二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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一般人からアイドルへ〜私はボーカロイドを歌う〜(オリキャラ募
日時: 2010/04/03 19:27
名前: 彩香 (ID: F35/ckfZ)

「ねぇ、君!」
「はい?」
金髪でチャラチャラした感じの人だからナンパかなと思って、そうだったらお断りするつもりだった。
「可愛いね!アイドルやってみない?」
「はい?」
私は紅獄城美麗。紅獄城なんて立派な名字だけど、普通の一般人。
「可愛いのにもったいないよ!オシャレに全然興味なさそうで…。しかもノーメイク!それでもこの俺が可愛いと思ってるんだから100年に1度の逸材…。いや、1000年に1度の逸材だよ!」
流石にちょっとカチンときた。まぁ、ただの白いTシャツに普通のジーンズじゃそう思われたって仕方ないけど…。
「じゃあさ、明日までに決めてよ!それまでに家の人と相談してみて!」
「私…。親はいません」
私が4歳の頃に死んでしまって、それからは親戚の所にお世話になってそれから、今は独り暮らしでアルバイトをしてお金を稼いでいた。
余計なものなんて買えないからオシャレもお化粧もしていない。
「えっ?お金は?生活費とか…。食糧代とか…」
それから他にもまだ色々言っていた。
「アルバイトして何とかやっています」
「それなら絶対にアイドルやりなよ!給料も絶対こっちの方がいいから!」
「…」
私みたいなのが本当にいいのかな…。
「それに…。今は何もなくて寂しいでしょ?アイドルになれば仲間だってできるし、家族みたいに仲良くなれるよ?」
「…」
家族…。ずっと私とは関係ないと思っていた言葉。天涯孤独な私を受け入れてくれるの?皆そう?きっと誰かは私を蔑み笑うでしょう?…。学校と同じように。
「まぁ、一回おいでよ。今はヒマ?」
「はい、特に何も」
「じゃあおいで。仕事見せてあげるから」
それから金髪の人の車に乗せてもらった。赤いオープンカーでかなり派手だった。
「俺は金城誠。君は?」
「…。紅獄城美麗です」
「へぇ、美麗ちゃんか。紅獄城ってすごい名字だね」
「別に名家でも何でもないですよ」
「ふぅん」
「さぁ、着いたよ」
「有難うございます」
「今まで思わなかったけどさ、デカいね」
「174㎝あって…。大女って笑われますよ」
「モデルもやれるんじゃない?顔も小さいし目力あるし」
そんな会話をしながら事務所の中に入れてもらった。

「金城誠のお出ましだー!こっち向けー!!」
今までやっていた仕事をピタっとやめ、皆が金城さんに注目する。
「今日から新しい仲間の紅獄城美麗ちゃんだ!仲良くしてやってくれ!」
「可愛いー!」とか「キレー!」とか大反響だ。やっぱり俺って天才?
「はい!?」
まだ「やる」なんて一言も…。
「ウチも人手不足でね。っつーことで頑張ってね♪」
「…」
地獄に落ちたみたいですよ…。いきなりこんなことになるなんて…。

クリックthank you!!私は彩香さやかと言います!
まずは私のことを知ってもらいたいので、自己紹介をします。

名前 彩香さやか
性別 女
年齢 11歳(小学5年生。今年6年です!)
性格 馬鹿。気まぐれ。大雑把。
一言 ↑みたいな性格で挫折してしまうかもしれないけど、それでも頑張って書きます。応援よろしくお願いします!

こんな感じです。本当にすごく馬鹿で漢字が大の苦手です。誤字脱字があったら遠慮なく教えて下さい。
こんな彩香ですが、一応ルールは決めてありますので、それは守って下さい。

♪ルール♪
①人を傷つけることは×
②大変駄文で亀並み更新です。それでもOKな人はどうぞ
③芸能界には疎くて、それでもなぜか書こうと思ってしまいました。芸能界のルールとか特に知らないので、間違ってある所があれば教えて下さい。
④登場人物たちがボーカロイドという人達(?)が歌っている歌をカヴァーして歌います。歌のリクエストがあったら是非言って下さい!

