二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 永久の残像 【REBORN】
- 日時: 2009/12/29 21:04
- 名前: まゆか (ID: TEX5izSi)
初めての方もそうでない方も、初めましてw
ゴミ小説を生み出す常習犯、 まゆか と申します←
最近は、REBORNの小説も全部 消えてしまって・・・・・・・。
本当は、「もう書くのを止めようか」とも思ったんですが、またまた立ててみました;
この小説だけは、消えたとしても最期まで書きたいと思ってます!
念のため言っておきますが、タイトルは【永久(とわ)の残像】ですので;
イメージソング↓
http://www.youtube.com/watch?v=RgUIe-DO1y8&feature=related 【Crying Air】
注意
・私が嫌いな方は、読まないで下さい。
・荒らしなどの行為は、 絶 対 に禁止です。
・REBORN嫌いは【戻る】をクリック!(
*目次*
プロローグ >>1
第1夜 >>2 第6夜 >>12
第2夜 >>5 第7夜 >>
第3夜 >>6 第8夜 >>
第4夜 >>10
第5夜 >>11
†お客様†(友達は☆)
音賂☆ 梨瑚☆
風梨☆ 桜☆
秋空☆ ゆずき☆
黒羽☆ 夜流☆
葛端☆
- Re: 永久の残像 【REBORN】 ( No.5 )
- 日時: 2009/12/29 20:24
- 名前: まゆか (ID: TEX5izSi)
+第2夜【Rabbia inaspettata】+
「あぁ!?絢浪 雛?....................そんな奴が来るなんて、聞いた事ねぇぞぉ」
そう言いながら、スクアーロは訝しげに雛を見つめた。
その様子を眺めているベルとフランも、微かに首を傾げている。
どうやら誰も、新しいヴァリアー幹部の事を知らないらしかった。
————————————————まぁ、どうでも良いが。
「お前達が知っていても知っていなくても、私には関係ない。そもそも、ボスに聞く方が先決じゃないのか?」
態度に問題はあるかも知れないが、スクアーロも〝ボスに聞く〟と言う案には納得したらしく、
早足で廊下の奥へと消えて行った。
そして、後に残された雛・ベル・フランの間に、重い沈黙が流れる。
ベルとフランは興味深そうに雛を見下ろしており、一方の雛は無感情にベルとフランを見上げているだけ。
と、その時———————————ベルが、小さく呟いた。
「アイツ................................何か、マーモンに似てるかも」
———————————————〝マーモン〟
その名前を聞いた瞬間、雛は微かに肩を震わせた。
だが、それに気付かなかったのか、フランは不思議そうに口を開く。
「マーモン.................って、確かミーの前任の人ですよねー?」
「あぁ。何か、アイツと雰囲気みたいなのが似てる気がする」
そう言って、柵に頬杖を付いたベルは——————————————不意に、自分の髪を掠ったナイフに、目を見開いた。
後ろの壁に、〝ドスッ〟と言う生生しい音で、ナイフが突き刺さる。だが、ベルは数秒の間、動く事すら出来ないほど衝撃を受けていた。
それもそうだろう。天才と言われるほどのベルが、動く事すら出来ずに攻撃を受けたのだ。
——————————しかも、自分の愛用するナイフによって。
「おー.................もしかしたら彼女、ベル先輩よりも強いかも知れませんねー」
「っ!?.......................マジでアイツ、何者だよ................」
フランの呟きでハッと我に返ったベルは、流石にフランの言葉を否定する事が出来ず、代わりにポツリと呟く。
一方の雛の方はと言うと、凄まじい殺気を放ちながら、呆然とした様子のベルを見つめていた。
「........................今度その名を口にしたら、お前を灰にしてやる」
そう言った、雛の瞳は—————————————まるで人間とは思えないほど、冷徹なものだった。
続く。。。
タイトルの意味【不意の怒り】
- Re: 永久の残像 【REBORN】 ( No.6 )
- 日時: 2009/12/29 20:25
- 名前: まゆか (ID: TEX5izSi)
+第3夜【Un evento serale】+
しばらくして、スクアーロが頭を押さえながら、早足で戻って来た。
————————————————確かボスは、すぐに物を投げるとか。
「う゛お゛ぉいっ!ボスに確認してきたぞぉ。どうやらコイツは、正真正銘の新人らしい」
「.....................で、これからどうすれば良いんだ?」
「とりあえず、今日はもう寝とけぇ。話は明日、ボスからされるだろぉ」
そう言うとスクアーロは、廊下の奥へと去って行った。その後ろ姿を見送った後、ベルとフランも早足で去って行く。
