二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鬼殺し【銀魂】
- 日時: 2010/12/12 12:27
- 名前: 胡蝶楓 (ID: I.inwBVK)
- 参照: http://ncode.syosetu.com/n8384o/
皆さんこんにちは!胡蝶楓です!
鬼殺し、どうぞお楽しみください!
また、血とか出てくるのであしからず。
- 判明 ( No.14 )
- 日時: 2010/12/14 17:27
- 名前: 胡蝶楓 (ID: I.inwBVK)
- 参照: http://ncode.syosetu.com/n8384o/
銀時の部屋に着いた土方達は呆然と立ち尽くしていた。
目の前には、銀時がとてつもない殺気をかもし出しながら冷たい目をし、銀時を抑えようとする隊士達を血まみれにしていった。
銀時は土方達の存在に気付き、剣先を土方達の方に向けていた。
新八は銀時の冷たい目と殺気で動けないでいた。
それは土方達もいっしょらしく、全く動けないでいた。
そんな中神楽が、
「銀ちゃん、やめるヨロシ!
また万事屋やるネ!」
新八は神楽に見習いながら、
「そうですよ銀さん!また三人で万事屋やりましょう!」
しかし、新八と神楽の言葉が無情にも銀時には届かず、銀時は 木刀を神楽と新八に降り下ろした。
「新八君!チャイナさん危ない!」
山崎が叫んだその時、
ガキィイン!
神楽と新八の前には桂と高杉が銀時を止めていた。
「桂さんと高杉さん……!!
なんで此処に?!」
「ククッ…懐かしい殺気がしたからなぁ。なあヅラぁ。」
高杉が桂に話をふった。
「ヅラじゃない!桂だ!
高杉!銀時を気絶させるぞ!」
二人はとてつもないコンビネーションでなんとか銀時を気絶させたのだった。
____________
新八達は銀時の部屋で高杉と桂と向かいあっていた。
「桂と高杉、礼を言う。」
近藤の言葉に桂が
「俺達はただ銀時を止めただけだ。」
その時、全く出番のなかった山崎が…………
「いや、あんたが俺の出番作ってくれなかったからじゃん!」
あ、そうだったね!
てへッ☆わすれてた☆
「忘れんなよ!」
………さて元に戻しましょう。
「旦那に射たれている薬って何ですか?」
山崎の言葉に新八が続いた。
「銀さんが桂さんか高杉さんに聞けば分かるって言ってたんです」
新八の言葉に桂がうなずきながら、
「銀時に射たれている薬はRADだと俺は思う。」
それに土方が驚きながら
「RADって最凶の精神崩壊剤………!!」
- 春雨 ( No.15 )
- 日時: 2010/12/14 17:28
- 名前: 胡蝶楓 (ID: I.inwBVK)
- 参照: http://ncode.syosetu.com/n8384o/
「RADって最凶の精神崩壊剤………!!」
土方の声が部屋に響き渡った。
それに、桂が
「そうだ。あの薬を飲んだら、自身の持っていた本来の力を蘇らせると共に、
精神を崩壊させ、死に至らせる。
銀時は、何とか抑えているが、このままじゃあ銀時は
死に至る。」
桂の言葉を聞き、神楽が涙ぐみながら、
「そんな・・・なんでヨ・・・なんで銀ちゃんがそんな事になるネ・・・!」
新八は、そんな、神楽の様子を見ながら
「そうです!銀さんが死ぬなんて・・・僕嫌です・・・」
新八が泣き崩れた。それに、土方が
「そう泣くな、チャイナと眼鏡。あいつがそんな簡単に死ぬほどやわじゃねぇのはお前らが一番知っているだろ。だからそう泣くな。」
そういうと、土方は桂と高杉の方に向き、薄く笑い、桂と高杉もそれに答えて、薄く笑った。
それに、神楽と新八が
「そうですよね。銀さんはそんな簡単に死にませんよね!」
「そうネ新八!銀ちゃんが元に戻ったら酢昆布を奢ってもらうネ!」
その様子を真選組4人と高杉、桂は優しく見守っていた。
少ししてから、高杉が
「一つだけ、銀時を完全に救ってやる方法がある。」
その言葉に、新八が
「銀さんを・・・完全に助ける方法?」
「ああ、RADの解毒剤を銀時に与える。ただし
それは、春雨の副団長の金庫の中にある。」
それに、土方が
「それってやばいんじゃねぇのか?どうやって解毒剤奪って来るんだ?」
それに桂が、
「それは、高杉に任せる。いいか、高杉。」
「ククッ・・・いいぜぇヅラぁ・・・
丁度、俺も春雨に目をつけていたからなぁ」
「ヅラじゃない!桂だ!何で春雨に目をつけているんだ?」
「ああ、春雨の団長が黒夜叉だと知ったからなぁ・・・」
「なっ・・・!」
2人の会話に、近藤が
「桂と高杉、黒夜叉って誰だ?」
その質問に桂が、
「俺達が、一番憎むべき存在の奴だ。」
「銀時が憎んでいてもおかしくねぇだろぉなぁ・・・」
それに、土方が
「おい、それってどう意味だ。
あと、ずっと気になっていたが、万事屋が屍を喰らう鬼とはどういうことだ?」
それに、桂が銀時を見ながら
「それは、あいつの過去を話さなければならないな。」
- 過去篇 屍を喰らう鬼 ( No.16 )
- 日時: 2010/12/14 17:33
- 名前: 胡蝶楓 (ID: I.inwBVK)
- 参照: http://ncode.syosetu.com/n8384o/
カァー
カァー
屍の山に一人の子供が屍の上で、握り飯を食べていた。
その時、子供の頭に長髪の男が大きな手をおき、クシャッとしながら
「屍を喰らう鬼が出ると聞いてみれば、君がそう?
