二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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涼宮ハルヒとボーカロイド
日時: 2010/04/01 10:41
名前: *莉緒* (ID: L1jL6eOs)

ハルヒとボカロのコラボ書きます!
最近ボカロブームなんで…。
KAITOとミクが好きすぎてw
特に曲のイメージとかないけど、適当にまぁ恋愛要素も含むかな。
どっちかって言うと、カイト→ミクが最初!
その先は読んでからのお楽しみってヤツですw

まあ、気楽にお願いします

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Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.7 )
日時: 2010/03/25 16:49
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

>クレイアさん
ありがとうございます!
頑張ります!

わたしもこういうコメントめちゃめちゃ嬉しいですっっ!

Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.8 )
日時: 2010/03/26 15:49
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

 私たちにとってある意味すごい人と、初日にも関わらず認識させた涼宮さんだけど、しばらくはおとなしくしていた。これがきっと、嵐の前の静けさって言うんだろうなぁ。
 この学校は、市内の4つの学校から生徒が集まっている。東中もそのひとつだから、学校が同じだった人は、これが何かの前兆だと解っていたのかもしれない。
 でも私は学校が違かったから、なんとなく、気分で、ある日、涼宮さんに話しかけてみた。
「ねぇ、涼宮…ハルヒちゃんだよね?」
「そうだけど、何の用よ」
「自己紹介、すごかったね」
「自己紹介って?」
ホントに解らない訳ではなさそうだ。
「えっ…と、宇宙人がどうとか、未来人がどう、とか言うヤツ」
「あなた、未来人なの?」
「ち、違うけど…」
「違うけど、何よ」
「私もそういうの興味あるから、話し合うかなって」
ちらっと席の方を見ると、快斗がゲッて顔してこっちを見てる。私は私で快斗に向かって別に良いでしょ、と舌を出してあっかんべーをした。
「へぇ…。UFOとか、みたことあるの?」
「見た事は無いかなぁ。心霊写真とかならあるけど」
「…それ、明日持って来なさいよ」
私は瞳(め)を見開いた。あの涼宮さんが、私の話に耳を傾けるとは思って無かったから。
「うん!絶対持ってくるね。ハルヒちゃんは何か無い?」
「あたしは無いわ。好きだけど、巡り合わせが悪いの。仕方ないでしょ?そういうのは運ってヤツなのよ」
「そうだね。持ってなくても当然だよ」
そう言って私はハルヒちゃんの席から離れた。意外と可愛い娘なのかもしれないな。席に戻ると、快斗がふてくされた顔をして私を見ていた。気に喰わないと行った様子だ。
「どうしたの?」
「別にー。何やってんだ、お前」
「え?可愛い娘だし、仲良くなれたら面白いかなって、ね?」
「…そーかよー」
どうしたんだろう?私何にも快斗にしてないはずだよね。まぁ、良いか。気分の問題かな。でも少し気になる…。少しすると、学級委員長の朝倉涼子ちゃんがやって来た。
「ねえ、どうやって、涼宮さんと話したの?」
「え、別に特に何も…」
「このまま涼宮さんをクラスに引き込めるようによろしくね?キョン君にも頼んどいたわ」
「わ、解った…」
いきなりのことに驚いて私は曖昧な返事をした。快斗はまた変な顔をして私を見る。
「ほどほどにしとけよ。変なヤツと関わるのも。未来は巻き込まれやすいんだからな」
なんかお父さんかお兄ちゃんに怒られた気分…。何をそんなにクラスメイトに心配してるのかなぁ。
 
 ハルヒちゃんは、前の席の男の子、確か、キョン君とも話していた。席替えをしても、またハルヒちゃんはキョン君の後ろ。なんかの運命かな?私も快斗の隣になったけど。

Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.9 )
日時: 2010/04/02 09:01
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

