と考えておりましたらD灰が出てきました。
キャラは濃いし、世界観は分かりやすいし、何と素晴らしい作品!(
こんな作者ですが、温かい目で見て頂いてくれると幸いです。
*◆Rule
・荒らし、チェーンメールなどはお断りしています。
・感想、アドバイスなど待ってます。
・ここは雑談をやる場ではありませんのでやらないでください。
・感想は二行以上書いて下さい。
・荒らしには反応しない様にしましょう。
・できる時に更新しますので、「更新して」と言うコメはお断りしています。
・流血表現、グロテスクな表現などがあると思います。承知の上読んでくださると幸いです。
*◆Menu
プロローグ**>>2
一話 羽を持つ者たち
1 >>3 2 >>4 3 >>5 4 >>6 5 >>7 6 >>14 7 >>15 8 >>16
*◆Visitor
・なさにえる 屡稀 みちる君 アリス 六 白夜 邪狼 秋空 夜琉 菜紅瑠
只今〔9〕名のお客様が来てくれました。
*◆Original character
オリキャラ >>12-13
オリキャラ用紙 >>1
オリキャラの人数が余ってしまったので、後2名だけ募集させていただきます。
ただし、ウィングで応募することを条件とさせていただきます。
後は先着順ですのでご了承を。
- Re: 白と黒と赤 【D灰】 オリキャラ募集 ( No.12 )
- 日時: 2010/01/22 20:34
- 名前: 迷鎖 ◆eVKFdGz9q2 (ID: xYJBB/ey)
- 参照: 記憶と羽と十字架がぶつかりあって、今、火花が散る。
オリキャラ発表①!
10日を過ぎてしまいましたが、オリキャラを発表させていただこうと思います。
では、ノアメンバーから!
・なさにえるさま
ノア——————————————
名前/読み【メイウェル・ガブリエール/そのままです】
年齢/性別【14/♀】
容姿【淡い金髪にハシバミ色の目。色白で小柄。
起こる時や我を忘れると瞳が金色になる。】
私服【白か黒のワンピース。常に血のついたウサギの人形を持っている。】
性格【無邪気で明るく、甘えん坊。遊びや悪戯が大好き。
残酷な一面も持っている。】
備考【みんなからメイと呼ばれる。
遊び好きで戦いも遊びと同一視しているのでほとんど本気を出さい。
人間もAKUMAも玩具にしていて飽きると容赦なく殺す。
趣味はティキ弄り、ロードとおしゃべり。
千年公にもらった人形を何よりも大事にしていて、とられたりすると敵に見境なくなる。】
メモリー
メモリー名/読み【戯/たわむれ】
武器【ない】
能力*
・触れた物の生命力を奪い取る。
・操り人形のように人、AKUMAを操る。
備考【頑張って活用してください←】
サンプルボイス*
「「お兄ちゃんたち弱すぎるよ…….全然遊びたりないもン」
「もう飽きちゃった….殺してもいい?」
「ワタシと遊ぼオ♪お兄ちゃん♪」
ノア——————————————
・屡稀さま
ノア——————————————
名前/読み【キル・エルウィン、ウェル・エルウィン/そのままでvv】
年齢/性別【二人とも15/二人とも♂】
容姿【キル→白銀色の綺麗な髪に深紅色の瞳。 ウェル→白銀色の綺麗な髪に深緑色の瞳。
現在はキルが深紅色と深緑色のオッドアイ。】
私服【キル→白色のYシャツに黒いネクタイ ウェル→白色のパーカーに青色のジーンズ】
性格【キル→冷静で無愛想 ウェル→温厚で明るい、どっちもノア特有の残酷さはある
キルはシェリルやティキと仲が良い。】
備考【12歳の時、二人とも覚醒。
しかし14歳の時、ウェルが14番目に手を貸し死亡。
その時14番目の半分とウェルの意思と記憶を受け継ぎ、キルとウェルが二人で一つの体となった。