広い空間に、ただ一人 残された雛。 ゆっくりと歩き出すと、自分の足音だけが反響して聞こえて来る。
———————————————雛には それが、とても心地良く感じた。
「今日から私も...................ヴァリアー幹部、か」
無意識に呟いた自分の言葉が、酷く心に突き刺さった。
********************
「...................これは、アイツの嫌がらせか?」
静まり返った廊下を歩きながら、雛は小さく呟いた。
「寝ろ」と言われたものの、肝心の寝る場所を教えられなかったのだ。
〝もしかしたら、自分の部屋があるのかも知れない〟と思い、こうして歩き続けているわけだが——————
いくら歩いても、同じような部屋が並んでいるだけ。
「このままじゃ、夜が明けるな................この際、廊下で寝るか?」
そんな事を考えながら、俯きがちに廊下を進んでいた時。
ふと、前方を〝何か〟が横切った気がして、雛は顔を上げた。
「あれ?..............雛さんじゃないですか。何してるんです?こんな所で」
目の前に居たのは、不思議そうな顔をしたフランだった。
後ろの部屋から出て来た所を見ると、どうやらここが自室らしい。
——————————————隠す程の事でもないか。
「寝ろと言われたんだが、寝る場所が分からなくてな」
「.......................って事は、あれからずっと起きたままなんですか!?」
「?...............そうだが?」
雛の言葉に、フランは驚いた表情を見せた後、「今、朝の3時ですよ!?」と口を開いた。
つまり、3時間は歩き続けていると言う事だろうか。
——————————————いったい、どれだけ広いんだ?ヴァリアー本部は。
そう思っていると、不意に腕を掴まれ、グイグイと引っ張られた。
パタンッと扉が閉まる音がしたかと思うと、目の前には、朝日によって微かに明るくなった部屋。
「雛さん、寝ないと体 壊しますよー?仕方ないんで、ミーの部屋で寝て下さい」
フランにそう言われ、雛はやっと状況を理解した。
そして、素早く部屋を出ようとしたが、フランによって手を掴まれる。
「...................どこ行くんですか?」
「........っ...........私は別に、寝なくても平気だ!良いから、手を離せっ!」
「いや、寝ないとダメですって。..............大丈夫ですよ、ミーは違う所で寝ますから」
どうやっても引かない様子のフランに、雛は小さく溜め息をつくと、壁際の方へと歩き出した。
そして、不思議そうに首を傾げるフランの方へと、振り返って一言。
「毛布か何か、貸してくれないか?」
その言葉で意図を察したフランは、どこからか毛布を取り出し、雛に向かって投げた。
一方の雛は、それを受け取ると壁に寄り掛かり、静かに目を閉じる。
「まぁ..................一睡もしないよりは、マシですよね」
そう言ったフランが、微かに笑ったような気がしたが—————————あえて雛は、何も言葉を返さなかった。
—————————————ヴァリアー幹部にも、お節介な奴が居るものだ。
そんな事を思って雛が小さく笑みを浮かべた事など、フランが知るはずもなかった。
続く。。。
タイトルの意味【夜の出来事】
- Re: 永久の残像 【REBORN】 ( No.7 )
- 日時: 2009/12/29 20:27
- 名前: ゆずき (ID: JryR3G2V)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14994
まーゆっ
そういえばこれって恋愛?
違うっけ?
ガンバだぞ!
- Re: 永久の残像 【REBORN】 ( No.8 )
- 日時: 2009/12/29 20:40
- 名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
- 参照: http//www.kakiko.cc/novel/novel3/inndex.php?mode=view&no=14871
初めましてですかね??
夜琉です〜。
ヨルーとか呼んでください〜。
- Re: 永久の残像 【REBORN】 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/29 20:59
- 名前: まゆか (ID: TEX5izSi)
ゆずき>>
うーん・・・・一応は恋愛・・・なのかな?(
まぁ、シリアス+恋愛系って感じだよ;
ありがとうww
夜流さん>>
え、あ?・・・あっ、初めましてです!←
はい^^
私の事もタメ&呼び捨てで良いですよ☆
では♪
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