こんな感じです。また増えるかもしれません。

こんな彩香が頑張って書きます。ボーカロイドに対する知識も芸能界に対する知識もあまりないので、間違ってる所があったら本当に教えて下さい!遠慮なんてナシでお願いします!
頑張りますので、こんな私を応援してくれる方々に本当に感謝します!

あと、オリキャラ募集してます!書き方は↓

名前 (漢字の場合読み仮名もお願いします)
性別 (女か男だけ)
年齢 (高校生、中学生ぐらいのなるべく若手で!事務所の大人もOK)
容姿 (髪の長さ、色、瞳の色などなるべく具体的に)
設定 (どんな生い立ちとか、何で芸能界に入ったとか)

↑をコピーして使って下さい。オリキャラを考えて下さった方には心から感謝します!

「一般人からアイドルへ〜私はボーカロイドを歌う」
登場人物>>1>>5
№1「急に始まったお仕事>>2
№2「歌…。授業以外で歌ったことないの」>>3
№3「一緒に登校」>>4

ボーカロイドの歌詞
ロミオとシンデレラ>>7
h右肩の蝶>>8
最後の女王>>9

〜来て下さった皆様〜
喇喇様(オリキャラまで考えて下さいました!>>5)

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Re: 一般人からアイドルへ〜私はボーカロイドを歌う〜(オリキャラ募 ( No.3 )
日時: 2010/04/03 09:45
名前: 彩香 (ID: F35/ckfZ)

№2「歌…。授業以外で歌ったことないの」

「どうしよう、私…」
「どうしたの?」
「音楽の授業以外で歌なんて歌ったことないんです」
「うそ!?『嵐』とか『ジャニーズ』興味ないの!?」
「知らないんです…」
「まぁ、歌は俺達も初めてだな」
「そう言われてみればそうだよね」
「ま、お前達も不安だろ?だから、これからボイトレ。ほら、さっさと行くぞ!」
金城さんって強引なんだよね。まぁ、そこがいいところかな?承認しざるを得ないっていうか…。逆らったら怖いんだよね。
そして赤のオープンカーという派手な車に乗せられた。

「おーい、さくら!テツ!こいつらだよ、連れてきたぞ!」
「お!誠か!んじゃ、俺は剛と咲夜担当なんでね。美麗はさくら」
「はぁ…」
出会っていきなり呼び捨てですか…。
「貴女が美麗ちゃんね?私は坂野さくら。美麗ちゃんの担当をすることになりました。宜しくね」
「はい、宜しくお願いします」
よかった、普通そうな人で。
「じゃあまずは『ロミオとシンデレラ』いきましょうか。まずは聴いて歌詞とメロディーを覚えてちょうだい」
「聴き取りづらい声ですね」
ロミオとシンデレラって…。普通ならロミオとジュリエットだよね。
「そうなのよね。まぁ、歌詞があるからそれを見て」
「はい」
『私の恋を悲劇のジュリエットにしないで 此処から連れ出して そんな気分よ』で始まった。
『パパとママにおやすみなさい せいぜい いい夢を見なさい 大人はもう寝る時間よ 咽返る魅惑のキャラメル 恥じらいの素足を絡める 今夜はどこまでいけるの』
凄く可愛い声…。こんな声で私が歌えるかしら…。
『噛みつかないで優しくして 苦いものはまだ嫌いなの ママの作るお菓子ばかり食べたせいね 知らないことがあるのならば知りたいと思う普通でしょ 全部見せてよ貴方にならば見せてあげる私の…』
リズムが速いな…。息継ぎが難しそう。
『ずっと恋しくてシンデレラ 制服だけで駆けて行くわ 魔法よ 時間を止めてよ 悪い人に邪魔されちゃうわ 逃げ出したいのジュリエット でもその名前で呼ばないで そうよね 結ばれなくちゃね そうじゃないと楽しくないわ ねぇ私と生きてくれる?』
恋なんてしたことないし…。上手に歌えるかな…。
「でね、あと『右肩の蝶』と『最後の王女』を毎日聞いて、明後日までに覚えてもらいたいんだけど…。いいかしら?」
「はい、頑張ります」
そして少し『右肩の蝶』と『最後の王女』を聴かせてもらった。
「家にレコーダーある?」
「いえ、ありませんけど…」
「じゃあ、これあげるわ。これ使って聞いてね」
アイポットとCDレコーダーをタダでもらった。
「あ、美麗ちゃん。今帰るとこ?一緒に帰ろうよ」
外にはもう二人が待っていた。
「有難うございます」
「…どっちだ?」
「こっちです」
「あ、ちょうど同じ方向じゃん!ちょうどいいね」
「そうなんですか」
そして5分ほど歩いた。
「私、ここです」
「うわ!同じアパート!」
「偶然だな」
「本当、偶然ですね。私204号室なんです」
「俺は202!」
「…203」
「お隣さんですね」
こんな偶然があるんですね。
「ここ、防音しっかりしてるしいいよ!」
「それは助かりますね。じゃあ、また明日」
「バイバーイ!」
奥井先輩はよく話しかけてくれる。宇和川先輩は口数が少なくて、今日の時点ではあまり会話をしていない。
「さ、聴かなきゃ」
そして、貰ったばかりのレコーダーに今日貰ったCDを入れて、ロミオとシンデレラだけ完璧に歌えるようになった。