体の主導権と外見はキル。ウェルの能力と記憶はほぼウェルが主導権を持つ。
14番目と違い、一族は裏切っていない(キルが体の主導権を持っている為)】
メモリー
メモリー名/読み【絶望・邪笑/ぜつぼう・じゃしょう】
武器【キルは時々ニ刀剣を使う】
能力*
・絶望→相手の視界を見えなくする+絶望感と孤独感を絶妙に与える(そして精神を壊す)
・邪笑→万物の時を操れる
備考【現在二人で一つだからキルがどっちも使えますw
あ、関係ないけれどどっちも何故かイノセンスの拒絶反応がありません】
サンプルボイス*
キル
「............お前等に俺は関係は無い」
「ティキ............また任務だ」
ウェル
「僕は............一族が好きだよ」
「ねぇ、キミは確か......あいつの宿主かな??」
ノア——————————————
・六さま
ノア——————————————
名前/読み【リグレット=ファイス/そのまま】
年齢/性別【21/女?】
容姿【腰まで届く長さの黒髪。後ろ髪を後ろで纏めて、横の髪はそのまま下ろしている】
私服【汚れて灰色になっている白衣に黒いシャツ、藍色のズボン。】
性格【ドSなマッドサイエンティスト。本人曰く「この世の全ては研究対象」。時々人を実験体をした非道な「実験」をしているらしい。】
備考【自分の目的を果たすためなら他人が死のうと怪我しようと壊れようと全く関係ない。目的さえ果たせば知らん顔。】
メモリー
メモリー名/読み【後悔/こうかい】
武器【ワイヤー、ナイフ】
能力*
・相手が「後悔」していることや忘れようとしている事を見、相手を幻覚で責めて精神を壊す。
・風と空気を操り、竜巻を起こしたり、相手を窒息させたり出来る。
備考【竜巻はほぼその場にいる全員を巻き込む為、そこにいると味方さえも巻き込む。】
サンプルボイス*
「……実験を始めましょうか?」
「…貴様らを解剖したくなってきた」
「くだらんな。研究者に実験体への情けなど必要ない」
ノア——————————————
続いてエクソシスト!
・アリスさま
エクソシスト——————————
名前/読み【九条アリス/くじょうありす】
年齢/性別【14歳/女】
容姿【腰ぐらいの長さの茶髪。目の色も茶色。身長148cm】
私服【スカート系は一切着ない。いつもズボンなどww重ね着が多いかも…?】
性格【ドSで本人気付いてないけど相当の毒舌家。超絶大食い。人見知りが少なく誰とでも話せる。目上の人や初対面の人にも敬語は使わない。ってか使えn(殴。普段温厚な性格のせいかキレたらリナリー以外止められない】
備考【神田が大好きでユウって呼んでいる。コムイが大嫌い☆行方不明の姉を探している。奏者の資格を持っている。実はレベル5と言う名のアクマの最終形態。(レベル5になった者はアクマとしての意識を持ったまま人間として生まれ変わる筈だが、一番始めにレベル5になったので失敗作だった)】
イノセンス
イノセンス名/読み【心ノ真偽/こころのしんぎ】
何型か(作ったのも可)【装生型】
外見【刀】
能力*
なs(殴
備考【装備型の様に普段から持っていなくても良い。発動させたら瞬時に現れる】
サンプルボイス*
「私は九条アリス☆よろしくねww」
「姉さんは…私の変なイノセンスが怖くて捨てたんだって…」
「ユウ大好きッ」
エクソシスト——————————
・白夜さま
エクソシスト——————————
名前/読み【イヴ・ダウストリア/そのままです】
年齢/性別【16歳/女】
容姿【肩につく茶髪に薄い赤の瞳。
身長は159センチ】
私服【白のYシャツに赤のネクタイ、赤の膝までのスカート】
