二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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友って何?生死を越えた友情 八話 イナイレ 
日時: 2011/01/04 15:28
名前: 朝蛾 (ID: nvLkUcGh)

朝蛾といいます。
題名で友という言葉とおり「友達」という限界はどこなのかというのがテーマです。



あとここで宣伝なんですが、私がやってるもうひとつの「曲がった心」のほうもぜひ見てください。吹雪とアツヤの物語です・・・

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Re: 友って何?生死を越えた友情 一話 ( No.1 )
日時: 2010/12/09 14:12
名前: 朝蛾 (ID: nvLkUcGh)



プロローグ

今まで考えたことの無いことを考えるのは

とても難しいことだ。

勉強や言葉

でも一番大変なのは

形に無い何かだ

そう、俺はいまそのことを

ずっと問うているのだ

Re: 友って何?生死を越えた友情 一話 ( No.2 )
日時: 2010/12/09 16:03
名前: 朝蛾 (ID: nvLkUcGh)



 一話

「今日はここまでにしよう!」
鬼道が言うころには、西の空に太陽が沈みはじめていた。
「はーい皆さんおつかれさまです。」
そういってあそこでは音無がタオルを配っている。
「はい 風丸さん」
そういってタオルをわたされ顔をふく。

 FFIがおわりそれぞれの学校に帰り、いつもの雷門中に戻った俺たちはいつもと変わらない日常をおくっている。
「はい、おにいちゃん」
ふりかえると鬼道に音無がタオルを渡しているところだった。
その様子をなんとなく眺めていると鬼道と目があう。
「どうした風丸?」
「いや、仲良しだなぁと思ってさ」
肩をすくめてそういうと鬼道は
「お前には家族とかそういう話は聞いたことないな」
と俺に返事を返す。
そこでふと疑問をかんじた。何か大きな疑問だった。なんだろう?なにか鬼道がいったことが引っかかったのだ。
「風丸さん、どうしたんですか?」
不思議そうに音無がたずねる。我に返った俺は曖昧なへんじをした。

 「兄弟とかいないかもな」




「雷雷軒によってこうぜ!」
そう言い出したのは円堂だった。片付けが終わるころにはすっかりあたりが暗くなっていたしみんなへとへとだった。それでも円堂に賛成したのは食べ物があるところという店であるからだろう。
 でも俺はまだ鬼道の言葉が引っかかったままだった。家族。その言葉が俺の何かに引っかかったのだ。
なぜ?俺には家族が・・・・
「お願いします!」
中心の答えがでかかったときにいきなりその言葉が飛び込んできた。
「え?」顔をあげると向こうでひとりの少年が頭を下げていた。


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