二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 涼宮ハルヒとボーカロイド
- 日時: 2010/04/01 10:41
- 名前: *莉緒* (ID: L1jL6eOs)
ハルヒとボカロのコラボ書きます!
最近ボカロブームなんで…。
KAITOとミクが好きすぎてw
特に曲のイメージとかないけど、適当にまぁ恋愛要素も含むかな。
どっちかって言うと、カイト→ミクが最初!
その先は読んでからのお楽しみってヤツですw
まあ、気楽にお願いします
- Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.2 )
- 日時: 2010/03/16 16:25
- 名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)
〜プロローグ-未来side-
4月。暖かい春風と共に、私は、県立北高校に入学した。レベルは高くないし、まぁまぁ無難な高校だ。問題なのは、学校までが長い坂道ってこと。自転車なんかじゃ絶対無理。
「おーいっ、未来ーっ」
「あ、快斗ー」
小学生の頃から同じクラスの快斗が走ってこっちにやってくる。
「おはよ」
「おはよう。クラス、どうだろうね?」
私は快斗に聞いてみる。不意を打たれたかのようにはっ、となって私を見てくる。
「また一緒じゃない!?」
おどけて答える快斗。私はこんな時間が嫌いじゃない。
駅のホームに入ると、同じ制服を着た女の子がいた。それもすごく美人なのに、仏頂面で。
「あの娘、可愛いね」
「まぁ、きれーだよな」
第一志望校に落ちちゃったのかなぁ。一人だし、友達がいないのかな、だと良いんだけど。それにしても、カチューシャにリボンがついてるなんて珍しいな。あの娘にすごい似合ってるし。
- Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.3 )
- 日時: 2010/03/24 16:09
- 名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)
入学式は、体育館で行われた。クラス表に書いてあるクラスの席に出席番号順に座っていく。私と快斗は5組だった。はじめねとはつね、だから、私たちの出席番号は隣だった。
「ねぇ、あのキレーな娘、同じクラスだよ!」
「やっぱ怖い顔してんなー」
入学式は、校長と学年主任の話等がぐだぐだと続く。終わったときの私たちはもう疲れてしまった。また教室でも自己紹介とかしかしないんだろうな。1日目はどんな学校でもうんざりするものだ。多分。私の経験では。
でも、私の推測は間違っていた。もちろん1年5組全員、いや、ひとりの女の子を除いてが思っただろう。
——こんな人がいるとは思わなかったと。
- Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.4 )
- 日時: 2010/03/24 16:35
- 名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)
〜第一章♯01
教室は、意外と狭く、県立高校ならではと思えるような部屋だった。見知った顔も結構いる。私は、何を言うかを考えながら、先生の自己紹介を聞いた。
先生は、岡部といい、ハンドボール部の顧問。ハンドボール部は部員が少ないから、入部したらすぐレギュラーは決定、とか、自分のハンドボール歴とかについてひとしきり語ったあとに、なにか質問が無いか聞いて、ないようだから出席番号一番から順に自己紹介、と言った。
私は、何を言おうか考えながら、他の人の話を聞いた。みんな、好きな食べ物とか、好きな教科とかを適当に言って座っていく。私は、音楽が好きだから、それを言うつもりだ。
その時、私は死ぬまで忘れられないような人に出会った。
- Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.5 )
- 日時: 2010/03/25 16:24
- 名前: *莉緒* ◆t2Fwfd0vJs (ID: L1jL6eOs)
自己紹介が、「す」で始まる名字の人になって、2人目。さっきの綺麗な女の子が椅子から立ち上がった。その人の自己紹介は、一生で一度も聞かないのが普通のような自己紹介だった。
「東中学出身、涼宮ハルヒ」
ここまでは、まあ、普通だと思う。初対面に敬語じゃないのはどうかと思うけど。
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
最初は耳を疑った。私が聞き間違えたんじゃないかって。周りを見ると、クラスのみんなが目を見開いて涼宮さんを見ている。快斗も同じだ。
涼宮さんは全体を睨んだあと、前の席で後ろを向きながらあんぐりと口を開けている男の子をキツく睨みつけて座った。
「あー、次の人、頼む」
30秒ぐらいの沈黙のあと、担任岡部先生が次の人を指して、クラスは、また元に戻った。
私は思いたい。この出会いは、ただの偶然なのだと。
- Re: 涼宮ハルヒとボーカロイド ( No.6 )
- 日時: 2010/03/25 16:30
- 名前: クレイア ◆PT5MXLpFOU (ID: CkThpPJM)
はじめまして!クレイアといいます!
私、ハルヒもボカロも好きなんでこういう小説嬉しいです!
頑張ってくださいねっ
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