性格【気が強く、しっかり者。
常に笑顔だが、機嫌が悪いときは怖い】
備考【ダウストリア家のご令嬢。
すごいお金持ちの家に住んでいた】
イノセンス
イノセンス名/読み【深紅ノ破片/しんくのはへん】
何型か(作ったのも可)【装備型】
外見【深紅の指輪。右手の薬指にある】
能力*
・巨大な鎌になり、光の速さで敵を切る。
・大きな盾にもなる。
備考【この指輪は大切な人からもらったモノ】
サンプルボイス*
「ダウストリアの名にかけて、絶対に破壊するわ」
「近寄らないでッ、ばか者!」←機嫌悪いとき
「だって・・・死にたくないじゃない」
エクソシスト——————————
・秋空さま
エクソシスト——————————
名前/読み【テッサイア・j・ロマーリオ】
年齢/性別【27/♂】
容姿【青髪のオールバックで精悍で面長な赤い瞳。団服は左が袖なしになっている。】
私服【至福は基本的に派手な色のビジュアル系。】
性格【不真面目だが分析的で仲間思い。照れ屋な所が有り他人の悪口を良く言う。】
備考【ロシア出身でソカロの弟子。音楽家の系譜。ロシアに一途な恋人がいる。】
イノセンス
イノセンス名/読み【爆走遊戯/ギャオンハーツ】
何型か(作ったのも可)【装備型】
外見【ダーツ】
能力*
・赤(炎)青(氷)黄(雷)のそれぞれの能力を持ったダーツ
・空中に浮かして複数を自在に操ったり相手の進行ルートに仕掛けて
相手が近付くと発動するトラップにしたり出来る。
その他,氷のダーツは氷の壁を造ったり氷で橋を造ったり出来る。
備考【黄色の雷のダーツが一番嫌い。理由は自分の体に黄色がないかららしいです(苦笑】
サンプルボイス*
「俺がいつお前の部下になったんだ?」
「馬鹿が…既に最初から俺の術中だったのさ」
「アレン・ウォーカーって言ったか?お前真っ先に死ぬタイプだな」
エクソシスト——————————
・みちる君さま
エクソシスト——————————
名前/読み【神野 アルス/かみの あるす】
年齢/性別【13/♀】
容姿【銀色の髪のした春の妖精『アリス』が肩にのっかっていて、青い髪の毛で少し緩く二つ結んでいる。眼の色はピンク色、夜でもよく見える】
私服【白とかピンクのゴスロリふくが多い、靴も革靴。魔法使いっていう感じの帽子を被っていることもある、ごくたまにブレザー姿で登場する。】
性格【大人しくて、自分にとにかく自信がない。泣き虫で気が弱い、自分をアピールするのが苦手でフレンドリーでもない。しかし天然な部分とか、まじめではない部分もあるため結局は謎っ子】
備考【過去に虐待やいじめに遭い、家出。一匹の妖精『アリス』と出会ってからは、様々な修行を積み重ねてきた。】
イノセンス
イノセンス名/読み【偽善ノ世界/ぎぜんのせかい】
何型か(作ったのも可)【結界】
外見【四角い形をしている事が多いが、デート中の場会(!?)ハート型になったりと気分によって変わる癖がある。しかし、これを直すことは出来ない。】
能力*
・敵が触れると感電して麻痺する
・普段は攻撃を吸収してしまう。攻撃がごくたまに跳ね返せる。
備考【どんな時でも使えるため、危険なときには便利でもある。】
サンプルボイス*
「私は・・神野アルスです。」
「怖いのですよ、逃げることが・・不幸に遭う事が」
「あ、敵だ・・」
エクソシスト——————————
- Re: 白と黒と赤 【D灰】 オリキャラ募集 ( No.13 )
- 日時: 2010/01/22 20:35
- 名前: 迷鎖 ◆eVKFdGz9q2 (ID: xYJBB/ey)
- 参照: 記憶と羽と十字架がぶつかりあって、今、火花が散る。
オリキャラ発表②!
