二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 桜蘭高校ホスト部〜あなたに恋をしてしまった〜
- 日時: 2010/10/08 18:12
- 名前: 樹 (ID: zWHuaqmK)
ホストって書いてありますが、ヤバイ話ではないので楽しんで見て下さい。
登場人物
*小田切 季羅(おだぎり きら)
ホスト部で人気のイケメン君。でも実は女の子
で、部員にも女の子だという事を知らせていない。 高2。
*藤岡 ハルヒ
ホスト部に奨学特待生として入ってきたダサい男子 だったが、実はイケメン。ある事情でホスト部にな ってしまう。しかも実は女。高1。
*須王 環
ホスト部部長。自称『キング』。かなりハルヒがお 気に入り。ナルシスト。高2。
*鳳 鏡夜
ホスト部副部長。どす黒いオーラを出す。高2。
*常陸院 光
馨の双子の兄。ハルヒのクラスメイトで、ハルヒの 事が好き。高1。
*常陸院 馨
光の双子の弟。光より大人っぽいとこがある。高 1。
*埴之塚 光邦
カワイイ。でも、たまにコワいところがある。『ハ ニー先輩』というあだ名がある。高3。
*銛之塚 崇
光邦とともに育った。『モリ先輩』というあだ名が ある。無口。高3。
*猫澤 梅人
季羅の許婚。黒魔術部とホスト部をかけもちしてい る。高3。
第1話...>>1
- Re: 桜蘭高校ホスト部〜あなたに恋をしてしまった〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/08/13 23:19
- 名前: 樹 (ID: 2cRnojto)
1話
「季羅?どこにいるのだ?」
「何をしてるんだ。環。」
「ん、あぁ。鏡夜、季羅は見なかったか?」
「ああ。季羅なら、いつものとこだよ。」
「おぉ。季羅見つけたぞ。もうそろそろ開店する時間だから戻って来るのだ。」
「OK。もう少ししたら行くわ。」
また、始まるか。『ホスト部』が・・・。
季羅はそんな事を考えながら、ホスト部の活動場所へと向かった。
「ハルヒもよく働くようになったじゃん。」
「あ、季羅先輩。こんにちは。そういえば、季羅先輩を指名してる人がいましたよ?」
「お、まじ?ありがと教えてくれて。」
そして季羅はハルヒの指差す方向へと向かった。
指名した女性は常連客だった。
「季羅君。ごきげんよう。勉強している季羅くん、かっこよかったですわ。」
「ありがと。夕果姫。いつも見てくれてんだねっ。ありがと★」
そう言って季羅は、姫たちのハートをわしづかみにする。
そうして色々話していたら、活動終了の時間になる。
「・・・はぁ〜。疲れた・・・。」
欠伸をしていたら、飲み物が目の前に出てきた。
「お疲れ。季羅。お前のおかげでお金がバンバン入ってくるよ。」
「鏡夜か。別に金の為にやってないし。ってか飲み物もらうよ?」
そして鏡夜の持っている飲みものを飲んだ。おいしい。お茶だ。すると持っていたお茶が入っているコップが無くなっている。よく見たら鏡夜が持っていた。
「返してよ・・・。まだ飲み足りないんだけど?」
・・・と奪い返そうとした。その時だった。
ゴクゴク・・・。
「・・・へ?」
鏡夜が季羅の口をつけたお茶を飲んでいるのだ。確か他の部員は季羅が女だという事は知らないが、鏡夜は知ってるはず。
「・・・うまいな。このお茶。残りは季羅が飲め。」
「っ!!鏡夜、お前うちが女だって知ってるくせに・・・!!」
「あぁ。知ってるが?でもお前は男なんだろ?なら間接キスぐらい平気だろ?」
「///・・・っっ!!」
そう言って、いなくなった鏡夜。
その後も季羅はドキドキしていた・・・。
季羅は女として鏡夜に恋をしていたのだ・・・。
- Re: 桜蘭高校ホスト部〜あなたに恋をしてしまった〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/08/15 18:17
- 名前: 樹 (ID: 2cRnojto)
2話
あの日から鏡夜を見ていると、胸がドキドキする。
「・・・。季羅。俺に何か用か?」
「いや。別に無いけど・・・。」
うぅ。なんだろう。この感じ・・・?
「季羅君、ハルヒ君を弟のように可愛がってるって本当なんですの?」
「うん。本当だよ★」
「じゃあ、鏡夜様を愛してるって言うのは・・・?」
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・(強力モーター)
「おほほほほ・・・。」
「宝積寺さん?!」
「まさに今、季羅様は鏡夜様にゾッコン。つまり、BL!!ああ、イケメン2人が愛し合う・・・。何て素敵な話なんでしょう・・・。この宝積寺れんげ、ご飯5杯はいけますわ!!」
「・・・え?何BLって。うち、男なんだけど?てか何でうちと鏡夜な訳?」
しかも鏡夜はこっち見てるし・・・。恋なわけないじゃん。
変な事言わないでほしい・・・。
- Re: 桜蘭高校ホスト部〜あなたに恋をしてしまった〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/08/15 18:20
- 名前: 樹 (ID: 2cRnojto)
※2話の続き
(あ・・・。宝積寺さんがへんなこと言うから、鏡夜がこっちに来ちゃったじゃん!!)