 一体なんでこうなったのか。これは涼宮ハルヒにしか解らない。きっと。私はそう思ってる。

 そんな日の英語の授業中。ハルヒちゃんは、とんでもないことをした。ハルヒちゃんは、キョン君の襟をつかんで、引っ張ったのだ。しかも、キョン君は机で頭を強打。
「何しやがる!」
キョン君は立ち上がって振り向きハルヒちゃんに抗議をしようとした。そんなことも気にせずにハルヒちゃんは。
「気がついた!」
と100万ワットの笑顔で言い放った。遠くから見ても解るくらい唾を飛ばして。
「どうしてこんな簡単な事に気がつかなかったのかしら!」
ハルヒちゃんの笑顔は白鳥座のα星のような輝きになった。
「何に気づいたんだ?」
「ないんだったら自分で作れば良いのよ!」
何のことだかさっぱり解らない。
キョン君は打撲部をさすりながら、
「何を」と答えた。
「部活よ!」
なるほど。ハルヒちゃんは退屈のあまり、自分の部活を作りたいって訳ね。
「そうか。そりゃよかったな。ところでそろそろ手を離してくれ」
「なに?その反応。もうちょっとあんたも喜びなさいよ、この発見を」
ハルヒちゃんは授業中にも関わらずテンションをどんどん上げていった。
「その発見とやらは後でゆっくり聞いてやる。場合に寄ってはヨロコビを分かち合ってもいい。ただ、今は落ち着け」
「なんのこと?」
ハルヒちゃんはトンチンカンなことを言った。
「授業中だ」
キョン君はすっかり戸惑っている大学出たての英語教師と口を大きく開けて自分の方を見ているクラスメイト達に手を前に出して授業を進めるよう合図を出した。

 新しいクラブ?面白いのかな?なんか…楽しみかも。

Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.10 )
日時: 2010/04/01 10:47
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

>No.8

ミクはまだまだ鈍感だなー、と思いつつ、書いた!
ミクは鈍感じゃダメ!って方ごめんなさいーっっ!
ハルヒたちはいつも通り。リンレンはなかよし双子かな。
もしかしたら、キヨテル(ボカロ先生)も出すかも?

Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.11 )
日時: 2010/04/02 09:18
名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)

〜第2章
 その日の休み時間。私はハルヒちゃんのところへ行った。
「ハルヒちゃん!」
「初音…未来だっけ?」
「うん。未来って呼んで?」
ハルヒちゃんは不機嫌そうな顔を少し緩めて言った。
「未来にも部活作り、協力してもらうわ」
「え?キョン君じゃ足りないの?」
「いいから、入りなさい!後で話があるからっ!そんで、なんか用?」
ハルヒちゃんは肝心な事に気がついていなかったようだ。
「この前の心霊写真だよ」
「あ、それね!どれどれ?」
ハルヒちゃんは真剣に私と快斗、凛ちゃん、怜くんが映った写真を眺めた。
「これよね?」
私は頷いて、ハルヒちゃんの持つ写真を除いた。もう何度見ただろう。この写真。凛ちゃんと怜くんの近くに白い顔みたいなものが映っている。なんか2人仲が良いし、羨ましいのかなって思って捨てられなかったんだよね。パッと見ると怖いけど、よく見ると可愛いというか…。
「ありがとう!面白いものを見せてもらったわ!」
「喜んでもらえて嬉しいよ。またなんかあったら見せるね!」
「ええ。頼むわ」
そう言って私は自分の席に戻った。次の授業は…数学かな。休み時間は凛ちゃんに教科書を貸さなくちゃいけないし、その準備もしておこう。

 しかし、予定は狂った。私は、次の休み時間に、ハルヒちゃんにキョン君と連れられ、旧館と呼ばれる部室棟に連れてかれた。階段を一段飛ばしにどんどん進み、美術部の倉庫の前でハルヒちゃんはキョン君のネクタイを掴んでいった。
「協力しなさい」
どう見てもカツアゲの状態でキョン君は返事をする。
「何を協力するって?」
「あたしの新クラブ作りよ」
ハルヒちゃんとキョン君はしばらくもめた。そのあとハルヒちゃんはこういった。
「キョン、未来いい?あたしは部室と部員を確保するから、キョンは学校に提出する書類を集めなさい。ミクは良いわ。まだね!」
そう言うと「うん」とも言わさずハルヒちゃんは階段を駆け下りていった。
「初音…どうすれば良いんだ?」
「解んない…。キョン君はどう思う?」
「何かあったら全力でとめるしかねーよな」
「そうだね!先生とかに怒られないといいけどっ!点数下がっちゃうもん」
私は苦笑いでそういい、キョン君と教室まで戻った。


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