ウィングウィング!(
・秋空さま
ウィング————————————
名前/読み【ゼクント・クライネジーク/】
年齢/性別【27歳/♂】
容姿【全く手入れされていない肩位までの長さの茶髪。顔立ちは堀が深くて丹精。
切れ長の瞳で赤と青のオッドアイ。タキシードを良く来ている。】
私服【赤のロングコート。】
性格【冷徹で仲間に対する思い入れが無く美意識が高い。弱肉強食が本懐。嘘吐き。】
備考【実は全てのウィングを殺したいと考えているやばい奴。雨の日が好き。】
カラー
カラー名/読み【蒼/アオ】
武器【爪】
能力*
・爪に水の刃を纏わせる。
・水の弾丸を出したり水素爆発させたり水を高速射出させレーザーとして使ったり出来る。
備考【周りの水量により技の威力が変わる。相手に水を絡ませ窒息させたりも出来る。】
サンプルボイス*
「俺が何時お前等を仲間だと言った。」
「下らん………下らなすぎるぞ貴様」
「殺されたいんじゃない。殺したいのさ♪」
ウィング————————————
ウィング————————————
名前/読み【七夜風危/しちや かざき】
年齢/性別【18/♀】
容姿【黒の長髪,紅の切れ長の瞳。色白で面長の綺麗な顔立ち。長身痩躯。】
私服【紫の派手な着物。】
性格【無機質な感じだが仲間意識はそれなりにある。
相手を破壊したいという衝動がある。冷静にして冷徹…真面目で弱者を嫌う。】
備考【読書が好きで読書の邪魔をされるときれる。】
カラー
カラー名/読み【紅/くれない】
武器【伸縮自在の剣。鞭のように使う事が可能。】
能力*
・相手に触れる事により相手の血の循環を逆転させその部分を破壊する。
・相手の血を吸血(因みに口で噛んで)しそれを武器にする。
血を凝固させて雨を降らせたり剣にしたり盾にしたり血の波を発することも出来る。
因みに吸血した血の量により出来る技の威力や範囲は決まる。
備考【自らの体に出来た傷を自己再生しすぐ防ぐ事が出来る。不死身に近い。】
サンプルボイス*
「………名乗る必要があるのか?」
「私は霧…何処に存在するのかも分らない様な世界のゴミクズ。」
「接吻された位で赤面とは初心な事だ。」
ウィング————————————
・六さま
ウィング————————————
名前/読み【ユトラス=レトフォリア/】
年齢/性別【20歳/女】
容姿【床まで届く長さの白銀の癖っ毛を腰の辺りで纏めている。目は右が白。左が緋色。右目は殆ど見えていない為、包帯に隠されている。いつも藍色のマフラーをしている。かなりの童顔。(身長158cm)】
私服【黒いロングコートに紺色のズボン。】
性格【無口で大人しく、一言か二言しか話さない。その上常に無表情で、真意が読み取れない。
敵に対してはかなり冷酷非情。】
備考【原因不明の強い破壊願望に支配されていて、隙あらばその場にある(生物含む)全ての物を破壊しようとする。口調はやや拙い。】
カラー
カラー名/読み【漆黒/クロ】
武器【沢山の鎖と黒い両刃の片手剣】
能力
周囲を闇に包み、何も見えなくさせる(視界が自由なのは自分だけ)
触るだけで物を破壊出来る(生物含む)備考【闇に包むのは自分が敵だと認識しているモノだけ。
一方、破壊の方は時折制御不能になる事がある。】
サンプルボイス
「必要………ない………」
「………“バイバイ”?」
「………そろそろ、死んで………」
「皆………嫌い。大嫌い」
ウィング————————————
・邪狼さま
ウィング————————————
名前/読み【ウルフ・ギネス/うるふ・ぎねす】
年齢/性別【26/♂】
容姿【寝癖で髪がはねまっくている。左目に眼帯をしている。右目は澄んだ緑色の瞳】
私服【白いYシャツに黒いネクタイをつけている。黒い長ズボン】
性格【めんどくさり屋。だが自分が面白いと思ったら即参加。切れると敵味方関係なく攻撃を始める】
備考【いつも寝ている。この頃は寝ながらも動けたりしゃべれるようになった。本気になるまで寝ていることが多い。】
カラー 灰色
カラー名/読み【灰/グレイ】
武器【心】
能力*
・相手と心と心をつなぎ合わせて相手を自由に操れるようになる(生きているものだけ)
・相手の心を読み、相手にとって一番嫌な思い出を頭の中に流れさせ、気絶するまで流せ続ける。
備考【いつもは動物にかけて偵察や監視などをしている。】