Re: 一般人からアイドルへ〜私はボーカロイドを歌う〜(オリキャラ募 ( No.4 )
日時: 2010/04/03 10:11
名前: 彩香 (ID: F35/ckfZ)

№3「一緒に登校」

「おはよー!」
「あ、お早う御座います」
家から出るとちょうど奥井先輩と宇和川先輩が学校に行くところだった。
「一緒に行こうか」
「はい」
「昨日頑張ってたでしょ?」
「え…。聴こえましたか?」
「いや、そうじゃないけど。美麗ちゃんのことだから昨日は頑張ってたんじゃないかな〜。と思って」
「無理はしすぎるな。体に障る」
「はい。心配してくれて有難う御座います」
宇和川先輩が心配してくれるのは意外でした。
「…」
背中を向けて歩き出した。
「ははっ、咲夜先輩は『有難う』とか言われるのが苦手な人だからね」
「…剛」
低くて重みのある声がする。怒ってるのでしょうか?
「あ、すいません」
調子乗りすぎたかな?
「いや、別にいい…」
「…」
「俺さ、『右肩の蝶』好きなんだよね。だから早く歌えるようになって聴かせてよ」
「そんな、奥井先輩が満足するようになんて歌えないですよ」
「いいんだよ。やっぱ気持ちじゃない?」
「そうですね」
「俺ボカロ好きだから、『廃墟に降る花』最初から歌えた!」
「へぇ、そうなんですか」
「なんか冷たくない?」
咲夜先輩ほどじゃないけど口数少ないし。
「そうですか?」
「んー、気のせいかな?」
ほら、また言葉が少ない。
「…」
咲夜先輩と気があったりして…?なーんてないよね。咲夜先輩女の子に興味なさそうだし。
「着いたぞ」
「有難う御座いました。それではまた」
深々と礼をして教室に入って行った。
「いい子ですね」
「…あぁ」
「化粧もしてないし。自分を綺麗に見せようとしてない所が自然なんですかね?」
「…金城さんは美麗のそこを気に入ったんだろう」
「あぁ、そうですね」
そして、学校が終わるまで3人が会うことはなかった。

「美麗ちゃーん」
「あ、奥井先輩。少し待って下さいね」
そして鞄に荷物を入れた。そのスピードはかなりのものだった。
「早いね」
「結構急いだんで」
「あのさ、美麗って呼んでいい?」
「えぇ、構いませんよ」
「美麗…。美麗。綺麗な名前だね」
「そうですか」
「ミレイってどういう字?」
「美しいに、麗しいで美麗です」
「わ、漢字も綺麗」
でも習字が大変じゃない?特に「麗」が…。
「綺麗なのは名前だけですけどね」
「全然そんなことないよ。顔も綺麗」
「あ、何か恥ずかしいです」
そして宇和川先輩もちょくちょく交ざりながら会話をしてあっという間に事務所に着いた。
そして恒例というべきか、ド派手な赤のオープンカーに乗ってド派手なドリフトをかました。
そして、歌の練習が始まった。今日は歌えるようになった『ロミオとシンデレラ』を聴いてもらって好評だった。そして、耳にたこができるほど『右肩の蝶』を聴いて歌えるようになった。

