二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ジェンガ 【ボカロ曲小説化集】
日時: 2012/06/18 22:05
名前: 狂音 ◆BSxpeLzwWc (ID: HyhGJdk5)
参照: http://出来るか不安なのです……

はい、どうも

また一度、最初からやり直したいとあらぶってこれを作ってしまったスレ主ですよ

相変わらずの注意事項

*全部続くか分かりません
*荒らしは来ないで;;
*チェンメとか絶対止めて
*スレ主が嫌いな方はUターン
*駄作
*DA☆SA☆KU
*だ+さ+く
*=結局駄作

以上がおkな方はお進みくだせぇw


過去の完結作品 【曲名のみ】

*ココロ* 
*WORLD'S END UMBRELLA*
*魔女*



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Re:  WORLD'S END UMBRELLA 【ボカロ曲集】 ( No.15 )
日時: 2011/05/14 11:29
名前: 狂音 ◆BSxpeLzwWc (ID: yyQR4QTV)
参照: http://出来るか不安なのです……

生死騎士s>
どうも、ではありますが実は……初めましてではないんですよねぇ……
私は生死騎士sと話した記憶があるのですが……
その時は「夜坂」名義だったのでしょうかね?
まぁ、いいです
WORLD'S END UMBRELLAはやはり、私達の涙腺を緩ませる曲ですよね
素晴らしく良い曲だと思います
更新頑張っていくので冷たい目ではなく、せめて生暖かい目で見てやってください

Re:  WORLD'S END UMBRELLA 【ボカロ曲集】 ( No.16 )
日時: 2011/05/14 11:55
名前: 狂音 ◆BSxpeLzwWc (ID: yyQR4QTV)
参照: http://出来るか不安なのです……

 ACT 1

私達は太陽の存在は悪だと思っていた
「晴れ」という単語なんて、絵本の中だけだと思っていた
絵本の中には「晴れ」の日を憎む私達の祖先が描かれていた
だから、お母さんもお父さんも
「晴れっていうのは怪物なのよ」
って、繰り返し言っていた
私達はそれを深く信じ、太陽を忌み嫌っていた
そんな民族の子供の一人の私はとある事実を知ってしまった
それは、寂れた図書館にある一冊の本
表紙にはあの絵本でも見た、私達の祖先が陽にあたり苦しんでいる所
ペラリと私はそのホンの一ページ目を見た
そこには何もない
また一枚……。一枚……
どんどんとページをめくり、そして最後にページを見た
そこには私の見たことのない光景が絵として描かれていた
ページ中央には太陽らしきもの。そして、下には……これはなんだろうか?
とても綺麗だ。もしかしたら太陽の力でこうなっているのか?
私は命の危険よりも好奇心を優先した
だけど----
「一緒に行く人……いない。一人寂しい」
そう、誰も私以外に行く人が見当たらない
命が危ういとなれば一緒に行きたがる者もいないだろう
ガクリと私は肩を落とした
私はもう一度本の最後のページを開いた
やはり、美しい
「何だ、お前もその本見つけたのか」
私がその絵をじっと見つめていると横からトスンと言う音がして、隣には私の知っている男の子が座っていた
「シルク」
彼の名はシルク。
「よっ、ルイズ」
彼は私の名を呼び、少し微笑んだ
「シルク、お前もって……シルクもこれ知ってたの?」
「ああ、結構前に。最後のページが綺麗でさ。忘れられなかったんだよ」
ああ、同じだ。シルクも最後のページが忘れられなかったんだ
「そうだね……。とっても綺麗………見てみたくなっちゃうね」
私はボソリと呟いた
すると、私の声が聞こえていたようでシルクはニヤリと笑い、私の手を引っ張りながらこう言った
「なら、行こう! 僕らは太陽がある世界を見に行くんだ! そして、この本に見たもの全てを書き記す! そうすれば、太陽の素晴らしさがみんなに伝わるだろう」
そう言ってるシルクはいつもより輝かしくて
「うん」
私はこくりと頷いた