「俺と季羅がどうしました?」
「あらっ。鏡夜様!鏡夜様は季羅様の事はどう思っていますの?」
(・・・なんかどーでも良くなってきた。)
「季羅の事をどう思ってるかって?そりゃ、ホスト部のいい部員ですよ。(にこっ)」
(絶対思ってない事を言ったよ。この人は・・・。)
「あらぁ。そうですの?鏡夜様は季羅様の事を恋としてではなく、部活仲間として見られてたわけなのですね。では、私達の勝手な想像だったのですわね。すみません。」
「いや。うちは気にしてないよ★何でうちと鏡夜だったのかは分からないけど・・・。」
「平気ですよ。どーせ、どこのどいつが変な噂でも流したんでしょう。」
(・・・双子の仕業か。)
「「だって〜、最近楽しい事無かったんだもん♪」」
「鏡夜、あんたも知ってたんなら教えてくれたって良かったんじゃないか?」
「何を、だ?」
「だから・・・。双子がそういう噂を流したって教えてくれたって良かったじゃん。」
「まあ、面白かったからいいじゃないか。」
「あのな・・・。」
(何を考えてるか分からない腹黒男め・・・。)
「・・・まあ、嫌ではなかったが。」
「ん?何か言った?今滅茶苦茶機嫌悪いから。黙っといてくれる?」
「・・・。チッ。」
(・・・舌打ちしやがった!うちが舌打ちしたら怒るのに・・・。)
すると季羅の近くに鏡夜がやって来た。怒ってる顔で近づいてきた。
「・・・。鏡夜?怒ってる・・・よね。」
(かなり近いんだけどこの距離・・・。)
すると、今でも近いのにもっと近づいてきた。
「きょ、鏡夜!?か、顔近いって!!!」
季羅が大きな声を出してしまった為、部員がこちらを見ているではないか。それでも鏡夜は構わずに顔を近づけてくる。
季羅の顔は真っ赤になるばかりだ。
「・・・覚悟はいいか?」
「・・・え?何の覚・・」
ごつっっっっ!!!!!
「いっったあぁぁぁ!!!!」
鏡夜が季羅に頭突きをくらわせたのだ。
「鏡夜!!めっちゃ痛いんだけど!!うちの頭凹んでない!?」
「まったく丈夫だ。何も問題は無い。お前が悪いんだぞ?そんな可愛い顔して俺を見つめてくるから。」
「見つめとらんわ!!!」
「「先輩〜。僕たちにはラブラブしてる様にしか見えないですよ〜。」」
「ラブラブしてないし・・・。禁断系は双子の役割でしょ。何でうちらがやんないといけない訳?」
「いやあ!見事にすばらしい『男同士のラブ』であったぞ!俺は感動した・・・。」
(まじでなんなの・・・。鏡夜は今どう思ってるのかな?うちと同じで環がウザイっていう気持ちかな?)
季羅は日にちが進むに連れて鏡夜が好きになっていたのである。本人は気づいていないが。
- Re: 桜蘭高校ホスト部〜あなたに恋をしてしまった〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/08/15 00:55
- 名前: 樹 (ID: 2cRnojto)
何か夢中で書いてたけど、この小説人気が無い・・・。
- Re: 桜蘭高校ホスト部〜あなたに恋をしてしまった〜 ( No.5 )
- 日時: 2010/08/15 18:46
- 名前: 樹 (ID: 2cRnojto)
3話
「いらっしゃいませ。」
「きゃあ〜〜!!今日は皆さん南国衣装なんですのね。」
夏。この日のホスト部は南国衣装を着ていた。
「環様、かっこいいですわ!」
「ありがとう。姫がそんな風に言ってくれるなんて。でも姫の方が何倍も輝いているよ・・・。」
(環って何て言うんだろ・・・。ウザイよね。)
「あら。季羅様は着ませんの?南国衣装。」
「あ—・・・。うん。ちょっとね着れないんだ。」
「そうですの・・・。」
(う〜。そりゃうちだって南国衣装着たかったよ!)
南国衣装を着てる期間は、この1週間だけ。
「でもうちは、姫たちと同じ制服を着てるほうがうれしいな。」
「季羅様・・・。」
*本日の部活終了
「季羅!!!何故お前は南国衣装を着なかったのだ!?ハルヒはともかくお前は男なのだから着なくちゃいけないのだぞ?」
「・・・ああ。ゴメン・・・。」
「皆さん、お茶を・・・」
「謝ってるひまがあるのなら着なさい!!」
ドンッ!!
お茶を運んでいるハルヒと暴れている環がぶつかった。
ハルヒの運んでたお茶は季羅にかかった。
「熱っっ!!」
「スミマセン、季羅先輩!!拭きます!」
「あ、いいって、大丈夫だから。」
そして今拭いてる所が季羅の胸で・・・。
ハルヒの手が止まった。
「「どしたの、ハルヒー??」」
「季羅先輩って女の人ですか?」
「・・・。(苦笑)」
「なぜ、そんな事を言うのだハルヒ??」
「え?いやだって、胸があるんですもん。」
「「「「「えぇ、胸ぇ!?!?!?」」」」」
(ヤバイ。こんな事でばれてしまうとは・・・。)
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