またずいぶんと、かわいい鬼がいたのですねぇ。」
子供は男の手を払いのけ、警戒した。
そして、自分の身長より大きい刀をゆっくり鞘から出した
それを見ていた男は
「また、それも屍から取ったのですか?
童《わらじ》一人で屍の身ぐるみを剥ぎ、そうして自分を護ってきたのですね・・・
たいしたもんじゃあないですか。」
子供は警戒したままだったが、男は話を続けた
「だけど、もうそんな剣、もういりませんよ。」
子供は、少しだけ男のほうを見た。
「人に怯え、自分を護るためだけに振るって来た剣なんてもう捨てちゃいなさい。」
そういうと、自分の剣を取り、子供に、投げ渡した。
子供は、とてもびっくりしながら、よろめきながらも、受け取った
「くれて上げますよ。私の剣。そいつの本当の使い方が知りたければ、私についてくるといい。」
子供は、じっと、男の背中を見た。
「これからは敵を切るためではない。弱き己を斬るために。
己を護るのではない。己の魂を護るために」
子供は、男を信用したのか、男についていった。
- 桂と高杉 ( No.17 )
- 日時: 2010/12/14 17:34
- 名前: 胡蝶楓 (ID: I.inwBVK)
- 参照: http://ncode.syosetu.com/n8384o/
男はついてきた子供に優しく微笑んだ。
その時、思い付いたのか男が、
「まだ名前言ってませんでしたね。私は松陽。
君の名前は何ですか?」
しかし、子供は
「みんなから屍を喰らう鬼って言われてた。」
それに男が少し悲しそうに、
「そうだったのですか……」
その時男が思い付いたのか、
「銀時はどうでしょうか。」
子供は聞き返した。
「ぎんとき?」
男は優しく言った
「銀色の髪をなびかせ、時代を歩く。それで銀時です。どうでしょうか?」
「いやじゃない。」
その時、子供と男の前に
一軒の屋敷が、やって来た。
「あれって何?」
男は笑いながら
「あれは、私の私塾です。」
「私塾?」
「あなたの仲間も出来ますよ」
そのときだった。
「松陽先生〜!!」
紫のかかった髪をした少年と長髪の少年が走ってやって来た
銀時は、松陽の後ろに隠れた。
「銀時、隠れなくてもいいですよ。あの子達は、あなたの味方です。」
銀時は恐る恐る、松陽から離れた。
それを見た、紫のかかった髪をした少年と長髪の少年が
「松陽先生、そいつだれだ?」
松陽が、
「小太郎、晋助、銀時です。自己紹介しなさい。」
最初に桂が言った
「桂小太郎だ。銀時よろしく」
次に高杉が言った
「高杉晋助だ。」
銀時が
「ヅラと高杉?」
すると、桂が
「ヅラじゃない!桂だ!」
それに、銀時と高杉が笑い、松陽もつられて笑った。
- Re: 鬼殺し【銀魂】 ( No.18 )
- 日時: 2013/09/18 19:55
- 名前: せな (ID: Ouicm1PF)
私この物語好きです。なのでどうか、どうか最後まで書いてください。
私最後まで見まくりますから。
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