Re:  WORLD'S END UMBRELLA 【ボカロ曲集】 ( No.17 )
日時: 2011/05/21 16:04
名前: 狂音 ◆BSxpeLzwWc (ID: yyQR4QTV)
参照: http://出来るか不安なのです……

  ACT 2

雨は止まず、黒い雲が空を覆っている
「あの塔、あそこが此処の中心部」
私は村の真ん中にある大きな塔を指差した
雲の上にかかる大きな傘。これで私達を守っている
「あそこの傘の上に行けば、あの光景が見れるらしい。お婆ちゃんが生前に言ってた」
「じゃあ、行こう」
シルクは迷いもせずに塔に設置されている螺旋階段をカンカンと上っていく
「待って待って」
私も一生懸命にシルクの後についていく
何故か、今のシルクはいつもより頼りがいがあった
やっぱり、シルクは太陽が見たくてしょうがないんだ
私達は鼻歌交じりに螺旋階段を上り、一番上の地面がとても放れて見える場所へと着いた。目の前には大きな大きな扉
ギィッ
そんな音をたててドアは開いた
「真っ暗」
私がそういうと同じように「真っ暗」と帰ってきた
声がこだましてるんだ
「……ちょっと…………帰りたくなってきた」
そこは本当に真っ暗で少し親が恋しくなってくる程に怖かった
「大丈夫、俺がいる」
泣きそうだった私をシルクは優しく私の手を引いた
まるで慰めるかのように。少し、元気が出てきた
「うん」
私は泣いてはいないけど目をゴシゴシと擦り、シルクと一緒にまた歩き始めた

Re:  WORLD'S END UMBRELLA 【ボカロ曲集】 ( No.18 )
日時: 2011/11/17 17:27
名前: 夜坂 ◆jovT/9DNGM (ID: ilLKTbvz)

 ACT 3


やめて……。


何処かでそんな声が聞こえたような気がした私は振り返った。だけど、後ろにあるのは闇だけ。
(おかしいな?)
そう思いながらも私はシルクについていく。

「やめて! その先には行ってはいけない!」

今度ははっきりとその声が聞こえた。しかも、これはとても身近な人物の声。
「お母さん」
そう、私の母親。
「我が一族は其の先には——」
ばいばい。
戻る気はしない。何が起きるのかは分からないけど。あの太陽を見てみたい、あの太陽の下で大きく深呼吸をしてみたい。
それはシルクも同じだったようでぐんぐんと歩いていく。最後には全力で走っていた。お母さんが追いかけてくる。だけど、止まるわけにはいかないの。こんな娘で御免なさい。許してね



    ☆

その人影はもう追ってこなくて、疲れ果てた私達を待っていたのは一つの扉。
まだ、続くのだろうか? このような常闇が。
ぎぃっ。



















ああ、なんだ。これは



見たことの無い









「わぁ…………」






きれいなせかい。
あれはたいようね、とてもきれいであたたかい。
いろとりどりにさくのは「はな」っていうんでしょう?
わたし、しってるのよ。

















あ、苦しい。
だから、お母さんは私達を止めたんだ。



















































最後に残るのは優しそうに微笑む二人と、









————一輪の花。






                     END

Re: WORLD'S END UMBRELLA 【完結。次は魔女】 ( No.19 )
日時: 2011/11/19 14:54
名前: 夜坂 ◆jovT/9DNGM (ID: ilLKTbvz)

 ACT 0


昔々、あるところに一人の魔女がおったそうな。
彼女は多くの悪事をし、住人から穢れた存在と認識されたそうな。


というのは、あくまでも住人の想像に過ぎなかった。私は何もしていないのに、何も悪いことなんてしていないのに。


何故、誰も信じてくれないの?


この血族に生まれてしまったからなのか? 確かに魔術は使えるし、先祖はそれを使命として悪事を働いてきた。
私はそれが嫌で、何もしなかったのに



















































————それは、さらなる不幸を呼ぶのね。


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