二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 伝説の勇者の伝説 Dalkmemory
- 日時: 2010/11/27 20:31
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
こんちわです(・ω・*)ノ
『ツバクロ&CCさくら』を書いてる花影です♪
☆コレを読むについてのごちゅーい
+伝勇伝とかまぢで嫌い
+花影とかまぢでだいっ嫌い
+荒らしLOVEです♪
上記に当てはまる方は回れ右してください!!
オリキャラ(本編の主人公)
セイト・ベールカ
魔眼、複写眼(アルファ・スティグマ)の持ち主。
ローランド出身。本編開始時は14歳。
黒髪に緑がかった黒目。背は低め。
その他のキャラは最初は引っ張ってくると思います。
それでわ本編を(・ω・*)ノ
+プロローグ+>>1
+第一章「英雄シオン様と愉快な仲間①」>>2
+第一章「英雄シオン様と愉快な仲間②」>>3
+第一章「英雄シオン様と愉快な仲間③」>>4
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- Re: 伝説の勇者の伝説 Dalkmemory ( No.2 )
- 日時: 2010/11/06 22:17
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
第一章「英雄シオン様と愉快な仲間①」
俺は生まれて初めての光景を目の前にしている。
「んむ。やはり団子はウィニット団子店だな」
金髪の女性──フェリスが団子をほおばりとても幸せそうな顔をしている。
しかし、その隣には黒髪の男──ライナがげんなりした顔でお勘定を見つめていた。
「おい・・。」
ライナがフェリスに呼びかけるが彼女はまったく気にしていない。
──フェリスさんって・・。
そんなセイトの表情を読み取ったライナは静かに首を横に振る。
──あぁ・・。ライナさんが少し可愛そうだ。
素でそう思ったセイトだった。
●
彼女がやっと満足したのは日が少し傾けられた頃だ。
「んむ。おばちゃん。これだけ持ち帰る用に包んでくれ」
団子を指差して頼むフェリスにライナは肩を落とす。
なにせよ、
──持ち帰りように追加注文て・・何個食べるんだろう。
「おい。行くぞ」
団子を包んでもらった風呂敷をライナに押し付け、彼女はずんずん歩いていく。
その後ろではライナがなきながらお勘定を払っていたのだった。
●
「へ〜。大きなお城」
ローランドの王城に着いたのは空が宵闇に包み込まれた時刻だった。
「は〜。疲れた」
ライナとフェリスはズカズカと門をくぐる。
門番達は全く気にしていないというよりかは、はぁ。と溜息を居ついているようだった。
「え?!ちょ。ライナさんフェリスさん?!」
さすがのセイトもライナたちを止めるが、
「ん?大丈夫。だいじょーぶ」
そういい、全く聞いてはくれなかった。
「さて」
二人はなにやら準備運動を始めると──
「急がんとおいてくからな!」
走り出した。
「えぇ?!」
いきなり走り出す二人に驚きつつ戸惑いつつも、セイトもついて行く。
「シオン!」
バン───!!
この城の長い廊下の一番奥の扉──多分シオン様の仕事部屋──をライナがはじきあけた。
「やあ。今日は到着がずいぶんと遅いじゃないか」
今のはまるで日常茶飯事だというように、ケロッとライナに話しかけるのは、部屋の一番奥に座る──『英雄王』ことシオン・アスタールだった。
「君達はもう少し静かに出来ないのか?」
苦笑しながらシオンは話しかけ、部屋を見渡す。
「ん?」
視線がセイトのところで止まる。
「彼は?」
今の質問はセイトではなく、ライナたちに向けられたものだった。
- Re: 伝説の勇者の伝説 Dalkmemory ( No.3 )
- 日時: 2010/11/08 09:56
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
第一章「英雄シオン様と愉快な仲間②」
「あぁ。こいつは──」
「セイトです。セイト・ベールカ」
セイトはライナの言葉の続きを答える。
──さすがに名前とかくらいは・・・
凛としたたずまいでシオンの目をはっきり見て言うセイトに、シオンは危害の心配は無いと踏んだのか質問を重ねる。
「君はなぜここに来たんだ?目的を聞かせてもらうよ」
「はい。あの、ライナさんたちは少し外に出てもらってもいいですか?」
さすがのライナたちもしぶしぶ外に出てゆく。
「じゃ。話してもらおうか」
●
「僕は、ローランド出身なんですが、ガスタークで育ちました。」
「うん」
シオンは深く追求しず、相槌をうつ。
「僕は・・・・・──声を上げずに聞いてほしいんですけど、『アルファ・スティグマ』保持者・・・・なんです」
「うん。それで目的は?」
ここも、大声を上げず、シオンは話を促す。
「僕を、ガスタークから守って欲しいんです。
彼らは、アルファ・スティグマ保持者を道具にしか思っていない・・・・!!」
セイトは拳に力が入る。
──あんな奴ら・・・・!!