Re: 一般人からアイドルへ〜私はボーカロイドを歌う〜(オリキャラ募 ( No.5 )
日時: 2010/04/03 10:45
名前: 喇喇 (ID: Zkr5nzN7)
参照:

名前 沙良禰 海悠(さらね みゆう)(漢字の場合読み仮名もお願いします)
性別 女(女か男だけ)
年齢 中学1年(高校生、中学生ぐらいのなるべく若手で!事務所の大人もOK)
容姿 真っ黒サラサラのセミロング、瞳の色は緑(髪の長さ、色、瞳の色などなるべく具体的に)
設定 日本人とフランス人のハーフ。だから肌が雪の様に白くて瞳も緑。しかし顔立ちは美人とは違く可愛い方。芸能界に入った理由は親達に勝手に決められた。(どんな生い立ちとか、何で芸能界に入ったとか)

↑をコピーして使って下さい。オリキャラを考えて下さった方には心から感謝します!

これを読んだ時、吹いてしまいました。
このオリキャラどうぞ使ってやってください!

Re: 一般人からアイドルへ〜私はボーカロイドを歌う〜(オリキャラ募 ( No.6 )
日時: 2010/04/03 15:14
名前: 彩香 (ID: F35/ckfZ)

喇喇様、有難う御座います!海悠ちゃん、可愛く可憐に書かせていただきます!
なるべく面白い感じで書こう!と思っていたので吹いてしまって有難う御座います!

Re: 一般人からアイドルへ〜私はボーカロイドを歌う〜(オリキャラ募 ( No.7 )
日時: 2010/04/03 15:28
名前: 彩香 (ID: F35/ckfZ)

ロミオとシンデレラ

私の恋を悲劇のジュリエットにしないで ここから連れ出して…そんな気分よ

パパとママに『おやすみなさい』せいぜい いい夢を見なさい 大人はもう寝る時間よ
咽返る魅惑のキャラメル 恥じらいの素足を絡める 今夜はどこまでいけるの?
噛みつかないで 優しくして 苦いものはまだ嫌いなの ママの作るお菓子ばかり
食べたせいね 知らないことがあるのならば『知りたい』と思う 普通でしょ?
全部 見せてよ あなたにならば見せてあげる私の…

ずっと恋しくてシンデレラ 制服だけで駆けて行くわ 魔法よ 時間を止めてよ
悪い人に邪魔されちゃうわ 逃げ出したいのジュリエット でもその名前で呼ばないで
そうよね 結ばれなくちゃね そうじゃないと楽しくないわ ねえ 私と生きてくれる?

背伸びをした長いマスカラ いい子になるよ きっと明日から 今だけ私を許して
黒いレースの境界線 守る人は今日はいません 超えたらどこまで行けるの?
噛みつくほどに 痛いほどに好きになってたのは私でしょ パパはでもね あなたのこと
嫌いみたい 『私のため』と差し出す手に握ってる それは首輪でしょ
連れ出してよ 私のロミオ 叱られるほど遠くへ…

鐘が鳴り響くシンデレラ ガラスの靴は置いて行くわ だからね 早く見つけてね
悪い夢に焦らされちゃうわ きっとあの子もそうだった『落とした』なんて嘘をついた
そうよね 私も同じよ だってもっと愛されたいわ ほら私はここにいるよ

私の心そっと覗いてみませんか?欲しいものだけが溢れかえっていませんか?
まだ別腹よ もっともっとぎゅっと詰め込んで いっそあなたの居場所までも
埋めてしまおうか でもそれじゃ意味ないの

大きな箱より 小さな箱に幸せはあるらしい どうしよ このままじゃ私は
あなたに嫌われちゃうわ でも私より欲張りなパパとママは今日も変わらず
そうよね 素直でいいのね 落としたのは金の斧でした 嘘つきすぎたシンデレラ
オオカミに食べられたらしい どうしよう このままじゃ私もいつかは食べられちゃうわ

その前に助けに来てね


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