サンプルボイス*
「……ぐぅ、ぐぅ……」
「めんどくさいな……」
「もう、そいつは俺の道具だぞ?」
ウィング————————————
ウィング————————————
名前/読み【カウス/かうす】
年齢/性別【21/♂】
容姿【21のくせにかなりの童顔。15じゃないのか?って聞きたくなるくらい。チビ。145くらい?】
私服【黒のロングコートを着ていて、フードを深くかぶっている。長ズボンをはいている】
性格【童顔のわりには、クール。あまりしゃべらない。けど、人がいじめられているのを見ると一緒にいじめに入る。いわゆるドS。】
備考【なぜ、そんな場所からでてくるの!って場所から出現】
カラー
カラー名/読み【邪悪/じゃあく】
武器【瞳】
能力*
・瞳が黒く変化し見たものを違う世界に連れて行く。そこで相手がもっとも嫌いとするものと戦わせる。
・幻術を見せて相手の精神を殺す。
備考【いつもはフードを深くかぶっているので瞳は見えない】
サンプルボイス*
「…………」
「……俺もやる……」
「……闇に落ちろ……」
ウィング————————————
ウィング————————————
名前/読み【邪鬼/じゃき】
年齢/性別【19歳/♂】
容姿【紅色の髪に深紅の瞳。結構大人びた顔】
私服【紳士服にマフラー】
性格【子供のような無邪気な性格。でもたまに殺人衝動が出る。けど仲間は大切にするタイプ】
備考【19歳だが26歳ぐらいに見える】
カラー 紅
カラー名/読み【真紅/しんく】
武器【飼っている鷹。紅色の鷹。】
能力*
・動物に自分の力をわけ闘わせることができる
・体を炎で包み、ナイフのように相手を切り避けれる。
備考【鷹の名前は斬】
サンプルボイス*
「俺の名前は邪鬼!よろしくな!」
「俺の力をお前に分けてやろう」
「お前は俺の仲間だ!」
ウィング————————————
となりました。当選した皆様、おめでとうございます!
さて、後2人だけ枠が余っておりますので、もっかい募集させていただきたいです。
※1人だけはスレ主が用意します。
- 一話 羽を持つ者たち ( No.14 )
- 日時: 2010/01/22 20:38
- 名前: 迷鎖 ◆eVKFdGz9q2 (ID: xYJBB/ey)
- 参照: 記憶と羽と十字架がぶつかりあって、今、火花が散る。
「うっわぁ……凄いね。ノアにしろイノセンス暴走にしろ、こんなに凄いわけ?」
「そう、ね……」
ディオスが、木も無い、草も無い、風の吹く荒地を見渡して言うと、リナリーが悲しそうに、寂しそうに言った。
イノセンス暴走ではスーマンのこと、ノアならば方舟の時のことを思い出して、落ち込んでいるのだ。
「顔……上げないの」
「え?」
俯いているリナリーに一人の少女が声をかけた。
白銀の髪を腰くらいに纏めていて、少し癖っ毛が目立つ、左目が緋色で右目に包帯を巻いている少女。
服は、黒いロングコートの下に黒のセーターと紺色のズボンを着ていた。彼女の名前は、ユトラス=レトフォリア。
「ユトラス……レトフォリア。ユトって呼んで」
ユトラスはそう言ってリナリーが返事を返すのを待っていた。リナリーは唖然としていて、ディオスはユトラスをじっと見ていた。
それもそうだろう。ノア襲来か、イノセンス暴走した荒地になったこの地に、人がいるわけがない。それも、少女が。
ディオスとリナリーはユトラスがノアなのだろうか、と考えるが、襲わないのが不思議であるので黙っていた。
リナリーの返事を待っているユトラスの白銀の髪は静かに吹く風になびいた。
「……どう、したの」
「ううん、なんでもないわ。ユト、ね。私はリナリー・リー。リナリーって呼んでね」
リナリーは、ハッとしたように、笑いながら言った。苦笑いしながら。
「わたし……そろそろ、行かないと……」
ユトラスは、そう言って漆黒の翼を出して空に消えていった。
- 一話 羽を持つ者たち ( No.15 )
- 日時: 2010/01/22 20:38
- 名前: 迷鎖 ◆eVKFdGz9q2 (ID: xYJBB/ey)
- 参照: 記憶と羽と十字架がぶつかりあって、今、火花が散る。
「襲わなかった……?」
リナリーは、ユトラスを見上げた後、不思議そうに、不安そうに言った。
ノアならば、敵のエクソシストを殺そうとするはず。彼女には殺気も何も無かった。外見は、ただの人間の少女だ。