「ようは、君を保護するのが僕達にして欲しいこと、なんだね。」
セイトの目を見て話すシオンは確認をし、それにセイトが答える。
「最後にひとつ。君、年齢は?」
「僕は14です」
そうか。と呟きシオンは扉に声をかける。
「だそうだよ。ライナ、フェリス。
君達は盗み聞き癖を治したらどうなんだい?」
「えぇ?!」
──聞かれてしまった・・・・。
そう、思った。彼らはどんな反応をするのだろう・・。
だが、その返答はセイトの想像とは全くの別だった。
「別に、アルファ・スティグマ持ちでもいいんじゃねぇの?」
扉にもたれかかったライナはうん。うん。とうなずきながら呟いている。
「確かに、道具としか見てない奴らもいるな」
全くの別の反応にセイトは驚愕を隠せない。
というか、盗み聞きしてることに気づいてたシオン様もどうかと思うが・・・・。
「あぁ。ライナたちはそれ位じゃ驚かないよ」
驚きの表情を読み取ったのか、シオンは笑いながら喋りかける。
「ほら」
シオンが目線で促し先にはライナが目をつぶっていた。
「はぁ・・人使いの荒い」
溜息をこぼして目を開くライナ。
その目には朱色の五芒星が浮き上がっていた。
「ね?」
シオンがこちらに笑顔を向けた。
- Re: 伝説の勇者の伝説 Dalkmemory ( No.4 )
- 日時: 2010/11/27 20:19
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
第一章「英雄シオン様と愉快な仲間③」
「たく…。」
ライナがため息をつきながら、椅子に座る。
ここは町の食堂だ。よく見れば、もう食事には遅い時刻だった。
「う?!この団子は少し甘すぎる」
セイトの隣ではフェリスが恐ろしい勢いで団子をほおばっている。
──胸焼けが…。
見ているだけで吐きそうな量だ。
「セイト君もなにか食べないかい?」
微笑みながらこちらに問いかけてくるのは、『英雄王』こと、シオン・アスタール様だ。
「あ、いえ・・・」
今の言葉は本心。隣であれだけ団子を食べられてると、食べたくはなくなってくる。
そう考え、げっそりとしたセイトに気づいたシオンも苦笑する。
まぁ、ライナは気にしていないようだが…。
「はぁ・・・」
食べ終わって、ライナがため息をついた。
フェリスが団子を包んでいたのだ。
「おい。ライナ」
フェリスが視線でライナを刺す。
変な汗を流して、ライナも立つ。
「はぁ・・。まだ食うのかよ」
ライナの声は宵闇に消えた。
「セイト様のお部屋はこちらです」
泊まるところがないといったセイトに、シオンは部屋を一室貸してくれた。
──とても優しい方だ。
さっさと寝巻きに着替え、ゴロンとベットに転がり天井を見つめる。
──これからどうしよう‥
考えをやめ、布団に包まるとすぐに睡魔が襲ってきた。
●
「おいっ。これに着替えろ」
バンッと、扉がはね開けられた。フェリスだ。
片手には、紫のローブが握られている。
「着替えたら、さっさと来い」
スタスタと歩いていくフェリスを、まだ重いまぶたを擦りながらセイトは見送るしかなかった。
- Re: 伝説の勇者の伝説 Dalkmemory ( No.5 )
- 日時: 2010/11/28 12:02
- 名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
来たよっ!
勇者伝は知らないけど、すごく面白いよ!!
頑張ってね☆
- Re: 伝説の勇者の伝説 Dalkmemory ( No.6 )
- 日時: 2010/12/02 09:07
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
コメ返
ユキナ>>
ゆっ…ユキナ!
来てくれてアリガトウ♪
風邪ひいてPC触れなかった…(((o(>□<;)o)))
こっちの小説は気分更新だから、たまにスレ見かけたら来てくれるだけでいいよ〜
更新がんばるね☆
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