「……リナリー、さっきのあれ、人間なのに羽だしてた?」
しばらく黙っていたディオスが、言った。ディオスは、殺気の無いユトラスを人間、ととったのだ。
「! でも彼女は……」
「そう。ノアでは無かった。特別な“人間”なのかもよ」
「特別な……?」
「そ、特別な。それがなんなのかはわたしにも分からないけど」
ディオスはそう言いながら、人差し指を立てて、リナリーにウインクして笑った。
「さて、どっか行こうか?」
「え?」
「だって、このままじゃ何があったか分からないじゃん」
ディオスの一言に、リナリーも賛成したようで、「ソウネ」と微笑みながら言った。
その瞬間。ディオスの胸に真っ黒な槍の先端のような物が刺さった。
その胸からは、赤い液体が流れる。
「ふははっ、やぁっとおでましだね? ……お前は誰だ。リナリーの体をなぜ使っている」
ディオスは笑いながら言った後に、外見はリナリーの、誰かを見つめた。いや、正確には睨んだの方が正解なのかもしれない。
「げっ、クロネの奴、バレバレじゃないか……」
リナリーの周辺に、煙がたった。煙が消えると、リナリーが消えて、紫色のローブを着た、水晶玉を持っている子供がリナリーの代わりに立っていた。
「……リナリーは?」
ディオスは、辺りを見渡した後、子供を睨みながら言った。その子供は、ディオスの質問に笑いながら答えた。
「嗚呼。君ノ友達ニ“人質”ニナッテモラッタヨ」
- 一話 羽を持つ者たち ( No.16 )
- 日時: 2010/01/22 20:39
- 名前: 迷鎖 ◆eVKFdGz9q2 (ID: xYJBB/ey)
- 参照: 記憶と羽と十字架がぶつかりあって、今、火花が散る。
「嗚呼。君の友達に人質になってもらったよ」
子供は、かぶっているフードを取り、顔を見せながら真顔で言った。
その姿は、紫色の大きな目に、黒髪で一つくくりにしている、女の子。黒いオーラを纏った、女の子なのだ。
「人質ねぇ……用件はなんだよ。できることなら教団に頼むさ」
ディオスは、刺された胸が痛いのか、座りながら少女の言ったことを聞き、笑いながら言った。
少女は、ディオスの言葉を聞いて、ニヤッと笑いながら、「流石だねぇ? 物分りがいい」と言った。
その後に、
「簡単さ。君に協力してもらいたい。そしたらあの嬢ちゃん、返すよ?」
「言ってくれるね……うん、やる」
少女が言うと、ディオスは唇を噛み締めて言った。その表情は、とても苦い表情だった。
そして、しばらく黙ったままだったディオスは、口を開いて、「リナリー、ごめん……」と呟いた。
一方教団では——。
「んうっ!?」
食事中の白髪の少年——アレン・ウォーカー、通称アレンが奇声を出した。左目に異常が無いため、AKUMAを察知したとは思われない。
その奇声を聞いた肩につく、茶色の髪の少女、イヴ・ダウストリア。通称イヴが、「アレン、どうしたのよ?」と声を掛けた。その後にアレンが、
「いや……何か悪いことが起きそうで……」
と不安げに言った。その瞬間。「アレンー。ユウ知らなーい?」と言う声が聞こえてきた。
その声の主は九条アリス、通称アリスと呼ばれている少女であった。
「ユウ? 嗚呼、神田のことですか。僕は知りませんけど……またどこかで修行でもしてるんじゃ」
「そ・れ・が! 居ないの! どこにも居ないから言ってるんでしょ!」
「え……?」
そこに居るアリスを除くエクソシスト全員同時に言った。神野アルス、イヴ、ラビ、そしてアレン。
ディオスとリナリーは二人一緒の任務、チャオジーとテッサイア・j・ロマーリオ、通称テッサイアは、単独任務。元帥方々はイノセンス探しに向かい、そして行方不明中の神田は勿論、今は居ない。
「まっさかぁ、ユウのことだから迷子になってるに決まってるさぁ」
と「冗談言うなよ」と言いたそうに笑いながらラビが言うと、皆が「ああ、やっぱそうだよ」と言いたげに話す。アリスが「甘い、甘いよ! 皆!」と言った。
その言葉に、全員が振り向いた。
「ユウがいくらなんでも迷いやすいからって、自分の暮らしてる場所を忘れるわけがないって!」
そこに居るエクソシストは、納得して少し黙る。
「ひっとりーつれられみんなはさわぐー」
教団の大きな天井に、楽しげで、小さな声が聞こえた。自分の倍ある影を連れた、小さな影が一つあった……。